JPH0518099U - チツプ状回路部品マウント装置 - Google Patents
チツプ状回路部品マウント装置Info
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- JPH0518099U JPH0518099U JP2869091U JP2869091U JPH0518099U JP H0518099 U JPH0518099 U JP H0518099U JP 2869091 U JP2869091 U JP 2869091U JP 2869091 U JP2869091 U JP 2869091U JP H0518099 U JPH0518099 U JP H0518099U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 テンプレート上の収納部にチップ状回路部品
の欠品があっても、装置の運転を停止せずにそのリカバ
ーを容易の行なう。 【構成】 テンプレート6の欠品を検査するところに、
清掃器3を配置し、もし、光源15と受光器9とによる
チップ状回路部品の欠品が発見されたとき、この清掃器
3でテンプレート6上の全てのチップ状回路部品を吸引
し、廃棄してしまう。その後、テンプレート6を元に戻
し、次のサイクルを行なわせる。
の欠品があっても、装置の運転を停止せずにそのリカバ
ーを容易の行なう。 【構成】 テンプレート6の欠品を検査するところに、
清掃器3を配置し、もし、光源15と受光器9とによる
チップ状回路部品の欠品が発見されたとき、この清掃器
3でテンプレート6上の全てのチップ状回路部品を吸引
し、廃棄してしまう。その後、テンプレート6を元に戻
し、次のサイクルを行なわせる。
Description
【0001】
本考案は、回路基板上にチップ状回路部品をマウントする装置に関し、特に前 記テンプレート上でのチップ状回路部品の欠品のリカバーを容易にする改良に関 する。
【0002】
従来において、回路基板の所定の位置にチップ状回路部品を搭載する場合、自 動マウント装置を用いて次のようにして行なわれていた。すなわち、複数の容器 の中にバルク状に収納されたチップ状回路部品を、ディストリビューターに配管 された複数本の案内チューブに一つずつ取り出して、テンプレートの所定の位置 に形成された収納部へ各々送り、そこに収受する。この収納部は、各々のチップ 状回路部品を回路基板に搭載する位置に合わせて配置されている。そして、テン プレートの各収納部にチップ状回路部品が収納されているか否か検査された後、 サクションヘッドを有する部品移動手段により、前記収納部に収納されたチップ 状回路部品が、収納されたときの相対位置を保持したまま回路基板に移動され、 搭載される。これによって、前記各チップ状回路部品が回路基板の所定の位置に 各々搭載される。 回路基板には、チップ状回路部品を搭載すべき位置に予め接着剤を塗布してお き、搭載された前記回路部品をこの接着剤で仮固定した状態で、半田付けを行な う。
【0003】 前記サクションヘッドでは、図4で示すように、チップ状回路部品を吸着する ためのセットノズル81が用いられ、これがサクションヘッド8の所定の位置に 各々に取り付けられる。このサクションヘッド8には、セットノズル81が取り 付けられた背後側を負圧に維持する真空室84が設けられている。 マルチマウンター装置のディストリビューターの直下でテンプレートがチップ 状回路部品aを各々所定の位置に収受した後、テンプレートがサクションヘッド 8の下まで移動し、そこでテンプレートの所定の位置に収受されたチップ状回路 部品aがサクションヘッド8のセットノズル81に各々吸着される。その後、テ ンプレートがサクションヘッド8の下から退避した後、図4に示すように、その 下に回路基板cが挿入される。そして、サクションヘッド8が図4の位置から下 降し、セットノズル81の先端に吸着したチップ状回路部品aを、電極ランドd 、dの上に載せ、予めその間に塗布された接着剤eで仮固定する。その後、サク ションヘッドが上方に復帰する。
【0004】 既に述べたように、前記従来の装置では、ディストリビューター2側からテン プレート上の所定の収納部にチップ状回路部品が各々収納されているか否か、つ まり欠品の有無が検査された後、チップ状回路部品aをサクションヘッド8で吸 着、保持し、回路基板cに移動し、搭載する。このとき、テンプレート上の或る 収納部にチップ状回路部品aが収納されてないとき、一旦装置の可動を停止しな ければならなかった。さもなくば、図4に二点鎖線で示すように、セットノズル 81に吸着されるべきチップ状回路部品aの一部が吸着されないため、一部のチ ップ状回路部品aが欠品のまま回路基板cに搭載されてしまう。そのため、欠品 が生じた回路基板cの回収やその部品補完等のリカバーに手数がかかる。しかし 一方で、テンプレート上の一部の収納部が欠品となる度に装置の運転を止めて、 そのリカバーをすることもまた、装置の可動率を低下させる大きな原因となる。 そこで、本考案は、前記従来チップ状回路部品マウント装置の欠点を解決すべ くなされたもので、その目的は、万一テンプレート上の収納部にチップ状回路部 品の欠品があっても、装置の運転を停止せずに、簡便にリカバーが可能なチップ 状回路部品マウント装置を提供することにある。
【0005】
すなわち、本考案は前記目的を達成するため、本考案では、チップ状回路部品 がバルク状に収納される複数の容器1、1…と、各容器1、1…の中に収納され たチップ状回路部品を分配、供給するディストリビューター2と、該ディストリ ビューター2から供給されるチップ状回路部品を収受する収納部が所定の位置に 配置されたテンプレート6と、該テンプレート6の所定の位置にチップ状回路部 品が収受されていることを検査する手段と、回路基板cを搬送するコンベア7と 、 前記テンプレート6の収納部に収納された回路部品を同収納部の中から吸着し、 前記回路基板cに搭載するサクションヘッド8とを備えるチップ状回路部品マウ ント装置において、前記テンプレート6の上から、それに収納されたチップ状回 路部品を取り出して廃棄するチップ状回路部品の清掃手段を有することを特徴と するチップ状回路部品マウント装置を提案する。
【0006】
本考案のマウント装置によれば、検査手段により、テンプレート6の或る収納 部にチップ状回路部品が収納されていないことが検知されたとき、装置の運転を 停止させず、清掃器3により、それに収納されたチップ状回路部品を全て取り出 して廃棄することにより、続いて次のサイクルに移ることができる。従って、欠 品の生じたままチップ状回路部品が搭載された回路基板cを排出させず、また装 置の運転を止める必要もなくなり、清掃器3でチップ状回路部品を全て除去した テンプレートを元に戻して最初から次のサイクルを行なわせることにより、欠品 発生時のリカバーがきわめて容易に行える。
【0007】
次に、本考案の実施例について、図面を参照しながら具体的に説明する。 本考案の実施例であるチップ状回路部品のマウント装置全体の概要が図1に示 されている。すなわち、チップ状回路部品をバルク状に収納した容器1が複数配 置され、これにチューブ10を介してエスケープメントである送出部11が接続 されている。さらに、この送出部11の下にディストリビューター2が配置され ている。
【0008】 このディストリビューター2は、前記送出部11の下に固定された固定フレー ム23と、この下に平行に配置され、下面側に前記テンプレート6が着脱自在に 取り付けられる可動フレーム22とを有し、これら固定フレーム23と可動フレ ーム22とは、可撓性を有する長さの等しい4本の支柱でそれらの4隅が互いに 連結されている。可動フレーム22に振動を与えるバイブレータ24が連結され 、これにより可動フレーム22が水平に振動される。 さらに、固定フレーム23と可動フレーム22との間にチップ状回路部品を案 内、搬送する可撓性の案内チューブ21、21…が配管されている。
【0009】 前記可動フレーム22の下には、テンプレート枠65に載せられたテンプレー ト6が挿入され、固定される。このテンプレート6は、チップ状回路部品の回路 基板への搭載位置に合わせてベースボード60上に案内ケース61を配設したも のである。そして、このテンプレート6がディストリビューター2の直下に挿入 されたとき、前記可動フレーム22に連結された案内チューブ21の下端が、テ ンプレート6の各々の案内ケース61の上に位置する。
【0010】 またこのとき、テンプレート6の下にバキュームケース4が当てられ、テンプ レート6の下面側が負圧に維持される。テンプレート6には、各案内ケース61 の底に通孔(図示せず)が開設されている。このため、案内チューブ21から案 内ケース61の底部に開設された前記通孔を通して、テンプレート6の裏面側に 空気が引き込まれ、空気の流れが形成される。この空気の流れにより、前記送出 部11から案内チューブ21に逃がされたチップ状回路部品が、テンプレート6 の案内ケース61まで強制搬送される。
【0011】 前記テンプレート枠65に載せられたテンプレート6は、移動機構66により 、ディストリビューター2の直下とサクションヘッド8の直下との間を移動する 。このテンプレート6の移動経路を挟んで、その上下に受光器9と光源15とが 対向して配置されており、テンプレート6の前記通孔を通して光源15からの光 が受光器9で受光されるか否かにより、各案内ケース61にチップ状回路部品が 収納されているか否か、つまり欠品が検査される。すなわち、前記各案内ケース 61にチップ状回路部品が収納されてないとき、同ケース61の底に開設された 空気吸引用の通孔がチップ状回路部品で遮られないため、その通孔を通して光源 15からの光が受光器9で受光され、チップ状回路部品の欠品が発見される。
【0012】 さらに、このテンプレート6の検査位置には、その案内ケース61に収納され たチップ状回路部品をテンプレート6の上から吸引し、廃棄する清掃器3が設け られ、吸引したチップ状回路部品は、廃棄ダクト31から廃棄される。テンプレ ート6の案内ケース61に収納されたチップ状回路部品をこの清掃器3で上から 吸引し、廃棄する様子が図2に示されている。清掃器3は、図2において矢印で 示す方向に移動しながら、案内ケース61の中からチップ状回路部品aを吸引し 、廃棄ダクト31から適当な廃棄個所に廃棄する。この清掃器3は、前述のよう にして、前記検査位置で、案内ケース61の通孔63を通して光源15からの光 が受光器9で受光され、チップ状回路部品の欠品が発見された時に、制御器16 の動作によって駆動する。
【0013】 前記サクションヘッド8は、チップ状回路部品の回路基板cへの搭載位置に合 わせて、その下面にセットノズル(図示せず)を設けたものである。このセット ノズルの先端で、前記テンプレート6の案内ケース61に収納されたチップ状回 路部品を吸着し、コンベアー7で搬送されてきた回路基板cの上にチップ状回路 部品を搭載する。
【0014】 この装置を用いて、チップ状回路部品の回路基板cへのマウントは、例えば図 3のフローシートに示したプロセスを経て実施される。これを、図1と共に参照 しながら説明すると、まず、各容器1からチューブ10を介して送出部11にチ ップ状回路部品を供給する。これと共に、ディストリビューター2の直下にテン プレート6が挿入され、その下のバキュームケース4で真空吸引しながら、送出 部11で各案内チューブ21側にチップ状回路部品を何れも1つずつ逃がす。す ると、このチップ状回路部品は、案内チューブ21を通って、テンプレート6の 案内ケース61の中に送られる。これでチップ状回路部品がテンプレート6の各 案内ケース61に分配される。
【0015】 次ぎに、テンプレート6がディストリビューター2の直下から移動し、光源1 5と受光器9との間の位置で案内ケース61の中のチップ状回路部品の有無が検 査される。すなわち、欠品があると、その案内ケース61が空であるため、その 底の通孔から光源15の光が漏れ、これが受光器9で受光される。この結果が制 御器16で処理され、もし欠品があったと判断されたとき、前記制御器16のい 動作により、テンプレート6の上にある清掃器3が駆動し、テンプレート6の案 内ケース61の中のチップ状回路部品aを全て吸引し、除去する。その後テンプ レート6が分配位置、つまりディストリビューター2の直下に戻される。そして ここで再度前記と同じようにして、容器1からディストリビューター2を通して チップ状回路部品の供給動作を行なう。その後、テンプレート6がディストリビ ューター2の直下から移動し、光源15と受光器9との間の位置で案内ケース6 1の中のチップ状回路部品の有無が検査される。
【0016】 次ぎに、光源15と受光器9との間の検査位置で、欠品が検査されなかったと き、テンプレート6がサクションヘッド8の下に移動する。続いて同ヘッド8が 下降し、その下面から突設されたセットノズル(図示せず)の先端にテンプレー ト6の各案内ケース61の中のチップ状回路部品aが吸着される。その後テンプ レート6がディストリビューター2の直下に戻る。これと前後してサクションヘ ッド8がさらに下降し、コンベアー7で搬送されてきた回路基板cの上にチップ 状回路部品が載せられ、予め回路基板c上に塗布された接着剤で仮固定される。 その後、サクションヘッドが上方に復帰し、一連の動作が終了する。以下、この 動作を繰り返すことで、順次回路基板cにチップ状回路部品が搭載される。
【0017】 なお、前記実施例では、テンプレート6上にチップ状回路部品aを収納する凹 状の収納部を形成するため、ベースボード60上に案内ケース61を設けたが、 ベースボード60上に直接凹部を形成し、これを収納部としたテンプレートであ っても、本考案を同様にして適用することができることは、言うまでもない。
【0018】
以上説明した通り、本考案によれば、万一テンプレート上の収納部にチップ状 回路部品の欠品があっても、装置の運転を停止せずにそのリカバーが容易なチッ プ状回路部品マウント装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるチップ状回路部品マウン
ト装置を示す概略斜視図である。
ト装置を示す概略斜視図である。
【図2】同実施例によるチップ状回路部品マウント装置
を示す要部断面図である。
を示す要部断面図である。
【図3】同マウント装置を使用してチップ状回路部品の
回路基板へのマウントを行なうプロセスを示すフローシ
ートである。
回路基板へのマウントを行なうプロセスを示すフローシ
ートである。
【図4】従来例によるチップ状回路部品マウント装置を
示す要部斜視図である。
示す要部斜視図である。
1 容器 2 ディストリビューター 3 清掃器 6 テンプレート 7 コンベア 8 サクションヘッド 9 受光器 15 光源 66 テンプレートの移動機構 c 回路基板
Claims (1)
- 【請求項1】 チップ状回路部品がバルク状に収納され
る複数の容器(1)、(1)…と、 各容器(1)、(1)…の中に収納されたチップ状回路
部品を分配、供給するディストリビューター(2)と、 該ディストリビューター(2)から供給されるチップ状
回路部品を収受する収納部が所定の位置に配置されたテ
ンプレート(6)と、 該テンプレート(6)の所定の位置にチップ状回路部品
が収受されていることを検査する手段と、 回路基板(c)を搬送するコンベア(7)と、 前記テンプレート(6)の収納部に収納された回路部品
を同収納部の中から吸着し、前記回路基板(c)に搭載
するサクションヘッド(8)とを備えるチップ状回路部
品マウント装置において、 前記テンプレート(6)の上から、それに収納されたチ
ップ状回路部品を取り出して廃棄するチップ状回路部品
の清掃手段を有することを特徴とするチップ状回路部品
マウント装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2869091U JPH0518099U (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | チツプ状回路部品マウント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2869091U JPH0518099U (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | チツプ状回路部品マウント装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518099U true JPH0518099U (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=12255483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2869091U Withdrawn JPH0518099U (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | チツプ状回路部品マウント装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518099U (ja) |
-
1991
- 1991-03-30 JP JP2869091U patent/JPH0518099U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950615 |