JP2887449B2 - 積層型熱交換器 - Google Patents

積層型熱交換器

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JP2887449B2
JP2887449B2 JP11937395A JP11937395A JP2887449B2 JP 2887449 B2 JP2887449 B2 JP 2887449B2 JP 11937395 A JP11937395 A JP 11937395A JP 11937395 A JP11937395 A JP 11937395A JP 2887449 B2 JP2887449 B2 JP 2887449B2
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communication pipe
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邦彦 西下
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば車両用空調装
置の冷凍サイクル等に用いられるチューブエレメントと
フィンとを交互に複数段積層した積層型熱交換器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本願出願人によって開発が進められてい
るこの種の積層型熱交換器は、チューブエレメントをフ
ィンを介在して多数段に積層したものであって、このチ
ューブエレメントには、片側に一対のタンクが形成され
ている。このタンクはU字状の熱交換媒体通路によって
連通していると共に、隣り合うチューブエレメントを連
通孔を介して適宜連通させている。更に、このタンク間
に積層方向に延びる連通パイプが配されており、これに
よって連通パイプを介して所定のタンクに熱交換媒体が
導かれるようになっている。
【0003】また、チューブエレメントは、2枚の成形
プレートをその縁部に形成のろう付け代部と中央部に形
成の突条とで接合することにより構成されている。連通
パイプは、前記チューブエレメントとフィンとを積層し
て熱交換器のコアを形成した後に溝部に嵌め込まれ、熱
交換器のコアと共にろう付けされることで組付けられ
る。
【0004】そして、チューブエレメント50を構成す
る成形プレート51,51の溝部29,29内に配され
た連通パイプ28は、成形プレート51のろう付け代部
16にろう付けされることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の積層型熱交換器においては、図16に示される様
に、チューブエレメント50を構成する各々の成形プレ
ート51,51は、少なくとも連通パイプ28が接続す
るタンク8,9の周縁のろう付け代部16において、そ
の強度を増すため反接合側に曲折して成るフランジ17
が形成されたものとなっている。このため、ろう付け代
部16のフランジ17,17が連通パイプ28に当接す
るので、かかる成形プレート51,51同士を接合して
なるチューブエレメント50と連通パイプ28とを接合
した際に、ろう材のまわりが悪くてろう付け不良となっ
た時、図17に示される様に前記フランジ17,17と
連通パイプ28との間に略三角状の隙間Aが形成される
ことがある。
【0006】従って、図17の矢印で示される様に、水
(特に凝縮水)が前記フランジ17の端部と連通パイプ
28との隙間Aに浸入した場合には、前記隙間A内に水
が溜まったままの状態となりやすい。このため、かかる
水が凍結したり溶融したりすることを繰り返すことで、
チューブエレメント50又は連通パイプ28が毀損し、
熱交換媒体の漏洩を生ずるという不具合が考えられる。
【0007】また、前記隙間A内に溜まった水が上記の
ごとく凍結、溶融を繰り返さない場合でも、かかる水が
隙間A内に溜まったままの状態となることによりチュー
ブエレメント50や連通パイプ28が腐食するという不
具合も考えられる。
【0008】そこで、本願発明は、上記問題点に鑑み、
チューブエレメントと連通パイプとの間に水が溜まるの
を防止した積層型熱交換器を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】しかして、積層型熱交換
器は、2枚の成形プレートをろう付け代で接合して片側
に一対のタンクとこのタンクを連通する熱交換媒体通路
とを有するチューブエレメントを、フィンを介在して複
数段積層して、隣接する前記チューブエレメントを前記
タンクをもって適宜連通させると共に、前記一対のタン
ク間の溝部に配置されて所定のタンクと接続する連通パ
イプを介在することで熱交換媒体が流れる流路を形成し
てなるものであって、前記連通パイプが配置された一対
のタンク間の溝部を連通パイプの外径よりも大きな間隔
とすることで、連通パイプの周面をタンクの溝部側面と
非当接としている(請求項1)。
【0010】そして、積層型熱交換器は、連通パイプが
組付けられる一方側又は双方の成形プレートに、積層方
向に延びると共に連通パイプの外径と略同径の内周面を
有する保持部を設け、かかる保持部の内周面に連通パイ
プの周面を当接して保持することが望ましい(請求項
2)。
【0011】
【作用】従って、請求項1に記載の積層型熱交換器によ
れば、連通パイプはタンクの溝部側面と非当接としたこ
とにより一定の隙間が形成されたので、熱交換器のコア
をろう付けしても連通パイプの周面とタンクの溝部側面
とはろう付けされない。
【0012】そして、請求項2に記載の積層型熱交換器
によれば、連通パイプの一端側又は両端側が成形プレー
トの保持部に保持されるので、連通パイプはかかる保持
部を有する成形プレート間に架設されることとなる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0014】図1(a)、(b)に示される積層型熱交
換器1は、例えば、フィン2とチューブエレメント3
(3a,3b,3c,3d)とを交互に複数段積層し、
積層方向外側に熱交換媒体の入口部4及び出口部5が設
けられている例えば4パス方式のエバポレータである。
【0015】このうち、チューブエレメント3aは、図
2に示す2枚の成形プレート6,6を最中合わせに接合
して形成されるもので、片側に2つのタンク8,9と、
このタンク8,9を連通するU字状の熱交換媒体通路1
0とを有している。
【0016】成形プレート6は、アルミニウムを主原料
とする母体の表面にろう材のプレートをプレス又は塗布
して形成されたものである。この成形プレート6は、図
2に示される様に、一端部に下記する連通孔33を有す
る2つのタンク形成用膨出部11,12が形成されてい
ると共に、このタンク形成用膨出部11と12とを結ぶ
U字状の通路形成用膨出部13が形成されている。そし
て、タンク形成用膨出部11と12との間には、後述す
る連通パイプ28を配する溝部29が形成されている。
【0017】また、前記通路形成用膨出部13には、タ
ンク形成用膨出部11,12の間から成形プレート6,
6の他端近傍まで延びる突条14が形成されている。更
に、成形プレート6のタンク形成用膨出部11,12と
反対側端には、ろう付け前の組付時において、フィン2
の脱落を防止するための突片15が設けられている。更
にまた、前記タンク形成用膨出部11,12から通路形
成膨出部13までの外側にわたってろう付け代部16が
形成されていると共に、そのろう付け代部16の縁部が
成形プレート6の強度を高めるために反接合側に曲折さ
れることによりフランジ17が形成されている。そし
て、タンク形成用膨出部11,12は、通路形成用膨出
部13よりも大きく膨出形成されていると共に突条14
は成形プレート周縁のろう付け代部16と同一面上にな
る様に形成されている。
【0018】これにより、2つの成形プレート6,7が
ろう付け代16と突条14とで接合されることにより、
対向するタンク形成用膨出部11と12とによって間に
溝部29を有するタンク8,9が形成される。また、対
向する通路形成用膨出部13,13によって前記タンク
8と9とを連通するU字状の熱交換媒体通路10が構成
される。
【0019】チューブエレメント3bは、積層方向中央
より片側に寄った所定の位置に配されるもので、図3に
示す成形プレート18と図4に示す成形プレート19と
を接合して構成されており、タンク8と前記タンク9よ
りも拡大されたタンク9aとを有している。
【0020】成形プレート18は、基本形態及び材質に
おいて前記成形プレート6と共通であるが、タンク形成
用膨出部11と12との間には溝部29が形成されてお
らず、代わりにその部分には、連通パイプ28が組付け
られる組付け孔31と連通孔33とが形成されたタンク
形成用膨出部12aが長円状に膨出している。成形プレ
ート19も、基本形態及び材質において前記成形プレー
ト6と共通であるが、タンク形成用膨出部11と12と
の間には溝部29が形成されておらず、代わりに連通孔
33が形成されたタンク形成用膨出部12bが長円状に
膨出している。これにより、成形プレート18と19と
を接合した場合には、前記タンク8,熱交換媒体通路1
0の他タンク形成用膨出部12aと12bとより前記タ
ンク9aが形成される。
【0021】チューブエレメント3cは、積層方向の一
端に配されると共に出入口通路形成用膨出部7と接合す
ることにより入口通路44と出口通路45を形成するも
ので、図5に示す成形プレート20と図6に示す成形プ
レート21aとを接合して構成されており、タンク8,
9の半分の容量であるタンク8’と9’とを有してい
る。
【0022】成形プレート20の基本構成及び材質は、
成形プレート6と略同じであり、ただ溝部29a及びそ
の周縁において差異を有するだけある。この溝部29a
及びその周縁における成形プレート6との差異について
は後述する。成形プレート21は、タンク形成用膨出
部、通路形成用膨出部及び突条等を有しない平板状のも
のである。そして、かかる成形プレート21aは、出入
口部側に配される方においては、長手方向の一方端部側
に連通パイプ28が組付けられる組付け孔34とタンク
形成用膨出部12の連通孔32及び出入口通路形成用膨
出部7の出入口通路45側と接合時に連通する連通孔3
3とを有している。これにより、成形プレート20と2
1aとを接合した場合には、前記熱交換媒体通路10の
他、タンク形成用膨出部11、12と成形プレート21
の平面部分より前記タンク8’、9’が形成される。
【0023】チューブエレメント3dは、積層方向のう
ちチューブエレメント3cとは反対側に配されるもの
で、タンク8,9の半分の容量であるタンク8’と9’
とを有し、成形プレート20が用いられている点では、
チューブエレメント3cとは同様であるが、成形プレー
ト21aの代わりに連通孔32、33を有しない平らな
成形プレート21aが用いられている。
【0024】しかるに、上記チューブエレメント3a,
3b,3c,3dを積層して積層型熱交換器1を組付け
ると、積層方向に延びる第1及び第2の2つのタンク群
40,41が形成される。一方の拡大されたタンク9a
を含む一方のタンク群40は、積層方向のほぼ中央に位
置する仕切部42により区切られたタンク群40a,4
0bにより構成されているが、各々のタンク群40a,
bはタンク形成用膨出部11,12に形成された連通孔
33を介して連通している。他方のタンク群41は仕切
られることなく連通孔33を介して連通したタンク群4
1a,41bにより構成されている。
【0025】そして、この積層型熱交換器1は、26個
のチューブエレメント3a、3b、3c、3dで積層さ
れるもので、このうち拡大されたタンク9aを有するチ
ューブエレメント3bは、下記する出入口部4,5が形
成された端部から数えて21個目に介在されている。ま
た、仕切部42は出入口部4,5が形成された端部から
数えて13個目と14個目のチューブエレメント3a,
3aが接合する部分に配されている。ここで、仕切部4
2は、接合される成形プレートの一方に連通孔を形成
ないことで構成しても、連通孔33を盲板で閉塞する構
成としても良い。
【0026】また、入口部4及び出口部5がタンタ9a
から遠く離れた方の端部側に配されている。かかる入口
部4及び出口部5は、出入口通路形成用プレート7をチ
ューブエレメント3cに外側から積層することによりチ
ューブエレメント3cの長手方向中程からタンク側にか
けて入口通路44と出口通路45とを形成し、この出入
口通路形成用プレート7に図示しない膨張弁を接続する
ための接続プレート22を設けて構成されている。
【0027】このうち入口通路34とタンク9aを有す
るタンク群40aとは、その間に配置されたチューブエ
レメント3aの溝部29に配される連通パイプ28によ
って連通可能に接続されている。他方のタンク群40b
と出口通路45とはチューブエレメント3cに形成され
た連通孔33を介して連通している。
【0028】しかるに、図7に示される様に、入口部4
から入口通路44を介して流入された熱交換媒体は、連
通パイプ28を通ってタンク9aに流入した後、連通孔
33にてタンク群40aに広がり、そして、熱交換媒体
通路10を通ってタンク群41aに流れ込み、連通孔3
3を介してタンク群41bに送られる。更に、熱交換媒
体通路10を通ってタンク群40bに流れ込んだ後、出
入口通路45を通って出口部5から流出する。このた
め、熱交換媒体の熱は、熱交換媒体通路10を流れる過
程において、フィン2に伝達され、フィン間を通過する
空気と熱交換される。
【0029】ところで、成形プレート6,6を最中合わ
せに接合した場合には、上述したチューブエレメント3
aが形成されると共に、このチューブエレメント3aの
タンク8と9との間には、溝部29が存することとな
る。この溝部29は、図8に示される様にそのタンク
8,9間の寸法が連通パイプ28の外径よりも大きくな
っていると共に、チューブエレメント3aの長手方向、
即ち突条14側に窪んだものとなっている。これによ
り、連通パイプ28の両端をチューブエレメント3bの
組付け孔31とチューブエレメント3cの組付け孔32
に挿入してチューブエレメント3aの溝部29に配した
場合には、適宜な隙間(例えば0,3mm以上の隙間)
が形成されて連通パイプ28の周面とタンク8,9の溝
部29の側面とを非当接にすることができる。
【0030】よって、タンク8,9が上方に位置する様
にして熱交換器のコアを炉中ろう付けした場合には、チ
ューブエレメント3aと連通パイプ28とはその隙間に
よりろう付けがされない。従って、チューブエレメント
3aと連通パイプ28との間にろう付け不良により略三
角状の隙間が生ずるのを防止できる。
【0031】また、成形プレート18と19とを最中合
わせに接合した場合には上述したチューブエレメント3
bが構成されると共に、タンク8と拡大されたタンク9
aとが形成される。このうち拡大されたタンク9aは、
組付け孔31の周縁部において図9及び図10に示され
るように積層方向内側に保持部46が延設されている。
この保持部46は、連通パイプ28の外周と接する内周
面を有するもので、この実施例では熱交換通路10と反
対側が開口し、その内周面が連通パイプ28の外径と略
同径の寸法を有した円弧状の突起形状をなしている。
尚、かかる保持部46は、熱交換媒体通路10側から連
通パイプ28を嵌め込める様に断面が連通パイプ28の
半円以下の円弧状の突起としても良い。
【0032】更に、成形プレート20と21とを最中合
わせに接合した場合には、上述したチューブエレメント
3cが構成されるが、図11及び図12に示す様に、成
形プレート20の溝部29aは連通パイプ28の外径と
略同じ寸法となっている。そして、かかる溝部29aの
周縁部から積層方向内側に保持部47が延設されてい
る。この保持部47も、保持部46と同様に連通パイプ
28の外周と接する内周面を有するもので、この実施例
では熱交換通路10と反対側が開口し、その内周面が連
通パイプ28の外径と略同径の寸法を有した円弧状の突
起形状をなしている。尚、かかる保持部47は、熱交換
媒体通路10側から連通パイプ28を嵌め込める様に断
面が連通パイプ28の半円以下の円弧状の突起としても
良い。
【0033】このため、連通パイプ28の端部を組付け
孔31、32に挿入した場合には、各組付け孔31,3
2の周縁部から延設された保持部46、47の内周面に
連通パイプ28の端部近傍の周面が当接して保持され
る。よって、連通パイプ28の周面がチューブエレメン
ト3aにろう付けされて保持されなくても強固に連通パ
イプ28を保持できることとなる。
【0034】尚、上記の実施例において組付け孔31、
32の周縁部の双方から保持部46,47が延設される
としたが必ずしもこれに限定されず、連通パイプ28を
強固に保持できるのであればいずれか一方にのみ保持部
を設けるようにしても良い。
【0035】また、出入口部側のチューブエレメント3
cは、図2に示される成形プレート6と図13に示され
る成形プレート21’とを接合して構成されるものであ
っても良い。このうち、成形プレート21’は、基本構
成において前記成形プレート21と同様であるが、図1
3に示される様に連通パイプ28が組付けられる組付け
孔32の周縁部から保持部47’が積層方向内側に延設
されている。この保持部47’も、保持部47と同様に
連通パイプ28の外径と略同径の円弧状の内周面を有す
る円弧状の突起が積層方向に延びることで形成されてい
る。他方の成形プレート6は、図2を用いて既に説明し
たものである。
【0036】従って、成形プレート6と成形プレート2
1’とを最中合わせに接合した場合には図14及び図1
5に示される様に成形プレート6の連通パイプ28の外
径よりも大きい溝部29の間に成形プレート21’の保
持部47’が突設することとなる。これにより、保持部
47’の内周面に連通パイプ28の端部近傍の周面を当
接して保持できる。尚、かかる保持部47’の内周面
も、熱交換媒体通路10側から連通パイプ28を嵌め込
める様に断面が連通パイプ28の半円以下の円弧状とし
ても良い。
【0037】
【発明の効果】以上の様に、請求項1に記載の積層型熱
交換器によれば、連通パイプの周面とチューブエレメン
トのタンクの溝部側面とは非当接なのでろう付けが行わ
れない。このため、連通パイプとチューブエレメントの
タンクとにろう付け不良が生じて三角状の隙間が形成さ
れ水が溜まることがなく、連通パイプが破損したり腐食
したりするのを防止できる。
【0038】また、請求項2に記載の積層型熱交換器に
よれば、連通パイプの挿入されるチューブエレメントに
該連通パイプの周面が当接する保持部が設けられている
ので、連通パイプの周面がチューブエレメントの溝部側
面とろう付けされなくても強固に連通パイプを保持っで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、この発明の第1の実施例に係る
積層型熱交換器の全体構成を示した正面図、図1(b)
は同上の積層型熱交換器の全体構成を示した底面図であ
る。
【図2】図2は、同上の積層型熱交換器の主要部を成す
連通パイプよりも大きな溝部を有する成形プレートを示
した説明図である。
【図3】図3は、膨出したタンクを形成するチューブエ
レメントを構成する成形プレートの一方を示した説明図
である。
【図4】図4は、膨出したタンクを形成するチューブエ
レメントを構成する成形プレートの他方を示した説明図
である。
【図5】図5は、積層方向の出入口部側の端部に配され
るチューブエレメントを構成する成形プレートの一方を
示した説明図である。
【図6】図6(a)は、積層方向の出入口部側の端部に
配されるチューブエレメントを構成する成形プレートの
他方を示した説明図であり、図6(b)は、積層方向の
うち出入口部とは反対側の端部に配されるチューブエレ
メントを構成する成形プレートのうちの他方を示した説
明図である。
【図7】図7は、同上の積層型熱交換器の熱交換媒体の
流れを示した説明図である。
【図8】図8は、同上の積層型熱交換器の主要部を構成
するチューブエレメントのタンク側部分を示した説明図
である。
【図9】図9は、膨出したタンクを有するチューブエレ
メントのタンク側部分を示した説明図である。
【図10】図10は、同上のチューブエレメントの断面
図である。
【図11】図11は、積層方向の出入口部側の端部に配
されるチューブエレメントのタンク側部分を示した説明
図である。
【図12】図12は、同上のチューブエレメントの断面
図である。
【図13】図13は、図6に示される成形プレートの変
形例を示した説明図である。
【図14】図14は、図11に示されるチューブエレメ
ントの変形例を示した説明図である。
【図15】図15は、同上のチューブエレメントの断面
図である。
【図16】従来の積層型熱交換器の成形プレートを2枚
接合してチューブエレメントを構成すると共に、その溝
部に連通パイプを配した状態を示した要部拡大図であ
る。
【図17】上記チューブエレメントが連通パイプとろう
付け不良となった状態を示した説明図である。
【符号の説明】
1 積層型熱交換器 2 フィン 3a チューブエレメント 3b チューブエレメント 3c チューブエレメント 3d チューブエレメント 6 成形プレート 8 タンク 8’ タンク 9 タンク 9a 拡大されたタンク 9’ タンク 10 熱交換媒体通路 16 ろう付け代部 18 成形プレート 19 成形プレート 20 成形プレート21a 成形プレート 21b 成形プレート 28 連通パイプ 29 溝部 31 組付け孔 32 組付け孔 33 連通孔 46 保持部 47 保持部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の成形プレートをろう付け代部で接
    合して片側に一対のタンクとこのタンクを連通する熱交
    換媒体通路とを有するチューブエレメントを、フィンを
    介在して複数段積層して、隣接する前記チューブエレメ
    ントを前記タンクをもって適宜連通させると共に、前記
    一対のタンク間の溝部に配置されて所定のタンクと接続
    する連通パイプを介在することで熱交換媒体が流れる流
    路を形成してなる積層型熱交換器において、 前記連通パイプが配置された一対のタンク間の溝部を連
    通パイプの外径よりも大きな間隔とすることで、連通パ
    イプの周面をタンクの溝部側面と非当接にしたことを特
    徴とする積層型熱交換器。
  2. 【請求項2】 連通パイプが組付けられる一方又は双方
    の成形プレートに、積層方向に延びると共に連通パイプ
    の外径と略同径の内周面を有する保持部を設け、かかる
    保持部の内周面に連通パイプの周面を当接して保持する
    ことを特徴とする請求項1に記載の積層型熱交換器。
JP11937395A 1994-10-27 1995-04-20 積層型熱交換器 Expired - Lifetime JP2887449B2 (ja)

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US08/548,740 US5649592A (en) 1994-10-27 1995-10-26 Laminated heat exchanger
DE19541121A DE19541121C2 (de) 1994-10-27 1995-10-26 Lamellen-Wärmetauscher

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JP11937395A Expired - Lifetime JP2887449B2 (ja) 1994-10-27 1995-04-20 積層型熱交換器

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JPH08291991A (ja) 1996-11-05

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