JPH05180870A - プリント基板検査用プローブ - Google Patents
プリント基板検査用プローブInfo
- Publication number
- JPH05180870A JPH05180870A JP3359188A JP35918891A JPH05180870A JP H05180870 A JPH05180870 A JP H05180870A JP 3359188 A JP3359188 A JP 3359188A JP 35918891 A JP35918891 A JP 35918891A JP H05180870 A JPH05180870 A JP H05180870A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- printed wiring
- wiring board
- tube
- check
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measuring Leads Or Probes (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリント配線板に対する導電性チェックと打
ち抜きカス除去とを同時に行い、プリント配線板製造の
検査工程を簡略化する。 【構成】 プランジャ２をチューブ１内に移動可能に挿
入し、弾性部材１１の付勢でプランジャ２の先端の接触
部７をチューブ１から抜き出し状態とする。プランジャ
２内にピン３を挿入する。プランジャ２の接触部７をプ
リント配線板に接触させて導電性チェックを行い、プラ
ンジャ２をチューブ１内に押し込んでピン３をプリント
配線板の実装穴内に侵入して実装穴内に残存している打
ち抜きカスを除去する。
ち抜きカス除去とを同時に行い、プリント配線板製造の
検査工程を簡略化する。 【構成】 プランジャ２をチューブ１内に移動可能に挿
入し、弾性部材１１の付勢でプランジャ２の先端の接触
部７をチューブ１から抜き出し状態とする。プランジャ
２内にピン３を挿入する。プランジャ２の接触部７をプ
リント配線板に接触させて導電性チェックを行い、プラ
ンジャ２をチューブ１内に押し込んでピン３をプリント
配線板の実装穴内に侵入して実装穴内に残存している打
ち抜きカスを除去する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線板製造の
最終工程である検査において使用されるプリント配線板
検査用プローブに関する。
最終工程である検査において使用されるプリント配線板
検査用プローブに関する。
【０００２】
【従来の技術】プリント配線板製造ではその最終工程で
形成された回路の断線、ショートあるいは抵抗値などを
検査する導電チェックが行われている。この導電チェッ
クは従来より、プリント配線板の端子およびＩＣなどの
電子部品のリードが挿入接続される実装穴にプローブを
接触させて電気的に導通させることにより行われてい
る。また、この導電チェック後には実装穴の打ち抜きカ
スの残存をチェックする必要がある。このため従来では
導電チェック後に、プリント配線板の実装穴に対し光を
照射して、同穴内の打ち抜きカス残存を検査し、打ち抜
きカスが残存していた場合にはその除去を行っている。
かかる除去は複数枚（５〜１０枚）のプリント配線板を
重ね合わせて各プリント配線板の実装穴を連通させ、こ
の状態で実装穴内にピンを挿入して打ち抜きカスを押し
出している。
形成された回路の断線、ショートあるいは抵抗値などを
検査する導電チェックが行われている。この導電チェッ
クは従来より、プリント配線板の端子およびＩＣなどの
電子部品のリードが挿入接続される実装穴にプローブを
接触させて電気的に導通させることにより行われてい
る。また、この導電チェック後には実装穴の打ち抜きカ
スの残存をチェックする必要がある。このため従来では
導電チェック後に、プリント配線板の実装穴に対し光を
照射して、同穴内の打ち抜きカス残存を検査し、打ち抜
きカスが残存していた場合にはその除去を行っている。
かかる除去は複数枚（５〜１０枚）のプリント配線板を
重ね合わせて各プリント配線板の実装穴を連通させ、こ
の状態で実装穴内にピンを挿入して打ち抜きカスを押し
出している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のプ
リント配線板の製造では、その最終工程で導電チェッ
ク、打ち抜きカスチェックおよび打ち抜きカスの除去の
３工程を別途行っていた。従って、これらの処理を行う
時間が多く必要であると共に、処理のためのオペレータ
が必要であり、生産性の向上を阻害するネックとなって
いた。
リント配線板の製造では、その最終工程で導電チェッ
ク、打ち抜きカスチェックおよび打ち抜きカスの除去の
３工程を別途行っていた。従って、これらの処理を行う
時間が多く必要であると共に、処理のためのオペレータ
が必要であり、生産性の向上を阻害するネックとなって
いた。
【０００４】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、プリント配線板の最終工程の処理を簡素化し
て、生産性を向上させることが可能なプリント基板検査
用プローブを提供することを目的とする。
であり、プリント配線板の最終工程の処理を簡素化し
て、生産性を向上させることが可能なプリント基板検査
用プローブを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のプリント基板用
プローブは、先端部がチューブから抜き出た状態で軸方
向に移動可能にチューブ内に挿入され、当該先端部が製
造されたプリント配線板に接触して導電性チェックを行
うプランジャと、このプランジャの軸方向に挿入される
と共に、プランジャの軸方向の移動によりプリント配線
板の実装穴内に侵入および退出するピンと、前記プラン
ジャの先端部がチューブから抜き出る方向へプランジャ
を付勢する弾性部材とを備えていることを特徴としてい
る。
プローブは、先端部がチューブから抜き出た状態で軸方
向に移動可能にチューブ内に挿入され、当該先端部が製
造されたプリント配線板に接触して導電性チェックを行
うプランジャと、このプランジャの軸方向に挿入される
と共に、プランジャの軸方向の移動によりプリント配線
板の実装穴内に侵入および退出するピンと、前記プラン
ジャの先端部がチューブから抜き出る方向へプランジャ
を付勢する弾性部材とを備えていることを特徴としてい
る。
【０００６】
【作用】上記構成では、プランジャの先端部をプリント
配線板に接触させて、回路の導電性チェックを行う。こ
の導電性チェックに際し、プランジャが軸方向に移動す
るように押し下げると、プランジャ内部のピンがプリン
ト配線板の実装穴内に侵入し、実装内に残存している打
ち抜きカスを押し出す。従って、導電性チェックと同時
に打ち抜きカスの除去を行うことができる。
配線板に接触させて、回路の導電性チェックを行う。こ
の導電性チェックに際し、プランジャが軸方向に移動す
るように押し下げると、プランジャ内部のピンがプリン
ト配線板の実装穴内に侵入し、実装内に残存している打
ち抜きカスを押し出す。従って、導電性チェックと同時
に打ち抜きカスの除去を行うことができる。
【０００７】
【実施例１】図１は本発明の一実施例を示し、縦長のチ
ューブ１内にプランジャ２が軸方向に挿入され、このプ
ランジャ２内にピン３が軸方向に挿入されることにより
プリント基板検査用プローブが構成されている。このプ
ローブはプリント配線板に形成された実装穴に対応する
ように導電性チェック用の支持基板（図示省略）に複数
が配設されるものである。チューブ１はかかる支持基板
への取り付けを行うものであり、このチューブ１を支持
基板の取付穴に挿入し、下端部のフランジ部４を支持基
板の下面に当接してフランジ部４を支持基板に接着、半
田付け等にて固定することにより取り付けられる。そし
て、このチューブ１の上端部と支持基板の接続端子とを
コードで接続することにより、支持基板との電気的接続
が行われる。かかるチューブ１は導電性の金属により形
成されるものであり、その直径は大略２ｍｍ程度となっ
ている。なお、チューブ１の軸方向の２箇所にはチュー
ブ１をかしめ処理することにより、絞られたストッパー
部５および抜き止め部６が形成されている。
ューブ１内にプランジャ２が軸方向に挿入され、このプ
ランジャ２内にピン３が軸方向に挿入されることにより
プリント基板検査用プローブが構成されている。このプ
ローブはプリント配線板に形成された実装穴に対応する
ように導電性チェック用の支持基板（図示省略）に複数
が配設されるものである。チューブ１はかかる支持基板
への取り付けを行うものであり、このチューブ１を支持
基板の取付穴に挿入し、下端部のフランジ部４を支持基
板の下面に当接してフランジ部４を支持基板に接着、半
田付け等にて固定することにより取り付けられる。そし
て、このチューブ１の上端部と支持基板の接続端子とを
コードで接続することにより、支持基板との電気的接続
が行われる。かかるチューブ１は導電性の金属により形
成されるものであり、その直径は大略２ｍｍ程度となっ
ている。なお、チューブ１の軸方向の２箇所にはチュー
ブ１をかしめ処理することにより、絞られたストッパー
部５および抜き止め部６が形成されている。
【０００８】前記プランジャ３はこのチューブ１の軸方
向に移動可能に挿入されている。プランジャ３はプリン
ト配線板の導電性チェックを行うものである。このた
め、プランジャ３の先端部（下端部）はチューブ１から
抜き出され、この抜き出し端部が円錐形状に成形されて
プリント配線板に接触する接触部７となっている。かか
る導電性チェックを行うためプランジャ３はベリリウム
銅などの導電性金属により形成されている。また、プラ
ンジャ３の中間部分には段部８が形成されており、この
段部８がチューブ１のストッパー部５に当接することに
より、チューブ１内での移動が停止するようになってい
る。
向に移動可能に挿入されている。プランジャ３はプリン
ト配線板の導電性チェックを行うものである。このた
め、プランジャ３の先端部（下端部）はチューブ１から
抜き出され、この抜き出し端部が円錐形状に成形されて
プリント配線板に接触する接触部７となっている。かか
る導電性チェックを行うためプランジャ３はベリリウム
銅などの導電性金属により形成されている。また、プラ
ンジャ３の中間部分には段部８が形成されており、この
段部８がチューブ１のストッパー部５に当接することに
より、チューブ１内での移動が停止するようになってい
る。
【０００９】前記ピン３はかかるプランジャ３の軸方向
に形成された貫通穴９内に挿入されている。この挿入状
態において、ピン３はその先端部（下端部）がプランジ
ャ２から突出することのないように格納される。また、
ピン３の他端部（上端部）は大径の頭部１０となってお
り、この頭部１０がチューブ１の抜き止め部６に当接す
ることによりチューブ１からの抜け止めがなされてい
る。かかるピン３はプリント配線板の実装穴内に侵入す
ることにより、実装穴内に残存している打ち抜きカスを
押し出して除去するものであり、この実装穴内への侵入
はプランジャ２のチューブ１内への押し込みにより行わ
れる。
に形成された貫通穴９内に挿入されている。この挿入状
態において、ピン３はその先端部（下端部）がプランジ
ャ２から突出することのないように格納される。また、
ピン３の他端部（上端部）は大径の頭部１０となってお
り、この頭部１０がチューブ１の抜き止め部６に当接す
ることによりチューブ１からの抜け止めがなされてい
る。かかるピン３はプリント配線板の実装穴内に侵入す
ることにより、実装穴内に残存している打ち抜きカスを
押し出して除去するものであり、この実装穴内への侵入
はプランジャ２のチューブ１内への押し込みにより行わ
れる。
【００１０】さらに、チューブ１内にはコイルばねから
なる弾性部材１１が設けられている。弾性部材１１はプ
ランジャ２の上端部とピン３の頭部１０との間に位置す
るように設けられており、プランジャ２の先端部がチュ
ーブ１から抜け出るように付勢するものである。
なる弾性部材１１が設けられている。弾性部材１１はプ
ランジャ２の上端部とピン３の頭部１０との間に位置す
るように設けられており、プランジャ２の先端部がチュ
ーブ１から抜け出るように付勢するものである。
【００１１】次に本実施例の作動を図２および図３によ
り説明する。これらの図においてプリント配線板２０の
所定部位にはスルーホールからなる実装穴２１が形成さ
れ、この実装穴２１内にＩＣなどの電子部品のリード
（図示省略）が挿入されて実装が行われる。かかる実装
を行うため、実装穴の周囲にはランド部２２が形成され
ている。図２は導電性チェックの状態を示し、支持基板
を下降させることにより、支持基板に配設された各プロ
ーブのプランジャ２の接触部７がプリント配線板のラン
ド部２２に接触している。そして、この状態で通電する
ことにより、ランド部２２の抵抗値、ショートなどの電
気的特性の検査が行われる。
り説明する。これらの図においてプリント配線板２０の
所定部位にはスルーホールからなる実装穴２１が形成さ
れ、この実装穴２１内にＩＣなどの電子部品のリード
（図示省略）が挿入されて実装が行われる。かかる実装
を行うため、実装穴の周囲にはランド部２２が形成され
ている。図２は導電性チェックの状態を示し、支持基板
を下降させることにより、支持基板に配設された各プロ
ーブのプランジャ２の接触部７がプリント配線板のラン
ド部２２に接触している。そして、この状態で通電する
ことにより、ランド部２２の抵抗値、ショートなどの電
気的特性の検査が行われる。
【００１２】かかる検査において、支持基板をさらに下
降させると、プランジャ２が弾性部材１１に抗してチュ
ーブ１内に押し込まれ、これによりピン３がプランジャ
２から押し出されて、プリント配線板２０の実装穴２１
に挿入する（図３参照）。そして、この侵入によりピン
３は実装穴２１内に残存している打ち抜きカス２３を押
し出すため、打ち抜きカス２３の除去が行われる。
降させると、プランジャ２が弾性部材１１に抗してチュ
ーブ１内に押し込まれ、これによりピン３がプランジャ
２から押し出されて、プリント配線板２０の実装穴２１
に挿入する（図３参照）。そして、この侵入によりピン
３は実装穴２１内に残存している打ち抜きカス２３を押
し出すため、打ち抜きカス２３の除去が行われる。
【００１３】従って、上記構成ではプリント配線板の導
電性チェックと、プリント配線板の実装穴内の打ち抜き
カス除去とを同時に行うことができる。このため打ち抜
きカスの除去処理が導電性チェックと同時に終了するた
め、最終の検査工程が簡素化されると共に、生産性が向
上する。
電性チェックと、プリント配線板の実装穴内の打ち抜き
カス除去とを同時に行うことができる。このため打ち抜
きカスの除去処理が導電性チェックと同時に終了するた
め、最終の検査工程が簡素化されると共に、生産性が向
上する。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明は、プリント配線板
の導電性チェックと、プリント配線板からの打ち抜きカ
スの除去とを同時に行うことができるため、プリント配
線板製造の最終工程を簡素化でき、生産性が向上する。
の導電性チェックと、プリント配線板からの打ち抜きカ
スの除去とを同時に行うことができるため、プリント配
線板製造の最終工程を簡素化でき、生産性が向上する。
【図１】本発明の一実施例の部分断面図。
【図２】導電性チェック処理の断面図。
【図３】打ち抜きカス除去処理の断面図。
１ チャーブ ２ プランジャ ３ ピン １１ 弾性部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０５Ｋ 3/00 Ｑ 6921−4Ｅ
Claims (1)
- 【請求項１】 先端部がチューブから抜き出た状態で軸
方向に移動可能にチューブ内に挿入され、当該先端部が
製造されたプリント配線板に接触して導電性チェックを
行うプランジャと、このプランジャの軸方向に挿入され
ると共に、プランジャの軸方向の移動によりプリント配
線板の実装穴内に侵入および退出するピンと、前記プラ
ンジャの先端部がチューブから抜き出る方向へプランジ
ャを付勢する弾性部材とを備えていることを特徴とする
プリント基板検査用プローブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3359188A JPH05180870A (ja) | 1991-12-28 | 1991-12-28 | プリント基板検査用プローブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3359188A JPH05180870A (ja) | 1991-12-28 | 1991-12-28 | プリント基板検査用プローブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05180870A true JPH05180870A (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=18463202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3359188A Pending JPH05180870A (ja) | 1991-12-28 | 1991-12-28 | プリント基板検査用プローブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05180870A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005076018A1 (ja) * | 2004-02-04 | 2005-08-18 | Nhk Spring Co., Ltd. | 針状部材、導電性接触子および導電性接触子ユニット |
-
1991
- 1991-12-28 JP JP3359188A patent/JPH05180870A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005076018A1 (ja) * | 2004-02-04 | 2005-08-18 | Nhk Spring Co., Ltd. | 針状部材、導電性接触子および導電性接触子ユニット |
| KR100880910B1 (ko) * | 2004-02-04 | 2009-02-04 | 니혼 하츠쵸 가부시키가이샤 | 바늘형상부재, 도전성 접촉자 및 도전성 접촉자 유닛 |
| US7815438B2 (en) | 2004-02-04 | 2010-10-19 | Nhk Spring Co., Ltd. | Needle-like member, conductive contact, and conductive contact unit |
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