JPH05184839A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH05184839A
JPH05184839A JP4002705A JP270592A JPH05184839A JP H05184839 A JPH05184839 A JP H05184839A JP 4002705 A JP4002705 A JP 4002705A JP 270592 A JP270592 A JP 270592A JP H05184839 A JPH05184839 A JP H05184839A
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air cleaner
air purifier
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wind
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JP4002705A
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Norihito Mochida
則仁 持田
Yoshinori Takashima
芳紀 高嶋
Yasushi Takano
泰 鷹野
稔之 ▲吉▼田
Toshiyuki Yoshida
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一性のない運転パターンの空気清浄機の制
御装置を提供し、空気清浄機運転時における風切り音、
あるいは電動機駆動音の煩わしさを低減するとともに、
フィットンチッドの効果を最大限に発揮することを目的
としている。 【構成】 電動機駆動の空気清浄機4と、前記駆動部5
で駆動されるファンと、前記空気清浄機4の回転速度を
制御する回転数制御部11と、適宜なタイミング信号の
パルスを発生するタイミング信号発生部12と、適宜に
ランダムな前記空気清浄機の運転パターンを記憶する記
憶装置13と、前記空気清浄機の適宜な位置に設けられ
フィットンチッドを発生するフィットンチッド発生部1
4と、前記記憶装置13から前記回転数制御部11に各
速度指令を与える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可変速空気清浄機で、そ
の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気清浄機は、主に図8に示すよ
うに、トライアック等のトリガ素子1と進相用コンデン
サ3を用いて、トライアック1を駆動して、単相の交流
4で駆動するコンデンサモータと呼ばれる駆動方式が主
に行われていた。
【0003】また、別のトライアック2を用いて、モー
タのタップ切り替えによる極数切り替えで速度制御を行
なっていた。
【0004】また、従来より針葉樹等の樹木から取れ、
殺菌作用あるいは人体へのさまざまな効用等があるフィ
ットンチッドとが空気清浄機に応用されてきたが、これ
は、単に容器とその開口部のみで構成され、主に拡散作
用による使用に限られていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の空気清浄機においては、タップ切り替えによる速度
制御は、行なっているものの、その駆動パターンが、単
調なものとなってしまうため、その運転時における風切
り音、あるいは電動機駆動音が単一な上、室内の風の流
れも単一で、常に変化する自然風とはかなり異なり違和
感を生じ煩わしいものであった。
【0006】また、フィットンチッドにより単に拡散作
用による噴出により行なっていたため、部屋がかなり大
きくなると、部屋全体に拡散するには時間がかかる上、
フィットンチッド成分の分布にかたよりが生じ、離れた
場所においては効果を十分に発揮できなかった。
【0007】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、単一性のない運転パターンの空気清浄機の制御装置
を提供し、上記弊害を除去するとともに、フィットンチ
ッドが十分に拡散されることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、第1の手段は、電動機駆動の空気清浄機
と、前記駆動部で駆動されるファンと、前記空気清浄機
の適宜な位置に設けられ、フィットンチッドを発生する
フィットンチッド発生部と、前記フィットンチッド発生
部の開口部分は前記空気清浄機の流路の適宜な位置に配
置してなる。
【0009】また、第2の手段は、電動機駆動の空気清
浄機と、前記駆動部で駆動されるファンと、前記空気清
浄機の回転速度を制御する回転数制御部と、適宜なタイ
ミング信号のパルスを発生するタイミング信号発生部
と、適宜にランダムな前記空気清浄機の運転パターンを
記憶する記憶装置と、前記空気清浄機の適宜な位置に設
けられフィットンチッドを発生するフィットンチッド発
生部とで構成される。
【0010】さらに、第3の構成は、電動機駆動の空気
清浄機と、前記空気清浄機を駆動する駆動部と、適宜に
ランダムな運転パターンを記憶する記憶装置と、前記空
気清浄機の適宜な位置に設けられフィットンチッドを発
生するフィットンチッド発生部と、基準時間を与えるク
ロックとで構成される。
【0011】
【作用】上記した第1の構成により、電動機駆動される
ファンによる真空効果により発生する風にフィットンチ
ッド成分を重畳させる。
【0012】また、第2の構成により、適宜にランダム
な運転パターンが記憶装置に記憶され、これに基づいた
速度指令パターンをタイミングパルスに同期して、回転
数制御部に送り、これにより電動機を可変速駆動し、電
動機駆動されるファンにより発生する風にフィットンチ
ッド成分を重畳させる。
【0013】さらに、第3の構成により、適宜にランダ
ムな運転パターンとなるような周期時間で駆動部に駆動
指令を与え、これにより電動機を駆動し、電動機駆動さ
れるファンにより発生する風にフィットンチッド成分を
重畳させる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の空気清浄機の第1の実施例に
ついて、図1に基づいて説明する。
【0015】図1において、4は電動機駆動の空気清浄
機、5は前記空気清浄機を駆動する駆動部、6は駆動部
5を制御する制御部、7は前記駆動部5で駆動されるフ
ァン、8は前記空気清浄機1の適宜な位置に設けられフ
ィットンチッドを発生するフィットンチッド発生部、前
記フィットンチッド発生部8の開口部9は前記空気清浄
機の流路10に配置してなる構成である。
【0016】以下に本実施例の動作について、説明す
る。まず、前記駆動部5でファン7が駆動されるとファ
ン7の近傍に真空効果により、風が発生する。その風が
流路10を通り空気清浄機4より排出される。そして、
流路10にその開口部9が設けられたフィットンチッド
発生部8からのフィットンチッドがその風に乗って、空
気清浄機4の外部に排出される。これにより、空気清浄
機4を運転したところ、フィットンチッド成分がほぼ室
内全体に行きわたるようになるものである。
【0017】図2は、本発明の空気清浄機の第2の実施
例である。図中同一構成には同一番号を付して説明を省
略する。11は電動機2の回転速度を制御する回転数制
御部、12は適宜なタイミングのパルス信号を発生する
タイミング信号発生部、13は適宜にランダムな電動機
2運転パターンとして、1/fゆらぎパターンを記憶す
る記憶装置、14は前記空気清浄機1の適宜な位置に設
けられフィットンチッドを発生するフィットンチッド発
生部で、前記タイミングのパルス信号毎に前記記憶装置
13から前記回転数制御部11に各速度指令を与える構
成である。
【0018】次に、1/fゆらぎパターンについて説明
する。一般に、自然界の風、川の流れ、小鳥のさえずり
など、あるいは生体のリズムなどには、固有のリズムが
あることが知られている。そして、これらの変化のパワ
ースペクトルは、そのパワーが周波数の逆数に比例す
る、いわゆる1/fゆらぎとなっていると言われてい
る。その一例として、一定時間における自然の風速の変
化についての観測結果を第7図(a)に示す。また、そ
の時の同図(b)に示すようにパワースペクトル分析結
果は、ほぼ1/fを呈している。従って、これら外界の
リズムとのマッチングが、人の快・不快に大きな影響が
あると考えられる。
【0019】以下に本実施例の動作について説明する。
図5に1/f可変速運転パターンの一実施例を示す。本
来、1/fゆらぎは自然界の風などのように、無限に周
期性のないもので定義されている。しかし、これを演算
処理などを施して、そのまま回転制御に利用するのは、
あまり実用的でないので、同図のような周期性のあるパ
ターンで実施した。この信号をフーリエ変換により、パ
ワースペクトルを演算で求め、グラフ化したものを図6
に示す。同図に示すように、ほぼ1/fカーブにのって
いることが解る。
【0020】まず、記憶装置13には、各時間における
指令回転数値N1、N2、……N50のすべてのデータ
が保存され、また、タイミング信号発生部4からは、Δ
t秒の周期のタイミング用パルス信号を出力している。
そして、このタイミング毎にその記憶装置13に保存さ
れている指令回転数を切り替えながら、回転数制御部に
出力して、パターン運転を行なう。これにより、空気清
浄機を運転したところ、フィットンチッド成分がほぼ室
内全体に行きわたるとともに、風切り音・電動機駆動音
の単一性が解消し、聞きやすくなった。さらには、室内
の風の流れも単一性がなくなり、フィットンチッド効果
も加わって、いっそう自然風に近い流れが実現された。
【0021】図3に本発明の空気清浄機の第3の実施例
を示す。図中1は電動機駆動の空気清浄機、21は前記
電動機を駆動する駆動部、22は適宜にランダムな運転
パターンを記憶する記憶装置、23は前記空気清浄機1
の適宜な位置に設けられフィットンチッドを発生するフ
ィットンチッド発生部、24は基準時間を与えるクロッ
ク、前記クロックを基準として、前記記憶装置22から
前記駆動部21に駆動指令を与える構成である。
【0022】以下に本実施例の動作について説明する。
図7に1/f運転パターンの一実施例で、同図のような
周期性のあるパターンで実施した。
【0023】まず、記憶装置22には、オン・オフ時間
T1、T2、……T50および回転方向のすべてのデー
タが保存されている。また、クロック10からは、基準
となるクロック信号が出力されている。そして、このク
ロックを基準として、その記憶装置22に保存されてい
る指令回転方向とオン・オフ周期を切り替えながら、駆
動部21に駆動指令を出力し、電動機をパターン運転す
る。
【0024】これにより、特に可変速駆動装置がないに
もかかわらず空気清浄機運転時、風切り音・電動機駆動
音に単一性がなくなり、フィットンチッド効果も加わっ
て、いっそう自然風に近い流れが実現された。
【0025】なお、上記実施例においては1/fゆらぎ
パターンを用いたものについて説明したが、1/f2.5
ゆらぎ等その周辺の乗数を用いても同様の効果が得られ
る。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本願発明によれば、フィ
ットンチッド成分が自然の拡散作用だけでなくファンの
風力により強制的に拡散される為、速効性があり、か
つ、かなり大きな部屋でもフィットンチッド成分を均一
に分布することのできるものである。又、駆動部がタイ
ミング信号発生部あるいは基準時間のクロックの指令に
より発せられる適宜にランダムな運転パターンに従って
駆動するため風や運転音が単調ではなくより自然に近い
ものとなり、極めて心地よい使用感を得ることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気清浄機の第1の実施例を示す構成
【図2】本発明の空気清浄機の第2の実施例を示す構成
【図3】本発明の空気清浄機の第3の実施例を示す構成
【図4】1/f可変速運転パターン一実施例を示す図
【図5】空気清浄機の第2構成の運転パターンのパワー
スペクトルを示す図
【図6】空気清浄機の第3構成の運転パターンのパワー
スペクトルを示す図
【図7】従来の空気清浄機の構成を示す図
【図8】自然の風速の変化についての観測結果およびそ
の時のパワースペクトル図
【符号の説明】
4,1 空気清浄機 5,21 駆動部 6 制御部 8,23,14 フィットンチッド発生部 9 開口部 10 流路 11 回転数制御部 12 タイミング信号発生部 13,22 記憶装置 24 クロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼田 稔之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機駆動の空気清浄機と、前記駆動部で
    駆動されるファンと、前記空気清浄機の適宜な位置に設
    けられ、フィットンチッドを発生するフィットンチッド
    発生部と、前記フィットンチッド発生部の開口部分は前
    記空気清浄機の流路の適宜な位置に配置してなる空気清
    浄機。
  2. 【請求項2】電動機駆動の空気清浄機と、前記駆動部で
    駆動されるファンと、前記空気清浄機の回転速度を制御
    する回転数制御部と、適宜なタイミング信号のパルスを
    発生するタイミング信号発生部と、適宜にランダムな前
    記空気清浄機の運転パターンを記憶する記憶装置と、前
    記空気清浄機の適宜な位置に設けられフィットンチッド
    を発生するフィットンチッド発生部と、前記タイミング
    毎に前記記憶装置から前記回転数制御部に各速度指令を
    与える構成の空気清浄機。
  3. 【請求項3】電動機駆動の空気清浄機と、前記空気清浄
    機を駆動する駆動部と、適宜にランダムな運転パターン
    を記憶する記憶装置と、前記空気清浄機の適宜な位置に
    設けられフィットンチッドを発生するフィットンチッド
    発生部と、基準時間を与えるクロックと、前記クロック
    を基準として、前記記憶装置から前記駆動部に駆動指令
    を与える構成の空気清浄機。
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