JPH051896A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPH051896A JPH051896A JP4112391A JP4112391A JPH051896A JP H051896 A JPH051896 A JP H051896A JP 4112391 A JP4112391 A JP 4112391A JP 4112391 A JP4112391 A JP 4112391A JP H051896 A JPH051896 A JP H051896A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- end plate
- inlet
- outlet
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0202—Header boxes having their inner space divided by partitions
- F28F9/0204—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions
- F28F9/0214—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions having only longitudinal partitions
Abstract
(57)【要約】
［目的］ タンクをチューブエレメントと別体に設ける
熱交換器において、タンクの仕切りのバイパス洩れの防
止と熱交換器の熱交換率の向上を図ると共に、併せてタ
ンクの小型化を可能とする。 ［構成］ タンク８の内側に向けて所定形状に曲折させ
たタンク側接続部３６とタンク８方向に曲折形成したエ
ンドプレート４のエンドプレート側接続部２８，３０と
を面接合により接続する。
熱交換器において、タンクの仕切りのバイパス洩れの防
止と熱交換器の熱交換率の向上を図ると共に、併せてタ
ンクの小型化を可能とする。 ［構成］ タンク８の内側に向けて所定形状に曲折させ
たタンク側接続部３６とタンク８方向に曲折形成したエ
ンドプレート４のエンドプレート側接続部２８，３０と
を面接合により接続する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、主に車両用空調装置
に用いられる熱交換器に関する。
に用いられる熱交換器に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、タンクの小型化を図るために、タ
ンクをチューブエレメントと別体にして設ける構造のも
のが開発されており、その一例が実開昭６３−１５４９
６２号公報に開示されている。
ンクをチューブエレメントと別体にして設ける構造のも
のが開発されており、その一例が実開昭６３−１５４９
６２号公報に開示されている。
【０００３】この先行技術においては、積層されたチュ
ーブエレメントの出入口にエンドプレートを挿入し、該
エンドプレートに設けた凹部内に入口タンクと出口タン
クとから成るタンクの接続部先端を挿入して該タンクを
エンドプレートに接続するようにしていた。
ーブエレメントの出入口にエンドプレートを挿入し、該
エンドプレートに設けた凹部内に入口タンクと出口タン
クとから成るタンクの接続部先端を挿入して該タンクを
エンドプレートに接続するようにしていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
行技術は、エンドプレートの凹部にタンクの接続部先端
を挿入するものであるが、その挿入時にタンクの仕切り
をなす入口タンクと出口タンクの接合面側の接続部先端
が押し込み方によってアンバランスになり、一方が他方
を押し出して、その押し出された側がういてしまうこと
があった。この状態でろう付けを行うと、押し出された
他方の接続部先端がエンドプレートにろう付けされない
ため、仕切りが適正に構成されず、タンク内にバイパス
洩れが発生してしまうという問題点があった。
行技術は、エンドプレートの凹部にタンクの接続部先端
を挿入するものであるが、その挿入時にタンクの仕切り
をなす入口タンクと出口タンクの接合面側の接続部先端
が押し込み方によってアンバランスになり、一方が他方
を押し出して、その押し出された側がういてしまうこと
があった。この状態でろう付けを行うと、押し出された
他方の接続部先端がエンドプレートにろう付けされない
ため、仕切りが適正に構成されず、タンク内にバイパス
洩れが発生してしまうという問題点があった。
【０００５】また、エンドプレートに設けられた中央の
凹部は、熱交換器のチューブエレメント側に向けて突き
出しているため、この突き出した部分が通風抵抗となっ
て、フィンがあっても該フィンの部分に空気が至らず、
熱交換率が低下するものであった。
凹部は、熱交換器のチューブエレメント側に向けて突き
出しているため、この突き出した部分が通風抵抗となっ
て、フィンがあっても該フィンの部分に空気が至らず、
熱交換率が低下するものであった。
【０００６】さらに、エンドプレートに設けられた両端
（サイド）の凹部は、一旦下方に突き出されて上方にＵ
ターンして形成されているから、その上方に向かうサイ
ドの部分が熱交換器の幅方向に突出し、熱交換器を少な
からず大きくしてしまう。
（サイド）の凹部は、一旦下方に突き出されて上方にＵ
ターンして形成されているから、その上方に向かうサイ
ドの部分が熱交換器の幅方向に突出し、熱交換器を少な
からず大きくしてしまう。
【０００７】そこで、この発明は上記問題点に鑑み、タ
ンクの仕切りのバイパス洩れの防止と熱交換器の熱交換
率の向上を図ると共に、タンクの小型化を実現する熱交
換器を提供することを目的とする。
ンクの仕切りのバイパス洩れの防止と熱交換器の熱交換
率の向上を図ると共に、タンクの小型化を実現する熱交
換器を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る熱交換器は、熱交換媒体通路を有す
るチューブエレメントとコルゲート状のフィンとを交互
に複数段積層し、積層されたチューブエレメントの出入
口をエンドプレートに挿入すると共に、該エンドプレー
ト上に出入口パイプを有するタンクを接続して成る熱交
換器において、前記タンクは、入口タンクと出口タンク
とにより構成され、該入口タンクと出口タンクの接続部
先端近傍を内部に向けて曲折してタンク側接続部を形成
すると共に、前記エンドプレートのタンクが接続される
長手方向略中央と長手方向両端部をタンク方向に向けて
曲折してエンドプレート側接続部を形成し、該エンドプ
レートのエンドプレート側接続部と前記タンクのタンク
側接続部とを面接合により接続するようにしたものであ
る。
に、この発明に係る熱交換器は、熱交換媒体通路を有す
るチューブエレメントとコルゲート状のフィンとを交互
に複数段積層し、積層されたチューブエレメントの出入
口をエンドプレートに挿入すると共に、該エンドプレー
ト上に出入口パイプを有するタンクを接続して成る熱交
換器において、前記タンクは、入口タンクと出口タンク
とにより構成され、該入口タンクと出口タンクの接続部
先端近傍を内部に向けて曲折してタンク側接続部を形成
すると共に、前記エンドプレートのタンクが接続される
長手方向略中央と長手方向両端部をタンク方向に向けて
曲折してエンドプレート側接続部を形成し、該エンドプ
レートのエンドプレート側接続部と前記タンクのタンク
側接続部とを面接合により接続するようにしたものであ
る。
【０００９】
【作用】したがって、エンドプレートのエンドプレート
側接続部とタンクのタンク側接続部が面接合によって接
続されるので、接続不良が少なくなり、タンクの仕切り
部分におけるバイパス洩れは回避される。
側接続部とタンクのタンク側接続部が面接合によって接
続されるので、接続不良が少なくなり、タンクの仕切り
部分におけるバイパス洩れは回避される。
【００１０】また、タンクのタンク側接続部とエンドプ
レートのエンドプレート側接続部とがタンクの内方に向
けて曲折されているので、エンドプレートからチューブ
エレメント側にかけて及びタンクの側方（熱交換器の幅
方向）には何も突出せず、もって熱交換率の向上とタン
クの小型化とが図られ、これらにより上記課題を解決す
ることができる。
レートのエンドプレート側接続部とがタンクの内方に向
けて曲折されているので、エンドプレートからチューブ
エレメント側にかけて及びタンクの側方（熱交換器の幅
方向）には何も突出せず、もって熱交換率の向上とタン
クの小型化とが図られ、これらにより上記課題を解決す
ることができる。
【００１１】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
る。
【００１２】図１において、熱交換器は、チューブエレ
メント１とコルゲート状のフィン２とを交互に複数段積
層すると共に、積層されたチューブエレメント１の一端
側にエンドプレート４を接続し、該エンドプレート４に
出入口パイプ６，６を有するタンク８を接続して組み付
けられている。
メント１とコルゲート状のフィン２とを交互に複数段積
層すると共に、積層されたチューブエレメント１の一端
側にエンドプレート４を接続し、該エンドプレート４に
出入口パイプ６，６を有するタンク８を接続して組み付
けられている。
【００１３】チューブエレメント１は、図２に詳しく示
されている成形プレート１０を２枚最中合わせに接合し
て構成される。
されている成形プレート１０を２枚最中合わせに接合し
て構成される。
【００１４】成形プレート１０は、略矩形状のもので、
長手方向の一端側に熱交換媒体の流出入口となる一対の
出入口形成用凹部１２，１４が形成されていると共に、
該出入口形成用凹部１２，１４の間から他端側に向けて
突条１６が延設され、該突条１６の周縁に前記出入口形
成用凹部１２，１４に通じる略Ｕ字状の熱交換媒体通路
形成用凹部１８が膨出形成されている。また、この成形
プレート１０の他端側には、チューブエレメント突当部
２０が外方に向けて突出形成されている。
長手方向の一端側に熱交換媒体の流出入口となる一対の
出入口形成用凹部１２，１４が形成されていると共に、
該出入口形成用凹部１２，１４の間から他端側に向けて
突条１６が延設され、該突条１６の周縁に前記出入口形
成用凹部１２，１４に通じる略Ｕ字状の熱交換媒体通路
形成用凹部１８が膨出形成されている。また、この成形
プレート１０の他端側には、チューブエレメント突当部
２０が外方に向けて突出形成されている。
【００１５】この成形プレート１０を周縁を合わせて２
枚最中合わせに接合することでチューブエレメント１が
構成され、その一端側では相対する出入口形成用凹部１
２，１４から一対の熱交換媒体の出入口２２，２４（図
３参照。）が構成されると共に、内部では相対する熱交
換媒体通路形成用凹部１８から略Ｕ字状の熱交換媒体通
路２６が構成され、前記出入口２２，２４は熱交換媒体
通路２６を介して連通するようになっている。
枚最中合わせに接合することでチューブエレメント１が
構成され、その一端側では相対する出入口形成用凹部１
２，１４から一対の熱交換媒体の出入口２２，２４（図
３参照。）が構成されると共に、内部では相対する熱交
換媒体通路形成用凹部１８から略Ｕ字状の熱交換媒体通
路２６が構成され、前記出入口２２，２４は熱交換媒体
通路２６を介して連通するようになっている。
【００１６】かかる構造のチューブエレメント１は、図
１に示されるように、隣接する各チューブエレメント突
当部２０を当接して複数段積層され、このチューブエレ
メント突当部２０の当接によって規定されるチューブエ
レメント間の空間と積層方向両端のチューブエレメント
の側方にフィン２を介挿および固定するようになってい
る。そして、この積層された各チューブエレメント１の
出入口２２，２４は、図３に示されるように、下記する
エンドプレート４のチューブエレメント挿入孔４ａに挿
入されて接続されるようになっている。
１に示されるように、隣接する各チューブエレメント突
当部２０を当接して複数段積層され、このチューブエレ
メント突当部２０の当接によって規定されるチューブエ
レメント間の空間と積層方向両端のチューブエレメント
の側方にフィン２を介挿および固定するようになってい
る。そして、この積層された各チューブエレメント１の
出入口２２，２４は、図３に示されるように、下記する
エンドプレート４のチューブエレメント挿入孔４ａに挿
入されて接続されるようになっている。
【００１７】エンドプレート４は、チューブエレメント
１の積層方向に長く延びた略矩形状のもので、下記する
タンク８が接続される長手方向略中央と長手方向両端部
に、タンク方向に向けて緩やかなカーブでエンドプレー
ト側接続部２８，３０が曲折形成されており、この一方
のエンドプレート側接続部２８はタンク８側に向けて山
状に突出形成されると共に、他方のエンドプレート側接
続部３０はエンドプレート４の両サイドにあってタンク
８側に向けて曲折され、両者共エンドプレート４の長手
方向両端に延びている。また、かかるエンドプレート４
のエンドプレート側接続部２８，３０の間には、積層さ
れたチューブエレメント１の出入口２２，２４を挿入す
るためのチューブエレメント挿入孔４ａが積層方向に所
定間隔隔てて複数穿設されている。
１の積層方向に長く延びた略矩形状のもので、下記する
タンク８が接続される長手方向略中央と長手方向両端部
に、タンク方向に向けて緩やかなカーブでエンドプレー
ト側接続部２８，３０が曲折形成されており、この一方
のエンドプレート側接続部２８はタンク８側に向けて山
状に突出形成されると共に、他方のエンドプレート側接
続部３０はエンドプレート４の両サイドにあってタンク
８側に向けて曲折され、両者共エンドプレート４の長手
方向両端に延びている。また、かかるエンドプレート４
のエンドプレート側接続部２８，３０の間には、積層さ
れたチューブエレメント１の出入口２２，２４を挿入す
るためのチューブエレメント挿入孔４ａが積層方向に所
定間隔隔てて複数穿設されている。
【００１８】タンク８は、図１および図３に示すよう
に、底面及び長手方向両端が開口された同一形状の入口
タンク（または出口タンク）３２と出口タンク（または
入口タンク）３４とを接合側方の一面で接合して構成さ
れ、この接合部分に入口タンク３２と出口タンク３４と
を仕切る仕切部３５が構成されるようになっている。
に、底面及び長手方向両端が開口された同一形状の入口
タンク（または出口タンク）３２と出口タンク（または
入口タンク）３４とを接合側方の一面で接合して構成さ
れ、この接合部分に入口タンク３２と出口タンク３４と
を仕切る仕切部３５が構成されるようになっている。
【００１９】入口タンク３２及び出口タンク３４は、所
定位置に熱交換媒体の出入口パイプ６が設けられている
と共に、接続部近傍（底面側の開口部周縁）に前記エン
ドプレート４に接続されるタンク側接続部３６が緩やか
なカーブで内部に向けて曲折形成されており、該タンク
側接続部３６とエンドプレート４のエンドプレート側接
続部２８，３０は、図３に示されるように、面接合によ
って接続されるようになっている。
定位置に熱交換媒体の出入口パイプ６が設けられている
と共に、接続部近傍（底面側の開口部周縁）に前記エン
ドプレート４に接続されるタンク側接続部３６が緩やか
なカーブで内部に向けて曲折形成されており、該タンク
側接続部３６とエンドプレート４のエンドプレート側接
続部２８，３０は、図３に示されるように、面接合によ
って接続されるようになっている。
【００２０】なお、このタンク８の両端の開口部は、キ
ャップ３８によって塞がれるようになっていると共に、
入口タンク３２及び出口タンク３４には、その適所に出
入口パイプ６，６が接続されている。
ャップ３８によって塞がれるようになっていると共に、
入口タンク３２及び出口タンク３４には、その適所に出
入口パイプ６，６が接続されている。
【００２１】上記構成における熱交換器は、一方の出入
口パイプ６から入口タンク３２に流入された熱交換媒体
が、積層されたチューブエレメント１の熱交換媒体通路
２６内を流れ、その間外部の空気との間で熱交換器をな
し、出口タンク３４に集められ、他方の出入口パイプ６
から外部に排出されるようになっている。
口パイプ６から入口タンク３２に流入された熱交換媒体
が、積層されたチューブエレメント１の熱交換媒体通路
２６内を流れ、その間外部の空気との間で熱交換器をな
し、出口タンク３４に集められ、他方の出入口パイプ６
から外部に排出されるようになっている。
【００２２】而して、この熱交換器にあっては、エンド
プレート４のエンドプレート側接続部２８，３０とタン
ク８のタンク側接続部３６とを面接合によって接続する
ようにしたので、仕切り部分及びタンク側方のろう付け
時におけるろう付けが確実に行なわれ、入口タンク３２
と出口タンク３４との間にバイパス洩れが発生せず、熱
交換器の信頼性を高めることができるようになってい
る。
プレート４のエンドプレート側接続部２８，３０とタン
ク８のタンク側接続部３６とを面接合によって接続する
ようにしたので、仕切り部分及びタンク側方のろう付け
時におけるろう付けが確実に行なわれ、入口タンク３２
と出口タンク３４との間にバイパス洩れが発生せず、熱
交換器の信頼性を高めることができるようになってい
る。
【００２３】また、エンドプレート４のエンドプレート
側接続部２８，３０をタンク側に向けて曲折形成してい
るので、エンドプレート４からチューブエレメント１側
（コア側）には何も突出せず、熱交換器のコア部分に従
来のような通風抵抗を生じさせることがなく、その結
果、熱交換器の熱交換率を従来よりも向上させることが
できる。
側接続部２８，３０をタンク側に向けて曲折形成してい
るので、エンドプレート４からチューブエレメント１側
（コア側）には何も突出せず、熱交換器のコア部分に従
来のような通風抵抗を生じさせることがなく、その結
果、熱交換器の熱交換率を従来よりも向上させることが
できる。
【００２４】さらに、タンク８の接続部先端近傍に形成
されたタンク側接続部３６をタンク内側に向けて曲折し
ているので、タンク８の側方には何も突出せず、そのた
めタンクの小型化を図ることが可能である。
されたタンク側接続部３６をタンク内側に向けて曲折し
ているので、タンク８の側方には何も突出せず、そのた
めタンクの小型化を図ることが可能である。
【００２５】また、タンク８とエンドプレート４との接
続が確実に行なわれるので、入口タンク３２と出口タン
ク３４とが接合されて成る仕切部３５の厚みを薄くする
ことができ（例えば切削により薄くする）、これによっ
てもタンクの小型化を図ることができる。
続が確実に行なわれるので、入口タンク３２と出口タン
ク３４とが接合されて成る仕切部３５の厚みを薄くする
ことができ（例えば切削により薄くする）、これによっ
てもタンクの小型化を図ることができる。
【００２６】なお、タンク８の入口タンク３２と出口タ
ンク３４との接合（位置決め）を容易且つ確実に行なう
方法の一例を図４乃至図６を参照して述べる。
ンク３４との接合（位置決め）を容易且つ確実に行なう
方法の一例を図４乃至図６を参照して述べる。
【００２７】図４において、入口タンク３２（出口タン
ク３４）の接合側となる側面の所定位置には、所定数の
嵌合突起４０と嵌合凹部４２とが設けられており、図５
及び図６に示すように、入口タンク３２と出口タンク３
４の接合時に各々相対する嵌合突起４０と嵌合凹部４２
とを嵌め合わせることで入口タンク３２と出口タンク３
４との接合（位置決め）を行うことができる。これによ
り、タンク８の組み付けが容易になされ、組み付け性の
向上を図ることが可能となる。
ク３４）の接合側となる側面の所定位置には、所定数の
嵌合突起４０と嵌合凹部４２とが設けられており、図５
及び図６に示すように、入口タンク３２と出口タンク３
４の接合時に各々相対する嵌合突起４０と嵌合凹部４２
とを嵌め合わせることで入口タンク３２と出口タンク３
４との接合（位置決め）を行うことができる。これによ
り、タンク８の組み付けが容易になされ、組み付け性の
向上を図ることが可能となる。
【００２８】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
タンクとエンドプレートとを面接合によって接続するよ
うにしたので、仕切り部分のろう付けを確実に行なうこ
とができ、そのため、仕切り部分におけるバイパス洩れ
を防止することができる。
タンクとエンドプレートとを面接合によって接続するよ
うにしたので、仕切り部分のろう付けを確実に行なうこ
とができ、そのため、仕切り部分におけるバイパス洩れ
を防止することができる。
【００２９】また、エンドプレートのエンドプレート側
接続部をタンク方向に向けて曲折形成したので、エンド
プレートから熱交換器のコア側には通風抵抗となるもの
は何も突出せず、その結果、熱交換器の熱交換率を従来
よりも向上させることができる。
接続部をタンク方向に向けて曲折形成したので、エンド
プレートから熱交換器のコア側には通風抵抗となるもの
は何も突出せず、その結果、熱交換器の熱交換率を従来
よりも向上させることができる。
【００３０】さらに、タンクの接続部先端近傍に形成さ
れるタンク側接続部をタンク内側に向けて曲折している
ので、タンクの側方には何も突出せず、そのためタンク
の小型化を図ることが可能である。
れるタンク側接続部をタンク内側に向けて曲折している
ので、タンクの側方には何も突出せず、そのためタンク
の小型化を図ることが可能である。
【図１】この発明の実施例に係る熱交換器の斜視図であ
る。
る。
【図２】チューブエレメントを構成する成形プレートの
斜視図である。
斜視図である。
【図３】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図４】入口タンク及び出口タンクの他の実施例を示す
図である。
図である。
【図５】同上に係る入口タンクと出口タンクとを接合し
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図６】図５のＢ−Ｂ線断面図である。
１ チューブエレメント ２ フィン ４ エンドプレート ６ 出入口パイプ ８ タンク １０ 成形プレート ２２，２４ 出入口 ２６ 熱交換媒体通路 ２８，３０ エンドプレート側接続部 ３２ 入口タンク ３４ 出口タンク ３５ 仕切部 ３６ タンク側接続部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 熱交換媒体通路を有するチューブエレメ
ントとコルゲート状のフィンとを交互に複数段積層し、
積層されたチューブエレメントの出入口をエンドプレー
トに挿入すると共に、該エンドプレート上に出入口パイ
プを有するタンクを接続して成る熱交換器において、前
記タンクは、入口タンクと出口タンクとにより構成さ
れ、該入口タンクと出口タンクの接続部先端近傍を内部
に向けて曲折してタンク側接続部を形成すると共に、前
記エンドプレートのタンクが接続される長手方向略中央
と長手方向両端部をタンク方向に向けて曲折してエンド
プレート側接続部を形成し、該エンドプレートのエンド
プレート側接続部と前記タンクのタンク側接続部とを面
接合により接続するようにしたことを特徴とする熱交換
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3041123A JP2864170B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3041123A JP2864170B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH051896A true JPH051896A (ja) | 1993-01-08 |
| JP2864170B2 JP2864170B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=12599675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3041123A Expired - Lifetime JP2864170B2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2864170B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2005300137A (ja) * | 2004-03-17 | 2005-10-27 | Showa Denko Kk | 熱交換器用ヘッダタンクおよび熱交換器 |
| JP2006519352A (ja) * | 2003-02-27 | 2006-08-24 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | 熱伝達装置 |
| US7392837B2 (en) | 1996-08-12 | 2008-07-01 | Calsonic Kansei Corporation | Integral-type heat exchanger |
| US8353330B2 (en) | 2007-11-02 | 2013-01-15 | Halla Climate Control Corp. | Heat exchanger |
| DE102014201264A1 (de) * | 2014-01-23 | 2015-07-23 | Mahle International Gmbh | Wärmeübertrager |
| EP2128548A3 (fr) * | 2002-06-04 | 2017-11-29 | Valeo Systèmes Thermiques | Echangeur de chaleur à collecteur et boîte collectrice, notamment pour véhicule automobile |
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1991
- 1991-02-13 JP JP3041123A patent/JP2864170B2/ja not_active Expired - Lifetime
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