JPH05181390A - 画像形成装置の定着装置 - Google Patents

画像形成装置の定着装置

Info

Publication number
JPH05181390A
JPH05181390A JP34667191A JP34667191A JPH05181390A JP H05181390 A JPH05181390 A JP H05181390A JP 34667191 A JP34667191 A JP 34667191A JP 34667191 A JP34667191 A JP 34667191A JP H05181390 A JPH05181390 A JP H05181390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
heater
area
heat pipe
transfer paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34667191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3135648B2 (ja
Inventor
Yutaka Fukuchi
豊 福地
Hiroshi Yokoyama
博司 横山
Atsushi Arai
温 荒井
Masahiko Sato
雅彦 佐藤
Toshiaki Hinokigaya
敏明 檜ヶ谷
Jun Okamoto
潤 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP03346671A priority Critical patent/JP3135648B2/ja
Publication of JPH05181390A publication Critical patent/JPH05181390A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3135648B2 publication Critical patent/JP3135648B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】定着装置の定着ロ−ラおよび加圧ロ−ラの表面
温度を均一にし、定着不良や前記表面温度むらに起因す
る転写紙のしわの発生その他を防止する。 【構成】定着ロ−ラ2内に設けたヒータ4の発熱領域の
軸方向長さをA、ヒートパイプ12の長さをB、転写紙
の通紙領域の幅をCとしたとき、 A > B ≧ C とする。さらに、サブヒータを配置し、その軸方向長さ
をDとしたとき、 A > B ≧ C > D とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒータを内蔵した第1
ローラと、これに圧接して回転する第2ローラとを有
し、前記第1ローラ内に少なくとも1本のヒートパイプ
を設け、転写紙を前記第1ローラと第2ローラとの間を
通すことにより、該転写紙上に形成されたトナー像を定
着する画像形成装置の定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画
像形成装置の加熱定着装置は、内部にヒータを設けた定
着ロ−ラと、この定着ロ−ラに圧接するように配置され
た加圧ロ−ラとを備え、これら両ローラ間にできるニッ
プ部にトナー像を形成した転写紙を通過させることによ
り定着を行っている。その場合、定着に必要な熱量は、
サーミスタ等を用いて定着ロ−ラの表面温度を検知する
ことにより制御される。
【0003】定着ロ−ラの表面温度は、一定の温度幅に
制御される必要があり、軸方向に均一であることが望ま
しい。該表面温度が不均一であり、部分的に高温部が発
生すると、次に述べるような不具合が生ずる。
【0004】定着ロ−ラ表面に温度むらが生ずると、定
着ローラ表面の離型材(商品名テフロン)が摩耗し易く
なり、この離型材摩耗部にシリコンオイル等の離型剤や
トナーが侵入し、これが転写紙に付着する。
【0005】また、小サイズ転写紙の連続通紙の直後、
大サイズの転写紙を通紙すると、小サイズ転写紙の通紙
時に高温となった非通紙範囲にて定着不良、いわゆるホ
ットオフセット現象が生ずる。
【0006】さらに、前述のように温度差が発生する
と、定着ロ−ラの熱膨張量に差が生じ、その結果ニップ
部の幅が高温部で広く、他の部分は同じ幅のままとな
り、ニップ部を通る大サイズの転写紙にしわが発生する
ことになる。
【0007】上述の不具合に対処するため、定着ロ−ラ
の内部に複数個のヒートパイプを設け、定着ロ−ラ内に
温度差が生ずると、それを緩和させてローラの軸方向に
おける温度の均一性を保つことは、既に周知である。
【0008】しかしながら、前述の構成の定着装置にて
冷えた状態から加熱する場合(立ち上り時)、定着ロ−
ラが接触している部分、例えば軸受、定着ロ−ラの駆動
歯車等から熱が逃げ易く、加熱効率が悪くなって立ち上
がり時間が長くなるのみならず、ローラ端部の温度が低
くなって定着不良が発生する不具合があった。これに対
し、断熱ブッシュを設けて前述の不具合をなくすことも
行われているが、この方法は熱の損失防止に不十分であ
るのみならず、形状が複雑になる欠点を免れない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、定着ローラ
内に少なくとも1本のヒートパイプを設けた定着装置に
おいて、定着ロ−ラ表面に温度むらが生ずることによる
前述の諸問題を解決することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、ヒータの発熱領域の軸方向長さをA、前記ヒート
パイプ領域の長さをB、前記転写紙の通紙領域の幅をC
としたとき、 A > B ≧ C となし、ヒートパイプ領域はヒータの発熱領域に含ま
れ、転写紙の通紙領域はヒートパイプ領域に含まれるこ
とにより解決される。
【0011】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、 B ≧ A > C となし、ヒータの発熱領域はヒートパイプ領域に含ま
れ、転写紙の通紙領域はヒータの発熱領域に含まれるこ
とを提案する。
【0012】また、前記の課題は、本発明により、第1
ローラがさらに第2ヒータを備え、この第2ヒータ領域
の軸方向長さをDとしたとき、 A > B ≧ C > D となし、ヒートパイプ領域は第1ヒータの発熱領域に含
まれ、転写紙の通紙領域はヒートパイプ領域に含まれる
ことにより解決される。
【0013】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、第1温度検知手段を第1ローラの中央部に、第
2温度検知手段を第1ローラの端部に設け、前記第1温
度検知手段と第2温度検知手段との検知温度差により、
前記第2ヒータを制御することを提案する。
【0014】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、第3温度検知手段を第2ローラの中央部に、第
4温度検知手段を第2ローラの端部に設け、前記第3温
度検知手段と第4温度検知手段との検知温度差により、
前記第2ヒータを制御することを提案する。
【0015】
【作用】定着ロ−ラ内に配置したヒータ、ヒートパイ
プ、通紙幅の関係を次のようにする。すなわち、前記ヒ
ータの発熱領域の軸方向長さをA、前記ヒートパイプ領
域の長さをB、前記転写紙の通紙領域の幅をCとしたと
き、 A > B ≧ C となし、その場合ヒートパイプ領域はヒータの発熱領域
に含まれ、転写紙の通紙領域はヒートパイプ領域に含ま
れるようにする。この構成では、ヒータの発熱領域が最
も外側へ張り出しているので、定着ロ−ラの両端部にお
ける温度低下は殆ど見られない。また、ヒータの発熱領
域の内側にヒートパイプ領域があり、転写紙の通紙領域
はさらにその内側であるため、通紙領域の定着ロ−ラ表
面温度は、ヒートパイプの熱交換作用を受けて均一に安
定する。
【0016】また、前記の各領域の関係を B ≧ A > C となすこともできる。
【0017】さらに、定着ロ−ラの両端部にサブヒータ
を設け、このサブヒータの発熱領域の軸方向長さをDと
したとき、 A > B ≧ C > D とする。かくすることにより、通電開始よりの立ち上が
り時間を短縮し、かつローラ端部の温度低下を防止する
ことができる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明を図面に実施例として示す複
写機により説明する。
【0019】図1において、定着装置1は第1ローラで
ある定着ロ−ラ2とこれに圧接される第2ローラである
加圧ロ−ラ3とを備えている。定着ロ−ラ2の内部に
は、加熱手段としてのヒータ4が設けられ、このヒータ
は図示しない制御装置により通電を制御される。定着ロ
−ラ2の表面温度は、定着ロ−ラ2の中央部に設けたサ
ーミスタ5により検知され、その検知信号は前記制御装
置へ伝達される。加圧ロ−ラ3の外周には、任意の厚さ
のシリコンゴム層6が巻かれており、このシリコンゴム
層6により両ローラ2、3の間に一定幅のニップ部7が
軸方向に均一に形成される。定着ロ−ラ1は、軸受8に
より側板9に回転可能に取付けられ、また定着ロ−ラ1
の1つの端部には駆動歯車10が固定されている。11
は断熱ブッシュであり、定着ロ−ラ2の熱が軸受8や側
板9に伝達されるのを防止している。トナー像を担持す
る転写紙は、定着ロ−ラ2と加圧ロ−ラ3との間のニッ
プ部7を通過する際に加熱定着される。さらに、定着ロ
−ラ2内には、複数個のヒートパイプ12が周方向に間
隔をおいて設けられている。複数個のヒートパイプを設
ける代りに、一本のヒートパイプのみを設けることも可
能である。
【0020】再び図1において、定着ロ−ラ2には、中
央に配置したサーミスタ5をほぼ中心としてその左右に
ヒータの発熱領域、ヒートパイプ領域、転写紙の通紙領
域がある。ヒータ4の発熱領域の軸方向長さをA、前記
ヒートパイプ12の領域の長さをB、前記転写紙の通紙
領域の幅をCとすれば、 A > B ≧ C となるように、各領域の長さが選択されている。この場
合、ヒートパイプ領域はヒータの発熱領域に含まれ、転
写紙の通紙領域はヒートパイプ領域に含まれる。前記通
紙領域の幅Cは、画像形成装置例えば複写機にて最もコ
ピー部数の多いA4サイズまたはレターサイズ(LT)
を転写紙として考えており、それよりも大きなA3サイ
ズやダブルレターサイズ(DLT)を使用するときは、
図1に示す通紙幅Cよりも広くなることもあり得る。
【0021】図2のグラフにおいて、横軸は定着ロ−ラ
2の軸方向長さ、そして縦軸は定着ロ−ラ2の表面温度
を示す。さらに、実線で示すαは本発明による定着装置
における定着ロ−ラ表面の温度曲線であり、破線で示す
γは従来の定着装置における定着ロ−ラ表面の温度曲線
である。温度曲線γにより、断熱ブッシュ11を設けて
も、定着ロ−ラ2の両端部における温度低下の避けられ
ないことが観察される。
【0022】本発明の定着ロ−ラでは、ヒータの発熱領
域が最も外側へ張り出しているので、温度曲線αに示す
ように、定着ロ−ラ2の両端部における温度低下は殆ど
見られない。また、ヒータの発熱領域の内側にヒートパ
イプ領域があり、転写紙の通紙領域はさらにその内側で
あるため、通紙領域の定着ロ−ラ表面温度は、ヒートパ
イプ12の熱交換作用を受けて均一に安定する。
【0023】前述のように、本発明による定着ロ−ラ2
の表面温度は、曲線αに示すように、均一化されて温度
むらを生ずることがないので、サーミスタ5の配置位置
の自由度が増えて、サーミスタ5を定着ロ−ラ2のどこ
に固定してもよいことになり、また定着装置における通
電から立ち上がるまでの時間が短縮される。
【0024】ヒートパイプ領域が、通紙領域の外側に、
さらにヒータ発熱領域の外側まで張り出している場合に
つついて、以下に考察する。
【0025】ヒートパイプを用いない場合、通紙領域内
で転写紙を連続通紙したとき、通紙領域外の定着ロ−ラ
表面温度が、図3の鎖線βで示すように上昇する。すな
わち、通紙領域内は連続通紙される転写紙による熱損失
があり、この損失熱量がヒータ4から供給される熱量と
釣合い安定する。しかし、通紙領域外はヒータ4から熱
を供給されても、転写紙による熱損失がないので、定着
ロ−ラの通紙領域外の表面温度が上昇してしまう。その
結果温度むらが生じ、この温度むらに起因する既述の不
具合が発生する。
【0026】本発明においては、ヒートパイプ領域を通
紙領域を越え、さらにヒータ発熱領域の外側まで拡張す
ることにより、定着ロ−ラ2の端部に蓄熱された熱量が
ヒートパイプ12により通紙領域内へ伝達され、定着ロ
−ラ2全体の表面温度が実線αで示すように均一に安定
する。さらに、定着ロ−ラの端部で蓄熱された熱量が通
紙領域に供給されるので、転写紙連続通紙時のヒータ発
熱時間の短縮を実現することができる。
【0027】図4に示す定着装置が図1に示す定着装置
と異なる点は、図4の定着装置には、図1のヒータ4に
対応するメインヒータ4aの他に、サブヒータ4bが設
けられていることである。サブヒータ4bは、定着ロ−
ラ2の両端部にそれぞれ軸方向長さDの発熱領域を有す
る。ヒータ4a、4bは、制御装置により通電を制御さ
れて定着ロ−ラ2を加熱する。
【0028】図5に示す温度曲線αとγは、図2に示す
ものと同じであり、鎖線で示す温度曲線β’はメインヒ
ータ4aとサブヒータ4bとの従来周知の組合せによる
ものである。温度曲線γは定着ロ−ラ2とメインヒータ
4aとの組合せであり、図2におけると同じく、定着装
置の通電開始直後は軸受8や側板9等が冷たいので、断
熱ブッシュ11を設けても、定着ロ−ラ2の端部の表面
温度の低下することが避けられないことを示す。これに
対し、定着ロ−ラ2の両端部にサブヒータ4bを配置す
ることにより、定着ロ−ラ2の端部における熱量を増や
すことができる。しかし、そのためにはサブヒータ4b
の制御のため専用のサーミスタを用いることが必要であ
り、また温度曲線β’で示すように、定着ロ−ラの端部
の温度が上がり過ぎる不具合が生ずる。
【0029】既述のように、定着ロ−ラ2内にはその軸
方向に延びるスティック状のヒートパイプ12が設けら
れている。
【0030】前記のメインヒータ4aの発熱領域の軸方
向長さA、ヒートパイプ12の領域の長さB、転写紙の
通紙領域の幅Cおよび前記サブヒータ4bの発熱領域の
軸方向長さDの間の関係は、本発明により次の如く設定
される。
【0031】A > B ≧ C > D この場合、ヒートパイプ領域はヒータの発熱領域に含ま
れ、転写紙の通紙領域はヒートパイプ領域に含まれる。
かく設定することにより、定着ロ−ラ2の表面温度は、
図5の実線αで示す温度曲線となり、定着ロ−ラ2の端
部における温度の上昇し過ぎも降下し過ぎも生ぜず、温
度のばらつきが補正され、さらに定着ロ−ラ2の端部で
の温度分布は中央部での温度分布に近づき安定する。
【0032】図6に示す定着ロ−ラ2では、その表面温
度をさらに精密に制御するために、サーミスタを2個用
いている。そのうちの1個は、定着ロ−ラ2の中央部に
配置した第1検知手段であるサーミスタ5であり、他の
1つは定着ロ−ラ2の端部に配置した第2検知手段であ
るサーミスタ5aである。図7に示すように、基準温度
θ℃に対し、サーミスタ5aにより検知される定着ロ−
ラ端部の温度が(θ+Δθ)℃になったとき、サブヒー
タ4bの通電を切り、(θ−Δθ)℃になったときに通
電を行う。かく制御することにより、定着ロ−ラ2の端
部の温度を常にその中央部の温度と同じに保持すること
ができる。
【0033】加圧ロ−ラ3の中央部と端部との間の温度
差が大きくなると、加圧ロ−ラ3表面のシリコンゴム層
6の熱膨張に差が生じ、その結果定着ロ−ラ2と加圧ロ
−ラ3との間のニップ幅が軸方向において不均一とな
り、これが転写紙にしわを発生させる原因となってい
る。これに対しては、加圧ロ−ラ3の表面温度が一定と
なるように、サブヒータ4bへの通電を接断してその発
熱を制御することが有効である。このため、図8に示す
ように、定着ロ−ラ2の表面温度を検知するためのサー
ミスタ5aの他に、加圧ロ−ラ3の中央部および端部の
表面温度を検知するためのサーミスタ5b(第3検知手
段)およびサーミスタ5c(第4検知手段)を設けてい
る。図9は、この手段により加圧ロ−ラ3端部の鎖線で
示す温度低下を補正し、その表面温度を実線で示すよう
に均一にしたところを示す。この手段が定着装置の通電
直後に用いて有効であることは、既述の説明より明らか
である。
【0034】
【発明の効果】請求項1または請求項3に記載の発明に
より、定着装置への通電開始からの立ち上がり時間を短
縮するとともに、定着ロ−ラの端部の温度低下を防止
し、定着ロ−ラ全体の表面温度を均一にすることができ
る。
【0035】請求項2に記載の発明により、転写紙の連
続通紙し続けたとき定着ロ−ラ端部にて生ずるテフロン
(商品名)コートの熱による摩耗を防止し、また前記連
続通紙後に大サイズの転写紙を通紙した場合に生ずる大
サイズ転写紙のしわの発生を防止する。
【0036】請求項4に記載の発明により、定着ロ−ラ
端部の温度をより精密に管理することが可能となる。
【0037】請求項5に記載の発明により、加圧ロ−ラ
の温度分布を安定させ、転写紙におけるしわの発生を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による定着装置の断面図である。
【図2】図2は定着ロ−ラ表面温度を説明するための温
度曲線グラフである。
【図3】図3はヒートパイプをヒータ発熱領域の外側ま
で延ばしたときの定着ロ−ラ表面温度を説明するための
温度曲線グラフである。
【図4】図4は本発明による定着装置の別の実施例の断
面図である。
【図5】図5は前記別の実施例の定着ロ−ラ表面温度を
説明するための温度曲線グラフである。
【図6】図6は図4に示す定着装置の変形例の断面図で
ある。
【図7】図7は図6に示す定着装置の定着ロ−ラ表面温
度を説明するための温度曲線グラフである。
【図8】図8は図4に示す定着装置の変形例の断面図で
ある。
【図9】図9は図8に示す定着装置の定着ロ−ラ表面温
度を説明するための温度曲線グラフである。
【符号の説明】
1 定着装置 2 定着ロ−ラ 3 加圧ロ−ラ 4,4a ヒータ 4b サブヒータ 5,5a,5b,5c サーミスタ 12 ヒートパイプ A ヒータ発熱領域の軸方向長さ B ヒートパイプ領域の長さ C 転写紙の通紙領域の幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 雅彦 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 檜ヶ谷 敏明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 岡本 潤 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータを内蔵した第1ローラと、これに
    圧接して回転する第2ローラとを有し、前記第1ローラ
    内に少なくとも1本のヒートパイプを設け、転写紙を前
    記第1ローラと第2ローラとの間を通すことにより、該
    転写紙上に形成されたトナー像を定着する画像形成装置
    の定着装置において、前記ヒータの発熱領域の軸方向長
    さをA、前記ヒートパイプ領域の長さをB、前記転写紙
    の通紙領域の幅をCとしたとき、 A > B ≧ C となし、ヒートパイプ領域はヒータの発熱領域に含ま
    れ、転写紙の通紙領域はヒートパイプ領域に含まれるこ
    とを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 ヒータを内蔵した第1ローラと、これに
    圧接して回転する第2ローラとを有し、前記第1ローラ
    内に少なくとも1本のヒートパイプを設け、転写紙を前
    記第1ローラと第2ローラとの間を通すことにより、該
    転写紙上に形成されたトナー像を定着する画像形成装置
    の定着装置において、前記ヒータの発熱領域の軸方向長
    さをA、前記ヒートパイプ領域の長さをB、前記転写紙
    の通紙領域の幅をCとしたとき、 B ≧ A > C となし、ヒータの発熱領域はヒートパイプ領域に含ま
    れ、転写紙の通紙領域はヒータの発熱領域に含まれるこ
    とを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 第1ヒータおよび両端部に第2ヒータを
    内蔵した第1ローラと、これに圧接して回転する第2ロ
    ーラとを有し、前記第1ローラ内に少なくとも1本のヒ
    ートパイプを設け、転写紙を前記第1ローラと第2ロー
    ラとの間を通すことにより、該転写紙上に形成されたト
    ナー像を定着する画像形成装置の定着装置において、前
    記第1ヒータの発熱領域の軸方向長さをA、前記ヒート
    パイプ領域の長さをB、前記転写紙の通紙領域の幅を
    C、前記第2ヒータ発熱領域の軸方向長さをDとしたと
    き、 A > B ≧ C > D となし、ヒートパイプ領域は第1ヒータの発熱領域に含
    まれ、転写紙の通紙領域はヒートパイプ領域に含まれる
    ことを特徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】 第1温度検知手段を第1ローラの中央部
    に、第2温度検知手段を第1ローラの端部に設け、前記
    第1温度検知手段と第2温度検知手段との検知温度差に
    より前記第2ヒータを制御することを特徴とする、請求
    項3に記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 第3温度検知手段を第2ローラの中央部
    に、第4温度検知手段を第2ローラの端部に設け、前記
    第3温度検知手段と第4温度検知手段との検知温度差に
    より、前記第2ヒータを制御することを特徴とする、請
    求項3または請求項4に記載の定着装置。
JP03346671A 1991-12-27 1991-12-27 画像形成装置の定着装置 Expired - Fee Related JP3135648B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03346671A JP3135648B2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 画像形成装置の定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03346671A JP3135648B2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 画像形成装置の定着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05181390A true JPH05181390A (ja) 1993-07-23
JP3135648B2 JP3135648B2 (ja) 2001-02-19

Family

ID=18385028

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03346671A Expired - Fee Related JP3135648B2 (ja) 1991-12-27 1991-12-27 画像形成装置の定着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3135648B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5596397A (en) * 1994-12-20 1997-01-21 Konica Corporation Image forming apparatus provided with a heat pipe which has a center located on the sheet passage reference side with respect to the center of the heat roller
JP2010066347A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2014186359A (ja) * 2014-07-09 2014-10-02 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2016218239A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及びそれを備えた画像形成装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5596397A (en) * 1994-12-20 1997-01-21 Konica Corporation Image forming apparatus provided with a heat pipe which has a center located on the sheet passage reference side with respect to the center of the heat roller
JP2010066347A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2014186359A (ja) * 2014-07-09 2014-10-02 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2016218239A (ja) * 2015-05-20 2016-12-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及びそれを備えた画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3135648B2 (ja) 2001-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001343860A (ja) 定着装置・画像形成装置
JPS5968766A (ja) 熱定着装置
WO1998014837A1 (en) Belt type fixing device
JP2004054225A (ja) 定着装置および画像形成装置
JPH056043A (ja) 画像形成装置
JPH07199703A (ja) 加熱装置
US9152105B2 (en) Fixing device and image forming apparatus incorporating same
JPH01279278A (ja) 定着装置
JPH05181390A (ja) 画像形成装置の定着装置
JP3961169B2 (ja) 加熱ローラおよびこれを用いた定着装置
JP2001022214A (ja) 画像定着装置
JP2669731B2 (ja) 定着装置
JP2944282B2 (ja) 熱ローラ定着装置
JP2004361839A (ja) 定着装置
JP4176461B2 (ja) ベルト定着装置
JP3024810B2 (ja) 定着装置
JP3840907B2 (ja) 定着装置
JPH05173451A (ja) 画像形成装置の定着装置
JPH04350888A (ja) 定着装置
JPH10293484A (ja) 定着装置
JPH10301434A (ja) 定着装置
JPH08248812A (ja) 定着装置
JPH064006A (ja) 定着装置
JPH09311571A (ja) 定着装置
JPH0736303A (ja) 定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071201

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081201

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees