JPH05181901A - 機械翻訳装置 - Google Patents

機械翻訳装置

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JPH05181901A
JPH05181901A JP3347248A JP34724891A JPH05181901A JP H05181901 A JPH05181901 A JP H05181901A JP 3347248 A JP3347248 A JP 3347248A JP 34724891 A JP34724891 A JP 34724891A JP H05181901 A JPH05181901 A JP H05181901A
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JP
Japan
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english
speech
word
dictionary
translation
Prior art date
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Pending
Application number
JP3347248A
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English (en)
Inventor
Hidezo Kugimiya
秀造 釘宮
Ichiko Sada
いち子 佐田
Youji Fukumochi
陽士 福持
Hitoshi Suzuki
等 鈴木
Noriyuki Hirai
徳行 平井
Takeshi Kutsumi
毅 九津見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH05181901A publication Critical patent/JPH05181901A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 だれでも簡単に効率よくユーザ辞書作成処理
を行なうことができる機械翻訳装置を提供する。 【構成】 図示のない入力装置から入力された英語の品
詞および訳語に基づいてその英語の品詞が動詞/形容詞
であるか否かが判別され(#21)、そうであれば訳語
の最後の文字が入力され(#22)、それが「ウ段」か
(#23)、「い」か(#25)、「だ/な」か(#2
7)かどうかが判別され、それぞれに応じて動詞、形容
詞、形容動詞と推定される。「動詞/形容詞」でないと
判定されたときは、名詞と推定される(#29)。そし
て推定された品詞が自動的に図示のないユーザー登録辞
書に登録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ユーザ辞書登録が可
能な機械翻訳装置に関し、特に日本語の品詞の推定が可
能な機械翻訳装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、英語を日本語に翻訳する機械翻訳
装置が提供されている。機械翻訳装置は、キーボードか
ら入力されたソース言語を、メインCPUの制御により
翻訳モジュールに入力し、この入力されたソース言語
を、メモリに記憶されているメイン辞書やユーザ辞書か
らなる辞書、文法規則および木構造変換規則を利用し
て、翻訳モジュールによってターゲット言語に翻訳する
ものである。
【0003】上述のような機械翻訳装置によって英語か
ら日本語への翻訳を行なう場合には、ユーザが独自に作
成するユーザ辞書に新たな単語を登録する際には、次の
ような情報を入力する必要がある。
【0004】(1) 英単語の見出し (2) 英単語の品詞 (3) 英単語の語尾変化形 (4) 英単語の訳語 (5) 訳語の品詞 (6) 訳語の活用形 このように、英単語およびその訳語のみならず、英単語
や訳語の品詞、英単語の語尾変化形および訳語の活用形
をも辞書に登録することによって、より自然な翻訳文を
得ることができるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、英文を
日本文に翻訳する機械翻訳装置においては、ユーザ辞書
に新たな単語を登録する際には、登録英単語の訳語の品
詞を入力する必要がある。しかしながら、品詞の入力作
業は煩雑であるため、効率よくユーザ辞書登録を行なう
ことができないという問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、だれでも簡単に効率よくユーザ
辞書作成処理を行なうことができる、機械翻訳装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る、英語辞
書、文法規則、木構造変換規則を含む翻訳モジュールを
用いて日本語に翻訳する機械翻訳装置は、ユーザが英語
を構成する英単語を登録するためのユーザ登録辞書と、
英単語、その品詞およびその訳語を入力する入力手段
と、入力された英単語の品詞、訳語から日本語の訳語の
品詞を推定する手段と、入力された英単語、その訳文お
よび推定された品詞を自動的にユーザ辞書に登録する登
録手段とを含む。
【0008】
【作用】この発明に係る機械翻訳装置の作用を表1を参
照して説明する。
【0009】表1は英語の品詞と日本語品詞との対応関
係を示す表である。
【0010】
【表1】
【0011】表1を参照して、英語の動詞は日本語の動
詞に対応し、その訳語の語尾はウ段の音で終る。また英
語の形容詞は日本語の形容詞、形容動詞、動詞に対応
し、形容詞は語尾が「い」で、形容動詞は「だ、な」
で、動詞はウ段の音で終る。
【0012】英語の名詞、副詞、前置詞、接続詞はそれ
ぞれ日本語の対応する品詞に対応する。
【0013】したがって、表1からわかるように、訳語
の品詞は英単語の品詞と訳語からほぼ推定することがで
きることから、入力された英単語の品詞とその訳語とか
ら対応する訳語の品詞が推定され、それが自動的にユー
ザ登録辞書に登録される。
【0014】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1はこの発明に係る機械翻訳装置における要部
のブロック図である。図1を参照して、該翻訳装置は全
体を制御するメインCPU1と、メインCPU1に接続
されたメインメモリ2と、表示装置となるCRT3と、
入力装置となるキーボード4と、翻訳モジュール5とユ
ーザー登録辞書7とを含む。翻訳モジュール5には翻訳
用の辞書、文法規則および木構造変換規則等を格納した
メモリ6が接続されている。
【0015】翻訳モジュール5は、ソース言語が入力さ
れるとそれを翻訳してターゲット言語を出力する。すな
わち、キーボード4から入力されたソース言語は、メイ
ンCPU1の制御により翻訳モジュール5に送られる。
翻訳モジュール5はメモリ6に記憶されている辞書、文
法規則および木構造変換規則などを用いて入力されたソ
ース言語を後に詳述するようにしてターゲット言語に翻
訳する。その結果は、メインメモリ2に一旦記憶される
とともに、CRT3に表示される。
【0016】翻訳モジュール5で行なわれる機械翻訳に
は一般に図2に示すような解析レベルがある。図中左上
においてソース言語が入力されると、レベルL1の辞書
引き、レベルL2の形態素解析、レベルL3の構文解析
・・・と、解析が進められる。
【0017】機械翻訳はこの解析レベルにより、大きく
次の2つに分けられる。1つは、レベルL6のソース言
語およびターゲット言語のどちらにも依存しない概念
(中間言語と呼ぶ)まで解析し、そこから、レベルL7
の文脈生成、レベルL8の意味生成、レベルL9の構文
生成、レベルL10の形態素生成と生成を進めて、ター
ゲット言語を生成していくピボット方式である。
【0018】もう1つは、上述のレベルL2の形態素解
析、レベルL3の構文解析、レベルL4の意味解析およ
びレベルL5の文脈解析のいずれかまで解析を行なって
ソース言語の内部構造を得、次に、この得られたソース
言語の内部構造と同レベルのターゲット言語の内部構造
に変換した後、ターゲット言語を生成するトランスファ
ー方式である。
【0019】ここで、上記各解析について説明する。 (i) 辞書引き、形態素解析 図1に示すメモリ6の辞書を引き、入力された文章を各
形態素列(単語列)に分割し、この各単語に対する品詞
などの文法情報および訳語を得、さらに、時制、人称、
数などを解析する。
【0020】(ii) 構文解析 後述するようにして単語間の係り受けなどの、文章の構
造(構造解析木)を決定する。
【0021】(iii) 意味解析 複数の構文解析の結果から意味的に正しいものとそうで
ないものを判別する。
【0022】(iv) 文脈解析 話題を理解し、省略や曖昧さを取り去る。
【0023】この発明で用いる翻訳モジュール5は、少
なくともレベルL3の構文解析のレベルまでの解析を行
なうものとする。すなわち、本実施例の翻訳モジュール
5は、図3に示すように、辞書引き形態素解析部11
と、構文解析部12と、変換部13と、翻訳文生成部1
4とを含む。
【0024】図4は図3に示した各機能を達成するため
の翻訳モジュール5の具体的な構成を示すブロック図で
ある。
【0025】図5−図9は“This is a pen.”という英
文を日本語に翻訳する場合の、図4に示す各バッファA
〜Eの内容を示す図である。
【0026】以下、図3〜図9を参照して、英日翻訳の
動作を説明する。まず、読込まれた原文は図5に示すよ
うに図4のバッファAに格納される。翻訳プログラム1
6に基づく翻訳CPU15の制御の下に、図3の辞書引
き形態解析部11により、バッファAに格納された原文
に従ってメモリ6の辞書を用いて各単語の訳語等の情報
が得られ、図4のバッファBに格納される。たとえば、
その各情報の一部である品詞情報は、図6のように格納
される。ここで、thisは多品種語であるが、次の図3の
構文解析部12により一意に決定される。構文解析部1
2ではメモリ6の辞書と文法規則に従って各単語間の係
り受け関係を示す構造解析木が図7に示すように決定さ
れて、図4のバッファCに格納される。この構造解析木
は次のようにして決定される。すなわち、メモリ6の文
法規則から 文→主部、述部 主部→名詞句 述部→動詞、名詞句 名詞句→代名詞 名詞句→冠詞、名詞 の規則が得られる。この規則は、たとえば、1つ目の規
則は「文とは、主部と述部からできている」ということ
を表わす。以下、この規則に従って構造解析木が決定さ
れるのである。
【0027】図3の変換部13では、上述の構文解析部
12と同様にメモリ6の木構造変換規則を用いて入力さ
れた英文に対する構造解析木(図7参照)の構造が、図
8に示すように日本文に対する構造に変換される。そし
て、得られた結果が図4のバッファDに格納される。
【0028】図3の翻訳文生成部14は、得られた日本
文字「これ ペン である。」に適切な助詞「は」や助
動詞を付けて、図9のような日本語の形にして、図4の
バッファEに格納する。この日本文「これはペンであ
る。」は、翻訳モジュール5から出力され、メインメモ
リ2に格納されるとともに、CRT3に表示される。
【0029】次に図10〜図11を用いてこの発明に係
る機械翻訳装置の翻訳モジュール5の動作について説明
する。図10はユーザ辞書に登録するときの処理プログ
ラムを示している。まず、キーボード4を用いて英語見
出しを入力し(#11)、英語の品詞を入力し(#1
2)、英語の語尾変化形を入力する(#13)。続い
て、訳語を入力し(#14)、訳語の品詞を入力し(#
15)、訳語の活用形を入力する(#16)。このよう
にしてユーザ辞書への登録を行なう。
【0030】#15での訳語の品詞の入力に際し、訳語
の品詞の推定を行なう方法を図11に示す。
【0031】最初に、#12において入力され、バッフ
ァに格納してある英語の品詞は何かを調べる(#2
1)。
【0032】英語品詞が動詞または形容詞ならば、#1
4において入力し、バッファに格納してある訳語の最後
の文字は何かを調べる(#22)。
【0033】その結果、ウ段の文字ならば(#23で
Y)、訳語の品詞は動詞と推定できる(#24)。最後
の文字が「い」の場合には(#25でY)、形容詞と推
定できる(#26)。
【0034】最後の文字が「だ」または「な」の場合に
は(#27)、形容動詞と推定できる(#28)。
【0035】最後の文字が上記以外の場合、または、#
21でチェックした英語品詞が動詞/形容詞以外の場
合、訳語の品詞は名詞と推定できる(#29)。ここで
の名詞は、通常の名詞に加えて副詞、助詞など、語尾が
活用変化しないものを指している。
【0036】このようにして、英語品詞と訳語から、訳
語の品詞を自動的に推定することができる。
【0037】推定の結果が間違っている場合には、ユー
ザが新しい品詞を入力することも可能である。
【0038】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、入力さ
れた英単語の品詞とその訳語とから訳語の品詞が推定さ
れ、英単語、その訳語およびその品詞が自動的にユーザ
登録辞書に登録される。その結果、だれでも簡単に効率
よくユーザ辞書作成処理を行なうことができる機械翻訳
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る機械翻訳装置の要部を示すブロ
ック図である。
【図2】機械翻訳における翻訳レベルを説明する図であ
る。
【図3】翻訳モジュールの機能を説明するための図であ
る。
【図4】翻訳モジュールを構成する要素を説明するため
の図である。
【図5】図4に示した各バッファの内容例を示す図であ
る。
【図6】図4に示した各バッファの内容例を示す図であ
る。
【図7】図4に示した各バッファの内容例を示す図であ
る。
【図8】図4に示した各バッファの内容例を示す図であ
る。
【図9】図4に示した各バッファの内容例を示す図であ
る。
【図10】ユーザ辞書登録処理のフローチャートであ
る。
【図11】ユーザ辞書登録時の品詞推定処理の内容を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 メインCPU 2 メインメモリ 3 CRT 4 キーボード 5 翻訳モジュール 6 メモリ 7 ユーザー登録辞書 11 辞書引き形態素解析部 12 構文解析部 13 変換部 14 翻訳文生成部 15 翻訳CPU 16 翻訳プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 等 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 平井 徳行 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 九津見 毅 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 英語辞書、文法規則および木構造変換規
    則を利用して英語を日本語に翻訳する機械翻訳装置であ
    って、 ユーザが前記英語を構成する英単語を登録するためのユ
    ーザ登録辞書と、 前記英単語、前記英単語の品詞およびその訳語を入力す
    る入力手段と、 前記入力された英単語の品詞および訳語から訳語の品詞
    を推定する手段と、 前記入力された英単語、その訳文および推定された品詞
    を自動的に前記ユーザ登録辞書に登録する手段とを含
    む、機械翻訳装置。
JP3347248A 1991-12-27 1991-12-27 機械翻訳装置 Pending JPH05181901A (ja)

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JP3347248A JPH05181901A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 機械翻訳装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62271057A (ja) * 1986-05-20 1987-11-25 Ricoh Co Ltd 翻訳装置における辞書登録方式
JPH0239265A (ja) * 1988-07-28 1990-02-08 Sharp Corp 文字処理装置
JPH03214356A (ja) * 1990-01-19 1991-09-19 Mitsubishi Electric Corp 言語翻訳方式

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980414