JP3095699U - はずれ止め付き鉤ホック - Google Patents

はずれ止め付き鉤ホック

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JP3095699U JP2002006761U JP2002006761U JP3095699U JP 3095699 U JP3095699 U JP 3095699U JP 2002006761 U JP2002006761 U JP 2002006761U JP 2002006761 U JP2002006761 U JP 2002006761U JP 3095699 U JP3095699 U JP 3095699U
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projection
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昭夫 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鉤ホック自体に、はずれ止めを構成し、別にボ
タン掛けしなくても係合状態の鉤ホックが緩み等で、は
ずれなくするとともに、係脱を容易にすることを特徴と
する。 【解決手段】弾性材よりなる本鉤ホックの基部(1)面
上に滑らかな山形状を有する突起部(3)または(3
a)を設ける。係脱さすには、係止する方向または逆の
はずす方向にある程度の力で引っ張って受け部(2)を
フック部(4)内側面と突起部頂上面との狭い隙間を押
し広げて外側から内側に、または内側から外側に通過さ
せなければならない。このように、はずすにはある程度
の力を加えねばならいので、はずれ止め付き鉤ホックは
緩み等では簡単にはずれなく、それにフック部と突起部
が弾性変化で撓むので係脱が容易になる。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】 本考案は、係止具としての鉤ホックが、係合状態から力を加えない限り、緩み 等で簡単にはずれないように、そして係脱を容易にする鉤ホックに関するもので ある。 【0002】 【従来の技術】 従来、鉤ホックは係合状態から係止する方向と逆方向へは簡単にはずれ抜ける ので、はずれないようにするため鉤ホック近くの別の所にボタンとボタン穴を設 けてボタン掛けしていた。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 鉤ホック自体に、はずれ止めを構成し、別にボタン掛けしなくても係合状態の 鉤ホックが緩み等ではずれなくするとともに、係脱も容易にする。 【0004】 【課題を解決するための手段】 本考案は、弾性材よりなる本鉤ホックが係合状態から係止方向と逆方向へ簡単 にはずれ抜けないようにするため、鉤ホックの基部(1)面上に滑らかな形状を 有する突起部を設けて自体にはずれ止めを構成する。はずそうと力を加えない限 り緩み等で簡単にはずれなくし、係脱も容易にすることを特徴とする。 【0005】 【考案の実施の形態】 図2のように、弾性材よりなるはずれ止め付き鉤フックの基部(1)面上に滑 らかな形状を有する突起部(3)、(3a)、(3b)のいずれかをフック部( 4)下側に来るように設ける。係合状態の鉤ホックをはずすには、受け部(2) がフック部(4)下部の内側面と突起部の頂上面との狭まった隙間を押し広げて 内側から外側に通過しなければならない。この押し広げには、はずす方向に引っ 張る力を加えねばならないので、緩みや少しの力では、はずれなくすることがで きる。 係脱しようと力を加えるとフック部と突起部が弾性変化で撓むので係脱が容易 にできる。 【0006】 【実施例】 図1は、弾性材よりなるはずれ止め付き鉤ホック各部と、滑らかな形状を有す る突起部の各形状例を示した図である。弾性材の厚さや弾性力により、いずれか の突起部の形状にする。 【0007】 図2は、本鉤フックの係脱方向の断面図である。 係合状態に入る前の受け部(2)を点線で示しており、フック部(4)の前縁 と突起部(3)傾斜面との間に受け部(2)が来る。更に、係止方向に力を入れ 引くと、受け部(2)はフック部(4)と突起部(3)の間を押し広げながら突 起部の斜面を沿って頂上へ来る。更に引くと頂上を通り越し係合状態になる。 係合状態からはずすには、係止する場合と反対に、はずす方向に力を入れ引き 、実線で示した受け部(2)がフック部(4)と突起部(3)との間を押し広げ ながら、突起部の頂上を通過しフック部の内側から外側に出る。はずすには、こ のように力を入れ引かなければならないので、緩みや少しの力では、はずれると いうことはなくなる。 【0008】 図1の下方に、弾性材よりなる本鉤ホックの基部(1)面上に設ける突起部の 各形状例(3)、(3a)、(3b)を示す。フック部だけでなく突起部自体も 基部に対して弾性変形し上下に撓みやすくなる。 突起部(3)は図1及び図2の例で示されているように、隆起した小山状にし て3方を切り抜き一端を基部面上から少し上げた傾斜状態に成形する例。 突起部A(3a)は1方を残し3方が切り抜かれ長方形状になった片を波山状 に成形する例。 突起部B(3b)は要の部分を首のように残し扇形に切り欠き、小山状に成形 する例。 突起部が弾性変形で上下に撓むのに加え、フック部(4)に点線で示されてい るような切り欠き穴(5)を空けると更にフック部自体も上下に撓みやすくする ことができる。 このような突起部を設けることにより本鉤ホックはそれほど力を要さず係脱が 容易になり、緩み等でははずれなくなる。 【0009】 【考案の効果】 以上説明したように本考案のはずれ止め付き鉤ホックは、自体の構成に係脱を しやすくするはずれ止めがついているので、一旦係合されると緩みや少しの力で は、はずれない。従って、従来はずれ止めのために鉤ホック近くの別の所にボタ ン掛けする必要がなくなり、余分な加工や面倒が省ける。 【提出日】平成14年11月5日(2002.11.5) 【手続補正1】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】考案の詳細な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の属する技術分野】 本考案は、係止具としての鉤ホックが、係合状態から力を加えない限り、緩み 等で簡単にはずれないように、そして係脱を容易にする鉤ホックに関するもので ある。 【0002】 【従来の技術】 従来、鉤ホックは係合状態から係止する方向と逆方向へは簡単にはずれ抜ける ので、はずれないようにするため鉤ホック近くの別の所にボタンとボタン穴を設 けてボタン掛けしていた。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】 鉤ホック自体に、はずれ止めを構成し、別にボタン掛けしなくても係合状態の 鉤ホックが緩み等ではずれなくするとともに、係脱も容易にする。 【0004】 【課題を解決するための手段】 本考案は、弾性材よりなる本鉤ホックが係合状態から係止方向と逆方向へ簡単 にはずれ抜けないようにするため、鉤ホックの基部(1)面上に滑らかな形状を 有する突起部を設けて自体にはずれ止めを構成する。はずそうと力を加えない限 り緩み等で簡単にはずれなくし、係脱も容易にすることを特徴とする。 【0005】 【考案の実施の形態】 図2ように、弾性材よりなるはずれ止め付き鉤フックの基部(1)面上に滑ら かな形状を有する突起部(3)または(3a)をフック部(4)の下側に来るよ うに設ける。係合状態の鉤ホックをはずすには、受け部(2)がフック部(4) 下部の内側面と突起部の頂上面との狭まった隙間を押し広げて内側から外側に通 過しなければならない。この押し広げには、はずす方向に引っ張る力を加えねば ならないので、緩みや少しの力では、はずれなくすることができる。 係脱しようと力を加えるとフック部と突起部が弾性変化で撓むので係脱が容易 にできる。 【0006】 【実施例】 図1は、弾性材よりなるはずれ止め付き鉤ホック各部と、滑らかな形状を有す る突起部の形状2例(3)と(3a)を示した図である。弾性材の厚さや弾性力 の強さにより、いずれかまたはこのような山形状の突起部を設ける。 【0007】 図2は、本鉤フックの係脱方向の断面図である。 係合状態に入る前の受け部(2)を点線で示しており、フック部(4)の前縁 と突起部(3)傾斜面との間に受け部(2)が来る。更に、係止方向に力を入れ 引くと、受け部(2)はフック部(4)と突起部(3)の間を押し広げながら突 起部の斜面を沿って頂上へ来る。更に引くと頂上を通り越し係合状態になる。 係合状態からはずすには、係止する場合と反対に、はずす方向に力を入れ引き 、実線で示した受け部(2)がフック部(4)と突起部(3)との間を押し広げ ながら、突起部の頂上を通過しフック部の内側から外側に出る。はずすには、こ のように力を入れ引かなければならないので、緩みや少しの力では、はずれなく なる。 【0008】 図1の下方に、弾性材よりなる本鉤ホックの基部(1)面上に設ける突起部の 形状2例(3)と(3a)を示す。フック部だけでなく突起部自体も基部に対し て弾性変形し上下に撓みやすくなる。突起部の上下の撓み力は突起部を支える首 に当たる部分の幅を加減して加工することにより調整する。 突起部(3)は図1及び図2の例で示されているように、1方を残し3方が切 り抜かれ長方形状になった片を山形状に成形する例。 突起部(3a)は、小山の中腹辺りで、頂上部分を含んだ突起部を支える首部 分を残し扇形またはT字型に周りを切り抜き小山形状に成形する例。 突起部が弾性変形で上下に撓むのに加え、フック部(4)に点線で示されてい るような切り欠き穴(5)を空けると更にフック部自体も上下に撓みやすくする ことができる。 このような突起部を設けることにより本鉤ホックはそれほど力を要さず係脱が 容易になり、緩み等でははずれなくなる。 【0009】 【考案の効果】 以上説明したように、弾性材よりなる本考案のはずれ止め付き鉤ホックは、自 体にはずれ止めが構成されているので、一旦係合されると緩みや少しの力では、 はずれなく、また係脱も容易にできる。従って、従来はずれ止めのために鉤ホッ ク近くの別の所にボタン掛けする必要がなくなり、余分な加工や面倒が省ける。
【図面の簡単な説明】 【図1】はずれ止め付き鉤ホック各部の名称と突起部の
各形状例を示した図である。 【図2】係合前と係合状態の本鉤ホック各部の位置関係
を示した図である。 【符号の説明】 1 基部 2 受け部 3 突起部 3a 突起部A 3b 突起部B 4 フック部 5 切り欠き穴
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】 【提出日】平成14年11月5日(2002.11.
5) 【手続補正2】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】全図 【補正方法】変更 【補正内容】 【図1】 【図2】 【手続補正4】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】図面の簡単な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【図面の簡単な説明】 【図1】はずれ止め付き鉤ホック各部の名称と突起部の
形状2例を示した図である。 【図2】係合前と係合状態の本鉤ホック各部の位置関係
を示した図である。 【符号の説明】 1 基部 2 受け部 3 突起部 3a 突起部 4 フック部 5 切り欠き穴

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 弾性材よりなる鉤ホックで、フック部
    (4)が係止した受け部(2)からはずれないように、
    鉤ホックの基部(1)面上に滑らかな山形状を有する突
    起部を設けて、力を加えてはずそうとしない限り緩み等
    ではずれないように、そして係脱を容易にすることを特
    徴とする、自体にはずれ止めを構成したはずれ止め付き
    鉤ホック。
JP2002006761U 2002-10-25 2002-10-25 はずれ止め付き鉤ホック Expired - Fee Related JP3095699U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011505913A (ja) * 2007-12-07 2011-03-03 ポピッツ ユーエスエイ インコーポレイテッド フックアイ留め具
JP7406696B1 (ja) * 2022-08-30 2023-12-28 利正 甲斐 下衣のウェスト固定補助具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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