JPH05188A - 往復式電気かみそり - Google Patents

往復式電気かみそり

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JPH05188A
JPH05188A JP3152767A JP15276791A JPH05188A JP H05188 A JPH05188 A JP H05188A JP 3152767 A JP3152767 A JP 3152767A JP 15276791 A JP15276791 A JP 15276791A JP H05188 A JPH05188 A JP H05188A
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JP
Japan
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skin
heads
blade
cutter
body section
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JP3152767A
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JP3081022B2 (ja
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Hiroyuki Kameoka
浩幸 亀岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二つの刃ヘッドの間隔を肌に合わせることが
できて肌に良く追従する。 【構成】 二つの刃ヘッド1,1を備えるとともに、両
刃ヘッド1,1は互いに接近離反する方向において互い
に逆方向に傾動自在に支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は往復式電気かみそり、特
に近接配置された二つの刃ヘッドを備えている往復式電
気かみそりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、往復式電気かみそりに複数個の刃
ヘッドを設けたものが提供されている。このタイプのも
のでは、同時に複数箇所の髭を剃ることができるのであ
るが、反面、肌との接触点が多点となるために、刃ヘッ
ドが単一の場合と同様に、外刃の取り付けに遊びを持た
せることで上下動が可能となるようにしただけでは、肌
に対する追従性が悪く、刃ヘッドを複数個設けた意味が
なくなりやすい。
【0003】このために、特開昭62−227395公
報においては二つの刃ヘッドが一体的に回転するように
したものが提案されている。両刃ヘッドが回転すること
で、常に両刃ヘッドが肌に接触するようにしているわけ
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合にお
いても、刃ヘッドだけをみれば個々に上下動を行えるよ
うになっているだけなので、複数の刃ヘッドによる肌の
絞り出し効果や深剃り効果を十分に引き出すことができ
ないし、肌の性質は使用者によって千差万別であるにも
かかわらず、刃ヘッドの間隔がほぼ一定に設定されてい
るために、使用者によっては刃ヘッド間への肌の入り込
みが大きくて刺激を感じたり、逆に肌の入り込みが小さ
くて髭の導入が悪くなったり、肌に当てた感じがゴツゴ
ツしたものとなる等の不満をもつことになる。
【0005】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは二つの刃ヘッドが肌に
良く追従して良好な髭剃りを行うことができる往復式電
気かみそりを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、二つ
の刃ヘッドを備えるとともに、両刃ヘッドは互いに接近
離反する方向において互いに逆方向に傾動自在に支持さ
れていることに特徴を有している。本発明によれば、刃
ヘッドの傾動によって両刃ヘッドの間隔を使用者の肌の
性質に合わせることができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、この往復式電気かみそりは、二つの刃ヘッド1,
1が平行並列に配設されたものとなっている。ここにお
ける各刃ヘッド1は、図2に示すように、矩形枠状のキ
ャリア10にアーチ状に屈曲させた外刃12を取り付け
たものとして構成されており、矩形枠状の保持枠15の
内部に収められた上で、フレーム18を介して本体2に
取り付けられている。
【0008】上記キャリア10は、その長手方向の両端
面に夫々左右に並ぶ一対の係止孔11を備えて、これら
係止孔11に保持枠15の両端内面に設けられたピン1
62が係合することで保持枠15に取り付けられたもの
となっている。一方、保持枠15は、フレーム18の両
端内壁に設けられた係止凹部180に両端のフック17
を係止させることでフレーム18に取り付けられるとと
もに、押釦部が設けられているフック17を押し込むこ
とによってフレーム18から容易に取り外すことができ
るようにされたもので、その両端部には夫々二対のピン
162が設けられているのであるが、左右に並ぶ一対の
ピン162のうち、中央側に位置する方は保持枠15に
形成された上下に平行に並ぶ左右二対の弾性片160,
160の各先端部をつないでいる連結部161に設けら
れたものとなっている。中央側に位置するピン162が
上下に動き得るようになっているものである。また連結
部161の中央には図4に示すように軸方向にスライド
自在となっているレバー19が取り付けられている。こ
のレバー19は軸方向に並ぶ大径部190と小径部19
1とを備えたもので、フック17に形成された3つの孔
が上下に並ぶ係合孔170を貫通している。図中193
は抜け止めリングである。
【0009】一方、図6に示すように、本体2側にはモ
ータの回転を往復動に変換する駆動子が設けられて、こ
の駆動子から突設された一対の駆動ブッシュ43,43
が本体2上面に突出しており、各刃ヘッド1,1におけ
る外刃12の内面に摺接する内刃13,13は、平行並
列に配された駆動ブッシュ43,43に夫々押し上げば
ね(図示せず)による上方への付勢を受けた状態で連結
されている。そして、ここにおける内刃13は、図7に
示すように、ベース130と、このベース130上に軸
131によって取り付けられた本体部132とからなる
ものとして形成されて、本体部132が左右に傾動自在
となっている。なお、この傾く範囲はストッパー133
によって制限されている。図8中の7はスイッチハンド
ルである。
【0010】今、レバー19における小径部191が係
合孔170内に位置している時、レバー19及び連結部
161はフック17及び保持枠15に対して上下動自在
な状態にあり、従って保持枠15に一対のキャリア1
0,10を取り付けた時、両キャリア10,10は図3
に示すように、平行並列に且つ互いに傾きをもつことな
く並ぶ。しかし、本体2に装着することで内刃13が外
刃12に接する時、内刃13を押し上げるばね力によっ
て押し上げられることから、図1(a) に示すように、両
刃ヘッド1,1は外側のピン162を中心として、互い
に左右に傾いて、両刃ヘッド1,1の間隔を大きくす
る。そして肌に両刃ヘッド1,1を強く押し当てれば、
中央側のピン162が沈むために、図1(b)に示すよう
に、両刃ヘッド1,1はその間隔を小さくする。つま
り、肌に押し当てることによって、図9に示すように、
両刃ヘッド1,1は肌をはさみ込むものであり、肌の絞
り込みによって髭を起こし、髭を導入しやすくするもの
である。特にここでは各刃ヘッド1,1における外刃1
2,12の形状を他方の外刃12と隣接する内側の曲率
半径が外側の曲率半径より小さくなるようにしているた
めに、肌の絞り込み効果がより顕著にあらわれるように
なっている。
【0011】そして、前記レバー19を押し込んで大径
部190を係合孔170内に位置させた時、レバー19
はその上下動が規制されるものであり、この時、係合孔
170の上端側においてレバー19の上下動を規制すれ
ば、図1(a)に示す状態に両刃ヘッド1,1が固定さ
れ、係合孔170の下端側においてレバー19の上下動
を規制すれば、図1(b) に示す状態に固定される。肌が
強くてより深剃りを望む使用者は図10にも示すよう
に、両刃ヘッド1,1の間隔を広くした状態で使用すれ
ばよく、肌が弱くて肌当たりのゴツゴツ感が気になる使
用者は、図11にも示すように、両刃ヘッド1,1の間
隔を狭くして単一の刃ヘッド1に近い形で使用すればよ
い。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明においては、刃ヘッ
ドの傾動によって両刃ヘッドの間隔を変えることができ
るものであって、使用者の肌の性質に合わせた刃ヘッド
の間隔とすることができることから、二つの刃ヘッドが
肌に良く追従して良好な髭剃りを行うことができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は動作を示す断面図である。
【図2】分解斜視図である。
【図3】断面図である。
【図4】(a) は部分正面図、(b) は部分断面図である。
【図5】上下動を規制した時の部分断面図である。
【図6】分解斜視図である。
【図7】内刃の端面図である。
【図8】正面図である。
【図9】作用を示す説明図である。
【図10】刃ヘッドの間隔を広くした時の説明図であ
る。
【図11】刃ヘッドの間隔を狭くした時の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 刃ヘッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 二つの刃ヘッドを備えるとともに、両刃
    ヘッドは互いに接近離反する方向において互いに逆方向
    に傾動自在に支持されていることを特徴とする往復式電
    気かみそり。
JP03152767A 1991-06-25 1991-06-25 往復式電気かみそり Expired - Fee Related JP3081022B2 (ja)

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