JPH05186036A - スラブの反転装置 - Google Patents

スラブの反転装置

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JPH05186036A
JPH05186036A JP444192A JP444192A JPH05186036A JP H05186036 A JPH05186036 A JP H05186036A JP 444192 A JP444192 A JP 444192A JP 444192 A JP444192 A JP 444192A JP H05186036 A JPH05186036 A JP H05186036A
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JP
Japan
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slab
chain
motor
sprocket
reversing device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP444192A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Tsuboi
孝 壺井
Hiroyuki Yoneima
博之 米今
Yoshitaka Hirooka
芳孝 広岡
Takashi Kawamoto
孝志 河本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
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Publication of JPH05186036A publication Critical patent/JPH05186036A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スラブの反転をスラブに掛けたチェーンの送
りによって行うスラブ反転装置において、人手によるチ
ェーン掛け作業を省いて省力化を図るとともに長さの異
なるスラブに対してチェーンを真直ぐに掛けられるよう
にし、またスラブの吊り上げが小動力で行えるようにす
る。 【構成】 レール11上を移動してスラブ12に向かっ
て進退する台車13に、モータ14及び15を設置し、
モータ14により回転駆動されるスプロケット16に無
端チェーン17を掛ける。モータ14の両側でモータ1
5によって開閉する拡張アーム18がチェーン17に内
側から係合してチェーン17を拡開し、スラブ12が通
るようにする。スラブ12が載せられる受台22が昇降
可能に構成され、受台上のスラブが拡開したチェーン1
7をくゞった状態で拡張アーム18が閉じるとともに受
台22が降下し、スラブの降下に伴い、チェーンにより
吊持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スラブ表面の検査、研
削、はつり等(以下「検査等」という)のためスラブを
反転させる装置に関する。
【0002】
【従来技術】スラブ表面の検査等は一般に、一面の検査
等を行ったのち180°ひっくり返して反転し、他面の
検査等を行っており、スラブを反転させるための装置と
して、スプロケットにより駆動される無端チェーンを用
い、スラブに掛けたチェーンを送ることによってスラブ
を反転させる装置が知られる。図1及び図2はその一例
を示すもので、レール1上を送行可能な門形のフレーム
2と、フレーム2上に並設され、走行可能に支持される
一対の台車3と、台車3に昇降可能に支持される架台4
と、架台4に一定間隔で設置されるモータ5と、各モー
タ5により回転駆動されるスプロケット6に掛けられて
吊り下げられる無端チェーン7とよりなり、架台4を降
下させた状態で受台8上に支持されるスラブ9の各端に
最寄りのチェーン7のループをそれぞれ通したのち架台
4を上昇させ、チェーン7でスラブ9を吊り上げる。つ
いで、モータ5によりスプロケット6を回転駆動してチ
ェーン7を送り、スラブ9を反転させるようになってい
る。
【0003】この装置では、スラブ端にチェーンを掛け
たり、外したりするのを手作業で行っており、そのため
の作業員が必要であること、スラブの長さが異なると、
チェーン掛け位置も変えねばならないが、この装置で
は、架台より一定間隔でチェーンを吊り下げ、スラブ反
転時には、最寄りのチェーンを使用するようになってい
るため、スラブの長さによってはチェーンが斜めに掛け
られるようになり、チェーンがずれて所定の位置に掛か
らなくなるおそれがあるほか、この問題を解消しようと
すれば、チェーンが設置されるピッチを密にせねばなら
ず、それには構造が複雑となることなどの難点がある。
【0004】特開昭54−45068号に示されるよう
に、フレーム上を移動可能で、スラブに向かって進退す
るガーダに一対のスプロケットを並設して両スプロケッ
トに無端チェーンを掛け、両外側に進退可能に配置され
たスプロケットでチェーンを絞り込むことによってスラ
ブを吊り上げ、スプロケットの駆動によりチェーンを送
ってスラブを反転させるようにした反転装置も知られ
る。この装置によれば、人手によるチェーン掛け作業が
不要で、省力化が可能となり、スラブの長さに応じてガ
ーダを進退させることによりチェーンをスラブに垂直に
掛けることができ、チェーンは一対でよいなどの利点が
あるが、スラブを吊り上げるのにスプロケットでチェー
ンを押込み、チェーンを張った状態にして更にスプロケ
ットでチェーンを絞り込まねばならず、スラブの吊り上
げに大きな動力を必要とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のスラ
ブ反転装置の上記の問題を解消すること、すなわち人手
によるチェーン掛け作業を省いて省力化を図り、かつチ
ェーンをスラブの長さに応じて進退させてスラブを真直
ぐに吊り下げることができるようにするとともにスラブ
の吊り上げが小動力で行えるようなスラブ反転装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題の解決手段】本発明のスラブ反転装置は、スラブ
に向かって進退する一対の台車と、各台車に設置される
モータと、モータによって回転駆動されるスプロケット
に掛けられる無端チェーンとよりなり、スプロケットを
回転駆動してチェーンを送ることによりスラブを反転さ
せる装置において、スラブが昇降可能な受台に支持され
るようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】チェーンのループにスラブ端を通した状態で受
台をスラブとともに降下させると、スラブの重みがかゝ
り始めるのに伴いチェーンが張り、スラブを更に降下さ
せると、チェーンで吊持された状態となる。この状態で
スプロケットを回転駆動してチェーンを送り、スラブを
反転させる。
【0008】本発明で用いられるスプロケットは、一対
を一定の間隔を存して並設し、両スプロケットに掛けた
チェーンがスラブ端を通す程の十分な大きさのループを
形成するようにされるか、或いは一つのスプロケットを
用い、チェーンがこのスプロケットで吊持されるように
する。前者の場合、チェーンに吊持されたスラブの傾き
を拘束し、スラブが確実に反転するように、チェーンを
スラブに押付ける押付け手段を設ける必要があり、また
後者の場合では、チェーンのループを拡げてスラブを通
すことができるようにする必要がある。そのためには、
例えば、チェーンに内側から係合するスプロケットやロ
ーラを先端に軸着し、台車に旋回可能に支持される拡張
アームなど、チェーンに内側から係合してチェーンを拡
げる拡張手段が設けられる。この拡張手段はスラブを吊
持する際、チェーンをそのまゝ拡張した状態にしておい
てもよいが、好ましくはチェーンの内側に閉じ、チェー
ンと係合しないようにされる。スラブを吊持した際、チ
ェーンのテンションがかゝらなくなり、チェーンを拡張
した状態に維持するための動力を要しなくなるほか、拡
張手段の損傷も生じなくなるからである。
【0009】なお、スラブを受台上で立てる場合には、
スラブの転倒防止のため起倒可能なサポートアームを設
け、該アームを起こして突っかい棒のように、スラブを
両側から支えるようにするのが望ましい。
【0010】
【実施例】レール11上を移動可能で、図示しない作動
装置によってスラブ12に向かって進退する一対の各台
車13には、中央と一端にそれぞれモータ14及び15
が設置され、モータ14によって回転駆動されるスプロ
ケット16に無端チェーン17が掛けられている。台車
13にはまた、モータ14の両側に拡張アーム18が旋
回可能に軸支され、モータ15によって同時に開閉する
ようになっており、その先端に軸支したローラ19がチ
ェーン17に内側から係合しうるようになっている。
【0011】レール間にはジャッキよりなる昇降装置2
1に昇降可能に支持される受台22が配置され、受台上
にはクレーンで運ばれたスラブ12が載せられるように
なっている。本装置は以上のように構成され、スラブの
反転は次のようにして行われる。昇降装置21により受
台22を一定量、すなわち受台上に載せたスラブ12が
拡張アーム18によって拡張されるチェーン17の最大
拡張部に達する位置まで上昇させ、その上にクレーンで
運んだスラブ12を載せる。次に拡張アーム18を開
き、チェーン17を拡げた状態で図2の左右の台車13
を同時に、或いは順番に図の一点鎖線位置から実線位置
に移動させ、チェーン17の最大拡張部にスラブ端を通
す。台車13はチェーン17のループがスラブ端をくゞ
り、台車がスラブ端から一定量前進した位置で停止する
が、台車の停止は目測ないし目分量で、台車13が停止
位置に達したと判断したとき人為的に台車13の停止を
行うようにされるか、或いはスラブ端または停止位置を
検出するセンサーを設け、スラブ端を検出して一定時間
経過したとき、または停止位置を検出したとき直ちに制
御装置からの制御信号により台車13を停止させるよう
にされる。
【0012】台車13が停止したのちモータ15の駆動
により拡張アーム18が閉じ、これに伴いチェーン17
が窄む。同時に或いはこれに前後して昇降装置21によ
り受台22がスラブ12とともに降下し、チェーン17
にスラブ12の重みがかゝり始めると、チェーン17が
張り始め、スラブが更に降下すると、チェーン17でス
ラブ12が吊持された状態となる。受台22はなおも最
下位置まで降下をつゞけ、チェーン17で吊持されたス
ラブ12より離間する。受台22が最下位置に達して停
止したのちモータ14によりスプロケット16が回転駆
動され、これに伴いチェーン17が送られ、チェーンで
吊持されたスラブ12を起こす。スラブ12の回転角度
はモータ14によって制御され、モータ14の制御によ
りスラブ12を直立、反転、その他任意の角度に傾ける
ことができる。
【0013】次に昇降装置21により受台22を上昇さ
せ、直立、反転或いは任意の角度に傾斜したスラブを支
承する。スラブを直立或いは反転した状態に支持する場
合には、受台22を任意の高さまで上昇させてスラブを
所望のレベルに支持することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され次のよう
な効果を奏する。請求項1記載のスラブ反転装置によれ
ば、台車を移動させることによってチェーンのループ内
にスラブ端を通すことが可能であるため、人手によるチ
ェーン掛け作業を省いて省力化が可能となり、異なる長
さのスラブにもチェーンを垂直に掛けることができるほ
か、チェーンでスラブを吊持する際には、スラブを支持
する受台を降下させるだけでよいから吊持する際、特別
の動力を使うことを必要としない。
【0015】請求項2記載のスラブ反転装置において
は、チェーンは拡張した状態に維持され、スラブ端を通
すためにチェーンを拡げる必要がない。またチェーンを
押付ける押付け手段もスラブを吊持したのちに用いら
れ、従来の装置が吊持する際に大きな動力を要するのと
比べ、吊持に要する動力がない分、動力が小さくてす
む。
【0016】請求項3記載のスラブ反転装置において
は、スラブを吊持したときチェーンはスラブに密着し、
直立状態におけるスラブの傾きを拘束するとともにスラ
ブを確実に反転させることができる。請求項4記載のス
ラブ反転装置においては、サポートアームにより受台上
で直立するスラブを安定した状態に支持することができ
る。
【0017】請求項5記載のスラブ反転装置によれば、
スラブを所望のレベルに支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のスラブ反転装置の正面図。
【図2】 同側面図。
【図3】 本発明に係るスラブ反転装置の正面図。
【図4】 同側面の概略図。
【符合の説明】 11・・・レール 12・・・スラ
ブ 13・・・台車 14、15・・
・モータ 16・・・スプロケット 17・・・無端
チェーン 18・・・拡張アーム 21・・・昇降
装置 22・・・受台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66C 1/12 J 8922−3F (72)発明者 河本 孝志 広島県呉市昭和町11番1号 佐々木工業株 式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラブに向かって進退する一対の台車
    と、各台車に設置されるモータと、モータによって回転
    駆動されるスプロケットに掛けられる無端チェーンとよ
    りなり、スプロケットを回転駆動してチェーンを送るこ
    とによりスラブを反転させる装置において、スラブが昇
    降可能な受台に支持されるようにしたことを特徴とする
    スラブ反転装置。
  2. 【請求項2】 スプロケットは一定の間隔を存して一対
    並設され、スラブを吊持したチェーンをスラブに押付け
    る押付け手段が設けられる請求項1記載のスラブの反転
    装置。
  3. 【請求項3】 スプロケットは一つで、チェーンに内側
    から係合してチェーンを拡げる拡張手段が設けられる請
    求項1記載のスラブの反転装置。
  4. 【請求項4】 受台上には起立したスラブを両側から支
    えるサポートアームが起倒可能に設置される請求項1記
    載のスラブの反転装置。
  5. 【請求項5】 受台は所望のレベルに停止可能である請
    求項1記載のスラブの反転装置。
JP444192A 1992-01-14 1992-01-14 スラブの反転装置 Withdrawn JPH05186036A (ja)

Priority Applications (1)

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JP444192A JPH05186036A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 スラブの反転装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP444192A JPH05186036A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 スラブの反転装置

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Publication Number Publication Date
JPH05186036A true JPH05186036A (ja) 1993-07-27

Family

ID=11584301

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP444192A Withdrawn JPH05186036A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 スラブの反転装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109264340A (zh) * 2018-09-04 2019-01-25 湖州科尼物流设备有限公司 一种水平翻转输送装置
CN110745570A (zh) * 2019-11-18 2020-02-04 湖南众之强建筑材料有限公司 钢筋桁架码垛装置
CN113911905A (zh) * 2021-09-30 2022-01-11 上海寰宇物流科技有限公司 集装箱前后框链式翻转机及翻转框

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CN110745570B (zh) * 2019-11-18 2024-03-19 湖南众之强建筑材料有限公司 立体三角钢筋桁架码垛装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990408