JPH0518218U - リレーボツクス - Google Patents
リレーボツクスInfo
- Publication number
- JPH0518218U JPH0518218U JP6575591U JP6575591U JPH0518218U JP H0518218 U JPH0518218 U JP H0518218U JP 6575591 U JP6575591 U JP 6575591U JP 6575591 U JP6575591 U JP 6575591U JP H0518218 U JPH0518218 U JP H0518218U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid member
- relay box
- locking
- container member
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Connection Or Junction Boxes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
リレーボックスにおける蓋部材のロック機構を、そのリ
レーボックスの上部からロック解除操作することができ
るようにして、リレーボックスの外側部における空間ス
ペースを維持せずとも蓋部材の開閉操作をきわめて容易
かつ確実に行なうことができるようにしたリレーボック
スを提供することにある。
レーボックスの上部からロック解除操作することができ
るようにして、リレーボックスの外側部における空間ス
ペースを維持せずとも蓋部材の開閉操作をきわめて容易
かつ確実に行なうことができるようにしたリレーボック
スを提供することにある。
Description
【0001】
本考案は、容部材と蓋部材との組合せからなる自動車用リレーボックスに関す るものである。
【0002】
従来のこの種のリレーボックスにおける容部材と蓋部材との結合構造として は図1に示す如き構造のものであった。
【0003】 つまり1はリレーボックスの容部材であって、この容部材1内には複数のリレ ー(図示せず)が配置固定されるものである。2はその容部材1の上側開口部に 被着される蓋部材であって、上記容部材1の側面には、係止突起3が突設されて おり、また蓋部材2の側面には、上記係止突起3に係止し得るロックアーム4が 一体形成されている。5はロックアーム4の損傷等を防ぐために設けられている 保護枠である。そしてその容部材1の上側に蓋部材2を被せた後、係止突起3と ロックアーム4とを係止させることにより容部材1と蓋部材2とは一体に結合( 被着)されるものである。
【0004】
ところがかかる構造のリレーボックスにあっては、容部材1に被着されている 蓋部材2を取り外すため、係止突起3に係止されているロックアーム4を解除さ せなければならないが、この解除のための操作は、図2に示すように、ロックア ーム4の先端部に指先きを引き掛けて矢方向へ引張らなければならないため、リ レーボックスの外側部において解除操作するための空間が必要であるが、一般的 車体においては、空間スペースが少ないため、上記構造のリレーボックスの設備 は不可能となるという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案はかかる従来の問題点に着目してなされたもので、リレーボックスにお ける蓋部材のロック機構を、そのリレーボックスの上部からロック解除操作する ことができるようにして、リレーボックスの外側部における空間スペースを維持 せずとも蓋部材の開閉操作をきわめて容易かつ確実に行なうことができるように したリレーボックスを提供することにある。
【0006】
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【0007】 図3において11は複数のリレー(図示せず)を収納する容部材であり、この 容部材11の上側開口部には蓋部材12が開閉可能に被せられるものである。こ の蓋部材12の一対の外側面には、固定部13と、両側の係止アーム14とから なる側面略H字状のロック機構15が形成されているが、その固定部13のみが 蓋部材12の外側面に固定されていて、一対の係止アーム14は蓋部材12の外 側面から浮き上がって変位可能になっている。該係止アーム14の上端は操作部 a、その下端には鈎部bが形成されている。
【0008】 前記容部材11の一対の外側面には、前記一対の係止アーム14が挿入できる 夫々の透孔16を有するロック部17が、容部材11に一体形成されているもの である。
【0009】 以上が本実施例の構成であるが、次にその作用について述べると、上記構造の 容部材11上に蓋部材12を被せるとき、一対の係止アーム14は夫々の透孔1 6内に挿入され、蓋部材12が容部材11に完全に被着された時点で図4のAで 示されるように、係止アーム14の下端に形成されている鈎部bが透孔16の下 縁に係止され、蓋部材12の離脱が防げる。
【0010】 容部材11上に被着される蓋部材12を取外すときは、一対の係止アーム14 の上端操作部aをつまむようにして内方向に動作させることにより、図4(B) に示すように係止アーム14の下端は開き、鈎部bと透孔16の下縁との係止が 外れるため、この状態でロック機構が外れて蓋部材12の取り外しが可能となる 。
【0011】 このように本実施例にあっては、蓋部材12の側面に設けた係止アーム14の 操作部aをリレーボックスの上方から、その一対の操作部をつまむようにして操 作することができるので、そのリレーボックスの側面において、間隙を設けるこ となく蓋部材12の離脱作業がきわめて容易に行なえる。従ってリレーボックス の外側部において空間を設ける必要がないので、自動車における狭い空間を有効 利用することができる。
【0012】
以上のように本考案は、容部材11と、蓋部材12とからなるリレーボックス において、上記蓋部材12の側面に、その蓋部材12に固定される固定部13に よって変位可能に支持されかつ蓋部材12の側面に沿って上下方向に延びる係止 アーム14とからなるロック機構15を設け、容部材11には、その容部材11 の側面に沿って、上記係止アーム14が挿入係止される透孔16を穿設するロッ ク部17を設けてなるリレーボックスであるから、これによれば蓋部材12の側 面に設けた係止アーム14を、そのリレーボックスの上方から操作することがで きるので、そのリレーボックスの側面において、間隙を設けることなく蓋部材1 2の離脱作業がきわめて容易に行なえる。従ってリレーボックスの外側部におい て空間を設ける必要がないので、自動車における狭い空間を有効利用することが できるという効果が得られる。
【図1】従来例の説明図。
【図2】従来例の作用説明図。
【図3】本考案実施例の構造説明図。
【図4】本考案実施例の作用説明図。
11:容部材 12:蓋部材 13:固定部 14:係止アーム 15:ロック機構 16:透孔 17:ロック部
Claims (1)
- 【請求項1】 容部材(11)と、蓋部材(12)とか
らなるリレーボックスにおいて、上記蓋部材(12)の
側面に、その蓋部材(12)に固定される固定部(1
3)によって変位可能に支持されかつ蓋部材(12)の
側面に沿って上下方向に延びる係止アーム(14)とか
らなるロック機構(15)を設け、容部材(11)に
は、その容部材(11)の側面に沿って、上記係止アー
ム(14)が挿入係止される透孔(16)を穿設するロ
ック部(17)を設けてなることを特徴とするリレーボ
ックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6575591U JPH0518218U (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | リレーボツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6575591U JPH0518218U (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | リレーボツクス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518218U true JPH0518218U (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=13296166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6575591U Pending JPH0518218U (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | リレーボツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518218U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011151969A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-08-04 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱における嵌合部材のロック構造 |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP6575591U patent/JPH0518218U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011151969A (ja) * | 2010-01-21 | 2011-08-04 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱における嵌合部材のロック構造 |
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