JP3189309B2 - 衛星放送受信装置 - Google Patents

衛星放送受信装置

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JP3189309B2 JP21206191A JP21206191A JP3189309B2 JP 3189309 B2 JP3189309 B2 JP 3189309B2 JP 21206191 A JP21206191 A JP 21206191A JP 21206191 A JP21206191 A JP 21206191A JP 3189309 B2 JP3189309 B2 JP 3189309B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はC/N値(受信キャリア
電力対雑音比)が低下したときにノイズリダクション処
理を行う衛星放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星放送の受信電力はBSアンテナの向
きやアンテナ径の他、気象条件(雨、雪等)によって大
きく左右される。そのため、現行の衛星放送受信装置に
はC/N値を検出する手段を設け、C/N値が低下した
ときにノイズリダクション処理を施すものがある。
【0003】具体的にはC/N値検出は図3に示す如く
電界強度がチューナユニットのAGC電圧に比例するこ
とを利用し、空チャンネルのAGC電圧値でノイズレベ
ルを検出し、このノイズレベルより現在の選局チャンネ
ルのノイズレベルを演算で求め、このノイズレベルと現
在の選局チャンネルのAGC電圧(キャリアレベル)と
を比較して行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
C/N値検出は空チャンネルを一時的に選局するため画
面に一瞬ミュートがかかるので、ユーザがC/N値表示
ボタン(アンテナレベルボタン)を選択したときしか行
うことができなかった。従って、C/N値の変化に応じ
て自動的にノイズリダクション処理を施すことができず
有効にノイズリダクション回路が活用されているとは言
えないのが現状である。
【0005】そこで、本発明は常にC/N値を検出し必
要に応じて自動的にノイズリダクション処理がなされる
衛星放送受信装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の衛星放送受信装置は、BSアンテナの受信信
号より所望チャンネルの放送信号をチューニングするチ
ューナユニットと、空チャンネル選択時の前記チューナ
ユニットのAGC電圧を基に各チャンネルのノイズレベ
ルを演算する演算回路と、この演算回路の演算結果を記
憶するメモリと、このメモリに記憶された現在の選択チ
ャンネルのノイズレベルと前記チューナユニットのAG
C電圧とを比較する比較回路と、この比較回路の比較結
果であるC/N値に基づきノイズリダクション処理をす
るか否か判別する判別回路とから成るものである。
【0007】
【作用】予めメモリに各チャンネル局のノイズレベルを
記憶し、選択されたチャンネル局のメモリ内のノイズレ
ベルと現在のAGC電圧、即ち、キャリアレベルとを比
較してC/N値を検出するため、常時C/N値に応じた
処理が可能である。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1及び図2には本発明の一実施例が示されてい
る。
【0009】図1には衛星放送受信装置の回路ブロック
図が示されている。図1において、12GHz程度のS
HF放送波はBSアンテナ1にて受信され、このBSア
ンテナ1で受信されたSHF帯の信号はコンバータ2に
て第1中間周波信号(1GHz程度のUHF帯の信号)
に周波数変換される。コンバータ2の第1中間周波信号
は同軸ケーブル3を介して室内のチューナユニット4の
チューナ5に供給される。
【0010】このチューナ5は発振周波数が可変可能な
発振器6と共にPLLループを構成し、発振器6の発振
周波数が視聴者の選局操作によるPLLコントロール信
号にて可変される。そして、チューナ5からはその選択
されたチャンネル局の放送信号(UHF信号)が第2中
間周波信号に変換されて得られる。チューナ5の第2中
間周波信号はバンドパスフィルタ7を介してアンプ8に
供給される。
【0011】このアンプ8の出力はAGC電圧検出回路
9に供給されてAGC電圧が形成され、このAGC電圧
がアンプ8にフィードバックされてアンプ8の出力が一
定となるようAGCがかけられる。このアンプ8の出力
はFM復調回路10にてFM復調され、このFM復調信
号が映像信号処理回路11に供給される。映像信号処理
回路11ではデエンファシス処理、エネルギー拡散処理
等がなされ、映像信号処理回路11の出力は2つの切換
スイッチSW1,SW2にてノイズリダクション回路12
を通るか否かが選択される。
【0012】一方、前記AGC電圧検出回路9のAGC
電圧は波形整形回路13にも導かれ、波形整形回路13
はAGC電圧の変化を強調等することで変化状態が明確
に認識されるよう波形整形する。この波形整形回路13
で波形整形されたAGC電圧はA/D変換器14を介し
て演算回路15と比較回路16の一方の入力端子とにそ
れぞれ導かれている。
【0013】演算回路15にはシステムコントローラ1
7からの駆動制御信号によって2箇所の空チャンネル
(−0.5chと16.5ch)のAGC電圧が入力され
る。このAGC電圧は空チャンネルのものであるためノ
イズレベルを示し、演算回路15は各チャンネルのノイ
ズレベルを直線近似計算によって求める。即ち、図2に
示すように−0.5chのAGC電圧ポイントと16.5
chのAGC電圧ポイントを結ぶ直線上における各チャ
ンネルのAGC電圧を計算より求め、各チャンネルのノ
イズレベルとしてメモリ18に書き込む。このメモリ1
8の書込み・読出し制御はシステムコントローラ17に
よって行われ、メモリ18の読出しデータは比較回路1
6の他方の入力端子に出力される。
【0014】比較回路16は2つの入力信号を比較し、
その差データ(C/N値)を判別回路19に出力する。
判別回路19は入力データ(C/N値)が一定値未満の
ときには映像信号がノイズリダクション回路12を通る
よう、又、入力データ(C/N値)が一定値以上のとき
には映像信号がノイズリダクション回路12をスルーす
るよう2つの切換スイッチSW1,SW2に切換制御信号
を出力する。
【0015】システムコントローラ17は上記の如く演
算回路15、メモリ18を制御すると共に視聴者の選局
操作に基づきPLLコントロール信号(選局信号)を発
振器6に出力する。又、システムコントローラ17には
パワーON/OFF検出回路20の検出出力が導かれて
おり、パワーON/OFF検出回路20はパワースイッ
チSW3のオン・オフにより電源回路21が電源供給を
行っているか否かを検出する。そして、電源オン状態で
電源のオフが選択されると、下記の作用で説明する如く
メモリ18内のノイズレベルの書き換え動作を行うよう
構成されている。さらに、システムコントローラ17に
はC/N値表示(アンテナレベル)ボタン21の出力が
導かれ、C/N値表示ボタン21が押下されると、メモ
リ18内のノイズレベルの書き換えを行うと共に更新さ
れたノイズレベルに基づくC/N値を画面表示する。
【0016】以下、上記構成の作用について説明する。
【0017】先ず、BSアンテナ1設定時にはC/N値
表示ボタン22を押下する。すると、システムコントロ
ーラ17がPLLコントロール信号を出力して空チャン
ネル(−0.5chと16.5ch)を選局して演算回路
15にはその際のAGC電圧(ノイズレベル)が入力さ
れる。そして、演算回路15によって各チャンネルのノ
イズレベルが計算され、この計算結果がメモリ18に書
き込まれる。
【0018】一方、空チャンネルの選局後には放送波の
あるチャンネルに選局され、この際のAGC電圧である
キャリアレベルが比較回路16に入力される。すると、
比較回路16にはメモリ18より選局チャンネルのノイ
ズレベルが読み出されて比較回路16よりC/N値が出
力され、画面にC/N値が表示される。そして、C/N
値表示ボタン22が押下状態では上記動作が繰り返さ
れ、C/N値が最も良い位置にBSアンテナ1を設置す
る。
【0019】BSアンテナ設置後にあって、電源スイッ
チSW3をオンし、所望のチャンネルを選局すると、シ
ステムコントローラ17がPLLコントロール信号を出
力してチューナ5が所望チャンネルの放送信号(第2中
間周波信号)を出力する。そして、放送信号はアンプ8
通過時にAGCがかけられ、AGC電圧(キャリアレベ
ル)が波形整形回路13、A/D変換器14を介して比
較回路16に入力される。比較回路16にはメモリ18
より読み出された現在の選局チャンネルのノイズレベル
が入力され、比較回路16は現在のC/N値を出力す
る。このC/N値は判別回路19に入力され、判別回路
19はC/N値が一定値以上であればノイズリダクショ
ン回路12をスルーするよう、又、C/N値が一定値未
満であればノイズリダクション回路12を通すよう切換
スイッチSW1,SW2を制御する。そして、ノイズレベ
ルはメモリ18に記憶され、キャリアレベルは受信中常
時検出され常にC/N値が検出されるため、必要に応じ
て自動的にノイズリダクション処理が行われる。
【0020】パワースイッチSW3がオフされると、パ
ワーON/OFF検出回路20にてシステムコントロー
ラ17にパワーオフが選択されたことが出力される。す
ると、システムコントローラ17はC/N値表示ボタン
22が押下されたときと同様に空チャンネル(−0.5
chと16.5ch)を順次選局してノイズレベルを示
すAGC電圧を演算回路15に取り込んで演算が実行さ
せる。そして、算出した各チャンネルのノイズレベルを
メモリ18に書き込ませることによってメモリ18のデ
ータを更新する。
【0021】従って、次回の受信ではこの更新されたノ
イズレベルによってC/N値が計算されるためかなり正
確なC/N値が得られる。尚、ノイズレベルはコンバー
タ2、同軸ケーブル3の特性に依存するため衛星放送受
信装置の設置後、大きく変化することはないが、コンバ
ータ2等の特性劣化等によって変化することが考えられ
る。
【0022】また、この実施例では電源のオフに連動し
てメモリ18の更新をするため、画面が一瞬ミュート状
態になることなくメモリ18の更新が行われる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、各チ
ャンネルのノイズレベルをメモリに記憶しておき、選局
チャンネルのノイズレベルと現在のキャリアレベルを示
すAGC電圧とを比較することによってC/N値を検出
し、このC/N値に基づきノイズリダクション処理をす
るよう構成したので、常にC/N値を検出でき必要に応
じて自動的にノイズリダクション処理が行われるという
効果を奏する。
【0024】また、電源のオフ時にメモリ内のノイズレ
ベルを更新したので、正確なC/N値が得られるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】衛星放送受信装置の回路ブロック図(実施
例)。
【図2】ノイズレベルとキャリアレベルの特性を示す図
(実施例)。
【図3】電界強度に対するAGC電圧の特性線図。
【符号の説明】
1…BSアンテナ、4…チューナユニット、15…演算
回路、16…比較回路、18…メモリ、19…判別回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 H04N 7/20 - 7/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 BSアンテナの受信信号より所望チャン
    ネル局の放送信号をチューニングするチューナユニット
    と、空チャンネル選択時の前記チューナユニットのAG
    C電圧を基に各チャンネルのノイズレベルを演算する演
    算回路と、この演算回路の演算結果を記憶するメモリ
    と、このメモリに記憶された現在の選択チャンネルのノ
    イズレベルと前記チューナユニットのAGC電圧とを比
    較する比較回路と、この比較回路の比較結果であるC/
    N値に基づきノイズリダクション処理をするか否か判別
    する判別回路とから成ることを特徴とする衛星放送受信
    装置。
  2. 【請求項2】 メモリに記憶する各チャンネルのノイズ
    レベルは電源のオフ時に空チャンネルへの選局動作をし
    て書き換えることを特徴とする請求項1に記載する衛星
    放送受信装置。
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