JPH05182086A - 感知器の結線試験方法及び装置 - Google Patents

感知器の結線試験方法及び装置

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JPH05182086A
JPH05182086A JP3358700A JP35870091A JPH05182086A JP H05182086 A JPH05182086 A JP H05182086A JP 3358700 A JP3358700 A JP 3358700A JP 35870091 A JP35870091 A JP 35870091A JP H05182086 A JPH05182086 A JP H05182086A
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JP3358700A
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Kiyou Motozaki
崎 京 源
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Abstract

(57)【要約】 【目的】防塵カバーを外さずに、しかも簡単に結線試験
が出来るようにする。 【構成】動作表示灯5を備えた感知器1と;該感知器1
に給電する電源12を備えた受信機10と;該感知器1
と受信機10とを連結する接続回線L−Cと;該接続回
線間に並列に配設した短絡スイッチ15と;前記電源1
2の投入により動作表示灯5をパルス点灯せしめるパル
ス周期発生部7と;を備えた感知器の結線試験システ
ム。 【効果】該短絡スイッチ15を閉成(オン)にして短絡
すると、結線正常時には感知器への電源の供給が停止
し、動作表示灯のパルス点灯が停止し消灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の地区回線にそ
れぞれ接続される感知器の結線試験方法および装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ビル等の建物には、火災監視のために多
数の火災感知器が複数の火災警戒地区に配設されてい
る。図4に示す様に、これらの感知器a1 〜aN は、そ
れぞれの地区回線(以下接続回線、と言う)の信号線L
1 〜LN −コモン線Cを介して受信機bに連結されてい
る。ところが、接続回線L−Cの結線ミスにより、例え
ば、感知器a1 に接続回線の信号線L1 −コモン線Cを
連結すべき場合に、該感知器a1 を接続回線の信号線L
2 −コモン線Cを連結することがある。そうすると、感
知器a1 で火災を検出したにもかかわらず、受信機bは
感知器a2 から火災信号を受信したものと判断する。そ
のため、火災発生場所を正確に知ることができないの
で、消火活動が遅れ初期消火が困難となる。
【0003】この様な問題を解決するため、従来、次の
試験方法が採用されている。即ち、感知器の配設工事終
了後、加煙試験器や加熱試験器を該感知器に近接させて
煙や熱を加えることにより該感知器が所定の受信機に火
災信号を送出するか否かを判断している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例の試験方法で
は、次の様な問題がある。 (1)感知器には、工事中にゴミ等が付着するのを防止
するために防塵カバーを被せているが、加煙試験等を行
う時には、この防塵カバーを外さなければ試験ができな
い。そのため、工事完了前に該試験を行うと、防塵カバ
ーを外された状態となるので、工事中に発生するダスト
が感知器に付着する。 (2)高天井あるいは、配管などの天井付近に障害物が
あるような場所に配設された感知器では、加煙試験器等
を該感知器に近接させることが困難である。そのため、
該試験を簡単に、かつ、正確に行うことができない。
【0005】この発明は上記事情に鑑み、防塵カバーを
外さずに、しかも、簡単に結線試験ができるようにする
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、感知器と;
該感知器に給電する電源を備えた受信機と;該感知器と
受信機とを連結する接続回線と;該接続回線に配設した
試験用スイッチと;前記電源の投入により感知器の通電
を知らせる通電確認手段と;を備えることにより前記目
的を達成しようとするのである。
【0007】
【作用】試験しようとする接続回線の試験用スイッチを
操作し、感知器への給電を停止すると、通電表示灯等の
通電確認手段が通電表示をしなくなる。この時、通電表
示状態が維持されていると、結線ミスが発生しているこ
とになる。
【0008】
【実施例】この発明の第1実施例を図1により説明す
る。火災感知器1は、第1接続回線(地区回線)の信号
線L−コモン線Cを介して受信機10に連結されてい
る。該火災感知器1において、2はイオン化式、光電
式、熱式等の火災検出部、3は火災判断部、4はスイッ
チング部、5は動作表示灯、6は定電圧部である。この
感知器1には、通電時に動作表示灯5をパルス点灯せし
めるパルス周期発生部7が設けられている。受信機10
には、検出部11と該感知器1に給電する電源12とが
設けられている。該接続回線L−C間には、試験用スイ
ッチ、例えば、短絡スイッチ15が該電源12と並列に
配設されている。このようにして、複数個の接続回線
(地区回線)には、それぞれ感知器が接続されていると
ともに、試験用スイッチが各別に接続されている。
【0009】この実施例の作動を説明する。通常時にお
いて、短絡スイッチ15は開成(オフ)の状態を維持す
る。そのため、受信機10の電源12は第1接続回線L
−Cを介して火災感知器1に給電するので、パルス周期
発生部7から発生するパルス信号は、逆流防止用ダイオ
ード14を通って動作表示灯5をパルス点灯させる。従
って、この点灯により該火災感知器1に通電しているこ
とを確認できる。
【0010】火災発生時において、火災検出部2が火災
を検出すると、火災判断部3がスイッチング部4を閉成
(オン)にする。そのため、動作表示灯5が連続点灯す
るとともに受信機10の検出部11に火災信号が出力さ
れる。
【0011】感知器1の結線試験時には、短絡スイッチ
15を(閉成)オンにする。そうすると、短絡して電源
12から感知器1への給電が停止するので、動作表示灯
5のパルス点灯が停止し、消灯する。これにより、受信
機10の電源12が感知器1と接続されていることがわ
かるので、結線が正しいことを確認できる。
【0012】この時、動作表示灯5のパルス点灯が停止
しない場合には、感知器1が所定の接続回線を介して受
信機10の電源12に接続されておらず、他の接続回線
を介して受信機の電源に接続されていることになるので
結線ミスであることがわかる。例えば、感知器1と受信
機10とを接続回線の信号機L−コモン線Cに連結すべ
き場合に他の接続回線の信号線L1 −コモン線Cに連結
した場合には、短絡スイッチ15がオフとなっても動作
表示灯5のパルス点灯は維持されるので、結線ミスであ
ることがわかる。そこで、接続回線の信号線L−コモン
線Cに感知器1を接続しなおす。
【0013】この発明の第2実施例を図2により説明す
るが、第1実施例と同じ図面符号はその名称も機能も同
一である。第2実施例と第1実施例との差異は、動作表
示灯5と別個に感知器内に通電表示灯20を設けたこと
である。この実施例では、通常時において通電表示灯2
0がパルス点灯するが、結線試験時に短絡スイッチ15
を閉成(オフ)にすると、結線ミスのない場合には、電
源12から感知器への給電が停止し、該通電表示灯20
が消灯する。
【0014】この発明の第3実施例を図3により説明す
るが、第1実施例と同じ図面符号はその名称も機能も同
一である。第3実施例と第1実施例との差異は、信号回
線、または、該信号線側の受信機内にノンロック式スイ
ッチなどの試験用スイッチを各接続回線毎に配設したこ
とである。この実施例では通常時において動作表示灯5
がパルス点灯するが、結線試験時にノンロック式スイッ
チ30を開成(オフ)にすると、結線ミスのない場合に
は、電源12から感知器への給電が停止し、動作表示灯
5が消灯する。
【0015】この発明は、火災感知器のみならず、他の
感知器、例えば、ガス感知器に利用可能であり、又、ア
ナログ式感知器、アドレッサブル感知器等に用いること
ができる。感知器の通電を知らせる確認手段として、表
示灯を用いる代わりに、又は、表示灯と共にブザー等の
音響装置を感知器に設置してもよい。又、短絡スイッチ
15は、常時は接続せず、試験時にのみ、受信機の接続
回線が接続される端子台にアダプタ等によって取り付け
るようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】この発明は、以上の様に構成したので、
試験用スイッチを操作して感知器への給電を停止するこ
とができる。このとき、通電確認手段への給電が停止す
ると結線が正常であり、また、該給電が停止しないと結
線ミスが発生していることになる。このように、試験用
スイッチを操作するだけで、感知器の結線試験ができる
ので、従来例と異なり、感知器に防塵カバーを被せた状
態でも該試験を簡単に、しかも、確実に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3実施例を示すブロック図である。
【図4】従来例を示す図である。
【符号の説明】
5 動作表示灯(通電確認手段) 7 パルス周期発信部 10 受信機 12 電源 15 短絡スイッチ 20 通電表示灯 L−C 第1接続回線 L 信号線 C コモン線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信機の電源から複数の接続回線を介して
    感知器に給電し、該感知器の通電確認手段を作動せしめ
    る工程と;受信機側の試験用スイッチを操作して所望の
    接続回線に対する前記給電を停止する工程と;からなる
    ことを特徴とする感知器の結線試験方法。
  2. 【請求項2】感知器と;該感知器に給電する電源を備え
    た受信機と;該感知器と受信機とを連結する接続回線
    と;該接続回線に配設した試験用スイッチと;前記電源
    の投入により感知器の通電を知らせる通電確認手段と;
    からなることを特徴とする感知器の結線試験装置。
  3. 【請求項3】動作表示灯を備えた感知器と;該感知器に
    給電する電源を備えた受信機と;該感知器と受信機とを
    連結する接続回線と;該接続回線に配設した試験用スイ
    ッチと;前記電源の投入により動作表示灯をパルス点灯
    せしめるパルス発生手段と;を備えたことを特徴とする
    感知器の結線試験装置。
  4. 【請求項4】動作表示灯と確認灯とを備えた感知器と;
    該感知器に給電する電源を備えた受信機と;該感知器と
    受信機とを連結する接続回線と;該接続回線に配設した
    試験用スイッチと;前記電源の投入により確認灯を点灯
    せしめる点灯手段と;を備えたことを特徴とする感知器
    の結線試験装置。
  5. 【請求項5】試験用スイッチが、受信機内に設けられて
    いることを特徴とする請求項1、2、3、又は、4記載
    の感知器の結線試験装置。
  6. 【請求項6】試験用スイッチが、接続回線のコモン線と
    信号線との間に配設した短絡スイッチであることを特徴
    とする請求項1、2、3、又は、4記載の感知器の結線
    試験装置。
  7. 【請求項7】試験用スイッチが、接続回線の信号線に直
    列に設けたノンロック式スイッチであることを特徴とす
    る請求項1、2、3、又は、4記載の感知器の結線試験
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2006121065A1 (ja) * 2005-05-11 2008-12-18 株式会社村田製作所 Dc−dcコンバータおよび電源装置
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