JPH05184531A - 医療用チューブ - Google Patents

医療用チューブ

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JPH05184531A
JPH05184531A JP4184070A JP18407092A JPH05184531A JP H05184531 A JPH05184531 A JP H05184531A JP 4184070 A JP4184070 A JP 4184070A JP 18407092 A JP18407092 A JP 18407092A JP H05184531 A JPH05184531 A JP H05184531A
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JP
Japan
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mechanochemical
insertion portion
electrodes
electrode
storage chamber
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JP4184070A
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Inventor
Yasuhiro Ueda
康弘 植田
Sakae Takehata
榮 竹端
Kazuhiko Ozeki
和彦 大関
Isami Hirao
勇実 平尾
Katsuya Suzuki
克哉 鈴木
Kenji Yoshino
謙二 吉野
Noriyasu Aoki
義安 青木
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】比較的簡単な構成でありながら応答速度を高め
ることができる医療用チューブを提供することにある。 【構成】内視鏡1の挿入部2の長手軸方向に沿ってその
挿入部2の内部に収納室22を形成し、この収納室22
内に電解質溶液23を満たすとともに、前記収納室22
内には、一対の作動用電極28a,28b,29a,2
9bとこれにを前記電解質溶液23を介して電圧を印加
したとき屈曲するメカノケミカル物質27a,27とを
設け、さらに前記作動用電極28a,28b,29a,
29bに駆動電圧を印加する通電回路33を有した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メカノケミカル物質を
用いてその挿入部の少なくとも一部を変形する駆動手段
を有した医療用チューブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内視鏡の挿入部やカテーテルなど
の医療用チューブにおいて、メカノケミカル物質を用い
てその挿入部を湾曲させる方式のものが特開平1−32
0068号公報において知られている。これは挿入部に
その軸方向に沿って長いメカノケミカル物質からなる長
尺な部材を配設し、このメカノケミカル物質からなる部
材にメカノケミカル反応を起こさせて収縮または伸長さ
せることにより、医療用チューブの挿入部を湾曲する操
作を行うものである。
【0003】そして、通常、メカノケミカル物質のメカ
ノケミカル反応を電気的に制御する手段としては、その
長尺なメカノケミカル物質からなる部材の両端に電極を
設けてその部材の両端から電圧を印加する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の医
療用チューブの駆動手段は、前述したようにメカノケミ
カル物質からなる部材の両端に付設した電極間に電圧を
印加してメカノケミカル的な反応を起こさせ、その長尺
な部材全体についての収縮または伸長を行わせるもので
あった。
【0005】しかし、長尺な部材全体についてメカノケ
ミカル反応を起させる場合、前記部材の両端にある電極
から離れたメカノケミカル物質の部分についての反応は
特に遅い。このため、電圧印加に伴うメカノケミカル物
質の平均の単位体積当たりの反応速度が一般に小さく、
したがって、迅速な応答動作が期待しにくいものとされ
てきた。
【0006】本発明は前記課題に着目してなされたもの
で、その目的とするところはメカノケミカル物質のメカ
ノケミカル反応を利用した医療用チューブにおいて、比
較的簡単な構成でありながらその応答速度を高めること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の医療
用チューブは、チューブに収納室を形成し、この収納室
内に電解質溶液を満たすとともに、前記収納室内には、
一対の通電用電極と、前記電解質溶液を介して電圧を印
加したとき屈曲するメカノケミカル物質からなる作動部
材とを設けてなり、前記通電用電極に電圧を印加する通
電制御手段を有した。
【0008】前記電極に駆動用電圧を印加すると、前記
電解質溶液を介してメカノケミカル物質に対して全体的
に電圧が通電され、そのメカノケミカル物質は屈曲して
チューブを変形する。
【0009】
【実施例】図1ないし図4は本発明の第1の実施例を示
すものである。図4はこの第1の実施例に係る血管用内
視鏡1とその周辺のシステムを示している。内視鏡1の
挿入部2は、その先端部分を湾曲部3としてなり、この
湾曲部3は後述する駆動手段としてのメカノケミカル式
アクチュエータによって湾曲駆動させられる。
【0010】チューブとしての挿入部2の基端には手元
部4が設けられており、この手元部4に設けた接眼部5
にはTVカメラヘッド6が装着されている。TVカメラ
ヘッド6は、信号ケーブル7を介してカメラコントロー
ルユニット8からテレビモニタ9に接続されている。
【0011】前記手元部4からはユニバーサルコード1
1が導出しており、このユニバーサルコード11はその
先端に設けたコネクタ12によって照明用光源装置13
に接続される。コネクタ12からはケーブル14が導出
しており、このケーブル14を通じて電源ユニット15
と湾曲操作装置16が接続されている。この湾曲操作装
置16は操作バー17を有し、この操作バー17を操作
することにより、前記挿入部2における湾曲部3の湾曲
する向きを選択する制御を行う。
【0012】前記挿入部2における可撓性の湾曲部3の
内部には図3で示すように、後述するメカノケミカルア
クチュエータ21が組み込まれている。つまり、挿入部
2における湾曲部3の内部にその挿入部2の長手方向に
沿って長い空間部を形成してこれを収納室22としてい
る。
【0013】この収納室22の内部には電解質溶液23
を満たすとともに、その収納室22の内部には一対の通
電用電極が配設されている。図1を参照してこれらを具
体的に説明すると、薄板状の電気的絶縁板26によって
上下に2分割されるメカノケミカル物質27a,27b
が設けられ、この上下に2分割された各メカノケミカル
物質27a,27bと、前記絶縁板26との間には、そ
れぞれ内部電極28a,28bを設けており、また、各
メカノケミカル物質27a,27bの外周には伸縮自在
なメッシュ状に構成した外周電極29a,29bを設け
ている。
【0014】内部電極28a,28bは、絶縁板26の
上下各面に貼り付けられ、外周電極29a,29bは絶
縁板26の各側端縁にそれぞれ取着されている。上側の
内部電極28aと外周電極29aとで上側のメカノケミ
カル物質27aを囲み、下側の内部電極28bと外周電
極29bとで下側のメカノケミカル物質27bを取り囲
む。
【0015】各メカノケミカル物質27a,27b及び
これを覆う外周電極29a,29bは全体として長い円
柱状に構成されている。そして、この円柱状の組立て体
は、前述した挿入部2の湾曲部3の内部に形成した収納
室22内にその長手軸方向に沿った状態で収納されてい
る。
【0016】図2で示すように、上側の内部電極28a
と外周電極29aの間、及び下側の内部電極28bと外
周電極29bの間には、後述する通電制御手段によって
選択的に湾曲駆動用電圧が印加される。通電制御手段は
上側の内部電極28aと下側の外周電極29bとに共通
に接続する第1のリード線31と、下側の内部電極28
bと上側の外周電極29aとに共通に接続する第2のリ
ード線32とを介して接続された通電回路33からな
り、この通電回路33は前述した湾曲操作装置16に組
み込まれる。
【0017】この通電回路33は図2で示すような切換
えスイッチ34と直流電源35を有してなり、切換えス
イッチ34は上側の組の通電用電極28a,29aと下
側の組の通電用電極28b,29bに対する通電の選
択、及びその通電する際の極性を自由に選択できるよう
に構成されている。この通電回路33の切り換えは前述
した湾曲操作装置16の操作レバー17による操作で行
われる。
【0018】前記メカノケミカル物質27a,27bと
しては、収納室22の内部に満たす電解質溶液23の種
類によるが、例えば、橋かけしたポリ2−アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルホン酸(PAMPS)、ポ
リメタクリル酸(PMAA)、前記両者の混合物、ポリ
アクリル酸、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム、ポリ
−4−ビニルピリジン(P4VP)及びその四級化物、
寒天、アルギン酸、コラーゲン、ゼラチンなどの電荷を
持った高分子電解質ゲルから形成される。
【0019】次に、前記内視鏡1の作用について説明す
る。まず、この内視鏡1の挿入部2を血管内に挿入して
いく。このとき、挿入した挿入部2の先端部分の向きを
上側へ変更したい場合、湾曲操作装置16を操作し、通
電回路33の切換えスイッチ34を切り換えて、例えば
上側の組における内周電極28aをマイナス極、外周電
極29aをプラス極として電圧を印加する。また、下側
の組における内周電極28bをプラス極、外周電極29
bをマイナス極として電圧を印加すると、上側のメカノ
ケミカル物質27aは水分を放出して収縮し、逆に下側
のメカノケミカル物質27bは水分を吸収して膨脹す
る。
【0020】これによって、図3で示すように絶縁板2
6を境にして上側が収縮するとともに下側が膨脹するた
め、挿入部2における湾曲部3が上側に湾曲する。ま
た、印加する極性を逆な向きとすれば、湾曲部3を下側
へ湾曲させることができる。
【0021】この作用の原理は次の通りである。例えば
メカノケミカル物質27a,27bとしてのPAA−P
VA(ポリアクリル酸−ポリビニルアルコール)ゲルを
NaOH(水酸化ナトリウム)、NaCO3 (炭酸ナト
リウム)等の電解質溶液23に浸漬し、その電解質溶液
23を介して前記ゲルに電圧を印加すると、その加えら
れた電場によってゲル内部のイオン分子が移動し、その
ゲルの内外でのイオン濃度が変化し、浸透圧に差が生じ
る。これによりゲルは膨脹と収縮を行う。例えば長方体
のメカノケミカルゲルに垂直な電場を加えると、その片
側が収縮、他方が膨脹して結果として屈曲(湾曲)する
ことになる。
【0022】図5ないし図7は本発明の第2の実施例に
係る血管用内視鏡の挿入部41を示す。可撓性の挿入部
41の先端部内には、その挿入部41の長手方向に沿う
とともに上側に位置して長い空間部(チャンネル)が形
成され、これを収納室42としている。この収納室42
の内部には電解質溶液43が満たされている。
【0023】収納室42の内部には、薄板帯状に形成さ
れたメカノケミカル物質からなる作動部材44が収納室
42にその長手方向を揃いて収納されている。さらに、
収納室42の内部における上下壁面にはそれぞれ電極4
5,46が設けられている。つまり、メカノケミカル物
質からなる作動部材44は電極45,46の間において
電解質溶液43を介して位置する。
【0024】また、各電極45,46には、前述したよ
うな通電制御手段が図示しないリード線を通じて接続さ
れ、極性を選択した直流電圧が印加されるようになって
いる。通電制御手段は、例えば前述したような湾曲操作
装置によって操作される。
【0025】挿入部41の先端には対物レンズ47と照
明レンズ48が設けられている。挿入部41の内部には
前記収納室42を避けて、前記対物レンズ47に接続さ
れるイメージガイドファイバと照明レンズ48に接続さ
れるライトガイドファイバが挿通されている。
【0026】しかして、通電制御手段により、例えば上
側の電極45にプラス極、下側の電極46にマイマス極
として直流電圧を印加すると、メカノケミカル物質から
なる作動部材44は図7で示すように上向きに撓み、挿
入部41の先端部を上向きに湾曲する。また、電極4
5,46に逆極性の直流電圧を印加すると、メカノケミ
カル物質からなる作動部材44が下向きに撓み、挿入部
41の先端部を下向きに湾曲する。
【0027】図8ないし図9は本発明の第3の実施例に
係るバルーン付カテーテルの挿入部51を示す。この可
撓性の挿入部51の先端部外周にはバルーン52が取り
付けられている。バルーン52の内部は収納室53とな
っており、この内部には電解質溶液54が満たされてい
る。
【0028】さらに、収納室53の内部における、例え
ば上下位置には薄板状に形成されたメカノケミカル物質
からなる作動部材55a,55bが挿入部51の長手軸
方向に沿って収納されている。この上側の作動部材55
aの上下に位置する内壁面にはその作動部材55aを間
に位置させる電極56a,56bが取着されている。こ
の下側の作動部材54bの上下に位置する内壁面にはそ
の作動部材55bを間に位置させる電極57a,57b
が取着されている。
【0029】つまり、メカノケミカル物質からなる作動
部材55a,55bはそれぞれの電極56a,56bま
たは電極57a,57bの間において電解質溶液54を
介して位置している。
【0030】前記作動部材55a,55bを収納する収
納室53はその作動部材55a,55bを個別的に収納
するように区画して形成されている。また、各区画にお
いて、作動部材55a,55bの周端は収納室43の内
周壁に固着されている。そして、この作動部材55a,
55bで仕切られる両室はその作動部材55a,55b
の一部に設けた通孔58を通じて連通して電解質溶液5
4の交流が行われるようになっている。なお、前記電解
質溶液54は挿入部53内に形成した図示した管路を通
じてバルーン52内に給排するようにしてもよい。
【0031】また、電極56a,56bの組みと電極5
7a,57bの組みとはそれぞれ前述したような通電制
御手段がリード線を通じて接続され、極性を選択した直
流電圧が印加されるようになっている。通電制御手段
は、例えば前述したような湾曲操作装置によって操作さ
れる。
【0032】しかして、上側の作動部材55aに対応し
た電極56a,56bに電圧を印加すると、その作動部
材55aは湾曲する。また、下側の作動部材55bに対
応した電極57a,57bにも、上下の方向に同じ向き
の極性の電圧を印加すると、その下側の作動部材55b
も同じ向きに湾曲する。そして、例えば図9で示すよう
に挿入部51の先端部を下向きに湾曲することができ
る。
【0033】なお、前記構成において、収納室53を区
画せずにバルーン52内を連通し、この収納室53の内
部に作動部材55a,55bを配置するものでもよい。
また、これをバルーン付内視鏡挿入部に適用してもよ
い。
【0034】図10ないし図12は本発明の第4の実施
例に係る血管用内視鏡60を示すものである。これは前
述した第2の実施例のものと同じく、その挿入部41の
内部に形成した収納室42の内部にメカノケミカル物質
からなる作動部材61が設けられている。このメカノケ
ミカル物質からなる作動部材61としては、ポリ2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(PAM
PS)ゲルが用いられる。また、収納室42の内部に
は、前述した第2の実施例の電解質溶液の代わりに混合
溶液62が満たされている。混合溶液62は硫酸ナトリ
ウム(Na2 SO4 )からなる電解質溶液と、N−アルキル
ピリジニウムクロリド(PyCl)からなるミセル溶液の混
合溶液が用いられる。その他の構成は前述した第2の実
施例のものと同様である。
【0035】しかして、前述した第2の実施例と同じ
く、図11の状態で、電極45をプラス極、電極46を
マイナス極とし、混合溶液62を介してメカノケミカル
物質からなる作動部材61に直流電圧を印加すると、作
動部材61は、図12で示すように上向きに撓み、挿入
部41も上向きに湾曲する。また、電極45,46に逆
極性の直流電圧を印加すると、メカノケミカル物質から
なる作動部材61は下向きに撓み、挿入部41の先端部
を下向きに湾曲させることができる。
【0036】この実施例では前述した第2の実施例で用
いた電解質溶液にミセル溶液を加えているため、電解質
溶液が単体の場合に比べてその作動部材61の湾曲動作
の応答性が向上し、通常10倍以上速くなる。
【0037】なお、本発明は前述した各実施例のものに
限定されるものではなく、その要旨に範囲を逸脱しない
範囲で種々の変形が考えられるものである。例えば前記
通電用電極の形状についても種々にものが考えられるも
のである。また、メカノケミカル物質についても、通電
の有無、印加極性等によってその収縮または膨脹する特
性が逆になる種々のものがあるが、これらを選択して利
用できるものである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、チ
ューブに収納室を形成し、この収納室内に電解質溶液を
満たすとともに、前記収納室内には、一対の通電用電極
と、前記電解質溶液を介して電圧を印加するメカノケミ
カル物質からなる作動部材を設けたから、前記電極に駆
動用電圧を印加すると、前記電解質溶液を介してメカノ
ケミカル物質に対して全体的に電圧が通電され、そのメ
カノケミカル物質はその全体において変形し、その屈曲
応答速度を高める。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る血管用内視鏡のメ
カノケミカル式アクチュエータの斜視図。
【図2】同じく本発明の第1の実施例に係るメカノケミ
カル式アクチュエータの電気結線の説明図。
【図3】同じく本発明の第1の実施例に係る血管用内視
鏡の挿入部の湾曲状態の説明図。
【図4】同じく本発明の第1の実施例に係る血管用内視
鏡とその周辺システムの概略的な構成の説明図。
【図5】本発明の第2の実施例に係る血管用内視鏡の挿
入部の斜視図。
【図6】同じく本発明の第2の実施例に係る血管用内視
鏡の挿入部のメカノケミカルアクチュエータ部分の断面
図。
【図7】同じく本発明の第2の実施例に係る血管用内視
鏡の挿入部のメカノケミカルアクチュエータ部分の湾曲
した状態での断面図。
【図8】本発明の第3の実施例に係るバルーン付カテー
テルの挿入部を示す説明図。
【図9】同じく本発明の第3の実施例に係るバルーン付
カテーテルの挿入部の湾曲状態を示す説明図。
【図10】本発明の第4の実施例に係る血管用内視鏡の
挿入部を示す斜視図。
【図11】同じく本発明の第4の実施例に係る血管用内
視鏡の挿入部のメカノケミカルアクチュエータ部分の断
面図。
【図12】同じく本発明の第4の実施例に係る血管用内
視鏡の挿入部のメカノケミカルアクチュエータ部分の湾
曲した状態での断面図。
【符号の説明】
1…血管用内視鏡、2…挿入部、3…湾曲部、21…メ
カノケミカルアクチュエータ、22…収納室、23…電
解質溶液、27a,27b…メカノケミカル物質、28
a,28b…内部電極、29a,29b…外周電極、3
3…通電回路、42…収納室、43…電解質溶液、44
…作動部材、45,46…電極、51…挿入部、53…
収納室、54…電解質溶液、55a,55b…作動部
材、56a,56b…電極、57a,57b…電極、6
0…血管用内視鏡、61…作動部材、62…混合溶液。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平尾 勇実 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 克哉 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 吉野 謙二 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 青木 義安 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブに収納室を形成し、この収納室
    内に電解質溶液を満たすとともに、前記収納室内には、
    一対の通電用電極と、前記電解質溶液を介して電圧を印
    加したとき屈曲するメカノケミカル物質からなる作動部
    材とを設け、前記通電用電極に電圧を印加する通電制御
    手段を有したことを特徴とする医療用チューブ。
JP4184070A 1991-09-17 1992-07-10 医療用チューブ Withdrawn JPH05184531A (ja)

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JP4184070A JPH05184531A (ja) 1991-09-17 1992-07-10 医療用チューブ

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JP23645791 1991-09-17
JP3-236457 1991-09-17
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