JPH05182738A - 基板への端子金具の固定方法及びこの方法により基板に固定される端子金具 - Google Patents

基板への端子金具の固定方法及びこの方法により基板に固定される端子金具

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JPH05182738A
JPH05182738A JP4000852A JP85292A JPH05182738A JP H05182738 A JPH05182738 A JP H05182738A JP 4000852 A JP4000852 A JP 4000852A JP 85292 A JP85292 A JP 85292A JP H05182738 A JPH05182738 A JP H05182738A
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JP
Japan
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board
terminal
terminal fitting
substrate
fittings
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Application number
JP4000852A
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English (en)
Inventor
Shin Nakayama
慎 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 端子金具の基板への実装時間を短縮すること
が出来ると共に、端子金具を基板に対して傾斜すること
なく固定することが出来る基板への端子の固定方法及び
この方法により基板に固定される端子を提供する。 【構成】 第1の発明の固定方法は、連結部25で連結
されて隣接する端子金具23、23同士でコ字型に形成
された複数の端子金具体21の接続部を、基板1に突出
させて基板の回路導体にハンダ付した後に、連結部25
を切断して、端子金具23、23をそれぞれ分離し、基
板1にそれぞれ立設・固定することを特徴としている。
第2の発明は、隣接する端子金具23、23同士でコ字
型になるように、複数枚の端子金具23、23を連結部
25で連結したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板への端子の固定方
法及び、この固定方法で基板に固定される端子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6は、基板1と、この基板1に固定さ
れた端子金具(以下「雄型端子金具」という)3と、こ
の雄型端子金具3に接続される雌型端子金具5とを示
す。基板1には、裏面側に回路が印刷されており、図示
しない回路素子がこの回路にそれぞれ接続されている。
また、回路には、基板1を貫通した雄型端子金具3の後
端部7がハンダ付けされている。この雄型端子金具3
は、カバー9の端子収容室9b内に収容され、先端部が
嵌合部9a内に突出している。
【0003】一方、雌型端子金具5は、コネクタ11の
端子収容室13に収容され、基板1以外の他の電気部品
等に接続されたワイヤーハーネスの端部に加締め接続さ
れている。そして、カバー9に形成された嵌合部9aに
コネクタ11が嵌合し、雌型端子金具5に雄型端子金具
3が嵌合することにより、図示しないワイヤーハーネス
と基板1の回路とが接続されるようになっている。
【0004】ところで、雄型端子金具3を基板1に固定
する場合には、基板1に形成された貫通穴内に雄型端子
金具3の後端部7を圧入あるいは加締められて、後端部
を基板1の裏面側に突出させる。そして、裏面側に突出
した雄型端子金具3の後端部7を基板1の回路にハンダ
付けし、雄型端子金具3を基板1に固定する。
【0005】しかしながら、図7に示すように、基板1
上に立設された雄型端子金具3が、若干傾斜した状態
(図7の実線で示す状態)で後端部がハンダ付けされる
ことがある。この場合には、カバー9の端子収容室9b
内に収容される際や、雌型端子金具3への嵌合時に、そ
の立設方向が垂直方向(図7二点鎖線で示す状態)に強
制的に矯正されるのでハンダ付け部分に応力が付与さ
れ、ハンダ部分が基板から剥がれるいわゆるクラックが
発生する原因となる。
【0006】そこで、図8に示すように、実開昭55−
38425号公報に記載されたいわゆるはとめかしめに
よる端子金具15の基板1への固定方法が提案されてい
る。同図に示すように、端子金具15は後端部17に複
数の端子足部19が形成され、基板1を貫通したこれら
の端子足部19は、図9に示すように外方へ屈曲された
後にハンダ付けされて、基板1に端子金具15が固定さ
れるようになっている。
【0007】ところが、上記公報で提案された端子金具
15は、成形時に折り曲げ工程や、中空部を形成する工
程が必要なので、成形が複雑で製造コストが高くなると
いう問題がある。また、基板1に端子金具15を固定す
る場合においても、端子金具15の後端部を一つずつ基
板1へ貫通させた後に、端子金具15の端子足部19を
屈曲する作業が必要なので、端子金具15の基板1への
固定時間(実装時間)がかかるという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の端子金具の固定方法においては、端子金具の基板への
実装時間がかかるという問題がある。また、端子金具を
基板に対して傾斜して固定してしまい、これを矯正する
とハンダ部分にクラックが発生し、導通不良が生じたり
するとう問題がある。
【0009】本発明は、上記事情を考慮し、端子金具の
基板への実装時間を短縮することが出来ると共に、端子
金具を基板に対して傾斜することなく固定することが出
来る基板への端子の固定方法及びこの方法により基板に
固定される端子を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、連結部で隣接する端子金具同
士がコ字型に形成された複数の端子金具の接続部を、基
板に突出させて基板の回路導体にハンダ付した後に、連
結部を切断して、端子金具をそれぞれ分離し、基板にそ
れぞれ立設・固定することを特徴としている。
【0011】請求項2に記載の発明の回路基板用端子金
具は、回路導体との接続部を有する複数個の端子金具を
連結部を介してコ字状に形成したことを特徴としてい
る。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば、連結部で連結されて
隣接する端子金具同士でコ字型に形成された複数枚の端
子金具の後端部を、基板の裏面側に突出させる。次に、
基板裏面側の印刷回路にハンダ付する。そして、連結部
を切断して、端子金具を分離する。この場合、複数枚の
端子金具を一度に基板に固定することができるので、端
子金具の基板への実装時間を短縮することが出来る。ま
た、複数枚の端子金具のうち隣接する端子金具でコ字型
に形成されるので、基板上に載置した場合に、安定性が
良く、端子金具が基板に対して傾斜した状態で固定され
ることがない。また、端子金具が基板に対して傾斜した
状態で固定されることがないので、基板へのハンダ付し
た部分に応力が付与されないので、クラック等が発生す
ることがない。
【0013】請求項2の発明によれば、端子金具を、隣
接する端子金具同士でコ字型になるように、連結部で連
結したので、基板に載置したとき、基板に対して傾斜す
ることがなく、安定性が良い。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0015】図1は本発明の実施例の端子金具体21と
端子金具体21が固定された基板1を示す。同図におい
て、端子金具体21は、端子金具(雄型端子金具)2
3、23が連結部25で連結されて、全体としてコ字型
に形成されている。端子金具23は、一方の側部が直角
に屈曲されて略L字状に形成され、直角に屈曲された部
分同士が、連結部25により接続されている。これらの
端子金具23の後端部には図3及び図4に示すように、
基板1の裏面側に形成された回路にハンダ付される接続
部31が形成されている。また、基板1の表面側の端子
金具体23、23は、カバー27に形成された端子収容
室27b、27b内にそれぞれ収容され、その先端部
は、嵌合部27a内に突出している。
【0016】また、連結部25は、図2に示すように、
切断されて除去可能で、この連結部25を除去した後の
空間は、図3に示すように、カバー27に設けられた切
断確認部29の挿入用となっている。
【0017】次に、基板1への端子金具23の固定方法
について説明する。
【0018】上述した端子金具23の後端部を、基板1
の裏面側に突出させて基板裏面側の印刷回路にハンダ付
した後に、連結部25を切断して、端子金具23、23
をそれぞれ分離する。そして、カバー27で端子金具2
3、23を覆う。この場合切断確認部29が、連結部2
5を除去した後の空間内に挿入されることにより、端子
金具23、23が切断されていることを確認することが
出来る。
【0019】また、本実施例によれば、2枚の端子金具
23、23を同時に基板1に固定することが出来るの
で、端子金具23、23の基板1への実装時間を短縮す
ることが出来る。
【0020】さらに、隣接する端子金具23、23がコ
字型に形成されているので、基板1に対して傾斜するこ
とがなく、傾斜状態を矯正する必要がないので、ハンダ
部分に無理な力が付与されることがない。従って、端子
金具23、23を基板1に対して良好に固定することが
出来る。
【0021】また、図5に示すように、連結部25を除
去しない状態で端子金具23を用いることにより、回路
間を接続するジョイント端子として用いることが出来
る。この場合には、カバー9の切断確認部29は不要で
ある。
【0022】なお、本実施例では、雄型端子金具の例に
ついて説明したが、雌型端子金具に本発明を適用しても
良い。
【0023】さらに、本実施例では、裏面側に回路が印
刷された基板について説明したが、これに限らず、両面
に回路が印刷された基板に本発明を適用しても良い。ま
た、基板に形成された回路は、印刷以外の手段で形成さ
れていても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る基板へ
の端子金具の固定方法並びに、端子金具によれば、隣接
する端子金具同士でコ字型に形成された端子金具の接続
部を回路に印刷した後に、連結部で切断して基板にそれ
ぞれ固定するようにしたので、端子金具の基板への実装
時間を短縮することが出来ると共に、端子金具を基板に
対して傾斜することなく固定することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子金具を示す斜視図である。
【図2】連結部を切断した後に端子金具を示す斜視図で
ある。
【図3】基板に固定された状態の端子金具を示す側面図
である。
【図4】基板に板固定された後に、カバーで覆われた状
態の端子金具を示す側面図である。
【図5】基板を裏面側から見た回路図である。
【図6】従来の端子金具を示す断面図である。
【図7】従来の端子金具に力が付与された状態を示す側
面図である。
【図8】従来の端子金具を示す正面図である。
【図9】基板に固定された状態の従来の端子金具を示す
正面図である。
【符号の説明】
1 基板 21 端子金具体 23 端子金具 25 連結部 27 カバー 29 切断確認部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の回路導体にハンダ付して、端子金
    具を基板に立設・固定する基板への端子金具の固定方法
    において、連結部で隣接する端子金具同士がコ字型に形
    成された複数の端子金具体の接続部を、基板に突出させ
    て基板の回路導体にハンダ付した後に、前記連結部を切
    断して、端子金具をそれぞれ分離し、基板にそれぞれ立
    設・固定することを特徴とする基板への端子金具の固定
    方法。
  2. 【請求項2】 回路導体との接続部を有する複数個の端
    子金具を連結部を介してコ字状に形成したことを特徴と
    する回路基板用端子金具。
JP4000852A 1992-01-07 1992-01-07 基板への端子金具の固定方法及びこの方法により基板に固定される端子金具 Pending JPH05182738A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11176493A (ja) * 1997-12-08 1999-07-02 Yazaki Corp 電線用圧接端子
JP2011175814A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Johnan Seisakusho Co Ltd 電気接続部材及びその製造方法

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