JPH05182727A - 電磁開閉機器用の端子台 - Google Patents

電磁開閉機器用の端子台

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JPH05182727A
JPH05182727A JP34606091A JP34606091A JPH05182727A JP H05182727 A JPH05182727 A JP H05182727A JP 34606091 A JP34606091 A JP 34606091A JP 34606091 A JP34606091 A JP 34606091A JP H05182727 A JPH05182727 A JP H05182727A
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JP
Japan
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terminal portion
input terminal
electromagnetic
conductive member
switching device
Prior art date
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Pending
Application number
JP34606091A
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English (en)
Inventor
Kiwamu Shibata
究 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に動作音の低減について電磁開閉機器その
ものに対策が施されていなくとも、結果的に動作音が低
減できる電磁開閉機器用の端子台の提供。 【構成】 電磁開閉機器の端子が接続される入力端子部
2 と、入力端子部と電気的に接続されるとともにプリン
ト基板7 に接続するための出力端子部3 と、これらを配
設する基台4 とを有する電磁開閉機器用の端子台におい
て、入力端子部2と出力端子部3 とを弾性変位が可能な
導電部材5 にて連結し、かつ入力端子部2を導電部材5
にその弾性変位に応動するよう端部に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁リレーや電磁開閉
器のような電磁開閉機器をプリント基板に接続する際に
用いられる電磁開閉機器用の端子台に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電磁開閉機器用の端子台は、プ
リント基板に搭載接続する電磁開閉機器の保守点検ある
いは取替えを容易にするために多用される。従ってこの
端子台は、基台にプリント基板に接続するための出力端
子部を突出固定し、出力端子部に電磁開閉機器の端子が
接続される入力端子部を連設形成している。
【0003】ところで、電磁開閉機器は、内蔵された電
磁石装置の動作に基づいて接点装置を動作させており、
その動作時には構成部材の衝突に伴う動作音が発生す
る。この動作音は、電磁開閉機器の端子や端子台を介し
てプリント基板に振動として伝播し、好ましくない音と
して広がっていく。
【0004】近年、このような動作音を低減するため、
電磁開閉機器そのもののに種々の対策が施されている
が、その効果を顕著にするには電磁開閉機器の大型化や
構造の複雑化を招くこととなる。例えば、実開昭62-268
05においては、図4及び図5に示すように、電磁石装置
A や接点装置B からの端子C をケーシングD 内で長く折
曲形成し、その端子C にて動作音の振動伝播を減衰させ
てプリント基板E への伝播を抑制している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した電磁リレー
は、大型化や構造の複雑化を招くとともに、用途毎に新
規なものを開発しなければならず、また従来の電磁開閉
機器用の端子台では動作音の振動伝播に対しては、特に
考慮ははらわれていなかった。
【0006】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、特に動作音の低減につい
て電磁開閉機器そのものに対策が施されていなくとも、
結果的に動作音が低減できる電磁開閉機器用の端子台を
提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに本発明の電磁開閉機器用の端子台は、電磁開閉機器
の端子が接続される入力端子部と、入力端子部と電気的
に接続されるとともにプリント基板に接続するための出
力端子部と、これらを配設する基台とを有する電磁開閉
機器用の端子台において、入力端子部と出力端子部とを
弾性変位が可能な導電部材にて連結し、かつ入力端子部
を導電部材にその弾性変位に応動するよう設けた構成と
してある。
【0008】
【作用】この構成によれば、電磁開閉機器の端子が入力
端子部に接続されると、電磁開閉機器は導電部材に支持
された状態で端子台に装着されたことになるので、動作
音に伴う振動は導電部材により減衰してプリント基板へ
の伝播が抑制される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2に基
づいて説明する。本発明の電磁開閉機器用の端子台1
は、入力端子部2 と、出力端子部3 と、基台4 と、導電
部材5 を主要構成部材としている。
【0010】入力端子部2 は、燐青銅のような導電性ば
ね板材にて受刃状に折曲形成され、後述する導電部材5
に接合固定される。この入力端子部2 は、電磁リレーの
ような電磁開閉機器の端子を挿入することによりそれを
弾性的に押圧して電気的に接続する。
【0011】出力端子部3 は、導電性板材にてプリント
基板の挿入孔に嵌まる棒状に形成され、後述する基台4
に突出固定される。出力端子部3 は、プリント基板の挿
入孔に嵌め込まれた後に半田付け等が施されて入力端子
部2 をプリント基板に電気的に接続する。
【0012】基台4 は、プラスチック材にて上基台4aと
下基台4bにより箱状に形成され、前述した入出力端子部
2,3 や後述する導電部材5 を収納配設する。上基台4a
は、その上面に入力端子部2 が上下方向に移動可能な大
きさの複数 (本実施例では4個) の開口部4cを有してい
る。下基台4bは、その下面に複数 (本実施例では4個)
の固定孔4dを有しており、この固定孔4dに出力端子部3
を貫通させて突出固定している。具体的には、かしめ、
圧入あるいは接着等適宜の固定手段による。
【0013】導電部材5 は、燐青銅のような導電性ばね
板材にて上対向片5a、下対向片5b、連結片5cを有するコ
字状に折曲形成され、下対向片5bの端部が出力端子部3
に接合固定される。また、上対向片5aの端部は開口部4c
に臨む位置にあり、そこに前述の入力端子部2 を接合固
定する。この場合、各片5a,5b,5cが基台4 に接触しない
ようにし、入力端子部2 は開口部4cを通って突出するよ
うにする。これにより、入力端子部2 と出力端子部3 は
弾性変位が可能な導電部材5 にて連結され、従って入力
端子部2 は導電部材5 にその弾性変位に応動するよう設
けられたことになる。
【0014】図3は、電磁リレー6 が端子台1 に装着さ
れた状態を示している。7 はプリント基板である。この
状態で電磁リレー6 が動作し、その際の動作音が電磁リ
レー全体の振動として端子台1 を介しプリント基板7 に
伝播しようとするが、導電部材5 が電磁リレー全体のう
ねり運動等のエネルギーとして消費してその伝播を低減
させる。従って、電磁リレー自体に動作音低減対策を施
さずとも、大幅に動作音が低減できるのである。
【0015】なお、本実施例では、入力端子部2 と出力
端子部3 と導電部材5 はそれぞれ別体に形成した後に一
体化したもので説明したが、いずれかの2部材あるいは
すべてを初めから一体形成してもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明の電磁開閉機器用の端子台は、電
磁開閉機器の端子が入力端子部に接続されると、電磁開
閉機器は導電部材に支持された状態で端子台に装着され
たことになるので、動作音に伴う振動は導電部材により
減衰してプリント基板への伝播が抑制され、従って特に
動作音の低減について電磁開閉機器そのものに対策が施
されていなくとも、結果的に動作音が低減できるものと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】その矢符X 方向から見た部分断面図である。
【図3】本発明の端子台に電磁リレーを装着した状態を
示す斜視図である。
【図4】従来の動作音低減対策を施した電磁リレーの要
部斜視図である。
【図5】その縦断面図である。
【符号の説明】
1 電磁開閉機器用の端子台 2 入力端子部 3 出力端子部 4 基台 5 導電部材 6 電磁リレー 7 プリント基板
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】ところで、電磁開閉機器は、内蔵された電
磁石装置の動作に基づいて接点装置を動作させており、
その動作時には構成部材の衝突に伴う振動が発生する。
この振動は、電磁開閉機器の端子や端子台を介してプリ
ント基板に振動として伝播し、好ましくない音として広
がっていく。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】近年、このような動作音を低減するため、
電磁開閉機器そのものに種々の対策が施されているが、
その効果を顕著にするには電磁開閉機器の大型化や構造
の複雑化を招くこととなる。例えば、実開昭62-26805に
おいては、図4及び図5に示すように、電磁石装置A や
接点装置B からの端子C をケーシングD 内で長く折曲形
成し、その端子C にて振動伝播を減衰させてプリント基
板E への伝播を抑制している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【作用】この構成によれば、電磁開閉機器の端子が入力
端子部に接続されると、電磁開閉機器は導電部材に支持
された状態で端子台に装着されたことになるので、衝突
時に発生する振動は導電部材により減衰してプリント基
板への伝播が抑制される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図3は、電磁リレー6 が端子台1 に装着さ
れた状態を示している。7 はプリント基板である。この
状態で電磁リレー6 が動作し、その際の衝突により発生
する振動が電磁リレー全体の振動として端子台1 を介し
プリント基板7 に伝播しようとするが、導電部材5 が電
磁リレー全体のうねり運動等のエネルギーとして消費し
てその伝播を低減させる。従って、電磁リレー自体に動
作音低減対策を施さずとも、大幅に動作音が低減できる
のである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【発明の効果】本発明の電磁開閉機器用の端子台は、電
磁開閉機器の端子が入力端子部に接続されると、電磁開
閉機器は導電部材に支持された状態で端子台に装着され
たことになるので、動作に伴う振動は導電部材により減
衰してプリント基板への伝播が抑制され、従って特に動
作音の低減について電磁開閉機器そのものに対策が施さ
れていなくとも、結果的に動作音が低減できるものとな
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁開閉機器の端子が接続される入力端
    子部と、入力端子部と電気的に接続されるとともにプリ
    ント基板に接続するための出力端子部と、これらを配設
    する基台とを有する電磁開閉機器用の端子台において、
    入力端子部と出力端子部とを弾性変位が可能な導電部材
    にて連結し、かつ入力端子部を導電部材にその弾性変位
    に応動するよう設けたことを特徴とする電磁開閉機器用
    の端子台。
JP34606091A 1991-12-27 1991-12-27 電磁開閉機器用の端子台 Pending JPH05182727A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34606091A JPH05182727A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 電磁開閉機器用の端子台

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JP34606091A JPH05182727A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 電磁開閉機器用の端子台

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Publication Number Publication Date
JPH05182727A true JPH05182727A (ja) 1993-07-23

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ID=18380871

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JP34606091A Pending JPH05182727A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 電磁開閉機器用の端子台

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002260511A (ja) * 2001-02-28 2002-09-13 Togami Electric Mfg Co Ltd 電磁接触器装置及び電磁接触器用外箱
KR100891212B1 (ko) * 2008-09-12 2009-04-02 (주)엔씨코리아시스템 무정전 단자대
CN109830406A (zh) * 2019-02-12 2019-05-31 厦门宏发电力电器有限公司 一种高压直流继电器的线圈引出结构

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5842189A (ja) * 1981-09-04 1983-03-11 株式会社日立製作所 接続子

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