JPH0518376Y2 - - Google Patents

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JPH0518376Y2
JPH0518376Y2 JP14620588U JP14620588U JPH0518376Y2 JP H0518376 Y2 JPH0518376 Y2 JP H0518376Y2 JP 14620588 U JP14620588 U JP 14620588U JP 14620588 U JP14620588 U JP 14620588U JP H0518376 Y2 JPH0518376 Y2 JP H0518376Y2
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JP
Japan
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base
jack
threaded rod
screw
ram
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JP14620588U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスクリユウ式ジヤツキに関する。
(従来技術) 一般に、スクリユウ式ジヤツキはベース上に回
転可能に立設したねじ棒と、このねじ棒に上下方
向へ進退可能に螺合するラムとを備え、かさ歯車
などを利用してねじ棒を回転させることによりラ
ムの上端部に設けた受金に支承した重量物を上下
動させるものであり、主として車両に積載され、
パンク等の不測の事態に使用される。
ところで、この種ジャツキを使用するに際し、
ジヤツキの設置面が傾斜していると荷重がジヤツ
キ本体に対して偏つて加わるためジヤツキによる
重量物の支承が不安定になる。かかる問題点を解
消すべく、例えば実開昭58−173693号公報には、
荷重を支承するベースの下端面にゴム板を貼着し
たスクリユウ式ジヤツキが開示されている。
このスクリユウ式ジヤツキによれば、設置面が
傾斜している場合、ゴム板にてベースの滑りを防
止するとともに荷重が加わるとゴム板が圧縮され
てジヤツキ本体の傾きを少なくし、ジヤツキ本体
の安定を図ることができる。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来のスクリユウ式ジヤツキは設
置面が平坦な傾斜面であつて、かつ傾斜角度が僅
かな場合にはその傾斜をゴム板にて吸収すること
も可能であるが、設置面が未舗装道路のように凹
凸がある場合や傾斜角度が比較的大きい場合に
は、傾斜を完全に吸収することができず、依然、
ジヤツキ本体が傾くため安定した状態で重量物を
支承することができない。
本考案はかかる問題点に鑑み、設置面に凹凸が
あつたり、比較的大きな角度をもつて傾斜してい
てもジヤツキ本体を水平に設置することのできる
スクリユウ式ジヤツキを提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案に係るスクリユウ式ジヤツキは上記目的
を達成すべく、ベース上に回転可能に立設したね
じ棒に上下方向へ進退可能に螺合するラムを備
え、前記ねじ棒の回転により前記ラムを進退させ
て同ラムの上端部に設けた受金にて支承した重量
物を上下動させるスクリユウ式ジヤツキにおい
て、前記ベースの少なくとも1箇所に同ベースを
貫通して上下方向へ延びるねじ孔を設けるととも
に、接地盤を下端部に備えたねじ棒を前記ねじ孔
に進退可能に螺合させたことを要旨とする。
(考案の作用、効果) 上記構成によれば、接地盤を所定方向へ回転さ
せると、接地盤を備えたねじ棒がねじ穴に沿つて
下動し、接地盤がベース下端面から突出する。
従つて、ジヤツキの設置面に凹凸があつたり、
傾斜角度が比較的大きい場合でも、設置盤の突出
量を適宜調整することにより、ジヤツキを水平に
設置できるので荷重を安定して支承することが可
能となる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を図面に基づき説明する
に、第1図及び第2図には本考案の第1実施例に
係るスクリユウ式ジヤツキ10が示されている。
当該ジヤツキ10はベース11と、このベース1
1に冠着したケーシング12を備え、ベース11
にはスラスト玉軸受13を介して台形ねじを刻設
したねじ棒14が回転可能に立設され、ねじ棒1
4の下端部にかさ歯車15が一体的に固着されて
いる。
また、ベース11には同ベース11を貫通して
上下方向へ延びるねじ孔11aが穿設させるとと
もに、このねじ孔11aの下端が開口する収納凹
所11bが形成され、この収納凹所11b内に脚
金具16が配設されている。この脚金具16は第
1図及び第3図に示されるように、短寸法の周壁
を有する円筒状の接地盤16a及び接地盤16a
の上壁中心部に一体的に立設したねじ棒16bか
らなり、接地盤16aの上壁裏面には摘み部16
cが突設されて、ねじ棒16bには角ねじが刻設
されている。そして、ねじ棒16bはねじ孔11
aに螺合されるとともに、ねじ孔11aを貫通し
てベース11の上面から突出している。また、接
地盤16aはベース11の下端面から突出可能に
収納凹所11bに収納されている。
ケーシング12の内部には、前述したねじ棒1
4、かさ歯車15のほか、周知のように、ねじ棒
14と螺合する雌ねじを形成したラムが上下方向
へ螺進可能に配設され、このラムの上端には受金
17が固着されている。さらに、かさ歯車15と
螺合するかさ歯車が配設され、このかさ歯車に一
体形成したハンドル継手18がケーシング12の
外部に突出している。このハンドル継手18をハ
ンドルを用いて回転させると、かさ歯車15及び
これと一体のねじ棒14が回転し、それに伴い、
ねじ棒14に螺合したラムが上下方向へ螺進して
受金17が上下動し、受金17に載置された重量
物が上下動される。
本実施例は以上の構成からなり、第4図に示す
ように、例えば未舗装同路上において車両Aのパ
ンク修理を行う場合など、往々にして、ジヤツキ
10の設置面Bが傾斜していたり、あるいは設置
面Bに凹凸があり、そのためジヤツキ10を水平
に設置できないことがある。かかる場合、摘み部
16cを指先でつまんで脚金具16を所定方向へ
回転すれば、脚金具16がねじ孔11aに沿つて
下動し、接地盤1aがベース11の下端面から突
出する。従つて、設置面Bの凹凸量または傾斜角
度に合わせて接地盤16aの突出量を調整すれ
ば、ジヤツキ10を水平に設置できるので、車両
Aのジヤツキアツプ作業を安全に実施することが
できる。
また、ジヤツキ10を使用しないときには接地
盤16aを収納凹所11b内に収納しておけば、
車両A等に搭載する場合でも大きなスペースを要
しない。
さらに、接地盤16aに摘み部16cを形成し
たので脚金具16の回転操作が容易に行える。
ところで、上記第1実施例ではベース11に直
接ねじ孔11aを穿設したが、これに代えてベー
ス11に同ベース11を貫通して上下方向に延び
る通孔を形成し、この通孔の一端にねじ棒16b
が螺合するナツトを溶接しても良く、かかる構造
によればベース11に雌ねじを刻設する必要がな
くなるので製造コストの低減を図ることができ
る。
また、第1実施例ではベース11の1箇所にね
じ孔11aを設けて単一の脚金具16を取付けた
が、第5図に示す第2実施例に係るスクリユウ式
ジヤツキ10Aのように、ねじ孔11aをねじ棒
14の軸線を中心にして左右対称の配置となるよ
うに2箇所に設け、それぞれに脚金具16を取付
けたり、第6図に示す第3実施例に係るスクリユ
ウ式ジヤツキ10Bのように、ねじ棒14の軸線
を中心にして相互に等角度をなすように3箇所に
配置し、それぞれに脚金具16を取付ければ、各
脚金具16毎に接地盤16aの突出量を調整する
ことによりジヤツキ10A,10Bを水平に設置
する作業が一層容易になる。
なお、第2,第3実施例の他の構成は第1実施
例と同じであるので同一の構成部材には同一の符
号を付して説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係るスクリユウ
式ジヤツキの要部拡大断面図、第2図は同ジヤツ
キの外観斜視図、第3図は同ジヤツキに設けた脚
金具の拡大斜視図、第4図は同ジヤツキの使用説
明図、第5図は本考案の第2実施例を示す平面
図、第6図は本考案の第3実施例を示す平面図で
ある。 符号の説明、10,10A,10B……スクリ
ユウ式ジヤツキ、11……ベース、11a……ね
じ孔、11b……収納凹所、16……脚金具、1
6a……接地盤、16b……ねじ棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース上に回転可能に立設したねじ棒に上下方
    向へ進退可能に螺合するラムを備え、前記ねじ棒
    の回転により前記ラムを進退させて同ラムの上端
    部に設けた受金にて支承した重量物を上下動させ
    るスクリユウ式ジヤツキにおいて、前記ベースの
    少なくとも1箇所に同ベースを貫通して上下方向
    へ延びるねじ孔を設けるとともに、接地盤を下端
    部に備えたねじ棒を前記ねじ孔に進退可能に螺合
    させたことを特徴とするスクリユウ式ジヤツキ。
JP14620588U 1988-11-09 1988-11-09 Expired - Lifetime JPH0518376Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14620588U JPH0518376Y2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14620588U JPH0518376Y2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0266593U JPH0266593U (ja) 1990-05-18
JPH0518376Y2 true JPH0518376Y2 (ja) 1993-05-17

Family

ID=31415478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14620588U Expired - Lifetime JPH0518376Y2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09

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JPH0266593U (ja) 1990-05-18

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