JPH05188992A - 音声認識装置 - Google Patents

音声認識装置

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Publication number
JPH05188992A
JPH05188992A JP4002651A JP265192A JPH05188992A JP H05188992 A JPH05188992 A JP H05188992A JP 4002651 A JP4002651 A JP 4002651A JP 265192 A JP265192 A JP 265192A JP H05188992 A JPH05188992 A JP H05188992A
Authority
JP
Japan
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recognition
voice
carrier wave
signal
recognition result
Prior art date
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Pending
Application number
JP4002651A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Masai
康之 正井
Nobuo Sugi
伸夫 杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4002651A priority Critical patent/JPH05188992A/ja
Publication of JPH05188992A publication Critical patent/JPH05188992A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】無線通信で送信側から送られてくる音声信号が
中断された場合の音声の誤認識を防止する。 【構成】無線通信で送信側から送られてくる電波を受信
する受信部21と、この受信部での受信信号中の音声を認
識する音声認識部22と、上記受信部21での受信信号中の
搬送波を検出する搬送波検出部23と、上記音声認識部22
からの認識結果と上記搬送波検出部23からの検出信号と
の入力タイミングにより上記音声認識部22による認識処
理途中での搬送波の休止を判定する認識結果判定部24
と、この認識結果判定部24での判定結果に応じて認識処
理途中での搬送波の休止を報知する報知部25とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定時間以上の連続送
信ができない無線装置を使用し、送られてきた音声を認
識する音声認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】音声認識の技術は、優れたマンマシン・
インタフェースを実現する上での重要な役割を担ってい
る。そして、発声者が自由に動きながら音声認識装置に
音声を入力するための方式として、音声認識装置を小型
化して送信機側に内蔵させ、認識結果のコード信号を無
線で飛ばして計算機に入力する方式や、マイクから入力
した音声を無線で飛ばして音声認識装置に入力する方式
等が考えられている。
【0003】上記前者の音声認識装置自体を小型化して
送信機側に内蔵する方式は、未だ音声認識装置を小型化
する技術が完全には確立しておらず、送信機が大きくな
ってしまい、実現が困難であるという問題がある。
【0004】また、上記後者の音声を無線で飛ばして音
声認識装置に入力する方式では、発声者が発声するとき
だけ無線機を送信状態にするか、あるいは、音声認識を
行なうために常に搬送波を送信し続けた状態にしておく
必要がある。この場合、発声者が発声するときだけ無線
機を送信状態にする方法では、無線機の送信スイッチの
切換えを行なわなくてはならず、優れたマンマシン・イ
ンタフェースを実現するという点で、音声認識装置の有
効性が半減する。また、搬送波を送信し続けた状態にし
ておく方法では、消費電力が多く、バッテリを使用する
際には長時間使用できないか、あるいは、バッテリが大
きく重いものとなってしまうという問題がある。
【0005】特に、「特定小電力無線局」(電波法施行
規則第6条)を上記無線通信に適用する場合には、連続
通信時間の制限や送信休止規定があるため、常に搬送波
を送信状態にし続けておくことができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く従来にあ
っては、スイッチを切換えて発声時のみ送信状態にする
のでは使い勝手が悪く、また、特定小電力無線局を適用
する場合には連続送信ができないために発声途中で送信
が中断されて正しい音声が音声認識装置に入力されず、
誤認識の原因となるという問題があった。
【0007】本発明は上記のような実情に艦みてなされ
たもので、その目的とするところは、発声途中で送信が
中断された場合にはその入力音声を無効として誤認識を
避け、認識率を向上させることが可能な音声認識装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】すなわち本発明
は、無線通信で送信側から送られてくる電波を受信する
受信部と、この受信部での受信信号中の音声を認識する
音声認識部と、上記受信部での受信信号中の搬送波を検
出する搬送波検出部と、上記音声認識部からの認識結果
と上記搬送波検出部からの検出信号との入力タイミング
により上記音声認識部による認識処理途中での搬送波の
休止を判定する認識結果判定部と、この認識結果判定部
での判定結果に応じて認識処理途中での搬送波の休止を
報知する報知部とを備えるようにしたもので、この報知
部での報知によって例えば認識結果を無効とすることに
より誤認識を防止することができる。
【0009】また本発明は、上記報知部は上記送信側に
再度の送信を要求する信号を送信するようにしたもの
で、送信側に再度の送信を促すことで確実に音声認識を
行なわせることができるようになる。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。
【0011】図1はその回路構成を示すもので、10で示
す範囲が送信機側、20で示す範囲が受信機側であり、こ
こでは送信機側10から受信機側20に対して「特定小電力
無線局」に基づいた無線通信を行なうものとする。送信
機側10では、マイク11で入力した音声信号を無線送信部
12が変調して規定の周波数の搬送波に重畳し、電波とし
て発信する。
【0012】受信機側20では、送られてきた電波を無線
受信部21で受信し、復調を行なって元の音声信号とした
ものを音声認識部22に、また受信信号をそのまま搬送波
検出部23に送出する。音声認識部22は、無線受信部21か
らの音声信号を認識処理し、認識結果を認識結果判定部
24へ出力する。搬送波検出部23は、無線受信部21での受
信信号中の搬送波を検出し、その検出信号を上記認識結
果判定部24へ出力する。
【0013】認識結果判定部24は、音声認識部22からの
認識結果と搬送波検出部23からの検出信号の入力タイミ
ングにより音声認識部22からの認識結果が有効なもので
あるか無効なものであるかを判定し、有効なものであれ
ばその認識結果を、無効なものであれば無効である旨を
示す信号を認識結果出力部25へ送出する。しかして認識
結果出力部25では、認識結果判定部24から送られてくる
認識結果か、あるいは音声認識の処理途中で搬送波が休
止したためにその認識結果が無効である旨を表示その他
の手段により出力する。上記のような構成にあって、主
として認識結果判定部24による動作を説明する。
【0014】図2は音声認識部22での認識処理が終了す
るまで搬送波検出部23で搬送波の休止が検出されなかっ
た場合の各信号のタイミングを示すものである。図2
(a)は送信機側10の無線送信部12の送信する搬送波の
状態を示しており、図2(b)に示すように発声者はこ
の搬送波が送信されている状態の間にマイク11による発
声を終了している。
【0015】これに対して受信機側20では、無線受信部
21が図2(c)に示すように復調した受信音声を音声認
識部22へ送出する。音声認識部22は、図2(d)に示す
ように無線受信部21が受信状態に入った時点で認識処理
の実行を開始し、以後、受信音声の入力が終了してから
認識処理に要する時間分だけ遅れをもって処理を終了
し、認識結果を認識結果判定部24へ出力する。
【0016】認識結果判定部24では、音声認識部22から
の認識結果を受け取った時点で、図2(e)に示すよう
に搬送波検出部23から搬送波が検出されていることを示
す検出信号が入力されていることから、該認識結果が有
効であると判定し、その認識結果を認識結果出力部25に
より出力させるものである。
【0017】次いで図3は、音声認識部22での認識処理
が終了する前に搬送波検出部23で搬送波の休止が検出さ
れた場合の各信号のタイミングを示すものである。図3
(a)が送信機側10の無線送信部12の送信する搬送波の
状態を示しており、図3(b)に示す発声者の発声の途
中でこの搬送波の送信が休止される。当然のことながら
搬送波の送信が休止されてから後に発声された部分の音
声は送信されず、送信された音声信号は不完全なものと
なる。
【0018】これに対して受信機側20では、無線受信部
21が図3(c)に示すように復調した不完全な受信音声
を音声認識部22へ送出する。音声認識部22は、図3
(d)に示すように無線受信部21が受信状態に入った時
点で認識処理の実行を開始し、以後、受信音声の入力が
終了してから認識処理に要する時間分だけ遅れをもって
処理を終了し、認識結果を認識結果判定部24へ出力する
ものである。
【0019】認識結果判定部24では、音声認識部22から
の認識結果を受け取った時点で、図3(e)に示すよう
に搬送波検出部23から搬送波が検出されていることを示
す検出信号が入力されていないことから、受信した音声
信号が不完全なものであるとして該認識結果が無効であ
ると判定し、認識結果出力部25により再度の音声信号の
送信を要求する信号を送信機側10に出力させる。
【0020】このように、搬送波検出部23での検出結果
を用いて音声認識部22の認識結果が有効であるか無効で
あるかを判定するために、発声途中で搬送波の送信が休
止されてしまうことに起因する不完全な受信音声による
誤認識を防止することができると共に、上記判定結果に
応じて送信側に再度の送信の要求を行なうことで確実に
音声認識を続行させることができる。
【0021】なお、実際に音声認識を行なうに当たって
は、不特定話者認識方式、特定話者認識方式、など多く
の方式が提案され、実現されているが、本発明に関して
はその方式は問わないものとする。
【0022】また、上記実施例では送信機側10から受信
機側20に対して「特定小電力無線局」に基づいた無線通
信を行なうものとして説明したが、この無線通信の方式
についても限定するものではなく、他の方式を用いても
可能であることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上詳記した如く本発明によれば、無線
通信で送信側から送られてくる電波を受信する受信部
と、この受信部での受信信号中の音声を認識する音声認
識部と、上記受信部での受信信号中の搬送波を検出する
搬送波検出部と、上記音声認識部からの認識結果と上記
搬送波検出部からの検出信号との入力タイミングにより
上記音声認識部による認識処理途中での搬送波の休止を
判定する認識結果判定部と、この認識結果判定部での判
定結果に応じて認識処理途中での搬送波の休止を報知す
る報知部とを備えるようにしたので、この報知部での報
知によって認識結果を無効とすることにより誤認識を防
止することができ、認識率を向上させることが可能とな
るばかりか、報知部により送信側に再度の送信を要求す
る信号を出力させることで確実に音声認識を続行させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る回路構成を示すブロッ
ク図。
【図2】図1の各部での動作状態を示すタイミングチャ
ート。
【図3】図1の各部での動作状態を示すタイミングチャ
ート。
【符号の説明】
10…送信機側、11…マイク、12…無線送信部、20…受信
機側、21…無線受信部、22…音声認識部、23…搬送波検
出部、24…認識結果判定部、25…認識結果出力部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信で送信側から送られてくる電波
    を受信する受信手段と、 この受信部での受信信号中の音声を認識する音声認識手
    段と、 上記受信部での受信信号中の搬送波を検出する搬送波検
    出手段と、 上記音声認識手段からの認識結果と上記搬送波検出手段
    からの検出信号との入力タイミングにより上記音声認識
    手段による認識処理途中での搬送波の休止を判定する認
    識結果判定手段と、 この認識結果判定手段での判定結果に応じて上記認識処
    理途中での搬送波の休止を報知する報知手段とを具備し
    たことを特徴とする音声認識装置。
  2. 【請求項2】 上記報知手段は上記送信側に再度の送信
    を要求する信号を送信することを特徴とする請求項1記
    載の音声認識装置。
JP4002651A 1992-01-10 1992-01-10 音声認識装置 Pending JPH05188992A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4002651A JPH05188992A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 音声認識装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4002651A JPH05188992A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 音声認識装置

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JPH05188992A true JPH05188992A (ja) 1993-07-30

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ID=11535262

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JP4002651A Pending JPH05188992A (ja) 1992-01-10 1992-01-10 音声認識装置

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