JPH05183977A - スピーカグリルの取付け構造 - Google Patents

スピーカグリルの取付け構造

Info

Publication number
JPH05183977A
JPH05183977A JP35936891A JP35936891A JPH05183977A JP H05183977 A JPH05183977 A JP H05183977A JP 35936891 A JP35936891 A JP 35936891A JP 35936891 A JP35936891 A JP 35936891A JP H05183977 A JPH05183977 A JP H05183977A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker grill
cabinet
rib
speaker
welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35936891A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Suzuki
浩輔 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP35936891A priority Critical patent/JPH05183977A/ja
Publication of JPH05183977A publication Critical patent/JPH05183977A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 加熱溶着または超音波溶着によってフロント
キャビネットに取付けられるパンチングメタルから成る
スピーカグリルの溶着の良否を目視によって判断するこ
とが可能なスピーカグリルの取付け構造を提供すること
を目的とする。 [構成] スピーカグリル12の周縁部と対応するよう
にフロントキャビネット10の背面側に形成されるリブ
20に切欠き21を間欠的に形成するか、スビーカグリ
ル12の周縁部に間欠的に突片24を形成しておき、切
欠き部分21を通して露出されるスピーカグリル12あ
るいはリブ20を貫通して突出する突片24の状況によ
り、溶着の良否を判断するようにしたスピーカグリルの
取付け構造に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスピーカグリルの取付け
構造に係り、とくに金属板から成るスピーカグリルを合
成樹脂製のキャビネットに取付けるようにした取付け構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばラジオ付きカセット式テープレコ
ーダにおいては、フロントキャビネットの左右の部分に
それぞれ開口が形成され、この開口に臨むように内側に
スピーカが配されるようになっている。そしてスピーカ
を外側から保護するように、スピーカグリルが取付けら
れるようになっている。スピーカグリルは、例えば無数
の小孔を有するパンチングメタルをプレス成形したもの
であって、合成樹脂製のフロントキャビネットの前面側
から加熱溶着または超音波溶着によってその周縁部がキ
ャビネットの内部に埋設されるように押込まれて固定さ
れるようになっている。
【0003】すなわち図12に示すように、フロントキ
ャビネット10のスピーカ取付け用の円形の開口13が
取付けられている凹部11に前面側からパンチングメタ
ルから成るスピーカグリル12が加熱溶着または超音波
溶着によって押込まれるようになっている。このときに
スピーカグリル12の周縁部はフロントキャビネット1
0の凹部11の背面側に形成されているリブ20内に埋
設されるようにして押込まれ、これによってフロントキ
ャビネット10にスピーカグリル12が固定されるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】スピーカグリル12が
正しく押込まれて取付けられた場合には、図12におい
て鎖線で示すように、このスピーカグリル12の周縁部
がフロントキャビネット10のリブ20内に正しく埋設
されるように押込まれることになる。しかし必ずしもこ
のような状態に均一に溶着加工されてスピーカグリル1
2が取付けられるとは限らず、均一に溶着加工されない
でばらつきが発見される場合もある。
【0005】そこで取付け不良を検出するために、従来
はスピーカグリル12を連打して音を聴いてそれを検出
したり、スピーカに実際に駆動電流を流し、聴感上から
スピーカグリルの取付け状態を見分ける等の方法を用い
るようにしていた。しかしこのような方法は必ずしもス
ピーカグリル12の溶着不良を確実に発見することがで
きないという問題があった。また上記のような音で聴き
分ける方法や、スピーカに電流を流して聴感で見分ける
方法は、熟練を要する欠点があり、誰でもが判別できる
ものではなかった。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、金属板から成るスピーカグリルが合成
樹脂製のキャビネットに正しく溶着されて取付けられた
かどうかを目視によって容易に確認することができるよ
うになしたスピーカグリルの取付け構造を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、金属板か
ら成るスピーカグリルを合成樹脂製のキャビネットに取
付ける構造において、前記スピーカグリルの周縁部と対
応する位置において前記キャビネットの背面側表面にリ
ブが形成され、加熱溶着または超音波溶着によって前記
キャビネットの前面側からスピーカグリルの周縁部が前
記キャビネットのリブの内部に埋設されるように押込ま
れて固定され、しかも前記リブに切欠きが間欠的に形成
され、該切欠きの位置で前記スピーカグリルの周縁部が
部分的にリブから露出するようにしたことを特徴とする
スピーカグリルの取付構造に関するものである。
【0008】また第2の発明は、金属板から成るスピー
カグリルを合成樹脂製のキャビネットに取付ける構造に
おいて、前記スピーカグリルの周縁部と対応する位置に
おいて前記キャビネットの背面側表面にリブが形成さ
れ、加熱溶着または超音波溶着によって前記キャビネッ
トの前面側からスピーカグリルの周縁部が前記キャビネ
ットのリブの内部に埋設されるように押込まれて固定さ
れ、しかも前記スピーカグリルの周縁部には間欠的に突
片が形成され、該突片が前記キャビネットのリブを貫通
して背面側に突出するようにしたことを特徴とするスピ
ーカグリルの取付け構造に関するものである。
【0009】
【作用】第1の発明によれば、スピーカグリルは加熱溶
着または超音波溶着によってキャビネットの前面側から
キャビネット内に押込まれようにして取付けられるよう
になり、このスピーカグリルの周縁部がキャビネットの
リブの内部に埋設されて固定されるようになる。そして
スピーカグリルの周縁部はキャビネットのリブに間欠的
に形成されている切欠きの部位で部分的にキャビネット
の背面側から露出することになる。
【0010】第2の発明によれば、加熱溶着または超音
波溶着によって、スピーカグリルはキャビネットの前面
側からキャビネット内に押込まれて固定されるようにな
る。しかもこのスピーカグリルの周縁部に間欠的に形成
されている突片がキャビネットのリブを貫通し、背面側
に間欠的に突出することになる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るスピーカグリ
ルの取付け構造を示している。この取付け構造はラジオ
付きカセットテープレコーダにおけるスピーカグリルの
取付けに適用したものであって、ラジオ付きカセットテ
ープレコーダのフロントキャビネット10にはその左右
にそれぞれ凹部11が形成されている。そして凹部11
にはその前面側からスピーカグリル12が取付けられる
ようになっている。スピーカグリル12はパンチングメ
タルをプレス成形したものであって、無数の円形の小孔
を有している。そして上記凹部11の中央部には円形の
開口13が形成されており、この開口13に臨むように
キャビネット10の背面側から左右のスピーカ14がそ
れぞれ取付けられるようになっている。スピーカ14は
その周縁部にフランジ15を備えており、このフランジ
15によってフロントキャビネット10の背面側に取付
けられるようになっている。なおフロントキャビネット
10の中央の凹部16には、テープレコーダが組込まれ
るようになっている。
【0012】図2はスピーカグリル12が加熱溶着また
は超音波溶着によって取付けられたフロントキャビネッ
ト10の背面側を示しており、このフロントキャビネッ
ト10の背面側には4本の支持部19が背面側へ突出す
るように形成されている。これらの支持部19によって
上記スピーカ14のフランジ15を固定するようにして
いる。また円形の開口13を取囲むように、このフロン
トキャビネット10の背面側にはほぼ台形状にリブ20
が形成されている。このリブ20はスピーカグリル12
の周縁部の形状にほぼ対応している。そしてリブ20に
は間欠的に切欠き21が形成されている。
【0013】図3はリブ20の切欠き21が形成されて
いない部分の縦断面を示しており、この断面において
は、加熱溶着または超音波溶着によってフロントキャビ
ネット10に埋設されたスピーカグリル12の周縁部の
先端側がリブ20内に押込まれて埋設されている状態を
示している。このようにスピーカグリル12はその周縁
部の先端側がリブ20内に埋設され、これによってフロ
ントキャビネット10の凹部11に取付け固定されるよ
うになっている。
【0014】そしてリブ20には間欠的に切欠き21が
形成されており、この切欠き21の部分においては、図
4〜図6に示すように、スピーカグリル12の周縁部の
一部が露出するようになっている。従ってパンチングメ
タルから成るスピーカグリル12の溶着後の状態が、フ
ロントキャビネット10の背面側のリブ20の切欠きの
部分21に正しく露出しているかどうかによって、スピ
ーカグリル12が正しく加熱溶着または超音波溶着によ
ってキャビネット10に取付けられたかどうかを目視で
判断することができる。しかもこのような目視による判
断は、特別な熟練を要することなく、誰にでも容易にか
つ確実に不完全な溶着を事前に発見することができるも
のである。なおリブ20の切欠き21からスピーカグリ
ル12の一部が露出しているかどうかによる目視判断
は、スピーカグリル12の押込み量のみならず、リブ2
0の幅方向のスピーカグリル12の取付けのずれをも検
出することができる。フロントキャビネット10上にお
いて上方または左右にずれてスピーカグリル12が取付
けられた場合には、リブ20の幅方向の中央部に対して
スピーカグリル12が片寄った位置になり、これによっ
てスピーカグリル12の取付けの際における位置ずれを
も発見することが可能になる。
【0015】図7および図8は上記第1の実施例の変形
例を示している。この変形例においては、フロントキャ
ビネット10の背面側のリブ20に形成されている切欠
き21の底部が、フロントキャビネット10の背面側表
面と連続する平面を構成するようになっている。従って
切欠き21の部分でリブ20が不連続になるように形成
されることになる。
【0016】このような構成においても、正しくスピー
カグリル12が加熱溶着または超音波溶着によって取付
けられた場合には、リブ20の切欠き21の位置におい
てスピーカグリル12が背面側に正しく露出することに
なり、このことからスピーカグリル12の溶着後の状態
を目視で判断することが可能になり、上記実施例と同様
の作用効果を奏することが可能になる。
【0017】つぎに第2の実施例を図9〜図11によっ
て説明する。この実施例においては、フロントキャビネ
ット10の背面側に形成されているリブ20は連続して
おり、ほぼ台形状にエンドレスに形成されている。そし
てリブ20には切欠きが形成されていない。その代りに
スピーカグリル12には図9に明らかに示すように、そ
の周縁部の先端部に突片24が形成されている。
【0018】従ってこのように周縁部に突片24が形成
されているスピーカグリル12をフロントキャビネット
10の前面側からフロントキャビネット10の内部に押
込むように埋設すると、このスピーカグリル12の先端
部に形成されている突片24がリブ20の背面側に突出
されるようになる。この状態はとくに図11に拡大して
示されている。
【0019】従ってスピーカグリル12のキャビネット
10に対する押込み量は、リブ20の上面から突出する
突片24の高さによって判別される。またスピーカグリ
ル12の位置ずれは、リブ20の幅方向の中央部に正し
く総ての突片24が突出しているかどうかによって判断
されることになる。このような構造においても、リブ2
0の上端から突出する突片24の状況によって、スピー
カグリル12の不完全な溶着状態が事前に確実に発見で
きるようになり、誰でもが目視で溶着の良否の確認を行
なうことが可能になる。
【0020】
【発明の効果】第1の発明は、キャビネットのリブに間
欠的に切欠きを形成し、この切欠きの位置でスピーカグ
リルの周縁部が部分的にリブから露出するようにしたも
のである。従って切欠きの部分で間欠的に露出するスピ
ーカグリルの周縁部の状況から、スピーカグリルの溶着
の良否を目視で判断することが可能になる。
【0021】第2の発明は、スピーカグリルの周縁部に
間欠的に突片を形成しておき、加熱溶着または超音波溶
着によってキャビネットにスピーカグリルが取付けられ
ると、突片がキャビネットのリブを貫通して背面側に突
出するようにしたものである。従って背面側に突出した
スピーカグリルの突片の状況から、スピーカグリルの溶
着の良否を目視で判断することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る取付け構造を示す全体の分
解斜視図である。
【図2】フロントキャビネットの要部の背面図である。
【図3】図2におけるIII〜III線断面図である。
【図4】図2におけるIV〜IV線断面図である。
【図5】図4におけるV〜V線断面図である。
【図6】切欠きから露出するスピーカグリルの状態を示
す斜視図である。
【図7】変形例の取付け構造を示すフロントキャビネッ
トの背面図である。
【図8】図7におけるVIII〜VIII線断面図であ
る。
【図9】第2の実施例に係る取付け構造を示すスピーカ
グリルの外観斜視図である。
【図10】同フロントキャビネットの要部背面図であ
る。
【図11】スピーカグリルの突出された突片を示す外観
斜視図である。
【図12】従来のスピーカグリルの取付けを示す要部縦
断面図である。
【符号の説明】
10 フロントキャビネット 11 凹部 12 スピーカグリル 13 円形の開口 14 スピーカ 15 フランジ 16 中央の凹部 19 支持部 20 リブ 21 切欠き 24 突片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板から成るスピーカグリルを合成樹
    脂製のキャビネットに取付ける構造において、 前記スピーカグリルの周縁部と対応する位置において前
    記キャビネットの背面側表面にリブが形成され、加熱溶
    着または超音波溶着によって前記キャビネットの前面側
    からスピーカグリルの周縁部が前記キャビネットのリブ
    の内部に埋設されるように押込まれて固定され、 しかも前記リブに切欠きが間欠的に形成され、該切欠き
    の位置で前記スピーカグリルの周縁部が部分的にリブか
    ら露出するようにしたことを特徴とするスピーカグリル
    の取付構造。
  2. 【請求項2】 金属板から成るスピーカグリルを合成樹
    脂製のキャビネットに取付ける構造において、 前記スピーカグリルの周縁部と対応する位置において前
    記キャビネットの背面側表面にリブが形成され、加熱溶
    着または超音波溶着によって前記キャビネットの前面側
    からスピーカグリルの周縁部が前記キャビネットのリブ
    の内部に埋設されるように押込まれて固定され、 しかも前記スピーカグリルの周縁部には間欠的に突片が
    形成され、該突片が前記キャビネットのリブを貫通して
    背面側に突出するようにしたことを特徴とするスピーカ
    グリルの取付け構造。
JP35936891A 1991-12-27 1991-12-27 スピーカグリルの取付け構造 Pending JPH05183977A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35936891A JPH05183977A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 スピーカグリルの取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35936891A JPH05183977A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 スピーカグリルの取付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05183977A true JPH05183977A (ja) 1993-07-23

Family

ID=18464150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35936891A Pending JPH05183977A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 スピーカグリルの取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05183977A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102416390B1 (ko) * 2021-06-14 2022-07-05 부전전자 주식회사 하프 에칭부를 포함한 메탈 그릴

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102416390B1 (ko) * 2021-06-14 2022-07-05 부전전자 주식회사 하프 에칭부를 포함한 메탈 그릴

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3451946B2 (ja) コネクタ
JPH05183977A (ja) スピーカグリルの取付け構造
US5844999A (en) Device for and method of attaching a speaker
JPH0643311U (ja) 樹脂突起と取付板との溶着構造
US4930714A (en) Reel for a magnetic tape
JP3380933B2 (ja) テープカセット
JPH07249878A (ja) 電子機器の化粧体固定装置
US5561573A (en) Method of assembling a tape cassette and securing a plate spring and shield plate therein
JPH05166332A (ja) テープカセット
JP3505386B2 (ja) 電子機器のシールド構造
US6072659A (en) Recording and/or playback apparatus having a cassette mounted detection mechanism mounted in a lid of a cassette mounting section
JPH1038312A (ja) 空気調和機
JP2000173733A (ja) ジョイントコネクタ
JPS5927027Y2 (ja) ジヤツク
JP3115524B2 (ja) サンバイザ用カードホルダ
JP2001135065A (ja) テープカセット
JP2565078Y2 (ja) テープカセット
JPS5914960Y2 (ja) 磁気テ−プカ−トリツジ
JP2001286092A (ja) 振動モータ取付け部材
JPH0636508A (ja) テープカセット
JPH10335867A (ja) 組立式シ−ルドケ−ス
JPH11257668A (ja) 電子レンジ
JPH0519789B2 (ja)
JPH0214481A (ja) ディスクカートリッジ
JPH05120652A (ja) 磁気ヘツド装置及びその製造方法