JPH0518849B2 - - Google Patents

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JPH0518849B2
JPH0518849B2 JP58187489A JP18748983A JPH0518849B2 JP H0518849 B2 JPH0518849 B2 JP H0518849B2 JP 58187489 A JP58187489 A JP 58187489A JP 18748983 A JP18748983 A JP 18748983A JP H0518849 B2 JPH0518849 B2 JP H0518849B2
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mol
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sulfonic acid
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F220/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
    • C08F220/04Acids; Metal salts or ammonium salts thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F222/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical and containing at least one other carboxyl radical in the molecule; Salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof
    • C08F222/36Amides or imides
    • C08F222/40Imides, e.g. cyclic imides
    • C08F222/408Imides, e.g. cyclic imides substituted imides comprising other heteroatoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09K8/02Well-drilling compositions
    • C09K8/04Aqueous well-drilling compositions
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    • C09K8/22Synthetic organic compounds
    • C09K8/24Polymers
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  • Materials Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規な水溶性共重合体及びその塩に関
する。さらに詳しくは、スルホン酸基含有アミン
とα,β−不飽和ジカルボン酸の酸イミドと、
α,β−不飽和モノカルボン酸を必須の構成成分
とするドリリングフルード用分散剤に好適な水溶
性共重合体及びその塩に関する。 分子中にスルホン酸基またはスルホン酸塩基を
有する水溶性ポリマー(以下、単にポリスルホン
酸と称する)として、従来から種々の物質が合成
されており、その具体例として、例えば無水マ
レイン酸のホモポリマーまたは無水マレイン酸と
モノオレフイン、ビニルエステル、ビニルエーテ
ル、アクリル酸アミド、アクリル酸エステルなど
のごときビニルモノマーとのコポリマーのスルホ
ン酸基含有アミンによる酸イミド化物(例えば米
国特許第3039870号、米国特許第1246953号な
ど、)、2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸(以下、AMPSと称する)に代表
されるアクリルアミドスルホン酸化合物のホモポ
リマーまたはこれとアクリル酸、マレイン酸、ア
クリルアミドなどのビニルモノマーとのコポリマ
ー(例えば米国特許第3547899号、同第3806367号
など)、スチレンスルホン酸と無水マレイン酸
の共重合体(例えば米国特許第3730900号など)
などが知られている。 而してこれらのポリスルホン酸は、写真材料
用、水処理剤、化粧品添加剤、各種分散剤などの
分野で使用しうることが知られている(前記各公
報参照)。なかでも前記のスチレンスルホン酸
−無水マレイン酸共重合体(以下、SSMと称す
る)は、近年需要が増大している抗井掘削用(例
えば石油やガスの掘削、地熱発電工事など)のド
リリングフルード分散剤として優れた性能を有し
ている(前記米国特許第3730900号など)。 すなわち、SSMは上市されている他のドリリ
ングフルード用分散剤、例えばリグニンスルホン
酸ナトリウム、鉄クロムリグニンスルホン酸ナト
リウム、フミン酸ナトリウム、AMPSのポリマ
ーなどに比較して高温での安定性、カルシウムイ
オン、マグネシウムイオンなどのごとき多価金属
イオンや塩化ナトリウムに対する安定性などの点
で優れている。 しかし、かかるSSMといえども使用温度が250
℃以上の高温になると分散性能が著しく低下する
という問題があり、またSSMを製造する際のス
ルホン化反応が煩雑で生産コストが高いといつた
経済上の問題があつた。 そこで本発明者らは、簡単な操作で製造可能で
あり、かつSSMよりも高性能のドリリングフル
ード用分散剤を開発すべく鋭意検討を進めた結
果、スルホン酸基を有する重合体のなかでも、(a)
スルホン酸基を含有する置換基で置換されたN−
置換−α,β−不飽和ジカルボン酸イミドと(b)
α,β−不飽和モノカルボン酸を必須の構成成分
とする新規な共重合体が特異的に優れた性能を有
することを見い出し、本発明を完成するに到つ
た。 かくして本発明によれば、(a)下記一般式(1)また
は(2)で示されるスルホン酸基含有残基を窒素原子
に結合したN−置換−α,β−不飽和ジカルボン
酸イミド単量体単位5〜70モル%、(b)下記一般式
(3)で示されるα,β−不飽和モノカルボン酸単量
体単位30〜95モル%を必須の構成成分とするラン
ダム付加共重合体であつて、数平均分子量が500
〜5000000であることを特徴とする新規な水溶性
共重合体及びその塩が提供される。 (ただし、R1、R2、R3、R4、R5はHまたはCH3
を表す。Aは2〜4価の有機残基を表す。a及び
bはともに0または1を表し、cは1〜3の整数
を表し、b=1のときc=1である。M1、M2
M3はHまたは1価〜多価カチオンを表す。) 本発明の新規なポリスルホン酸は、前記(a)及び
(b)のモノマーユニツトを必須の構成成分とし、さ
らに所望により(c)α,β−不飽和ジカルボン酸単
量体単位のモノマーユニツトを含むものである。
ここで(a)のモノマーユニツト含量は5〜70モル
%、好ましくは10〜60モル%であり、その含量が
過度に少ない場合には塩化ナトリウムやカルシウ
ムイオンを高濃度に含む水性マツド系での分散性
や高温下での分散性が充分でなく、逆に過度に多
い場合には高温下でのゲルストレングスが上昇し
分散性能が低下する。 また(b)のモノマーユニツト含量は30〜95モル
%、好ましくは40〜90モル%であり、その含量が
過度に少ない場合や過度に多い場合には全体的に
分散性能が低下し、とくに高温下での分散性能が
低下する。 さらに(c)のモノマーユニツトは必ずしも必須で
はないが、50モル%以下、好ましくは10〜40モル
%の割合で含むことができ、この場合には高温下
での安定性、とくに多価金属イオンが高濃度で存
在する系での高温下での安定性がより一層改良さ
れるほか、製造コストの低減という経済的な利点
をもたらす。 さらに本発明の効果を本質的に損わない範囲内
であれば、所望により共重合可能な他のビニルモ
ノマーを含んでいてもよい。 本発明のポリスルホン酸を構成する第一のモノ
マーユニツトである(a)は、酸イミド結合を介して
結合したスルホン酸基を有するα,β−不飽和ジ
カルボン酸イミドの付加重合型ユニツトである。
ここでスルホン酸基とは−SO3Hで表わされる狭
義のスルホン酸基のほか−OSO3Hで表わされる
スルホン酸エステル残基をも包含する。 かかるα,β−不飽和ジカルボン酸イミドの具
体例としては、例えばマレイン酸、シトラコン
酸、イタコン酸などのごときα,β−不飽和ジカ
ルボン酸と、アミノメタンスルホン酸、アミノエ
タンスルホン酸、アミノ−2−メチルプロパンス
ルホン酸、アミノブタンスルホン酸、アニリンモ
ノスルホン酸、アニリンジスルホン酸、アミノト
ルエンスルホン酸、ナフチルアミンモノスルホン
酸、ナフチルアミンジスルホン酸、ナフチルアミ
ントリスルホン酸、アミド硫酸、硫酸モノアミノ
エチル、硫酸モノアミノプロピル、硫酸モノアミ
ノブチル、硫酸モノアミノヘキシル、硫酸モノア
ミノオクチルなどのごときスルホン酸基を1〜3
個含有する1級アミノ基含有スルホン酸とのイミ
ドが例示され、なかでも炭素数1〜10を有する脂
肪族または芳香族の1級アミノ基含有スルホン酸
とのイミドが賞用される。 因みに、かかるモノマーユニツト(a)をマレイン
酸イミドを例にとつて示すと一般式〔〕のとう
りである。 (式中、Aは2価〜4価の有機残基、a及びbは
ともに0または1、cは1〜3の整数を表わし、
b=1のときc=1である。) また第二のモノマーユニツトである(b)はα,β
−不飽和モノカルボン酸の付加重合型ユニツトで
あり、α,β−不飽和モノカルボン酸の具体例と
して、例えばアクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸などが例示される。かかるモノマーユニツト
(b)をアクリル酸を例にとつて示すと式〔〕のと
うりである。 また第三のモノマーユニツトである(c)はα,β
−不飽和ジカルボン酸の付加重合型ユニツトであ
り、α,β−不飽和ジカルボン酸の具体例として
は前記(a)に例示したものと同一範ちゆうのものが
例示される。 かかるモノマーユニツト(c)をマレイン酸を例に
とつて示すと式〔〕に示すとうりである。 かかる組成を有する本発明のポリスルホン酸は
前記のごときモノマーユニツトがランダムに結合
した付加型ポリマーであり、その数平均分子量は
通常500〜500万、好ましくは1000〜200万であり、
抗井掘削用のドリリングフルード用分散剤として
用いるときには500〜100000、とくに1000〜50000
のものが好適である。 また本発明のポリスルホン酸は分子中に存在す
るスルホン酸基及びカルボキシル基の一部または
全部が1価または多価のカチオンによつて塩を形
成していてもよく、かかる塩の具体例として、例
えばナトリウム、カリウム、マグネシウム、カル
シウム、バリウムなどのごときアルカリ金属また
はアルカリ土類金属の塩、アンモニウム塩、トリ
メチルアミン塩、トリエチルアミン塩、トリエタ
ノールアミン塩などのごときアミン塩などが例示
される。なかでもアルカリ金属塩が経済性、安全
性、分散性能などの見地からもつとも賞用され
る。 本発明のポリスルホン酸を製造する方法は格別
制限されるものではなく、前記のごとき組成のポ
リマーを形成しうる方法であればいずれを採用し
てもよい。その製法は、(i)前記の各モノマーを常
法に従つて共重合する方法と、(ii)予め合成された
α,β−不飽和ジカルボン酸またはその無水物と
α,β−不飽和モノカルボン酸の共重合体をアミ
ノ基含有スルホン酸で変性する方法に大別される
が、原料の入手容易性、反応の容易性、生産性な
どの見地から(ii)の方法が有利である。 かかる(ii)の方法の具体例として、例えばα,
β−不飽和ジカルボン酸無水物とα,β−不飽和
モノカルボン酸の共重合体とアミノ基含有スルホ
ン酸を非水溶媒系で高温下に反応させる方法(米
国特許第3039870号参照)、アミノ基含有スルホ
ン酸塩の水溶液中に前記共重合体を加えて高温下
に反応させる方法(米国特許第1246953号参照)、
α,β−不飽和ジカルボン酸とα,β−不飽和
モノカルボン酸の共重合体塩の水溶液中にアミノ
基含有スルホン酸塩を加えて高温下に反応させる
方法などがある。 これらの方法によつて生成物が得られた場合、
その生成物が酸の形態であれば必要に応じて常法
に従つて塩基の存在下に中和することによつて塩
にすることができる。逆に塩の形の生成物が得ら
れた場合には、硫酸、塩酸、強酸性イオン交換樹
脂などの強酸で処理することにより酸の形に転化
することができる。 このようにして調製された本発明のポリスルホ
ン酸は水溶液の形で取得することもできるが、必
要に応じて常法に従つて水分を除去することによ
り粉末状、粒状などの固形の状態で取得すること
もできる。 かくして得られる本発明のポリスルホン酸は、
分子中にカルボキシル基とスルホン酸基を有し、
かつ酸イミド構造を有する新規に共重合体であ
り、公知のポリスルホン酸と同様に化粧品添加
剤、整髪剤用強化剤、皮なめし剤、セメント分散
剤、石こう分散剤、塗料用分散剤、染料分散剤、
水処理剤などの分野で使用できるほか、とくに抗
井掘削用ドリリングフルード用分散剤としてきわ
めて有用であり、この技術分野で一般に賞用され
ているSSMに比較して高温下での分散安定性、
多価金属イオンや塩化ナトリウムに対する安定性
などの面で優れた性能を有する。 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明する。なお実施例中の部及び%はとくに断り
のない限り重量基準である。 実施例 1 ラジカル重合で得られたマレイン酸50モル%と
アクリル酸50モル%の共重合体(重合体A、数平
均分子量3000)のナトリウム塩の水溶液1333部
(固形分40%)にアミノエタンスルホン酸175部を
加え、さらに硫酸を加えて系のPHを6に調節した
のち、160℃で5時間撹拌した。その結果、カー
ドナー色度10、PH6.5の反応液が得られた。 この反応液をまず高速液体クロマトグラフで分
析したところ、反応液中に未反応のアミノエタン
スルホン酸は存在していなかつた。次いでIRで
分析したところ、1700cm-1と1770cm-1に5員環イ
ミドの特徴的なダブレツトの吸収が見られ、他
方、1650cm-1及び1690cm-1に見られるはずの酸ア
ミド及び1710cm-1に見られるはずの6員環イミド
の吸収は全く認められなかつた。 以上の結果から、5員環酸イミドが選択的に生
成していることが確認され、またアミノエタンス
ルホン酸の仕込量が重合体A中のマレイン酸ユニ
ツトの化学量論量に相当することから、この生成
物はN−スルホエチルマレイミド50モル%とアク
リル酸50モル%の共重合体の部分ナトリウム塩と
判明した。なお、この共重合体の40%水溶液の25
℃における粘度は約50cpsであつた。 次いで、この共重合体のドリリングフルード用
分散剤としての性能を下記の試験条件に従つて評
価した。結果を第1表に示す。 1 耐熱性試験 100%ワイオミング産ベントナイト6.8部、東
部テキサス産ベントナイトクレー18.1部及び清
水241.3部をホモジナイザーで混合したのち、
室温下で24時間放置することにより調製した水
性マツド100部に分散助剤として鉄クロム化リ
グニン1.7部(固形分基準)及び前記共重合体
0.57部(固形分基準)を添加し、次いで10%苛
性ソーダ水溶液で系のPHを10に調節した。 かくして得られたマツド配合物について、耐
熱試験(オートクレープ中で500〓で16時間放
置)の前後における室温下での流動特性をレオ
メーター(Fan Viscometer Model−35)を
用いて測定した。 2 耐塩水性試験 カルシウムイオン2000ppmを含む25%Nacl
水溶液350部に前記共重合体2部(固形分基準)
を加えたのち、撹拌下に5%NaOH水溶液を
加えることによつて徐々に系のPHを上昇させ、
最初に白濁を生じたときのPHの値を測定した。 実施例 2 アミノエタンスルホン酸の仕込量を105部(重
合体A中のマレイン酸ユニツトの60%相当量)に
変更すること以外は実施例1と同様にして反応を
行つた。実施例1と同様にして分析した結果、第
1表に示す組成の重合体であることが判明した。
この重合体の分散性能につき、実施例1と同様に
して実験を行い、その結果を第1表に示した。 実施例 3 アミノエタンスルホン酸の仕込量を70部(重量
体A中のマレイン酸ユニツトの40%相当量)に変
更すること以外は実施例1と同様にして反応を行
つた。次いで同様の手法で分析を行つた結果、生
成物は第1表に示す組成の重合体であることが判
明した。この重合体の分散性能についても同様に
して評価した。結果を第1表に示す。 実施例 4 ラジカル重合で得られたマレイン酸30モル%と
アクリル酸70モル%の共重合体(重合体B、数平
均分子量10000)のナトリウム塩の水溶液100部
(固形分40%)にアミノエタンスルホン酸3.5部
(重合体Bの全モノマーユニツトの10モル%相当
量)を加えること以外は実施例1と同様にして反
応を行つた。次いで同様の手法で分析した結果、
生成物は第1表に示す組成の重合体であることが
判明した。この重合体の分散性能についても同様
にして評価し、結果を第1表に示した。 比較例 1 ポリマレイン酸(重合体C、数平均分子量
1000)のナトリウム塩の水溶液100部(固形分40
%)にアミノエタンスルホン酸31.3部(重合体C
の全モノマーユニツトの化学量論量)を加えるこ
と以外は実施例1と同様にして反応を行つた。次
いで同様の手法で分析した結果、生成物は第1表
に示す組成の重合体であることが判明した。この
重合体の分散性能についても同様にして評価し、
結果を第1表に示した。 比較例 2 市販のSSM(商品名MILTEMP、MILCHEM
社製)のドリリングフルード用分散剤としての性
能を実施例1と同様にして評価した。結果を第1
表に示す。 比較例 3 ラジカル重合で得たAMPSのポリマー(重合
体D、数平均分子量10000)のナトリウム塩につ
き、そのドリリングフルード用分散剤としての性
能を実施例1と同様にして評価した。結果を第1
表に示す。
【表】
【表】 実施例 5〜9 アミノエタンスルホン酸に代えて第2表に示す
各種のイミド化剤を用い、系のPHを2〜7の範囲
で適宜変化させること以外は実施例3と同様にし
て反応を行つた。すなわち、これらの各実施例に
おけるイミド化剤の使用割合は重合体Aの全モノ
マーユニツト当り20モル%相当量であつた。これ
らの反応における生成物を実施例1と同様の手法
により分析した結果、いずれもポリマー中のマレ
イン酸ユニツトが選択的にイミド化されているこ
とが判明した。また実施例9の生成物をIRで分
析したところ、1440〜1350cm-1及び1230〜1150cm
-1にエステル結合の特徴的なダブレツトの吸収が
認められた。各々の重合体の分散性能についても
実施例1と同様にして評価し、結果を第2表に示
した。
【表】
【表】 実施例 10〜12 重合体Aの代りに分子量の異なる3種のマレイ
ン酸−アクリル酸共重合体ナトリウム塩(等モル
共重合体)を用いること以外は実施例2と同様に
して反応を行つた。すなわち、これらの実施例に
おけるアミノエタンスルホン酸の添加量はそれぞ
れの重合体の全モノマーユニツト当り20モル%に
相当する量であつた。これらの反応における生成
物を実施例1と同様に手法により分析した結果、
いずれもマレイン酸ユニツトが選択的にイミド化
されていることが判明した。各々の重合体の分散
性能についても実施例1と同様にして評価し、結
果を第3表に示した。
【表】 実施例 13 重合体Aに代えて分子量50万のマレイン酸−ア
クリル酸共重合体ナトリウム塩(マレイン酸20モ
ル%とアクリル酸80モル%の共重合体)を用いる
こと以外な実施例1に準じ、アミノエタンスルホ
ン酸を全モノマーユニツト当り20モル%相当量仕
込むことによつて反応を行つた。その結果、マレ
イン酸ユニツトがイミド化された生成物が得られ
た。この生成物の5%水溶液の25℃における粘度
は500cpsであつた。 次いでAPI規格の過水試験器を用いてこの生
成物の水性を調べたところ、ベントナイトに比
較して著しく小さいことが判明した。このことか
ら、この生成物はドリリングフルードのフルード
ロスコントロール剤として使用できることが理解
されよう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a)下記一般式(1)または(2)で示されるスルホン
    酸基含有残基を窒素原子に結合したN−置換−
    α,β−不飽和ジカルボン酸イミド単量体単位5
    〜70モル%、(b)下記一般式(3)で示されるα,β−
    不飽和モノカルボン酸単量体単位30〜95モル%を
    必須の構成成分とするランダム付加共重合体であ
    つて、数平均分子量が500〜5000000であることを
    特徴とする新規な水溶性共重合体及びその塩。 (ただし、R1、R2、R3、R4、R5はHまたはCH3
    を表す。Aは2〜4価の有機残基を表す。a及び
    bはともに0または1を表し、cは1〜3の整数
    を表し、b=1のときc=1である。M1、M2
    M3はHまたは1価〜多価カチオンを表す。)
JP58187489A 1983-10-06 1983-10-06 新規な水溶性共重合体 Granted JPS6079020A (ja)

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JP58187489A JPS6079020A (ja) 1983-10-06 1983-10-06 新規な水溶性共重合体
US06/658,165 US4652621A (en) 1983-10-06 1984-10-05 Novel water-soluble copolymer

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JPS6079020A JPS6079020A (ja) 1985-05-04
JPH0518849B2 true JPH0518849B2 (ja) 1993-03-15

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