JPH05181669A - マイクロプロセッサ - Google Patents

マイクロプロセッサ

Info

Publication number
JPH05181669A
JPH05181669A JP3345700A JP34570091A JPH05181669A JP H05181669 A JPH05181669 A JP H05181669A JP 3345700 A JP3345700 A JP 3345700A JP 34570091 A JP34570091 A JP 34570091A JP H05181669 A JPH05181669 A JP H05181669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
control processing
extended
conversion table
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3345700A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Takahashi
均 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3345700A priority Critical patent/JPH05181669A/ja
Publication of JPH05181669A publication Critical patent/JPH05181669A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microcomputers (AREA)
  • Executing Machine-Instructions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はマイクロプロセッサに関し、クロッ
ク周波数を高速化することなく高速なイベント処理を行
うとともに、最適化命令の格納領域を抑え、高級言語と
のインターフェースが容易なマイクロプロセッサを提供
することを目的としている。 【構成】 汎用命令と拡張命令とからなるマクロ命令を
格納する命令格納手段と、所定の命令実行時に該命令格
納手段に格納されたマクロ命令に基づいて該制御対象の
各種制御処理を実行する制御処理手段と、該制御処理手
段内に該制御処理手段による各種制御処理の最適化され
た命令を予め格納する最適化命令格納手段と、該命令格
納手段に格納されたマクロ命令中の拡張命令を該最適化
命令格納手段に格納された命令に変換する拡張命令変換
テーブルとを備え、前記制御処理手段は前記マクロ命令
として前記拡張命令に基づいて制御処理を行う場合、前
記拡張命令変換テーブルによって変換された命令に基づ
いて所定の制御処理を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロプロセッサに
係り、詳しくは、例えば、マイコン内蔵の電化製品等の
分野に用いて好適な、電化製品の各種動作を制御するマ
イクロプロセッサに関する。近年、例えば、エアコン、
炊飯ジャー等のマイコン内蔵電化製品が数多く提供さ
れ、これに伴い、電化製品等に内蔵するためのマイクロ
プロセッサが数多く開発されている。
【0002】このマイクロプロセッサに求められる機能
として、市場では特定状況下における所定処理であるイ
ベント処理を高速に行えるマイクロプロセッサが要求さ
れており、各社独自の高速・高機能CPU(Central Pr
ocessing Unit )コアを搭載したシングルチップマイコ
ン(マイクロプロセッサ)を各々開発し、この要求に答
えようといる。
【0003】
【従来の技術】従来のこの種のマイクロプロセッサとし
ては、イベント処理を高速に行うため、以下に述べるよ
うな手法によるマイクロプロセッサがあった。 外部から供給するクロックをより高速化し、単位時間
当たりの処理機能を向上させたもの(クロック周波数の
アップ)。
【0004】イベント発生時にCPUの命令動作を一
時停止し、イベント処理を行う上で必要なブロック間で
の転送を優先的に行うもの(自動転送)。 注目するイベントの処理のみを行う周辺回路を内蔵
し、イベント処理用周辺回路とその他の周辺回路及びC
PU間とでデータの転送が必要な時以外は、イベント処
理用周辺回路だけで処理を行うもの(専用回路の内
蔵)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来例のマイクロプロセッサにあっては、クロック
周波数をアップするという構成となっていたため、外部
クロックの高速化に伴って、消費電流が増大し、また、
デバイスから発生するノイズも多くなる。さらに、使用
するデバイスにも速いクロックスピードに対応するもの
が必要となり、デバイスのコストもアップするという問
題点があった。
【0006】従来例のマイクロプロセッサにあって
は、イベント処理を行う上で必要なブロック間での転送
を優先的に行う、すなわち、自動転送を行うという構成
となっており、通常、自動転送機能は所定ブロック間の
転送、及び予め決められた演算以外には対応できないの
が一般的であり、各ユーザの必要とする機能をマイクロ
プロセッサに設定する際、各ユーザ毎にマイクロプロセ
ッサを作成しなくてはならず、その処理を行うために最
適化された命令を作成するにも全ユーザ分の最適化され
た命令を格納するには多くの格納領域を必要とし、実用
的ではないという問題点があった。
【0007】従来例のマイクロプロセッサにあって
は、イベント処理専用の周辺回路を内蔵するという構成
となっていたため、周辺回路の制御レジスタを絶対番地
としてユーザが認識して使用しなくてはならず、例え
ば、C言語等の高級言語とのインターフェースが取りに
くく、利用のためのソフトウェア作成に対する労力も大
変なものとなるという問題点があった。
【0008】 [目的]そこで本発明は、クロック周波数を高速化する
ことなく高速なイベント処理を行うとともに、最適化命
令の格納領域を抑え、高級言語とのインターフェースが
容易なマイクロプロセッサを提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるマイクロプ
ロセッサは上記目的達成のため、複数の制御対象毎に該
各制御対象における各種制御処理に対応して該制御対象
における各種制御処理の中で基本的な制御を行う処理命
令である汎用命令と利用用途によって異なる制御を行う
処理命令である拡張命令とからなるマクロ命令を格納す
る命令格納手段と、所定の命令実行時に該命令格納手段
に格納されたマクロ命令に基づいて該制御対象の各種制
御処理を実行する制御処理手段と、該制御処理手段内に
該制御処理手段による各種制御処理の最適化された命令
を予め格納する最適化命令格納手段と、該命令格納手段
に格納されたマクロ命令中の拡張命令を該最適化命令格
納手段に格納された命令に変換する拡張命令変換テーブ
ルとを備え、前記制御処理手段は前記マクロ命令として
前記拡張命令に基づいて制御処理を行う場合、前記拡張
命令変換テーブルによって変換された命令に基づいて所
定の制御処理を行うように構成している。
【0010】
【作用】本発明では、最適化された命令の使用によっ
て、クロックの高速化がなされずとも高速なイベント処
理がなされ、制御処理手段における直接の処理実行命令
であるマクロ命令が汎用命令と拡張命令とに分けられ、
さらに拡張命令の場合は、拡張命令変換テーブルにより
最適化された命令に変換されるため、各ユーザにおける
特殊な制御処理が拡張命令変換テーブルに定義されるこ
とによって、各ユーザの使用する最適化された命令の一
部が共通化され、最適化命令の格納領域が抑えられる。
【0011】この場合、例えば、周辺装置における絶対
番地の指定等は全て最適化命令中に記述されるので、プ
ログラマは周辺装置の絶対番地等を認識する必要がなく
なり、高級言語とのインターフェースが容易になる。す
なわち、クロック周波数の高速化によることなく高速な
イベント処理が行われるとともに、最適化命令の格納領
域が抑えられ、高級言語とのインターフェースが容易な
マイクロプロセッサが得られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜3は本発明に係るマイクロプロセッサの一実施例を
示す図であり、図1は本実施例の全体構成を示すブロッ
ク図、図2は本実施例の要部構成を示すブロック図、図
3は本実施例の動作例を説明するためのフローチャート
である。
【0013】まず、構成を説明する。本実施例のマイク
ロプロセッサは、大別して、命令格納手段である主記憶
1、制御処理手段であるCPU2、最適化命令格納手段
であるマイクロコード3から構成されている。なお、図
中、4は主記憶1とCPU2と周辺回路3との間のアド
レス及びデータの転送路となるバスである。
【0014】主記憶1は、CPU2のメインメモリであ
り、汎用命令及び拡張命令からなるマクロ命令の格納領
域5、及び拡張命令変換テーブル6を内部に格納してい
る。CPU2は、主記憶1上のマクロ命令に基づいて周
辺装置(図示せず)に対する各種演算、及び制御処理を
行うものである。マイクロコード3は、所定のイベント
処理を実行する際に必要なCPU2に対する命令を最適
化したものである。
【0015】拡張命令変換テーブル6は、図2に示すよ
うに、例えば、マイクロコード3の特定位置を指し示す
ものである。次に、図3に基づいて作用を説明する。ま
ず、CPU2により主記憶1に格納されたマクロ命令が
取り込まれ(ステップ1)、マクロ命令の解釈が行われ
た結果、マクロ命令が拡張命令であった場合(ステップ
2)、拡張命令変換テーブル6が取り込まれ(ステップ
3)、CPU2により拡張命令変換テーブル6によって
変換された記述内容に基づいて所定の処理が行われる。
【0016】この場合、具体的には拡張命令変換テーブ
ル6に記述された値に従ってマイクロコード3中に記述
された複数の処理ステップの中から所定の処理ステップ
に分岐し(ステップ4)、マイクロコード中の1つが選
択されて実行される(ステップ5)。すなわち本実施例
では、マクロ命令が拡張命令である場合、拡張命令変換
テーブル6の記述内容に従って特定の周辺回路3の識別
と動作パターンラメータの識別とが行われ、CPU2と
周辺回路3との間で所定の処理が実行される。これによ
って、開発品種毎、またはユーザ毎に固有の命令を作成
でき、用途に応じて容易に対処することができる。
【0017】なお、マイクロコードとして登録される最
適化命令は、各ユーザ毎に使用されるであろうと思われ
る命令が記述されたものであるが、実際には共通の命令
を多く含む場合が多いため、例えば、あるユーザはマイ
クロコード3の、図2中Aまでの部分しか使用せず、ま
たあるユーザはマイクロコード3の、図2中Bより下の
部分を使用するという場合、AとBとが互いにオーバー
ラップする部分を多く取るようにマイクロコード3を作
成することで、より効率的な最適化命令の格納ができ
る。
【0018】このように本実施例では、最適化された命
令により外部クロックを高速にしなくても処理を高速化
でき、拡張命令変換テーブルの記述を変更するだけで、
任意の処理命令を選択することができる。また、アドレ
ス(特に、周辺装置の絶対番地)を指定することなく目
的のレジスタを参照することができるため、高級言語と
のインターフェースも容易になり、プログラム作成時の
コード効率もアップする。
【0019】したがって、クロック周波数の高速化せず
とも高速なイベント処理を行うことができ、最適化命令
の格納領域を抑えつつ、容易に高級言語とのインターフ
ェースが取れるマイクロプロセッサを得ることができ
る。なお、上記実施例に限らず、主記憶は拡張命令の実
行時のみ参照される外部メモリであってもよく、テーブ
ルを参照するバスは専用用途のバスであってもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明では、最適化された命令の使用で
クロックの高速化を行わなくても高速なイベント処理が
でき、また、マクロ命令を汎用命令と拡張命令とに分
け、拡張命令の場合は、拡張命令変換テーブルにより最
適化された命令に変換するため、各ユーザにおける特殊
な制御処理を拡張命令変換テーブルに定義することで、
各ユーザの使用する最適化された命令の一部を共通化で
き、最適化命令の格納領域を抑えることができる。
【0021】さらにこの場合、例えば、周辺装置におけ
る絶対番地の指定等は全て最適化命令中に記述されるの
で、プログラマは周辺装置の絶対番地等を認識する必要
がなくなり、高級言語とのインターフェースを容易にと
ることができる。したがって、クロック周波数の高速化
によることなく高速なイベント処理を行うことができ、
最適化命令の格納領域を抑えつつ、高級言語とのインタ
ーフェースが容易なマイクロプロセッサを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例の要部構成を示すブロック図である。
【図3】本実施例の動作例を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 主記憶(命令格納手段) 2 CPU(制御処理手段) 3 マイクロコード(最適化命令格納手段) 4 バス 5 マクロ命令格納領域 6 拡張命令変換テーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の制御対象毎に該各制御対象における
    各種制御処理に対応して該制御対象における各種制御処
    理の中で基本的な制御を行う処理命令である汎用命令と
    利用用途によって異なる制御を行う処理命令である拡張
    命令とからなるマクロ命令を格納する命令格納手段と、 所定の命令実行時に該命令格納手段に格納されたマクロ
    命令に基づいて該制御対象の各種制御処理を実行する制
    御処理手段と、 該制御処理手段内に該制御処理手段による各種制御処理
    の最適化された命令を予め格納する最適化命令格納手段
    と、 該命令格納手段に格納されたマクロ命令中の拡張命令を
    該最適化命令格納手段に格納された命令に変換する拡張
    命令変換テーブルと、 を備え、 前記制御処理手段は前記マクロ命令として前記拡張命令
    に基づいて制御処理を行う場合、前記拡張命令変換テー
    ブルによって変換された命令に基づいて所定の制御処理
    を行うことを特徴とするマイクロプロセッサ。
JP3345700A 1991-12-27 1991-12-27 マイクロプロセッサ Withdrawn JPH05181669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3345700A JPH05181669A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 マイクロプロセッサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3345700A JPH05181669A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 マイクロプロセッサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05181669A true JPH05181669A (ja) 1993-07-23

Family

ID=18378375

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3345700A Withdrawn JPH05181669A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 マイクロプロセッサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05181669A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0942358A2 (en) * 1998-03-12 1999-09-15 Fujitsu Limited Microprocessor and method for executing high-level instructions

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0942358A2 (en) * 1998-03-12 1999-09-15 Fujitsu Limited Microprocessor and method for executing high-level instructions
US6292881B1 (en) 1998-03-12 2001-09-18 Fujitsu Limited Microprocessor, operation process execution method and recording medium
EP0942358A3 (en) * 1998-03-12 2003-04-02 Fujitsu Limited Microprocessor and method for executing high-level instructions

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0922318A (ja) プロセッサ及びその制御方法
JPS61204758A (ja) コ・プロセツサ制御方式
JPH0523447B2 (ja)
JPH05181673A (ja) マイクロプロセッサ
JPH05181669A (ja) マイクロプロセッサ
JP5157129B2 (ja) 情報処理装置およびその回路設計方法
EP1177499B1 (en) Processor and method of executing instructions from several instruction sources
JP2826309B2 (ja) 情報処理装置
US20050216704A1 (en) Device and method for managing a microprocessor instruction set
US20230169025A1 (en) Direct memory access circuit, operation method thereof, and method of generating memory access command
JPS58200349A (ja) マイクロプログラム制御装置
US20020129229A1 (en) Microinstruction sequencer stack
JP2743947B2 (ja) マイクロプログラム制御方式
JP3733746B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JPH04275603A (ja) プログラマブル・コントローラ
JP3948303B2 (ja) プログラマブルコントローラ
JPS6249502A (ja) プログラマブルコントロ−ラ
JPS61241843A (ja) 情報処理装置
JPS62204366A (ja) 付加プロセツサの制御方法
JPS59116856A (ja) マイクロプログラム制御デ−タ処理方式
JPS59212907A (ja) プログラマブルコントロ−ラ
JPS6244835A (ja) マイクロ・プロセツサ
JPH04311225A (ja) マイクロプロセッサ命令実行方式
JPS6226727B2 (ja)
JPS6349941A (ja) 演算処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990311