JPH05185499A - エンボス成形装置 - Google Patents

エンボス成形装置

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Publication number
JPH05185499A
JPH05185499A JP510692A JP510692A JPH05185499A JP H05185499 A JPH05185499 A JP H05185499A JP 510692 A JP510692 A JP 510692A JP 510692 A JP510692 A JP 510692A JP H05185499 A JPH05185499 A JP H05185499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
embossing
molding die
molding
sheet plate
embossed
Prior art date
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Pending
Application number
JP510692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Orimo
茂 洋 二 織
Isao Inoue
上 功 井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP510692A priority Critical patent/JPH05185499A/ja
Publication of JPH05185499A publication Critical patent/JPH05185499A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンボス部72の側方に位置するフランジ部
73にバリを生じさせない。 【構成】 シート板20を加熱する加熱装置30の下流
側にエンボス成形装置10が配設されている。エンボス
成形装置10はエンボス溝12を有する成形下金型11
と、エンボス突部22を有する成形上金型21とを備え
ている。成形下金型11の加熱装置30側端面のうちエ
ンボス溝12に連なる部分12a以外の部分、および成
形上金型21の加熱装置30側端面のうちエンボス突部
22に連なる部分以外の部分に面取り部13,23が各
々形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はIC等の電子部品を包装
して搬送する電子部品搬送体の底材を製造するために用
いるエンボス成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、IC等の電子部品を多数包装して
搬送する合成樹脂製の電子部品搬送体が知られている。
この電子部品搬送体は、IC等の電子部品を収納する底
材と、底材を覆う平板状蓋材とを備えている。このうち
底材は電子部品収納用のエンボス部と、エンボス部上端
開口のフランジ部とからなり、蓋材はこのフランジ部に
ヒートシールされるようになっている。また各エンボス
部はエンボス部上端開口のフランジ部によって連結され
ている。
【0003】このような構成からなる電子部品搬送体に
おいて、IC等の電子部品が底材の各エンボス部内に収
納され、その後、底材のフランジ部に平板状蓋材がヒー
トシールされて電子部品が包装される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、IC等
の電子部品を収納する底材は、連続して設けられたエン
ボス部と、各エンボス部を連結するフランジ部とからな
っている。また、一般に、この底材は合成樹脂製シート
板を加熱装置により予め加熱しておき、その後真空また
は圧空成形してエンボス部を成形することにより製造さ
れる。
【0005】また、シート板にエンボス部を成形する場
合、成形作業の迅速化を図るため、多列のエンボス溝を
有する成形下金型と、エンボス溝に進入するエンボス突
部を有する成形上金型とを備えたエンボス成形装置によ
って、所定幅のシート板に多列のエンボス部を成形する
ことが考えられている。
【0006】ところで、加熱装置によって、加熱された
シート板がエンボス成形装置まで搬送され、シート板に
エンボス部を成形する際、成形下金型の加熱装置側端縁
と成形上金型の加熱装置側端縁との間でシート板に金型
による段差が発生することがある。このシート板の段差
の発生箇所は、通常底材のフランジ部に相当する部分な
ので、後工程でフランジ部に蓋材をヒートシールする
際、確実なヒートシールを行なうことができなくなって
しまう。
【0007】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、エンボス部を成形する際発生する段差を最
小限に押えることができるエンボス成形装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は合成樹脂製シー
ト板を加熱する加熱装置の下流側に配置され、連続して
配置されたエンボス溝を有する成形下金型と、この成形
下金型の上方に配置され前記エンボス溝内に進入するエ
ンボス突部を有する成形上金型とを備え、シート板にエ
ンボス部とフランジ部とを成形するエンボス成形装置に
おいて、前記成形下金型の前記加熱装置側端面のうち前
記エンボス溝に連なる部分以外の部分、または前記成形
上金型の前記加熱装置側端面のうち前記エンボス突部に
連なる部分以外の部分に、面取り部を形成したことを特
徴とするエンボス成形装置である。
【0009】
【作用】加熱装置により加熱されたシート板を成形下金
型と成形上金型との間で押圧することにより、成形上金
型のエンボス突部が成形下金型のエンボス溝内に進入し
てエンボス部が成形される。この場合、成形下金型の加
熱装置側端面のエンボス溝に連なる部分以外の部分、ま
たは成形上金型の加熱装置側端面のエンボス突部に連な
る部分以外の部分に面取り部が形成されているので、エ
ンボス部側方のフランジ部に段差が生じることはない。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
【0011】まず、電子部品搬送体について、図4およ
び図5により簡単に説明する。図4および図5におい
て、電子部品搬送体70は、IC等の電子部品77を収
納する底材71と、底材71を覆う蓋材75とを備えて
いる。
【0012】また底材71は電子部品収納用のエンボス
部72と、エンボス部72上端開口のフランジ部73と
からなり、蓋材75はこのフランジ部73にヒートシー
ルされるようになっている。エンボス部72は、連続し
て設けられており、各エンボス部72は上端開口のフラ
ンジ部73によって互いに連結されている。
【0013】このうち、底材71は例えば塩化ビニル製
またはポリスチレン製シート板を真空または圧空成形し
て形成され、一方蓋材は合成樹脂製の積層シートからな
っている。またフランジ部73には、エンボス部72に
隣接して複数のパンチ孔74が連続して設けられてい
る。このパンチ孔74は、底材71移送用のものであ
る。
【0014】次にエンボス成形装置について説明する。
図1および図2に示すように、エンボス成形装置10は
加熱装置30の下流側に配設されている。エンボス成形
装置10は多列に連続して配置されたエンボス溝12を
有する成形下金型11と、成形下金型11の上方に配置
されエンボス溝12内に進入するエンボス突部22を有
する成形上金型21とを備えている。そして、成形下金
型11のエンボス溝12と成形上金型12のエンボス突
部22との間で、合成樹脂製シート板20に多列のエン
ボス部72(図4)を成形するようになっている。
【0015】また、図1および図2に示すように、成形
下金型11の加熱装置30側端面には、面取り部13が
複数形成されている。この面取り部13は、エンボス溝
12の各列間に対応する部分とエンボス溝12の両はし
の列の外側に対応する部分に形成されている。すなわ
ち、多列のエンボス溝12に連なる部分12a以外の部
分に、面取り部13が形成されている。この面取り部1
3が形成される部分は、エンボス部72側方のフランジ
部73に対応する部分である。
【0016】同様に、成形上金型21の加熱装置30側
端面にも、成形下金型11の面取り部13に対応する部
分、すなわち多列のエンボス突部22に連なる部分以外
の部分に複数の面取り部23が形成されている。
【0017】次にこのような構成からなる本実施例の作
用について説明する。
【0018】まず、加熱装置30によって合成樹脂製シ
ート板20が加熱され、加熱されたシート板20はエン
ボス成形装置10まで搬送されて停止する。加熱装置3
0においては、シート板20のうち成形下金型11のエ
ンボス溝12に対応する部分が、帯状に加熱される。
【0019】次にエンボス成形装置10まで搬送された
シート板20は、成形下金型11の上面と成形上金型の
下面との間で押圧挾持される。同時に、成形上金型21
のエンボス突部22が成形下金型11のエンボス溝12
内に進入し、圧空または真空成形によってシート板20
に多列、例えば4列のエンボス部72が成形される。ま
たシート板20のうちエンボス部72以外の部分は、そ
のままフランジ部73となる。
【0020】その後、成形下金型11と成形上金型21
とが互いに離れ、エンボス部72が成形されたシート板
20は後工程へ送られる。そして後工程でシート板20
は縦方向に切断され、図4および図5に示すような単列
の底材71が得られる。
【0021】本実施例によれば、成形下金型11の加熱
装置30側端面と成形上金型21の加熱装置30側端面
に、前述のように面取り部13,23が形成されている
ので、エンボス成形時にこれら面取り部13,23の間
でシート板20に段差を生じさせることはない。
【0022】すなわち、図3に示すように、成形下金型
11と成形上金型12に面取り部を設けない場合は、成
形下金型11の加熱装置30側端縁と成形上金型21の
加熱装置30側端縁との間でシート板20に段差40を
生じさせることが考えられる。しかしながら、本実施例
の場合、成形下金型11と成形上金型21には、上述し
た位置に面取り部13,23が形成されているので、エ
ンボス部72の側方に位置するフランジ部73に段差を
生じさせることはない。このためフランジ部73に確実
に蓋材75をヒートシールすることができる。
【0023】なお、図1に示すように成形下金型11の
加熱装置30側端面のうち、エンボス溝12に連なる部
分12aには面取りが施されていないので、シート板2
0を形成下金型11の上面と成形上金型21の下面との
間で押圧挾持してエンボス部72を成形する際押圧挾持
作用に支障が生じることはない。このためエンボス部7
2を精度良く成形することができる。また、成形下金型
11と成形上金型21の加熱装置30と反対側の端面
は、成形下金型11と成形上金型21との間で、すでに
押圧され冷却されたシート板20を再押圧する部分なの
で、特に面取りを施さなくても段差が生じることはな
い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
成形下金型の加熱装置側端面のうちエンボス溝に連なる
部分以外の部分、または成形上金型の加熱装置側端面の
うちエンボス突部に連なる部分以外の部分に面取り部が
形成されているので、エンボス部側方に位置するフラン
ジ部に段差を生じさせることはない。このため、底材に
電子部品を収納した後、フランジ部に蓋材をヒートシー
ルする場合、確実にヒートシールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエンボス成形装置の成形下金型の
平面図。
【図2】エンボス成形装置の側面図。
【図3】面取りを施さないエンボス成形装置と段差が発
生したシート板を示す図。
【図4】電子部品搬送体の部分斜視図。
【図5】図4V−V線断面図。
【符号の説明】
10 エンボス成形装置 11 成形下金型 12 エンボス溝 13 面取り部 20 シート板 21 成形上金型 22 エンボス突部 23 面取り部 30 加熱装置 71 底材 72 エンボス部 73 フランジ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製シート板を加熱する加熱装置の
    下流側に配置され、連続して配置されたエンボス溝を有
    する成形下金型と、この成形下金型の上方に配置され前
    記エンボス溝内に進入するエンボス突部を有する成形上
    金型とを備え、シート板にエンボス部とフランジ部とを
    成形するエンボス成形装置において、前記成形下金型の
    前記加熱装置側端面のうち前記エンボス溝に連なる部分
    以外の部分、または前記成形上金型の前記加熱装置側端
    面のうち前記エンボス突部に連なる部分以外の部分に、
    面取り部を形成したことを特徴とするエンボス成形装
    置。
JP510692A 1992-01-14 1992-01-14 エンボス成形装置 Pending JPH05185499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP510692A JPH05185499A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 エンボス成形装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP510692A JPH05185499A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 エンボス成形装置

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Publication Number Publication Date
JPH05185499A true JPH05185499A (ja) 1993-07-27

Family

ID=11602114

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP510692A Pending JPH05185499A (ja) 1992-01-14 1992-01-14 エンボス成形装置

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JP (1) JPH05185499A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7717696B2 (en) * 2000-07-18 2010-05-18 Nanonex Corp. Apparatus for double-sided imprint lithography

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7717696B2 (en) * 2000-07-18 2010-05-18 Nanonex Corp. Apparatus for double-sided imprint lithography

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