JP3175020B2 - 感知器の結線試験方法及び装置 - Google Patents

感知器の結線試験方法及び装置

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  • Alarm Systems (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の地区回線にそ
れぞれ接続される感知器の結線試験方法および装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ビル等の建物には、火災監視のために多
数の火災感知器が複数の火災警報地区に配設されてい
る。図4に示す様に、これらの感知器a1 〜aN は、そ
れぞれの地区回線(以下接続回線、と言う)の信号線L
1 〜LN −コモン線Cを介して受信機bに連結されてい
る。ところが、接続回線L−Cの結線ミスにより、例え
ば、感知器a1 に接続回線の信号線L1 −コモン線Cを
連結すべき場合に、該感知器a1 を接続回線の信号線L
2 −コモン線Cを連結することがある。そうすると、感
知器a1 で火災を検出したにもかかわらず、受信機bの
信号検出部が感知器a2 から火災信号を受信したものと
判断する。そのため、火災発生場所を正確に知ることが
できないので、消火活動が遅れ初期消火が困難となる。
【0003】この様な問題を解決するため、従来、次の
試験方法が採用されている。即ち、感知器の配設工事終
了後、加煙試験器や加熱試験器を該感知器に近接させて
煙や熱を加えることにより該感知器が所定の接続回線を
介して受信機に火災信号を送出するか否かを判断してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例の試験方法で
は、次の様な問題がある。 (1)感知器には、工事中にゴミ等が付着するのを防止
するために防塵カバーを被せているが、加煙試験等を行
う時には、この防塵カバーを外さなければ試験ができな
い。そのため、工事完了前に該試験を行うと、防塵カバ
ーを外された状態となるので、工事中に発生するダスト
が感知器に付着する。 (2)高天井あるいは、配管などの天井付近に障害物が
あるような場所に配設された感知器では、加煙試験器等
を該感知器に近接させることが困難である。そのため、
該試験を簡単に、かつ、正確に行うことができない。
【0005】この発明は上記事情に鑑み、防塵カバーを
外さずに、しかも、簡単に結線試験ができるようにする
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、火災警戒地
区毎に配設される交流検出部と通電確認手段とを備えた
感知器と;該感知器に給電する直流電源を備えた受信機
と;火災警戒地区毎に前記感知器と受信機とを連結する
複数の接続回線と;前記受信機側に配設され、結線試験
時に前記複数の接続回線のなかから所定の回線を選択し
前記電源に試験周波数を重畳せしめる周波数重畳部
と;からなり、前記通電確認手段は前記交流検出部が前
記周波数を検出したときに作動せしめられることにより
前記目的を達成しようとするものである。
【0007】
【作用】周波数重畳部を操作すると、電源に試験周波数
が重畳される。この試験周波数を交流検出部が検出する
と、通電確認手段が作動する。この時、該通電確認手段
が作動しないと結線ミスが発生していることになる。
【0008】この発明の第1実施例を添付図面により説
明する。火災感知器1は、第1接続回線(地区回線)の
信号線L1−コモン線Cを介して受信機10に連結され
ている。該火災感知器1において、2はイオン化式、光
電式、熱式等の火災検出部、3は火災判断部、4はトラ
ンジスタ4aを有するスイッチング部、5は動作表示
灯、6は定電圧部である。35は交流検出部で図2に示
す様に、コンデンサ35とトランジスタ35とを備
えている。受信機10には、信号検出部11と試験周波
数を重畳するための周波数重畳部34とが回線毎に設け
られている。この周波数重畳部34は図3に示す様に、
直流電源32と周波数供給源としての全波整流電源31
とを切り替える切替スイッチ40を備えている。この様
にして複数個の接続回線(地区回線)には、それぞれ感
知器と受信機の電源とが接続されている。
【0009】この実施例の作動を説明する。通常時にお
いて、周波数重畳部34の切替スイッチ40は、接点S
1 に接続しており、直流電源32が感知器1に供給され
ている。ところが、コンデンサ35aは直流成分を通さ
ない。そのため、トランジスタ35bはオンしないの
で、動作表示灯5は点灯しない。
【0010】火災発生時において、火災検出部2が火災
を検出すると、火災判断部3が出力してスイッチング部
4のトランジスタ4aをオンにする。そのため、動作表
示灯5が連続点灯するとともに第1回線L1 −Cに接続
している受信機10の信号検出部11に火災信号が出力
される。
【0011】感知器の結線試験時には、周波数重畳部4
0の切替スイッチ40を接点S2 に接続する。そうする
と、全波整流電源31から試験周波数が感知器1に供給
される。この時、交流検出部35のコンデンサ35a
は、該試験周波数を通す。そのため、交流検出部35の
トランジスタ35bがオンとなるので、動作表示灯5が
連続的に点灯するとともに第1回線L1 −Cの受信機の
信号検出部11に火災信号が出力される。これにより、
受信機10の電源12が感知器1に接続されていること
がわかるので、結線が正しいことを確認できる。
【0012】この時、動作表示灯5が点灯しない場合に
は、感知器1が所定の接続回線を介して受信機10の電
源に接続されておらず、他の接続回線を介して受信機の
電源に接続されていることになるので、結線ミスである
ことがわかる。例えば、感知器1と受信機10とを接続
回線の信号線L1 −コモン線Cに連結すべき場合に、他
の接続回線の信号線LN −コモン線Cに連結した場合に
は、感知器1へ試験周波数は供給されない。そのため、
感知器1の動作表示灯5は点灯しないので、結線ミスで
あることがわかる。そこで、接続回線の信号線L1 −コ
モン線Cに感知器1を接続し直す。
【0013】この発明の実施例は、上記に限定されるも
のではなく、例えば、周波数重畳部の全波整流電源の代
わりに半波整流電源を用いることもできる。又、回線試
験時の表示灯を電源に重畳する周波数とは異なる周波数
で点滅しても良いし、定常時に点灯状態とし回線試験時
に消灯する様にしても良い。同様に、上記実施例は全波
整流の場合であるが、半波整流でも良いし他の周波数信
号をコンデンサ結合等により電源電圧に重畳する様な構
成にしても良い。
【0014】この発明は、火災感知器のみならず、他の
感知器、例えば、ガス感知器に利用可能であり、又、ア
ナログ式感知器、アドレッサブル感知器等に用いること
ができる。感知器の通電を知らせる確認手段として動作
表示灯の代わりに通電表示灯を用いたり、又は、該通電
表示灯と共にブザー等の音響装置を感知器に設置しても
よい。又、周波数重量部34と周波数信号源31は、受
信機10に内蔵せず、着脱式として、試験時に受信機1
0の接続回線が接続されている端子台等に接続するよう
にしてもよい。この場合には周波数信号をコンデンサ結
合等で電源電圧に重畳させるようにするとよい。
【0015】
【発明の効果】この発明は以上の様に構成したので、周
波数重畳部を切換えると感知器へ試験周波数が供給さ
れ、該試験周波数が交流検出部により検出される。この
時、交流検出部により通電確認手段が作動すれば、結線
が正常であり、又、作動しないと、結線ミスが発生して
いることになる。このように周波数重畳部を操作するだ
けで、感知器の結線試験ができるので、従来例と異なり
感知器に防塵カバーを被せた状態でも該試験を簡単に、
しかも、確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の交流検出部の詳細図である。
【図3】図1の周波数重畳部の詳細図である。
【図4】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 イオン式火災感知器 5 動作表示灯(通電表示灯) 10 受信機 20 電圧検出部 L 信号線 C コモン線 34 周波数重畳部 35 交流検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 G01R 31/02 G08B 29/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信機の直流電源から複数の接続回線を
    介して感知器に給電する工程と;受信機側の周波数重畳
    部を操作して前記電源に試験周波数を重畳し、所望の接
    続回線に試験周波数を送る工程と;該試験周波数を検出
    する交流検出工程と;該交流検出工程を介して感知器の
    通電確認手段を作動せしめる工程と;からなることを特
    徴とする感知器の結線試験方法。
  2. 【請求項2】 火災警戒地区毎に配設される交流検出部
    通電確認手段とを備えた感知器と;該感知器に給電す
    る直流電源を備えた受信機と;火災警戒地区毎に前記
    知器と受信機とを連結する複数の接続回線と;前記受信
    機側に配設され、結線試験時に前記複数の接続回線のな
    かから所定の回線を選択して前記電源に試験周波数を重
    畳せしめる周波数重畳部と;からなり、前記通電確認手
    段は前記交流検出部が前記周波数を検出したときに作動
    せしめられることを特徴とする感知器の結線試験装置。
  3. 【請求項3】 火災警戒地区毎に配設される交流検出部
    と通電確認手段とを備えた感知器と;該感知器に給電す
    る直流電源を備えた受信機と;火災警戒地区毎に前記感
    知器と受信機とを連結する複数の接続回線と;前記感知
    器が前記複数の接続回線のうち所定の回線に正しく接続
    されているか否かを確認する結線試験時に、前記受信機
    の複数の接続回線がそれぞれ接続された接続端子のうち
    該所定の接続回線の接続端子に接続され、該接続回線に
    試験周波数を重畳せしめる着脱式の周波数重畳部と;か
    らなり、前記通電確認手段は前記交流検出部が前記周波
    数を検出したときに作動せしめられることを特徴とする
    感知器の結線試験装置。
  4. 【請求項4】 感知器の動作表示灯が通電確認手段を兼
    ね、前記交流検出部が試験周波数の重畳時に該動作表示
    灯を点灯させることを特徴とする請求項2又は3記載の
    感知器の結線試験装置。
  5. 【請求項5】 交流検出部が、コンデンサとトランジス
    タとを備えていることを特徴とする請求項2又は3記載
    の感知器の結線試験装置。
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