JP2948483B2 - パネルの運搬装置及びパネルの運搬方法 - Google Patents

パネルの運搬装置及びパネルの運搬方法

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JP2948483B2 JP20705594A JP20705594A JP2948483B2 JP 2948483 B2 JP2948483 B2 JP 2948483B2 JP 20705594 A JP20705594 A JP 20705594A JP 20705594 A JP20705594 A JP 20705594A JP 2948483 B2 JP2948483 B2 JP 2948483B2
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル施工地点までパ
ネルを搬入して、建込むためのパネルの運搬装置及びパ
ネルの運搬方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉄骨により建築躯体を骨組み
した後に、外壁材となるパネルを人力により建築躯体の
パネル施工地点まで持ち運びをしている場合が多い。一
方、人手によらずにパネルを運搬する方法として、例え
ば実公昭3−29476号公報には、縦方向に一対のガ
イドレールを設けた外壁材を建築躯体に取付ける際に用
いる外壁材吊り上げ用ガイド治具が提案されている。そ
の具体的構造を図6に示す。同図において、外壁材50
のガイドレール51と既設外壁材52のガイドレール5
3とに亘ってガイド治具となる左右一対の下部ガイド5
4を取付け、既設外壁材52の両方のガイドレール53
に左右一対の上部ガイド55を摺動自在に取付けると共
に、この上部ガイド55を連結する連結杆59に屋上に
設置したクレーン56から垂下する2本の主ロープ57
を連結して、該主ロープ57をクレーン56により巻き
取ることで、外壁材50を下部ガイド54、上部ガイド
55を介して既設外壁材52のガイドレール53に沿っ
て吊り上げることができるようにしてある。これによ
り、外壁材50を既設外壁材52に接触することなく、
取付位置まで吊り上げ運搬できるようになり、さらに取
付位置から建物躯体58側に簡単に取り寄せができるよ
うになっている。
【0003】また、他例として、特開平4−29849
8号公報には、機体前後方向の一端側に基礎支持フレー
ムを具備した走行機体を設け、基礎支持フレームを上下
移動させると共に、基礎支持フレームの先端フレームを
左右に反転できるようにし、先端フレームの真空パッド
で壁材となるパネルを保持するようにした壁材運搬取付
け作業機が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
に外壁材となるパネルを人力により持ち運びをする場合
には、パネルの搬入、建込みに人手と時間がかかる上
に、足場の狭い部分を通る際にパネルに擦り疵や凹み傷
等が発生することが多かった。一方、図6に示す外壁材
吊り上げ用ガイド治具にあっては、外壁材50を2本の
主ロープ57で吊り下げる際に、外壁材50の落下防止
を考慮して補助ロープが必要となり、吊り下げ作業が面
倒であり、しかも、外壁材50をクレーン56で巻き上
げながら外壁施工地点まで搬入しなければならないた
め、パネルの建込みが大がかりなものとなるばかりか、
既設外壁材52が未だ存在しない場合にはこの方法は採
用できないという問題もある。
【0005】また、特開平4−298498号公報に提
案されているような、壁材運搬取付け作業機にあって
は、基礎支持フレームを上下移動させながら、基礎支持
フレームの先端フレームを左右に反転させ、さらに先端
フレームの真空パッドでパネルを保持する構造であるた
め、装置全体の大型化を招き、殊に足場のような幅が狭
くて入り組んだ通路では該装置を使用できないという問
題がある。
【0006】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、パネルの搬入、建
込みの省力化を図ることができると同時にパネルの擦り
傷や凹み疵等の発生を確実に防止できるようにしたパネ
ルの運搬装置及びパネルの運搬方法を提供するにあり、
別の目的とするところは、足桁に取付けられたレールに
不陸が生じている場合であっても、パネル保持機構を各
レールに対して安定走行状態で取付け可能としたパネル
の運搬装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るパネル5の運搬装置は、パネル施工用
の足桁2に、建築躯体9のパネル施工面に沿って横方向
に延びる上部レール3と下部レール4とが夫々取付けら
れ、パネル5を垂直姿勢にして該パネル5の上下両端を
着脱自在に保持するパネル保持機構6に、上部レール3
に走行自在に支持される上部走行体17と、下部レール
4に走行自在に支持される下部走行体18とを設けて成
ることに特徴を有している。
【0008】ここで、上部走行体17はパネル保持機構
6に対して上下方向Dにスライド自在であるのが好まし
い。また、上記足桁2に、パネル5の背面B側に対向さ
せて上部レール3が取付けられているのが好ましい。さ
らに、本発明に係るパネル5の運搬方法は、パネル施工
用の足桁2に、建築躯体9のパネル施工面に沿って横方
向に延びる上部レール3と下部レール4とを夫々取付
け、パネル5を垂直姿勢にして該パネル5の上下両端を
着脱自在に保持するパネル保持機構6に、上部レール3
に走行自在に支持される上部走行体17と、下部レール
4に走行自在に支持される下部走行体18とを夫々設
け、パネル保持機構6によりパネル5を垂直姿勢で保持
しながら、このパネル5を各レール3,4に沿ってパネ
ル施工地点Pまで移動させることに特徴を有している。
【0009】
【作用】本発明によれば、パネル施工用の足桁2に、建
築躯体9のパネル施工面に沿って横方向に延びる上部レ
ール3と下部レール4とを夫々取付け、パネル5を垂直
姿勢にして該パネル5の上下両端を着脱自在に保持する
パネル保持機構6に、上部レール3に走行自在に支持さ
れる上部走行体17と、下部レール4に走行自在に支持
される下部走行体18とを夫々設け、パネル保持機構6
によりパネル5を垂直姿勢で保持しながら、このパネル
5を各レール3,4に沿ってパネル施工地点Pまで移動
させるようにしたから、パネル施工用の足桁2を利用し
て、パネル5の搬入、建込みを人手をかけずにしかも短
時間で行なうことができ、しかも、足場の狭い部分を通
る場合でもパネル5はパネル保持機構6により垂直姿勢
で保持されているので、パネル5に擦り疵や凹み傷等が
発生する心配もない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例に用いられるパネルの運搬装置1は、図
1に示すように、パネル施工用の足桁2に取付けられる
上下2本のレール3,4と、パネル5の上下両端を着脱
自在に保持するためのパネル保持機構6とで構成され
る。尚、パネル5は、例えばウレタン等の有機発泡物5
Aの表裏面を金属外皮5B,5Cで夫々被覆したもので
あって、幅方向の一側端に嵌合凸部7、他側端に嵌合凹
部8を形成したものが用いられる。
【0011】上下2本のレール3,4は、建築躯体9
(図5)のパネル施工面に沿って横方向に夫々延びるよ
うに複数の足桁2の上下2箇所に間隔をあけて夫々取付
けられるものであり、各レール3,4の端部3a,4a
は、図3に示すように、一番外側に位置する足桁2より
もさらに外側に夫々突出させてある。上部レール3は、
端部3aが開口した断面略コ字状の管体より成り、パネ
ル保持機構6の上部走行体17が上部レール3の端部3
a側から挿入可能とされる。この上部レール3は、移動
させるパネル5の背面側Bに対向する足桁2部分に上側
取付金具11を介して取付けられている。上側取付金具
11は、上部レール3を支持する断面コ字状のレール取
付部11aを備えており、この上側取付金具11に対す
る上部レール3の固定は、上部レール3をレール取付部
11aに収納し、レール取付部11aの下面に穿孔され
たボルト孔からボルト12を挿入して、ボルト12の先
端を上部レール3の下面に押圧することによって行なわ
れる。
【0012】下部レール4は、断面円形状の単管より成
り、上部レール3と略同じ長さで且つ上部レール3と略
平行に配置されるものであって、下側取付金具13を介
して足桁2に取付けられる。この下側取付金具13は、
足桁2の前方Cに突出するアーム部13aを備えてお
り、アーム部13aの先端には下部レール4の下面側が
嵌め込まれるレール取付溝13bが凹設されている。
【0013】一方、パネル保持機構6は、下部ホルダー
15、上部ホルダー16、下部走行体18、上部走行体
17等により構成される。下部ホルダー15は、パネル
5の下端を保持するための前後一対の把持部材15a,
15bから成り、縦張り用のパネル5の一側端に設けら
れた嵌合凸部7を略全長に亘って着脱自在に把持するこ
とができる細長状に形成されており、両把持部材15
a,15bには、パネル5の嵌合凸部7を把持部材15
a,15b間で挟持固定するための固定具19が取付け
られている。また、下部ホルダー15の長さ方向(図1
の紙面に対して垂直方向)の両端下面側には、水平軸回
りに回転自在の車輪18aより成る下部走行体18が夫
々取付けられており、各下部走行体18は上記下部レー
ル4の上面側に走行自在に支持されている。
【0014】また、下部ホルダー15の長さ方向(図1
の紙面に対して垂直方向)の両端下面側には、パネル5
の背面側Bにおいて上下方向Dに延びる2本の連結フレ
ーム20の下端部20aが夫々固定されており、各連結
フレーム20の上端部20b側には、パネル5の上端を
着脱自在に保持するための上部ホルダー16が装着され
ている。この上部ホルダー16は、パネル5の上端に着
脱自在に嵌め込むことができる下向きコ字状に形成さ
れ、連結フレーム20に沿って上下方向Dに移動自在に
取付けられている。図1中、21は上部ホルダー16を
位置決めするための固定具である。
【0015】さらに、連結フレーム20の略中央部に
は、T字形の取付金具22が取付けられ、この取付金具
22の先端には、パネル5の背面B側において上下方向
Dに延びるガイドパイプ23が取付けられており、ガイ
ドパイプ23の内部にはスライド棒24の下部24aが
上方からスライド自在に挿入されている。このスライド
棒24の上部24bには上部走行体17が取付けられて
おり、上部走行体17はスライド棒24と共にガイドパ
イプ23に沿って上下方向Dにスライド自在となってい
る。上部走行体17は、水平軸回りに回転自在の車輪1
7aから成り、上部レール3の内側面3bにて抜け止め
された状態で、上部レール3に沿って走行自在に連結さ
れている。
【0016】次に、図2に示す施工用の足桁2にパネル
5の運搬装置1を取付けるに際しては、最初に、足桁2
の上部に上側取付金具11を介して上部レール3を固定
し、足桁2の下部に下側取付金具13を介して下部レー
ル4を固定する(図3の状態)。その後、パネル保持機
構6の上部走行体17を上部レール3の端部3aから図
3の矢印方向Eに挿入すると同時にパネル保持機構6の
下部走行体18を下部レール4の端部4aの上面に載置
することによってパネル保持機構6を各レール3,4に
取付ける(図1の状態)。ここで、仮りに足桁2に取付
けられた上下2本のレール3,4に不陸が生じていて
も、上部走行体17はスライド棒24を介してガイドパ
イプ23に沿って上下方向Dにスライド自在にガイドさ
れているので、各レール3,4の不陸が上部走行体17
のスライドによって吸収されることとなり、パネル保持
機構6を各レール3,4に安定走行状態で取付けること
ができる。また、足桁2に各レール3,4を取付ける際
に、各レール3,4の不陸を考慮する必要がないので、
各レール3,4の取付け作業のスピードアップを図るこ
とができる。
【0017】次に、各レール3,4に取付けたパネル保
持機構6に、図4の仮想線で示すように、一枚の縦張り
用のパネル5を横向きにして取付ける。パネル5の取付
け方法としては、パネル5の嵌合凸部7が下側、嵌合凹
部8が上側に位置するようにパネル5を垂直姿勢にし
て、パネル5の下端(嵌合凸部7)を下部ホルダー15
の各把持部材15a,15b間に挿入して固定具19
(図1)により締め付ける。その後、上部ホルダー16
を連結フレーム20に沿って下降させてパネル5の上端
(嵌合凹部8)に嵌め込み、上部ホルダー16を固定具
21(図1)により位置決め固定する。この時、パネル
5の下端は下部ホルダー15にて強固に固定されている
ので、パネル5の上端はパネル5が倒れるのを防止でき
る程度に保持すれば足り、従って、上部ホルダー16の
構造の簡素化を図ることができる。
【0018】次に、パネル保持機構6に保持されたパネ
ル5を手で押して、各レール3,4に沿って図5に示す
パネル施工地点Pまで移動させる。このように、パネル
施工用の足桁2を利用して、1人でもパネル5の搬入作
業ができ、人手がかからず、効率的にパネル5の建込み
ができると共に、従来のようにパネルを人力で持ち運ん
だり、或いはクレーンで吊り下げたりする場合と異な
り、足場Fの狭い部分を通る場合でもパネル5はパネル
保持機構6にて垂直姿勢で保持されているので、パネル
5が振れたりすることがなく、パネル5に擦り疵や凹み
傷等が発生する心配がない。しかも、パネル5を含むパ
ネル保持機構6全体の荷重が下部走行体18を介して下
部レール4にて支持されているので、上部走行体17に
大きな荷重がかからなくなり、上部走行体17を断面略
コ字状の上部レール3に摺動自在に嵌め込んだ場合で
も、上部走行体17と上部レール3との間の摩擦が小さ
くなり、パネル保持機構6の移動をよりスムーズにする
ことができる。
【0019】そして、パネル施工地点Pにおいて、上部
ホルダー16を上昇させてパネル5の上端を開放すると
共に、下部ホルダー15からパネル5の下端を開放し
て、パネル5をパネル保持機構6より取外す。このと
き、上部レール3はパネル5の背面側Bに対向させて足
桁2に取付けられており、パネル5の上端側に上部レー
ル3が存在しなくなるので、パネル5の上端をパネル保
持機構6に着脱する際に上部レール3が作業の妨げとな
らず、パネル5の取外し作業をスムーズに行なうことが
できる。次に、パネル保持機構6より取外したパネル5
を縦向きにして、図5に示す建築躯体9を構成する鉄骨
30の胴縁31にボルト等で固着する。その後、上記一
連の動作を繰り返すことにより、複数枚のパネル5をパ
ネル施工面に一枚ずつ順次取付け施工することができ
る。尚、図5中、40は布基礎、41は基礎である。ま
た、図5においては足桁2の図示は省略してあるが、実
際にはパネル5を挟んで鉄骨30とは反対側に足桁2が
立設されているものである。
【0020】
【発明の効果】上述のように、請求項1記載の発明によ
れば、パネル施工用の足桁に、パネル施工面に沿って横
方向に延びる上部レールと下部レールとが夫々取付けら
れ、パネルを垂直姿勢にして該パネルの上下両端を着脱
自在に保持するパネル保持機構に、上部レールに走行自
在に支持される上部走行体と、下部レールに走行自在に
支持される下部走行体とを設けて成るから、パネル施工
用の足桁を利用して、パネルの搬入、建込みを人手をか
けずにしかも短時間で行なうことができると共に、パネ
ル保持機構はパネルの上下両端を着脱自在に保持するも
のであるから、パネル保持機構に対するパネルの取付
け、取外しに手間がかからず、より一層の省力化を図る
ことができ、そのうえ、従来のようにパネルを人力で持
ち運んだり、或いはクレーンで吊り下げたりする場合と
異なり、足場の狭い部分であってもパネルの揺れ等を防
止できるので、パネルに擦り疵や凹み傷等が発生するの
を確実に防止できるという効果を奏する。
【0021】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の上部走行体をパネル保持機構に対して上下方
向にスライド自在としたから、請求項1の効果に加え
て、足桁に取付けられる上下2本のレールに不陸が生じ
ている場合であっても、上部走行体の上下方向のスライ
ドによってパネル保持機構を各レールに対して安定走行
状態で取付け可能となる。
【0022】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項1記載の足桁に、パネルの背面側に対向させて上部レ
ールが取付けられているから、パネルの上端側に上部レ
ールが存在しなくなるので、パネルの上端をパネル保持
機構に着脱する際に上部レールが作業の妨げとならず、
パネルの取付け、取外し作業を一層効率良く行なえるよ
うになる。
【0023】さらに、請求項4記載の発明によれば、パ
ネル施工用の足桁に、パネル施工面に沿って横方向に延
びる上部レールと下部レールとを夫々取付け、パネルを
垂直姿勢にして該パネルの上下両端を着脱自在に保持す
るパネル保持機構に、上部レールに走行自在に支持され
る上部走行体と、下部レールに走行自在に支持される下
部走行体とを夫々設け、パネル保持機構によりパネルを
垂直姿勢で保持しながら、このパネルを各レールに沿っ
てパネル施工地点まで移動させるものであるから、パネ
ル保持機構に保持されたパネルに手をかけて押すだけで
パネルを搬入できると共に、足場の狭い部分を通る場合
でも、パネルをパネル施工地点まで簡単に移動させるこ
とができるので、パネル施工用の足桁を利用して、パネ
ルの搬入、建込みを人手をかけずにしかも短時間で行な
えるようになる。しかも、パネルはパネル保持機構によ
り垂直姿勢で保持されているので、搬入途中でパネルの
揺れ等が生じることもなく、その結果、パネルの搬入、
建込みの省力化を図ることができると同時に、パネルの
擦り傷や凹み疵等の発生を確実に防止できるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に用いられるパネルの運搬装
置の側面図である。
【図2】同上のパネル施工用の足桁の正面断面図であ
る。
【図3】同上の足桁に対する各レールの取付け状態を示
す正面断面図である。
【図4】同上のパネルの運搬装置の正面図である。
【図5】同上のパネルを建築躯体に取付けた状態を示す
一部切り欠き斜視図である。
【図6】従来例の正面図である。
【符号の説明】
2 足桁 3 上部レール 4 下部レール 5 パネル 6 パネル保持機構 9 建築躯体 17 上部走行体 18 下部走行体 B パネルの背面側 D 上下方向 P パネル施工地点
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−298498(JP,A) 特開 平3−202560(JP,A) 特開 昭61−179944(JP,A) 特開 平6−200630(JP,A) 特開 平4−143367(JP,A) 特開 平4−237766(JP,A) 実開 平4−101416(JP,U) 実公 平3−29476(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04G 21/14 - 21/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル施工用の足桁に、建築躯体のパネ
    ル施工面に沿って横方向に延びる上部レールと下部レー
    ルとが夫々取付けられ、パネルを垂直姿勢にして該パネ
    ルの上下両端を着脱自在に保持するパネル保持機構に、
    上部レールに走行自在に支持される上部走行体と、下部
    レールに走行自在に支持される下部走行体とを設けて成
    ることを特徴とするパネルの運搬装置。
  2. 【請求項2】 上部走行体は、パネル保持機構に対して
    上下方向にスライド自在であることを特徴とする請求項
    1記載のパネルの運搬装置。
  3. 【請求項3】 足桁に、パネルの背面側に対向させて上
    部レールが取付けられていることを特徴とする請求項1
    記載のパネルの運搬装置。
  4. 【請求項4】 パネル施工用の足桁に、建築躯体のパネ
    ル施工面に沿って横方向に延びる上部レールと下部レー
    ルとを夫々取付け、パネルを垂直姿勢にして該パネルの
    上下両端を着脱自在に保持するパネル保持機構に、上部
    レールに走行自在に支持される上部走行体と、下部レー
    ルに走行自在に支持される下部走行体とを夫々設け、パ
    ネル保持機構によりパネルを垂直姿勢で保持しながら、
    このパネルを各レールに沿ってパネル施工地点まで移動
    させることを特徴とするパネルの運搬方法。
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