JP7259607B2 - アウトリガ装置および作業車 - Google Patents

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Description

本発明は、アウトリガ装置および作業車に関する。さらに詳しくは、本発明は、アウトリガ装置、およびそのアウトリガ装置を備える作業車に関する。
移動式クレーン、高所作業車などの作業車には、転倒に対する安定を確保するためにアウトリガ装置が設けられる(例えば、特許文献1)。一般に、アウトリガ装置は、ジャッキシリンダと、ジャッキシリンダのロッド先端部に設けられたフロートとを有する。
図11に示すように、従来のアウトリガ装置は、ジャッキシリンダのロッド101の先端部に、フロート102と連結した取付金具103を取り付けた構成である。取付金具103の上面には凹部が形成されている。その凹部にロッド101の先端部が嵌め込まれる。その状態で、フロート102を傾けながら下からボルト104を挿入し、取付金具103とロッド101とを締結している。また、取付金具103の凹部に水が溜まることを防止するため、取付金具103とロッド101との接続部にコーキングを施している。このように、従来のアウトリガ装置は、フロート102の組み付け作業が煩雑であった。
特開2017-1861号公報
本発明は上記事情に鑑み、フロートの組み付けが容易なアウトリガ装置、およびそのアウトリガ装置を備える作業車を提供することを目的とする。
第1発明のアウトリガ装置は、ロッドを有するジャッキシリンダと、前記ロッドの先端部に設けられた連結部と、前記連結部に連結されたフロートと、を備え、前記連結部は中心軸に沿って配置された頸部と頭部とを有し、前記フロートは、接地板と、該接地板の上面に設けられた支持部と、該支持部に支持され挿入孔が形成された係止板とを有し、前記頭部は、前記挿入孔に挿入した後、前記フロートを回転させた状態で前記係止板に係止していることを特徴とする。
第2発明のアウトリガ装置は、第1発明において、前記支持部には、前記フロートの回転を制限する回転止が取り付けられていることを特徴とする。
第3発明のアウトリガ装置は、第1または第2発明において、前記頭部は、前記中心軸と直行する第1軸方向の幅が第1幅であり、前記中心軸および前記第1軸と直行する第2軸方向の幅が前記第1幅より狭い第2幅であり、前記頸部は、前記頭部と前記ロッドの先端面とを接続する柱状であり、前記中心軸と直行する全方向の最大幅が前記第1幅より狭い第3幅であり、前記挿入孔は、基準線に沿って連接する丸穴部と切欠部とからなり、前記丸穴部の内径は前記第1幅より小さく、かつ、前記第3幅より大きく、前記切欠部の幅は前記丸穴部の内径より狭く、かつ、前記第2幅より広く、前記頭部は、前記基準線を前記第2軸と直行させて前記挿入孔に挿入した後、前記基準線が前記第1軸と交差するよう前記フロートを回転させた状態で前記係止板に係止していることを特徴とする。
第4発明のアウトリガ装置は、第3発明において、前記頭部は、前記第2軸に対して垂直であり、前記第2幅を隔てて互いに平行な2つの側面と、2つの前記側面の間を接続し、球面の一部をなす受圧面と、を有することを特徴とする。
第5発明のアウトリガ装置は、第1~第4発明のいずれかにおいて、前記頭部は、前記頸部と接続し、前記中心軸に対して垂直な水平面を有することを特徴とする。
第6発明のアウトリガ装置は、第1~第5発明のいずれかにおいて、前記ロッドと前記連結部とは、棒材を切削することにより一体形成されていることを特徴とする。
第7発明のアウトリガ装置は、第2発明において、前記回転止は、前記支持部に形成されたネジ孔に螺合し、軸部が前記頭部に向かって突出したボルトであることを特徴とする。
第8発明のアウトリガ装置は、第2発明において、前記回転止は、前記支持部に取り付けられた突出部材であることを特徴とする。
第9発明の作業車は、第1~第8発明のいずれかのアウトリガ装置を備えることを特徴とする。
第1発明によれば、連結部の頭部を係止板の挿入孔に挿入し、フロートを回転させるといった簡単な工程により、フロートを組み付けできる。
第2発明によれば、回転止によりフロートの回転が制限されるので、頭部が挿入孔から抜け出ることがない。
第3発明によれば、連結部および挿入孔が所定の形状を有するので、頭部を挿入孔に挿入した後にフロートを回転させることで、頭部を係止板に係止できる。
第4発明によれば、頭部が球面の一部をなす受圧面を有するので、ジャッキシリンダに対してフロートを傾けた状態でも、作業車の重量を受けることができる。
第5発明によれば、フロートが接地していない場合に、頭部の水平面が係止板に係止することで、フロートを水平な状態に維持できる。
第6発明によれば、ロッドと連結部とが一体形成されているので、ロッドに連結部を取り付ける作業が不要であり、フロートの組み付けが容易である。
第7発明によれば、ボルトをネジ孔に螺合するだけで、フロートの回転止めができるので、フロートの組み付けが容易である。
第8発明によれば、突出部材を設けることでフロートの回転止めができる。
第9発明によれば、フロートの組み付けが容易であるので、作業車の製造を省力化できる。
本発明の一実施形態に係る高所作業車の側面図である。 本発明の一実施形態に係るアウトリガ装置の正面図である。 図(A)は連結部の正面図である。図(B)は連結部の側面である。図(C)は図(A)におけるIIIc-IIIc線矢視断面図である。 図(A)はフロートの正面図である。図(B)はフロートの平面図である。 頭部を挿入孔に挿入する場面におけるアウトリガ装置の斜視図である。 頭部を挿入孔に挿入した後のフロートの平面図である。 組み付け完了後のフロートの平面図である。 図(A)はフロートを傾けた状態におけるアウトリガ装置の部分縦断面図である。図(B)はフロートを他の向きに傾けた状態におけるアウトリガ装置の部分縦断面図である。 格納状態のアウトリガ装置の部分縦断面図である。 図(A)はその他の実施形態におけるフロートの平面図である。図(B)は同実施形態におけるフロートの縦断面図である。 従来のアウトリガ装置の部分縦断面図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
(作業車)
本発明の一実施形態に係るアウトリガ装置は作業車に搭載される。作業車としてはアウトリガ装置が必要なものであれば特に限定されないが、移動式クレーン、高所作業車、軌陸車などが挙げられる。移動式クレーンとしてはオールテレーンクレーン、ラフテレーンクレーン、トラッククレーン、積載形トラッククレーンなどが挙げられる。以下、高所作業車の場合を例に説明する。
図1に示すように、高所作業車AAは車体10を有する。車体10の前方部分は運転室11であり、後方部分は荷台12である。車体10には、車両走行用の駆動源、車輪などが設けられている。
荷台12には旋回台13が搭載されている。旋回台13は旋回モータにより上下方向を軸として旋回可能である。旋回台13にはブーム14が起伏自在に設けられている。旋回台13とブーム14との間には起伏シリンダが設けられている。起伏シリンダが伸縮することでブーム14が起伏する。ブーム14はテレスコピック状に構成されている。ブーム14は内部に設けられた伸縮シリンダにより伸縮する。
ブーム14の先端にはレベリングシリンダにより姿勢が水平に維持されたデッキ15が設けられている。ブーム14の旋回、起伏、伸縮を組み合わせることで、立体空間内の任意の位置にデッキ15を移動させることができる。これにより、デッキ15に乗り込んだ作業員による高所での作業が可能となる。
作業中の安定を確保するため、車体10にはアウトリガ装置1が設けられている。アウトリガ装置1の数は特に限定されないが、例えば、車体10の前後左右の4箇所に設けられる。
(アウトリガ装置)
つぎに、アウトリガ装置1の構成を説明する。
図2に示すように、アウトリガ装置1はジャッキシリンダ20を有する。ジャッキシリンダ20は油圧シリンダであり、シリンダチューブ21と、その内部に挿入されたロッド22とを有する。シリンダチューブ21は車体10に対して固定されている。シリンダチューブ21は、車体10に設けられたブラケットに固定されてもよいし、車幅方向に張り出し可能な機構を介して車体10に設けられてもよい。
ジャッキシリンダ20はロッド側を下向きとして、上下方向に沿って配置されている。したがって、ジャッキシリンダ20が伸長するとロッド22の先端部が下降し、ジャッキシリンダ20が収縮するとロッド22の先端部が上昇する。
ロッド22の先端部にはフロート40が設けられている。ジャッキアップ時には、ジャッキシリンダ20を伸長し、フロート40を接地させる。
図3(A)~(C)に示すように、ロッド22の先端部には連結部30が設けられている。連結部30は頸部31と頭部32とからなる。頸部31はロッド22の先端面と頭部32とを接続する柱状の部材である。頸部31と頭部32は連結部30の中心軸A0に沿って配置されている。連結部30の中心軸A0は、通常、ロッド22の中心軸の延長線上に位置する。ただし、連結部30の中心軸A0は、ロッド22の中心軸から偏心してもよいし、ロッド22の中心軸に対して傾きを有してもよい。
以下、連結部30の中心軸A0と直行する軸を第1軸A1とする。また、中心軸A0および第1軸A1と直行する軸を第2軸A2とする。
頭部32は、2つの側面32a、32aと、それらの間を接続する受圧面32bとを有する。2つの側面32a、32aは第2軸A2に対して垂直であり、互いに平行な2つの平面である。また、2つの側面32a、32aは中心軸A0を挟んで対称な位置に配置されている。受圧面32bは球面の一部である。受圧面32bの中心は中心軸A0上に位置する。
頭部32は、第1軸A1方向の幅が第1幅W1であり、第2軸A2方向の幅が第1幅W1より狭い第2幅W2である。すなわち、2つの側面32a、32aは第2幅W2を隔てて配置されている。また、受圧面32bの直径は第2幅W2より大きい。
また、頭部32は頸部31と接続する水平面32cを有する。水平面32cは中心軸A0に対して垂直な平面である。
頸部31は中心軸A0を中心とする円柱状の部材である。頸部31の横断面の直径は第3幅W3である。第3幅W3は第1幅W1より狭い。なお、頸部31は、柱状であればよく、円柱のほか、角柱でもよい。頸部31は中心軸A0と直行する全方向の最大幅が第1幅W1より狭い第3幅W3であればよい。例えば、頸部31が角柱である場合、その断面の対角線上の幅が第3幅W3であればよい。
図4(A)、(B)に示すように、フロート40は接地板41を有する。接地板41は円板形の部材である。ただし、接地板41を矩形など他の形状としてもよい。ジャッキアップ時には接地板41の下面が接地する。
接地板41の上面には、その中心に円筒形の支持部42が立設している。支持部42の下端は接地板41に固定されている。支持部42の上端には係止板43が固定されている。
支持部42の内径は頭部32の第1幅W1より大きい。また、支持部42の縦方向の長さは、頭部32の中心軸A0方向の幅より長い。そのため、支持部42の内部に頭部32を収めることができる。
支持部42の下端には水抜き孔44が形成されている。支持部42の内部に水が浸入しても、水抜き孔44を通して水を排出できるため、水が溜まることがない。
なお、支持部42は接地板41に対して係止板43を支持できればよく、円筒形に限定されない。支持部42は角筒形でもよい。また、支持部42は接地板41と係止板43とを接続する複数の柱材から構成されてもよい。
係止板43はドーナツ形の板材であり、その中心に頭部32を挿入するための挿入孔45が形成されている。係止板43と同一平面内に仮想的な基準線RLが設定されている。挿入孔45は基準線RLに沿って連接する丸穴部45aと切欠部45bとからなる。
丸穴部45aの中心は基準線RL上に位置する。丸穴部45aの内径W4は、頭部32の第1幅W1より小さく、かつ、頸部31の第3幅W3より大きい。そのため、頭部32を支持部42の内部に収めると、頭部32が係止板43に係止する。また、丸穴部45aに頸部31が通った状態となる(図7参照)。
切欠部45bは基準線RLを中心として形成されている。切欠部45bの幅W5(基準線RLに直行する方向の寸法)は、丸穴部45aの内径W4より狭く、かつ、頭部32の第2幅W2より広い。そのため、フロート40の基準線RLを連結部30の第1軸A1に合わせると、頭部32が切欠部45bを通ることができる(図6参照)。
支持部42にはその内外を連通するネジ孔46が形成されている。ネジ孔46の内壁には雌ねじが形成されており、ネジ孔46にボルトを螺合できるようになっている。ネジ孔46の用途は後述する。
フロート40はロッド22先端部の連結部30に連結される。フロート40の連結は以下の手順で行なわれる。
まず、図5に示すように、フロート40をロッド22に対して傾けた状態で、係止板43の挿入孔45に連結部30の頭部32を挿入する。ここで、フロート40を基準線RLが連結部30の第1軸A1に沿う姿勢とし、さらに、第2軸A2と直行する面内で回転させる。すなわち、基準線RLを第2軸A2と直行させる。頭部32の第2軸A2方向の幅W2は、切欠部45bの幅W5より狭いため、頭部32を挿入孔45に挿入することができる。
つぎに、フロート40を水平にする。すなわち、フロート40の接地板41を連結部30の中心軸A0と直行させる。そうすると、図6に示す状態となる。連結部30の頭部32は支持部42の内部に収められる。また、頸部31は挿入孔45に通された状態となる。
つぎに、図7に示すように、フロート40を水平面内で約90°回転させる。そうすると、フロート40の基準線RLは連結部30の第1軸A1と交差する。この状態では、頭部32は係止板43に係止し、挿入孔45から抜けることがない。頭部32の第1軸A1方向の幅W1が丸穴部45aの内径W4より広いからである。このように、連結部30および挿入孔45が前記した所定の形状を有するので、頭部32を挿入孔45に挿入した後にフロート40を回転させることで、頭部32を係止板43に係止できる。
最後に、支持部42のネジ孔46にボルト47を螺合する。ボルト47は頭部が支持部42の外側に配置されており、軸部が支持部42の内側に突出している。ボルト47の軸部は連結部30の頭部32の側面32aに向かって突出している。
フロート40が水平面内で回転すると、ボルト47の軸部が頭部32の側面32aに接触する。これにより、基準線RLが第1軸A1と交差する状態を維持するよう、フロート40の回転が制限される。フロート40の回転が制限されることから、フロート40の基準線RLが第1軸A1に沿い、頭部32が挿入孔45から抜け出ることがない。すなわち、フロート40が落下することがない。
このように、ボルト47はフロート40の回転を制限する回転止として用いられる。ボルト47をネジ孔46に螺合するだけで、フロート40の回転止めができるので、フロート40の組み付けが容易である。また、部品点数を少なくでき、製造コストを低減できる。
以上のように、本実施形態のアウトリガ装置1は、ロッド22の先端部に設けられた連結部30の頭部32をフロート40に設けられた係止板43の挿入孔45に挿入し、フロート40を回転させ、回転止を取り付けるといった簡単な工程により、フロート40を組み付けできる。フロート40の組み付けが容易であるので、高所作業車AAの製造を省力化できる。
傾斜面に対してジャッキアップすると、フロート40はジャッキシリンダ20に対して傾斜する。図8(A)、(B)に示すように、頭部32の受圧面32bは球面の一部をなすことから、フロート40がいかなる傾きを有する場合であっても、頭部32と接地板41とは同様の条件で接触する。そのため、ジャッキシリンダ20に対してフロート40を傾けた状態でも、頭部32は高所作業車AAの重量を受けることができる。
また、ジャッキシリンダ20に対してフロート40を傾けた状態でも、フロート40の回転止であるボルト47は頭部32に接触しない。そのため、フロート40は地面の傾斜に合わせて自由に傾くことができる。換言すれば、ボルト47と頭部32との隙間は、フロート40の鉛直面内での回転を許容するよう設定されている。
図9に示すように、フロート40が接地していない場合、フロート40はロッド22の先端部に吊り下げられた状態となる。このとき、頭部32の水平面32cは係止板43の底面に係止する。これにより、フロート40を水平な状態に維持できる。アウトリガ装置1を格納しているとき、すなわち、ジャッキシリンダ20を収縮しているときのフロート40のふらつきを抑制できる。
ロッド22と連結部30とを別部材として形成した後に、それらを接合してもよい。しかしこの場合、ロッド22と連結部30とを接合する工程が必要となる。また、従来のように(図11参照)、ロッド22と連結部30とをボルトで締結すると、ボルトに軸力がかかるため緩みやすく、フロート40が落下する恐れがある。また、ロッド22と連結部30とをインローで嵌め合う構造とすると、寸法精度の高い精密な加工が必要となる。
そこで、ロッド22と連結部30とは一体形成することが好ましい。例えば、ロッド22用の棒材の先端部を切削加工して連結部30を形成すれば、ロッド22と連結部30とを一体形成できる。ロッド22と連結部30とを一体形成すれば、ロッド22に連結部30を取り付ける作業が不要であり、フロート40の組み付けが容易となる。また、ボルトの緩みによりフロート40が落下する恐れがなく、インロー構造を形成する精密な加工を必要としない。
〔その他の実施形態〕
フロート40の回転止としてボルト47以外の部材を用いてもよい。図10(A)、(B)に示すように、支持部42の内側に突出部材48を取り付け、これを回転止としてもよい。突出部材48は頭部32に向かって突出した形状を有している。また、突出部材48はビスで支持部42に固定されている。突出部材48を設けることで、フロート40の回転止めができる。
なお、本実施形態の頸部31は、頭部32の第2幅W2に合わせて円柱を縦方向に切断した形状を有する。頸部31はこのような形状でもよい。この場合、第3幅W3は元の円柱の横断面の直径であり、これが第1幅W1より狭ければよい。
AA 高所作業車
1 アウトリガ装置
20 ジャッキシリンダ
22 ロッド
30 連結部
31 頸部
32 頭部
40 フロート
41 接地板
42 支持部
43 係止板
45 挿入孔
47 ボルト

Claims (9)

  1. ロッドを有するジャッキシリンダと、
    前記ロッドの先端部に設けられた連結部と、
    前記連結部に連結されたフロートと、を備え、
    前記連結部は中心軸に沿って配置された頸部と頭部とを有し、
    前記フロートは、接地板と、該接地板の上面に設けられた支持部と、該支持部に支持され挿入孔が形成された係止板とを有し、
    前記頭部は、前記挿入孔に挿入した後、前記フロートを回転させた状態で前記係止板に係止している
    ことを特徴とするアウトリガ装置。
  2. 前記支持部には、前記フロートの回転を制限する回転止が取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のアウトリガ装置。
  3. 前記頭部は、前記中心軸と直行する第1軸方向の幅が第1幅であり、前記中心軸および前記第1軸と直行する第2軸方向の幅が前記第1幅より狭い第2幅であり、
    前記頸部は、前記頭部と前記ロッドの先端面とを接続する柱状であり、前記中心軸と直行する全方向の最大幅が前記第1幅より狭い第3幅であり、
    前記挿入孔は、基準線に沿って連接する丸穴部と切欠部とからなり、
    前記丸穴部の内径は前記第1幅より小さく、かつ、前記第3幅より大きく、
    前記切欠部の幅は前記丸穴部の内径より狭く、かつ、前記第2幅より広く、
    前記頭部は、前記基準線を前記第2軸と直行させて前記挿入孔に挿入した後、前記基準線が前記第1軸と交差するよう前記フロートを回転させた状態で前記係止板に係止している
    ことを特徴とする請求項1または2記載のアウトリガ装置。
  4. 前記頭部は、
    前記第2軸に対して垂直であり、前記第2幅を隔てて互いに平行な2つの側面と、
    2つの前記側面の間を接続し、球面の一部をなす受圧面と、を有する
    ことを特徴とする請求項3記載のアウトリガ装置。
  5. 前記頭部は、前記頸部と接続し、前記中心軸に対して垂直な水平面を有する
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のアウトリガ装置。
  6. 前記ロッドと前記連結部とは、棒材を切削することにより一体形成されている
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載のアウトリガ装置。
  7. 前記回転止は、前記支持部に形成されたネジ孔に螺合し、軸部が前記頭部に向かって突出したボルトである
    ことを特徴とする請求項2記載のアウトリガ装置。
  8. 前記回転止は、前記支持部に取り付けられた突出部材である
    ことを特徴とする請求項2記載のアウトリガ装置。
  9. 請求項1~8のいずれかに記載のアウトリガ装置を備える
    ことを特徴とする作業車。
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