JPH0518309U - ベルトフツク - Google Patents

ベルトフツク

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JPH0518309U
JPH0518309U JP7638391U JP7638391U JPH0518309U JP H0518309 U JPH0518309 U JP H0518309U JP 7638391 U JP7638391 U JP 7638391U JP 7638391 U JP7638391 U JP 7638391U JP H0518309 U JPH0518309 U JP H0518309U
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JP
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belt
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hook
engaging
belt hook
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修平 谷口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベルト装着部を分割して帯状部材と一体に構
成することによって大きな撓み量を確保し、横幅の小さ
なベルトフックを提供することを目的とする。 【構成】 帯状部材11の挿圧部16が押圧されること
によって帯状部材11全体が撓み、かつベルト装着用の
突起17a、18aは互いにずれた位置に設けられてい
ることから当接せず、撓み量が大きくとれる。これによ
り、横幅の小さなベルトフックでも係合用の爪12、1
3の変位量は大きくとれるので、小形に形成することが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばカメラ一体型ビデオテープレコーダのようなポータブル電子 機器等にショルダーベルトを装着する場合に用いて好適なベルトフックに関する 。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ある程度以上の重量または体積のあるポータブル電子機器は、携帯に 適するようにショルダーベルトを装着している。しかし、使用時にはそのベルト も邪魔になることがあるので、着脱できるようにしているものが多い。これは図 5に示すように、ベルト1を装着するベルト装着部2から延びる挿入部3の両側 から、ベルト1の方向に折曲げられた弾性を有する係合部4、5の両側端に係合 用の爪6、7を有している。装着時は挿入部3をポータブル機器に設けられた所 定部分に挿入することによって係合部4、5が内側に撓み、爪6、7がポータブ ル機器の被係合部に係合して装着される。
【0003】 そして、このベルトを外すときは係合部4、5を内側方向に押さえて撓ませ、 爪6、7をポータブル機器側の係合部から外して抜き去る構造になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら爪6、7を係合部から外すために係合部4、5を撓ませても、そ れがベルト装着部2に当接するとそれ以上の撓みを与えることができない。とこ ろが爪6、7を係合部から外すためには所定量以上の撓み量が必用であるため、 この撓み量を確保するためには係合部4、5をベルト装着部12から離しておく 必要があり、このため係合部4、5がベルトから大きくはみ出すので、ベルトフ ックを小形に構成することができなかった。
【0005】 本考案はこのような状況に鑑みてなされたもので、ベルト装着部を分割して帯 状部材と一体に構成することによって大きな撓み量を確保し、横幅の小さなベル トフックを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本考案のベルトフックは、軟質なベルトの先 端に設けられ被係合部と係合することでベルトを被係合部側に装着するベルトフ ックにおいて、帯状部材が弾性を有する状態で折り返され形成された挿入部と、 挿入部の外側両側面に設けられた係合用爪と、折り返された帯状部材の一方の端 末付近から内側に延びるベルト装着用の第1の突起と、折り返された帯状部材の 他方の端末付近から内側に延びるベルト装着用の第2の突起とからなり、挿入部 は少なくとも係合用爪の部分が被係合部の間口よりも幅広であり、第1および第 2の突起はベルトの幅より短くかつ前記帯状部材の端末部分が押圧されたとき相 互に当接しない位置に設けられていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
上記構成のベルトフックにおいては、帯状部材の両端末部が押圧されることに よって帯状部材全体が撓み、かつベルト装着用の突起は双方の帯状部材がずれた 位置に設けられていることから、当接せず撓み量が大きくとれる。
【0008】
【実施例】
図1は本考案のベルトフックの一実施例を示す斜視図であり、全体が合成樹脂 により一体成型されている。挿入部10は、帯状部材11が先端部で折り返され て形成されている。その先端部は挿入部10が挿入し易いように略円弧状に形成 されるとともに、挿入部10に弾性を与えるために2回折り返えされており、帯 状部材11に対して内側方向に撓む力が加えられたとき、帯状部材11を元の位 置に押し戻す復原力が作用するようになっている。
【0009】 挿入部10を構成する帯状部材11の両外側面に、先端部側面から末端部方向 に向けて所定の傾斜で徐々に外側面から立上がり、折返し部垂下点14付近にお いて外側面に直角な状態で立下がる係合用爪12、13が設けられている。また 帯状部材11の末端部は略直角に折り曲げられ、当接部15を形成した後、その 末端は帯状部材11と同一方向にさらに折り曲げられ、挿圧部16に接続してい る。その挿圧部16は指で触れる部分が略円形とされ、また、末端部の厚みが若 干厚く形成され、内側方向に押圧力が加え易くなっている。
【0010】 双方の挿圧部16の内側であって、その周縁部付近から帯状部材11の折返し 部垂下点14付近まで、他方は反対側の周縁部付近から帯状部材11の折り返し 部垂下点14付近まで、第1の突起17aおよび第2の突起18aが延びている 。そして、突起17aの先端部は突起18a方向に折曲げられ、係合部17bを 形成し、突起18aの先端部は突起17a方向に折曲げられ、係合部18bを形 成している。これらの係合部17bおよび18bは、挿圧部16に外側方向へ向 かう力が加えられたとき当接するように折返し量が決められている。この突起1 7aおよび18aは、図2に示すように、その取付の位置が上下逆方向にずれて いるので、挿圧部16に内側方向へ向かう力が加えられたとき、相互に当接しな いようになっている。即ち、図2および図3に示すように、係合部17bおよび 18bを係合させると、両方の挿圧部16の間が突起17aと18aで接続され たベルト掛け19が形成される。そこで、図1に示すように、係合部17bと1 8bを係合させる前に、両者の間からベルト21を挿通し、そのベルト掛け19 と当接部15の間の空間20に配置する。そして図2に示すように、係合部17 bと18bを係合させる。空間20にベルト21を通し、ベルト掛け19にベル ト21を掛けるために、係合部17bおよび18bを係合して形成されるベルト 掛け19の長さはベルトの横幅より若干長くなるように、すなわち幅広に決めら れている。
【0011】 このように構成されたベルトフック22に用いられるベルト21は例えば織っ た材質など、軟性を有するものが使用され、図4に示すように幅方向に押さえる ことによってつぶれる必要がある。
【0012】 この様に構成されたベルトフック22は、図3に示すように空間20にベルト 21を通し、そのベルト21をベルト掛け19に掛けることによってベルト21 に取り付けられる。そしてベルトフック22の挿入部10をポータブル機器側に 設けられている被係合部である嵌合部23に挿入すると、当接部15が嵌合部2 3の入り口に当接するとともに、挿入部10の係合用の爪6、7が嵌合部23の 係合穴23a,23bに係合して装着される。
【0013】 この装着を解除するときは、図4に示すように、ベルトフック22の両側の挿 圧部16を内側方向に押さえる。これによって、挿圧部16の内側部分がベルト 21を幅方向に変形させる。一方、挿圧部16の内側に設けられた突起17a、 18aおよび係合部17b,18bは当接しないように配設されているので、挿 圧部16は十分内側に押し込むことができる。このため爪6および7が設けられ ている帯状部材11も十分内側に撓み、爪6および7が係合穴23aから外れる ので、容易に引き抜くことができる。
【0014】 また、帯状部材11は弾性を有する状態で折曲げられて挿入部10を形成して いるので、ベルトフック22の係合が外れ、挿圧部16に力が加えられなくなる とその弾性力によって復元動作が始まる。そして、挿圧部16の内側に設けられ た突起17a、18aの係合部17b、18bが係合する位置で復元動作が終了 する。
【0015】 なお、以上の実施例は挿入部10の挿入量を規制するため、当接部15を設け たが、挿入量を規制する必要がなければ当接部15は不要となる。また、十分な 弾性力を確保するため、挿入部10の先端を2回折返しているが、折返しただけ でその弾性力を確保できれる材料(合成樹脂)を使用すればこの折返しは1度で 良くなる。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案のベルトフックは、ベルト装着部を帯状部材と一体に構成 することによって大きな撓み量を確保するようにしたので、横幅を小さくする事 ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のベルトフックの一実施例の構成を示す
斜視図である。
【図2】図1のベルトフックの係合部17bと18bを
係合させた状態を示す側面図である。
【図3】図1におけるベルトフックにベルトを通してい
る状態を示す図である。
【図4】図1におけるベルトフックに撓みを与えている
状態を示す図である。
【図5】従来のベルトフックの一例の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ベルト 2 ベルト装着部 3 挿入部 4、5 係合部 6、7 爪 10 挿入部 11 帯状部材 12、13 爪 14 垂下点 15 当接部 16 挿圧部 17a、18a 突起 17b、18b 係合部 19 ベルト掛け 20 空間 21 ベルト 22 ベルトフック 23 嵌合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟質なベルトの先端に設けられ被係合部
    と係合することによってベルトを被係合部側に装着する
    ベルトフックにおいて、 帯状部材が弾性を有する状態で折り返されて形成された
    挿入部と、 前記挿入部の外側両側面に設けられた係合用爪と、 前記折り返された帯状部材の一方の端末付近から内側に
    延びるベルト装着用の第1の突起と、 前記折り返された帯状部材の他方の端末付近から内側に
    延びるベルト装着用の第2の突起とからなり、 前記挿入部は少なくとも前記係合用爪の部分が前記被係
    合部の間口よりも幅広であり、 前記第1および第2の突起は前記ベルトの幅より短くか
    つ前記帯状部材の端末部分が押圧されたとき相互に当接
    しない位置に設けられていることを特徴とするベルトフ
    ック。
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WO2007114492A1 (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Teijin Pharma Limited 呼吸用鼻マスクシステム及びこれに用いる連結/解除手段
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JP2577308Y2 (ja) 1998-07-23

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