JPH0518383Y2 - - Google Patents

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JPH0518383Y2
JPH0518383Y2 JP1987190664U JP19066487U JPH0518383Y2 JP H0518383 Y2 JPH0518383 Y2 JP H0518383Y2 JP 1987190664 U JP1987190664 U JP 1987190664U JP 19066487 U JP19066487 U JP 19066487U JP H0518383 Y2 JPH0518383 Y2 JP H0518383Y2
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rail
elevator
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、昇降機の昇降を案内するガイド機構
に関する。
従来技術及びその問題点 従来、昇降機のガイド機構として、第5図乃至
第7図に示すものがあつた。
このガイド機構10は、平行に立設した2本の
支柱11,11と、この各支柱11,11の両側
面に支柱の長手方向と平行に設けたレール12,
12(全体で4本)とで構成され、このレール1
2,12の3面を案内にして、各レールに対して
昇降機13に設けた3個1組のローラ14a,1
4a,14bが接し(ローラが1本の支柱11に
都合12個接し、全体で24個接している)、昇降機
13の昇降案内をしている。(なお、このような
昇降機は、左右の幅が広いため、支柱を2本設け
て昇降時のぐらつきを抑える必要がある。) ところがこのような構造であると、各支柱に対
して、昇降機13は、ローラ14a,14aによ
つて前後方向が規制されるとともに、ローラ14
b,14bによつて左右方向も規制されており、
2本の支柱11,11を立設するとき、支柱1
1,11の平行度及び間隔を正確にしなければ、
昇降機13の円滑な昇降ができない問題点があつ
た。
このため、平行間隔の立設誤差を許容できる隙
間をレール12とローラ14a,14a,14b
の間に設けるか、支柱11全体の剛性を弱くし
て、立設誤差を吸収する構造にしていた。
しかし、このような構造にすると、昇降機13
の昇降停止位置が不正確になり、例えば、昇降機
13を、天井に敷設した軌道(モノレール)から
外した搬送機(モノレール式走行搬送装置)を一
時的に保持して昇降させ、搬送物の積載・脱荷を
行わせるとき、搬送機が前記軌道と一致する高さ
で停止させることができず、軌道に搬送機を乗り
移らせることができない問題点が生じていた。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案は、平行に立設した2本の支柱と、前記
各支柱に各支柱の長手方向と平行に設けた第1の
レールと、前記2本の支柱の何れか一方に前記支
柱の長手方向と平行にかつ前記第1のレールと直
角方向の案内をなすように設けた第2のレール
と、前記第1のレールに組合わされ昇降機の前後
方向を規制するガイドローラと、前記第2のレー
ルに組合わされ昇降機の左右方向を規制するガイ
ドローラとを有する昇降機のガイド機構により前
記問題点を解決したものである。
昇降機は、2本の支柱に設けた第1のレールと
ガイドローラにより前後方向が規制され、一方の
支柱のみに設けた第2のレールとガイドローラに
より左右方向が規制されて昇降する。
実施例 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
先ず、昇降機20の昇降を案内する昇降機用ガ
イド機構21について説明する。
平行に立設した第1,第2の支柱22,23は
断面が略々正方形のパイプ状部材である。この第
1,第2の支柱22,23の外側側面にはいずれ
も取付け座24を介在させてボルト25により支
柱の長手方向と平行に第1のガイドレール26が
取付けられている。そして、第1の支柱22の前
面には取付け座27を介在させてボルト28によ
り支柱の長手方向と平行に第2のガイドレール2
9が取付けられている。第2のレール29は第1
のレール26の案内方向(すなわち前後)とは直
角方向(すなわち左右)の案内をつかさどる。
次に昇降機20について説明する。
X字状に梁30を有する本体フレーム31の両
脇には第1,第2の支柱22,23を側面から挟
むようにして水平に延長した側面ブラケツト32
が設けてある。この側面ブラケツト32は都合4
つあり、各先端には昇降機20の前後方向の揺れ
を規制する一対の前後規制用ガイドローラ33,
33が第1のガイドレール26を挟むようにして
回転自在に設けられている。第1の支柱22と対
向する本体フレーム31の上下端には、昇降機2
0の左右方向の振れを規制する一対の左右規制用
ガイドローラ34,34が第2のガイドレール2
9を左右から挟むように回転自在に設けられてい
る。この前後及び左右規制用ガイドローラ33,
33,34,34は第2図に示す如く、側面ブラ
ケツト32と本体フレーム31に水平に設けたガ
イドローラピン35にベアリング36を介在させ
て回転自在に設けられている。第1,第2の支柱
22,23の上端には両方の支柱22,23を跨
ぐようにして上部フレーム37が取付けられてい
る。この上部フレーム上にはモータ38によつて
回転する一対のスプロケツト39が設けられてい
る。この一対のスプロケツト39にはチエーン4
0がそれぞれ係合している。チエーン40の一端
は前記本体フレーム31に接続され、他端は支柱
22,23内を昇降するウエイト(図示省略)に
接続されている。前記本体フレーム31の両脇に
は断面I字状の軌道レール50を支持した昇降フ
レーム51が取付けられている。前記軌道レール
50は、物品を吊り下げた状態で天井を走行する
搬送機52の走行案内をする天井に敷設した軌道
レール53の一部分である。
次に昇降機20の動作を説明する。
モータ38を駆動すると、スプロケツト39、
チエーン40により、本体フレーム31が前後左
右規制用ガイドローラ33,33,34,34と
第1,第2のガイドレール26,26,29の案
内により昇降する。その際、本体フレーム31は
ウエイトによつて重量バランスがとられて昇降す
るので円滑な昇降が行われる。本体フレーム31
が上端まで上昇すると、軌道レール50は天井に
敷設した軌道レール53と連続状態になり、軌道
レール50と本体フレーム31の軌道レール50
の間で搬送機52の乗り移りが可能となる。
以上の実施例によると、昇降機20は第1の支
柱22に設けた第1,第2のガイドレール26,
29とガイドローラ33,34により前後左右方
向の振れが規制され、第2の支柱23に設けた第
1のガイドレール26とガイドローラ33により
前後方向の振れが規制されて昇降するので、第1
の支柱22が主たる昇降案内をし、第2の支柱2
3が従たる昇降案内となるので昇降機20の昇降
が円滑となる。
さらに、第1,第2のガイドレール26,29
と、前後、左右規制用ガイドローラ33,33,
34,34の隙間を少なくし、支柱22,23の
剛性を高めても、昇降は円滑に行われるととも
に、昇降機の停止位置が正確になり、例えば、天
井の軌道レール53との間における前記搬送機5
2の受け渡しが確実に行なえるようになる。
なお、支柱22,23は略々正方形断面のもの
を例示したが、これに限定されるものでないこと
はいうまでもない。
また、昇降機の前後・左右方向は、第4図の正
面図を基準としていうものであることもいうまで
もない。
考案の効果 以上のように、本考案の昇降機のガイド機構に
よると、レールの本数、ガイドローラの数を削減
できることから構造が簡単になるとともに、コス
トが削減され、一方、フレームの剛性を高くし、
かつ、ガイドローラとレールの隙間を小さくでき
ることから、昇降機の昇降が円滑になるととも
に、停止位置が正確になる、等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例で、第1図
はレールの長手方向に直角にとつた断面図で、第
4図中の1−1矢視断面図、第2図は第1図の第
1の支柱の部分の拡大断面図、第3図は全体の側
面図、第4図は第3図の正面図で搬送機を省略し
た図、第5図乃至第7図は従来例の図で、第5図
は第1図に相当する断面図で、第7図中の5−5
矢視断面図、第6図は第5図の支柱の部分の拡大
図、第7図は第5図の正面図である。 20……昇降機、21……昇降機のガイド機
構、22……第1の支柱、23……第2の支柱、
26……第1のガイドレール、29……第2のガ
イドレール、33,34……ガイドローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 平行に立設した2本の支柱と、 前記各支柱に各支柱の長手方向と平行に設けた
    第1のレールと、 前記2本の支柱の何れか一方に前記支柱の長手
    方向と平行にかつ前記第1のレールと直角方向の
    案内をなすように設けた第2のレールと、 前記第1のレールに組合わされ昇降機の前後方
    向を規制するガイドローラと、 前記第2のレールに組合わされ昇降機の左右方
    向を規制するガイドローラとを有することを特徴
    とする、 昇降機のガイド機構。
JP1987190664U 1987-12-17 1987-12-17 Expired - Lifetime JPH0518383Y2 (ja)

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JPH01147384U JPH01147384U (ja) 1989-10-12
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JPS5550080B2 (ja) * 1972-11-28 1980-12-16
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