JPH05189097A - 記憶装置の保守方式 - Google Patents

記憶装置の保守方式

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Publication number
JPH05189097A
JPH05189097A JP4003408A JP340892A JPH05189097A JP H05189097 A JPH05189097 A JP H05189097A JP 4003408 A JP4003408 A JP 4003408A JP 340892 A JP340892 A JP 340892A JP H05189097 A JPH05189097 A JP H05189097A
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JP
Japan
Prior art keywords
battery
storage device
replacement work
management
replacement
Prior art date
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Pending
Application number
JP4003408A
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English (en)
Inventor
Osamu Omoto
修 大本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源切断時において記憶データを保持するた
めのバッテリィを有するバッテリィバックアップ機能付
き記憶装置において、バッテリィの定期交換作業を人的
管理作業に頼らないで自動的に行える保守方式を得るこ
とを目的としている。 【構成】 バッテリィの定期交換作業が行われた場合、
保守員は中央処理装置01で動作する管理ソフトウエア
を起動し、次のバッテリィの定期交換作業日等を管理部
12の所定エリアに記録する。次に、システム立ち上げ
時にOSはバッテリィ交換管理情報の読み出し指示を記
憶装置02に指示し、記憶装置02の制御部50は管理
部12からバッテリィ交換作業予定日等を報告する。O
Sはシステム運用日とバッテリィ交換作業予定日とを比
較し、一致した場合にはバッテリィの定期交換作業を保
守員に指示するために、バッテリィ交換指示メッセージ
をコンソールに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バッテリィバックアッ
プ機能付き記憶装置の保守方式に関し、特に、バッテリ
ィの定期交換作業を人的管理作業に頼らないで行える記
憶装置のバッテリィの保守方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバッテリィバックアップ
機能付き記憶装置は、商用電源の供給が断たれた場合に
おいても、メモリ部で記憶するデータを消滅させないた
めに商用電源に代わる電源としてバッテリィを備えてい
る。
【0003】従って、従来の記憶装置のバッテリィは、
一時的な商用電源の切断時(いわゆる瞬断)や、システ
ム運用の終了によるシステム電源の切断時においてバッ
テリィが動作するようになっていた。
【0004】ところで、この種の記憶装置で使用するバ
ッテリィの寿命は通常2〜3年であるが、バッテリィの
劣化が進むと、バッテリィの出力が低下し、メモリ部の
データが消滅する危険がある。そこで、従来からバッテ
リィの劣化状態はバッテリィ自身が検出できるようにな
っているとともに、通常は記憶装置がバッテリィ劣化状
態を検出すると、その旨を上位装置に報告し、それによ
り保守作業がなされるように考慮されていた。
【0005】ところがバッテリィの劣化状態を検出する
ためには、通常バッテリィが動作・使用されて初めて検
出されるので、バッテリィが動作・使用されなければ、
その状態を検出することができない。従って、従来の記
憶装置のバッテリィは、システム運用の終了によるシス
テム電源の切断時等においてバッテリィが動作するよう
になっていたので、記憶装置が自らのバッテリィの劣化
状態を上位装置に報告し、それにより保守作業を行って
もらおうとしても、その時にはシステムは既に停止中と
なっているために、実際にはその報告は意味を持たない
という課題があった。
【0006】そのために、従来のバッテリィの定期交換
作業は結局人的作業に頼らざるを得ず、バッテリィの交
換日時をその都度記録用紙に記録・管理しておき、交換
作業が必要な時期を人が判断してバッテリィの定期交換
作業を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した通り従来の記
憶装置では、バッテリィの定期交換作業を人の管理に頼
っていたために、人的ミスによりバッテリィの劣化が進
んでも交換されず、メモリ部のデータが消滅したり、管
理に大変工数を費やすといった課題があった。
【0008】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたものであり、従って本発明の目的は、バッテ
リィの定期交換作業を人的管理作業に頼らないで自動的
に行える記憶装置のバッテリィの新規な保守方式を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る記憶装置の保守方式は、記憶装置を構
成する各部への電源供給を商用電源からバッテリィに切
り替える制御を行う電源制御手段と、バッテリィ交換管
理情報を記憶するバッテリィ交換情報記憶手段と、前記
中央処理装置からのバッテリィ交換情報読み出し指示を
認識しバッテリィ交換情報を前記中央処理装置に報告す
るバッテリィ交換情報報告手段とを有する記憶装置によ
り実現され、バッテリィの定期交換の必要時期の表示が
自動化されたことを特徴とする。
【0010】
【作用】従って、本発明に係る記憶装置の保守方式によ
れば、バッテリィの定期交換作業が必要となる時期が自
動的に表示されるので、人的ミスによりバッテリィの劣
化が進んでも交換されずメモリ部のデータを消滅させた
り、管理に大変工数を費やすといったことがなくなり、
確実な定期交換作業ができるようになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明をその好ましい一実施例につい
て図面を参照しながら具体的に説明する。
【0012】図1は本発明に係る記憶装置の保守方式の
一実施例を示す情報処理システムのブロック構成図であ
る。
【0013】図1において、本発明の情報処理システム
は、中央処理装置01と、バッテリィバックアップ機能
付き記憶装置02とから構成されている。
【0014】記憶装置02は、半導体記憶素子から構成
され、データを記憶するメモリ部10と、商用電源の供
給がなされない場合においてメモリ部10のデータ等の
情報を保持することを主な目的とするバッテリィ部20
と、商用電源の切断を検出し、記憶装置02を構成する
各部への電源供給を商用電源からバッテリィに切り替え
る制御を行う電源制御部30と、中央処理装置01から
のバッテリィ部20に対するバッテリィ交換管理情報の
読み出し指示を初めとして中央処理装置01と記憶装置
02とのインタフェースをとるインタフェース部40
と、記憶装置02全体の制御を行う制御部50とから構
成されている。
【0015】メモリ部10はデータを記憶するデータ部
11と、バッテリィ交換日時等の管理情報を記憶する管
理部12とから構成されている。
【0016】次に本発明の動作について説明する。上記
の通り構成される本発明の情報処理システムにおいて、
記憶装置02は、システム運用中は商用電源により電源
供給がなされている。従って、システム運用中はバッテ
リィ部20は動作していない。しかし、このような状態
で何等かの原因で商用電源の供給が遮断されると、電源
制御部30は記憶装置02の各部に対する電源供給をバ
ッテリィ部20に切り換える。
【0017】バッテリィの寿命は通常2〜3年である
が、バッテリィの劣化が進と、バッテリィの出力が低下
し、メモリ部10のデータが消滅する危険があるので、
普通は2年でバッテリィの定期交換作業を行う。バッテ
リィの交換作業を行う場合には、商用電源が電源供給さ
れている状態で行う。従って、メモリ部10のデータを
消失することなくバッテリィを交換することが可能であ
る。
【0018】バッテリィの定期交換作業が行われた場
合、従来はバッテリィ交換管理情報を人的管理に頼って
いたが、本発明の保守方式では、バッテリィ交換管理情
報を自動化するために、保守員は中央処理装置01で動
作する管理ソフトウエアを起動し、管理ソフトウエアが
バッテリィ交換管理情報記録指示命令を記憶装置02に
出力する。
【0019】該命令はインタフェース部40により解読
され、インタフェース部40は制御部50にバッテリィ
交換管理情報の記録を指示する。制御部50は該指示に
従い管理ソフトウエアから指示されたバッテリィ交換管
理情報、例えば次のバッテリィの定期交換作業日等を管
理部12の所定エリアに記録する。
【0020】なお、記憶装置02の電源供給は通常商用
電源あるいはバッテリィ部20によりなされ、メモリ部
10のデータ部11及び管理部12に記憶されるデータ
は消失することなく保持される。
【0021】また、管理部12に記憶されたバッテリィ
交換管理情報は以下のように使用される。すなわち、シ
ステムの運用時に、通常はシステム立ち上げ処理におい
て、中央処理装置01で動作するOS(オペレーティン
グ・システム)はバッテリィの定期交換作業が必要か否
かを判断するためにバッテリィ交換管理情報の読み出し
指示を記憶装置02に指示する。バッテリィ交換管理情
報の読み出し指示を受信した記憶装置02のインタフェ
ース部40は、制御部50に対して管理部12に記憶さ
れたバッテリィ交換管理情報の次のバッテリィ交換日時
の読み出しを指示する。制御部50は管理部12からバ
ッテリィ交換管理情報を読み出し、インタフェース部4
0を介して中央処理装置01に次のバッテリィ交換作業
予定日時等のバッテリィ交換管理情報を報告する。
【0022】記憶装置02よりバッテリィ交換管理情報
を受信した中央処理装置01上のOSは、システム運用
日とバッテリィ交換作業予定日とを比較し、バッテリィ
の定期交換作業が必要か否かを判断する。すなわち、シ
ステム運用日とバッテリィ交換作業予定日とが一致した
場合にはバッテリィの定期交換作業を保守員に指示する
ために、バッテリィ交換指示メッセージをコンソールに
表示する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記憶装置
の保守方式によれば、システム運用日と記憶装置のメモ
リ部に記憶されたバッテリィ交換作業予定日とを比較
し、一致した場合にはバッテリィの定期交換作業を保守
員に指示するメッセージが自動的に表示されるので、人
的ミスによりメモリ部のデータを消滅させたり、管理に
大変工数を費やすと言ったことがなくなり、確実な定期
交換作業ができるようになるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す記憶装置のブロック構
成図である。
【符号の説明】
01…中央処理装置 02…バッテリィバックアップ機能付き記憶装置 10…メモリ部 11…データ部 12…管理部 20…バッテリィ部 30…電源制御部 40…インタフェース部 50…制御部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と、電源切断時において記
    憶データを保持するためのバッテリィを有するバッテリ
    ィバックアップ機能付き記憶装置とを有する情報処理シ
    ステムにおいて、 前記記憶装置は、記憶装置を構成する各部への電源供給
    を商用電源からバッテリィに切り替えるための制御を行
    う電源制御手段と、バッテリィ交換管理情報を記憶する
    バッテリィ交換情報記憶手段と、前記中央処理装置から
    のバッテリィ交換管理情報読み出し指示を認識しバッテ
    リィ交換管理情報を前記中央処理装置に報告するバッテ
    リィ交換情報報告手段とを有し、 前記中央処理装置で動作するOSによりバッテリィの定
    期交換時期が自動的に表示されることを特徴とする記憶
    装置の保守方式。
JP4003408A 1992-01-10 1992-01-10 記憶装置の保守方式 Pending JPH05189097A (ja)

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