JPH05191137A - 偏波面切換装置 - Google Patents
偏波面切換装置Info
- Publication number
- JPH05191137A JPH05191137A JP273792A JP273792A JPH05191137A JP H05191137 A JPH05191137 A JP H05191137A JP 273792 A JP273792 A JP 273792A JP 273792 A JP273792 A JP 273792A JP H05191137 A JPH05191137 A JP H05191137A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polarization plane
- switching device
- ratio
- plane switching
- microcomputer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 衛星放送電波の偏波(垂直または水平偏波)
に応じた受信アンテナの偏波面切り換えにおいて、復調
した映像信号から検出したC/N比を利用して最適位置
を見出す偏波面切換装置。 【構成】偏波面切換器22の回転中における〔搬送波電力
(C)/雑音電力(N)〕の比を、復調した映像信号か
らC/N比検出部1が検出し、これをマイコン27が監視
しつつ最大点を見出す。この最大点を示す位置に偏波面
切換器22をセットする
に応じた受信アンテナの偏波面切り換えにおいて、復調
した映像信号から検出したC/N比を利用して最適位置
を見出す偏波面切換装置。 【構成】偏波面切換器22の回転中における〔搬送波電力
(C)/雑音電力(N)〕の比を、復調した映像信号か
らC/N比検出部1が検出し、これをマイコン27が監視
しつつ最大点を見出す。この最大点を示す位置に偏波面
切換器22をセットする
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送電波の偏波
(垂直または水平偏波)に応じた受信アンテナの偏波面
切り換えにおいて、復調した映像信号から検出したC/
N比を利用して最適位置を見出すようにした偏波面切換
装置に関する。
(垂直または水平偏波)に応じた受信アンテナの偏波面
切り換えにおいて、復調した映像信号から検出したC/
N比を利用して最適位置を見出すようにした偏波面切換
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の偏波面切換装置を図2に基づき説
明する。図2において、21は受信アンテナ、22は偏波面
切換器、23は該偏波面切換器を駆動するモータ、24は周
波数変換するコンバータである。該モータ23を制御する
のがポラライザ制御部28であり、該ポラライザ制御部28
を制御するのがマイコン27である。衛星放送受信におい
ては、受信機等の操作を容易にするために予め、衛星及
び送信局ごとに対応させてアンテナの方位角、偏波面切
換器位置等を記憶する。このための操作をプリセット操
作という。以下、このプリセット操作での各ブロックの
作用を説明する。コンバータ24で周波数変換した受信信
号はチューナ/復調部25に入力する。該チューナ/復調
部25においては映像信号29を復調する他にAGC(自動
利得制御)電圧30を発生している。該AGC電圧30は偏
波器の位置により変わり、最適位置で極値(最大または
最小)となり、利得最小となる。極値が最大値である
か、最小値であるかはAGC回路の構成により異なる。
従って、モータ23により偏波面切換器22を駆動(回転)
する中で、該AGC電圧30が極値になる位置で駆動停止
すればその位置が偏波器として最適位置になる。このこ
とから、マイコン27がAGC電圧を監視し、ポラライザ
制御部28を制御して極値で停止することにより偏波器を
最適位置にセットすることができる。尚、A/D変換回
路26はかかるAGC電圧(アナログ)をディジタル信号
に変換するものである。メモリ31は最適位置を基準から
の角度のデータとして記憶する。プリセット操作終了以
降の通常操作では、この角度のデータをもとにプリセッ
ト操作時の位置を再現する。
明する。図2において、21は受信アンテナ、22は偏波面
切換器、23は該偏波面切換器を駆動するモータ、24は周
波数変換するコンバータである。該モータ23を制御する
のがポラライザ制御部28であり、該ポラライザ制御部28
を制御するのがマイコン27である。衛星放送受信におい
ては、受信機等の操作を容易にするために予め、衛星及
び送信局ごとに対応させてアンテナの方位角、偏波面切
換器位置等を記憶する。このための操作をプリセット操
作という。以下、このプリセット操作での各ブロックの
作用を説明する。コンバータ24で周波数変換した受信信
号はチューナ/復調部25に入力する。該チューナ/復調
部25においては映像信号29を復調する他にAGC(自動
利得制御)電圧30を発生している。該AGC電圧30は偏
波器の位置により変わり、最適位置で極値(最大または
最小)となり、利得最小となる。極値が最大値である
か、最小値であるかはAGC回路の構成により異なる。
従って、モータ23により偏波面切換器22を駆動(回転)
する中で、該AGC電圧30が極値になる位置で駆動停止
すればその位置が偏波器として最適位置になる。このこ
とから、マイコン27がAGC電圧を監視し、ポラライザ
制御部28を制御して極値で停止することにより偏波器を
最適位置にセットすることができる。尚、A/D変換回
路26はかかるAGC電圧(アナログ)をディジタル信号
に変換するものである。メモリ31は最適位置を基準から
の角度のデータとして記憶する。プリセット操作終了以
降の通常操作では、この角度のデータをもとにプリセッ
ト操作時の位置を再現する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図2における上記AG
C電圧による方法には以下の改善されるべき問題を含ん
でいる。即ち、AGC電圧の変化が直線的でなく、極値
付近では飽和状態になること、およびAGC電圧がドリ
フトすること等から必ずしも最適位置にならない場合が
ある。本発明は、AGC電圧を利用する代わりに、映像
信号から検出したC/N比をもって偏波面切換器の最適
位置を見出すようにした偏波面切換装置を提供すること
を目的とする。
C電圧による方法には以下の改善されるべき問題を含ん
でいる。即ち、AGC電圧の変化が直線的でなく、極値
付近では飽和状態になること、およびAGC電圧がドリ
フトすること等から必ずしも最適位置にならない場合が
ある。本発明は、AGC電圧を利用する代わりに、映像
信号から検出したC/N比をもって偏波面切換器の最適
位置を見出すようにした偏波面切換装置を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、マイコンより
の制御信号に応じてポラライザ制御部が衛星放送受信ア
ンテナに設けた偏波面切換器を最適位置にセットする偏
波面切換装置において、該衛星放送受信アンテナよりの
受信電波を復調して得た映像信号から〔搬送波電力
(C)/雑音電力(N)〕の比を検出するC/N比検出
部と、該C/N比をアナログ信号からディジタル信号に
変換するA/D変換回路とを具備し、該A/D変換回路
の出力を前記マイコンへ入力するようにした偏波面切換
装置を提供するものである。
の制御信号に応じてポラライザ制御部が衛星放送受信ア
ンテナに設けた偏波面切換器を最適位置にセットする偏
波面切換装置において、該衛星放送受信アンテナよりの
受信電波を復調して得た映像信号から〔搬送波電力
(C)/雑音電力(N)〕の比を検出するC/N比検出
部と、該C/N比をアナログ信号からディジタル信号に
変換するA/D変換回路とを具備し、該A/D変換回路
の出力を前記マイコンへ入力するようにした偏波面切換
装置を提供するものである。
【0005】
【作用】偏波面切換器の回転中におけるC/N比を、復
調した映像信号から検出し、これを監視しつつ最大点を
見出す。この最大点を示す位置に偏波面切換器をセット
する。
調した映像信号から検出し、これを監視しつつ最大点を
見出す。この最大点を示す位置に偏波面切換器をセット
する。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による偏波面切
換装置を説明する。図1は本発明による偏波面切換装置
の一実施例を示した要部ブロック図である。図におい
て、図1と同等のものは同一符号を付してあり、1はC
/N比検出部である。プリセット操作時の動作につき説
明する。偏波面切換器22はポラライザ制御部28およびマ
イコン27の制御下で駆動するモータ23により始点から徐
々に回転していく。チューナ/復調部25で選局、復調さ
れる映像信号は偏波面切換器22の回転とともに〔信号
(S)/雑音(N)〕比が変わる。C/N比検出部1
は、このS/N比からC/N比を類推する。これは一定
の換算法により可能である。該C/N比自体はアナログ
信号であるのでA/D変換回路26でディジタル信号に変
換してマイコン27へ入力する。マイコン27は、ディジタ
ル信号化されたC/N比を監視し、最大値を見出す。徐
々に増加してきた値がある点を境に減少に転じるので、
この境の値を最大値点として見出すことができる。マイ
コン27はかかる最大値点を通過したところで、偏波面切
換器22の現回転方向を反転して戻し、最大値を示す位置
で回転を停止させる。C/N比が最大値を示す所が偏波
器として最適位置となる。この最適位置は基準からの角
度のデータとしてメモリ31に記憶し、偏波面切換器22の
位置設定に関するプリセット操作は終了する。プリセッ
ト完了後の通常操作時の偏波面切換器22の位置設定は上
記記憶データをもとに上記位置が再現される。
換装置を説明する。図1は本発明による偏波面切換装置
の一実施例を示した要部ブロック図である。図におい
て、図1と同等のものは同一符号を付してあり、1はC
/N比検出部である。プリセット操作時の動作につき説
明する。偏波面切換器22はポラライザ制御部28およびマ
イコン27の制御下で駆動するモータ23により始点から徐
々に回転していく。チューナ/復調部25で選局、復調さ
れる映像信号は偏波面切換器22の回転とともに〔信号
(S)/雑音(N)〕比が変わる。C/N比検出部1
は、このS/N比からC/N比を類推する。これは一定
の換算法により可能である。該C/N比自体はアナログ
信号であるのでA/D変換回路26でディジタル信号に変
換してマイコン27へ入力する。マイコン27は、ディジタ
ル信号化されたC/N比を監視し、最大値を見出す。徐
々に増加してきた値がある点を境に減少に転じるので、
この境の値を最大値点として見出すことができる。マイ
コン27はかかる最大値点を通過したところで、偏波面切
換器22の現回転方向を反転して戻し、最大値を示す位置
で回転を停止させる。C/N比が最大値を示す所が偏波
器として最適位置となる。この最適位置は基準からの角
度のデータとしてメモリ31に記憶し、偏波面切換器22の
位置設定に関するプリセット操作は終了する。プリセッ
ト完了後の通常操作時の偏波面切換器22の位置設定は上
記記憶データをもとに上記位置が再現される。
【0007】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、偏
波面切換器の最適位置への自動設定において、従来のA
GC電圧変化を利用して回転制御する方法から、映像信
号より検出したC/N比を利用して回転制御する方法に
したのでAGC電圧の非直線性およびドリフト等による
影響がなくなり、位置設定の精度が向上する。
波面切換器の最適位置への自動設定において、従来のA
GC電圧変化を利用して回転制御する方法から、映像信
号より検出したC/N比を利用して回転制御する方法に
したのでAGC電圧の非直線性およびドリフト等による
影響がなくなり、位置設定の精度が向上する。
【図1】本発明による偏波面切換装置の一実施例を示す
要部ブロック図である。
要部ブロック図である。
【図2】従来の偏波面切換装置の一実施例を示す要部ブ
ロック図である。
ロック図である。
1 C/N比検出部 21 受信アンテナ 22 偏波面切換器 24 周波数コンバータ 25 チューナ/復調部 26 A/D変換回路 27 マイコン 28 ポラライザ制御部 31 メモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 マイコンよりの制御信号に応じてポララ
イザ制御部が衛星放送受信アンテナに設けた偏波面切換
器を最適位置にセットする偏波面切換装置において、該
衛星放送受信アンテナよりの受信電波を復調して得た映
像信号から〔搬送波電力(C)/雑音電力(N)〕の比
を検出するC/N比検出部と、該C/N比をアナログ信
号からディジタル信号に変換するA/D変換回路とを具
備し、該A/D変換回路の出力を前記マイコンへ入力す
るようにしたことを特徴とする偏波面切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP273792A JPH05191137A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 偏波面切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP273792A JPH05191137A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 偏波面切換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05191137A true JPH05191137A (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=11537654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP273792A Pending JPH05191137A (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | 偏波面切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05191137A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02194381A (ja) * | 1989-01-24 | 1990-07-31 | Fujitsu Ltd | 可動地球局のアンテナ設定装置 |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP273792A patent/JPH05191137A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02194381A (ja) * | 1989-01-24 | 1990-07-31 | Fujitsu Ltd | 可動地球局のアンテナ設定装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05191137A (ja) | 偏波面切換装置 | |
JPH0730824A (ja) | ディジタル放送受信機 | |
EP0173459B1 (en) | Receiver devices in satellite communication systems | |
JPH0786979A (ja) | Shf受信機 | |
JP3189309B2 (ja) | 衛星放送受信装置 | |
KR0180677B1 (ko) | 위성방송수신기의 편파 자동선택장치 및 방법 | |
JP2978175B2 (ja) | 衛星信号受信用アンテナの方向制御装置 | |
JP3100994B2 (ja) | 衛星放送受信機における受信レベル表示回路 | |
JPH09326967A (ja) | シグナルレベル表示装置 | |
JPH05211457A (ja) | 受信装置 | |
JPS63252020A (ja) | アンテナ監視装置 | |
JP2827581B2 (ja) | ディジタル受信機 | |
JPH024543Y2 (ja) | ||
JP3013911B2 (ja) | 衛星受信アンテナの制御装置 | |
JP2670275B2 (ja) | テレビジョン受信機 | |
JPS58137383A (ja) | テレビジヨン受像機のアンテナ制御装置 | |
JP3045138U (ja) | 出力切換機能を有するアナログ信号回路 | |
JP2003066129A (ja) | 追尾受信機 | |
JPS6341908U (ja) | ||
JPH0812241B2 (ja) | 捕捉追尾受信装置 | |
JPH0937163A (ja) | 車載用衛星放送受信機 | |
JPH0746043A (ja) | Fm復調回路システム | |
JPH07154779A (ja) | 衛星放送受信機 | |
JPS5843613A (ja) | ラジオ受信機 | |
JPS61123322A (ja) | Fm受信機 |