JPH0518042Y2 - - Google Patents

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JPH0518042Y2
JPH0518042Y2 JP1986013946U JP1394686U JPH0518042Y2 JP H0518042 Y2 JPH0518042 Y2 JP H0518042Y2 JP 1986013946 U JP1986013946 U JP 1986013946U JP 1394686 U JP1394686 U JP 1394686U JP H0518042 Y2 JPH0518042 Y2 JP H0518042Y2
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JP
Japan
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arm
blade
main shaft
tool
cover
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JP1986013946U
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JPS62127749U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はNC旋盤の工具刃先検出装置に関す
る。
従来技術 従来工具刃先の検出装置は連続運転による発熱
の影響で装置自体にも熱変位が生じて精度が低下
したり、切粉や切削水に対して充分な保護が困難
であり、また工具との干渉が多く色々制約されて
いた。このため出願人は先に上記の点を考慮した
刃先検出装置実願昭59−165268号を提案してい
る。また実開昭60−190554号が知られている。
考案が解決しようとする問題点 実願昭59−165268号のものは主軸方向に移動さ
せるため装置が長くなり案内部構成によつてどう
してもコスト高となる問題点を有していた。また
実開昭60−190554号のものは旋回するL形アーム
の先にセンサを設けているので熱変位の問題があ
り、またカバー開閉機構を有してコスト高となる
問題がある。
問題点を解決するための手段 主軸台のチヤツク側X軸方向主軸の両側対称位
置で主軸中心を通る軸心を中心として所定角度旋
回可能にその両端において枢支された主軸を跨ぐ
コ字形左右対称の刃検アームと、該刃検アームの
中央位置に設けられ刃物台の検測位置の工具刃先
に接触して刃先位置を検出するタツチセンサと、
主軸台のチヤツク側で前記刃検アームの外側に設
けられ刃検アームが旋回時に通過する窓を前面に
穿設し該窓を開閉する旋回カバーを前記刃検アー
ムと一体に旋回可能に連結した側面カバーと、前
記刃検アームを該側面カバー内の待機位置と主軸
前面の検測位置とに旋回させる駆動手段とを備え
てなるものである。
実施例 以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。周知の2サドル、2刃物台の4軸同時制御の
NC旋盤のベツド上の主軸台1に軸承した主軸2
に対してそのX軸方向両側にそれぞれZ軸方向に
NCで独立に位置制御される図示しないサドル上
にそれぞれX軸方向に独立してNCで位置制御さ
れるタレツト刃物台が載置されており、そのタレ
ツト3,4には複数個の工具Tが取り付けられて
いる。この工具Tの切り込み方向即ちX軸は本例
ではスラントベツドのため水平面に対して傾斜し
た方向であるがこれに限定されるものではない。
主軸台1のチヤツク側の側面で主軸2の中心を通
るX軸方向の両側対称位置にそれぞれブラケツト
5,6が突設されておりその主軸中心を通る前記
X軸切り込み方向に支軸7,8が軸受によつて回
転可能に軸承されている。この支軸7,8にコ字
形対称形の刃検アーム9の両端が固定されてい
る。この刃検アーム9は主軸2に取り付けたチヤ
ツクの直径より大きく前方に旋回したときその中
央部はチヤツクの前面に位置する。一方の支軸8
はブラケツト6外に突出していて直角方向に歯車
10が固着されており、この歯車10は主軸台1
に設けたシリンダ11のピストンロツド12のラ
ツク13と噛合わされている。そしてこのシリン
ダ11の前室11aに圧力空気を送つたときのみ
刃検アーム9が前方検測位置に旋回され、圧力空
気を除いたときばね18の作用で主軸台側面主軸
上部に密着する待機位置に戻る。刃検アーム9の
ほぼ中央には公知のタツチセンサ14,15がフ
イーラ作動端をそれぞれ刃物台の検測位置となる
加工位置の工具Tの刃先に対向するように外方を
向けて2個固定されており、このタツチセンサ1
4,15の出力線14a,15aは図示しない
NC制御装置に接続されている。刃検アーム9の
外側には主軸台側面と平行に側面カバー16が取
り付けられていて、主軸が突出する部には窓が穿
設され、また刃検アーム9が前方に旋回できるよ
うに刃検アーム9と相似形の窓が穿設され、ここ
に蝶番16aによつて開閉可能に支持された窓よ
り少し大きくチヤツクに干渉しない旋回カバー1
7が取り付けられ、この旋回カバー17は刃検ア
ーム9と一体に開閉するように螺着16aにはコ
イルばねが取り付けられている。またタツチセン
サの前面を覆う固定カバー19が刃検アーム9の
中央前面にビス止めされている。したがつてシリ
ンダ11に圧力流体が送られ刃検アームが旋回す
るときは自動的に開閉せられ検測時以外は待機位
置にあるセンサは切削水、塵埃等より保護される
ように旋回カバー内に収納される。また必要によ
り刃検アーム9、タツチセンサ14,15の上
面、背面のカバーが取り付けられる。
作 用 刃検アーム9が取り付けられたときゲージを用
いてセンサ14,15の位置が確認され制御装置
に入力されているものとする。タレツト3,4に
工具Tを新しく取り付けたとき若しくは連続運転
による機械の熱変位の影響を確認するとき或いは
工具摩耗の程度を知るときにタレツト3,4の検
査したい工具を割り出しタツチセンサ14,15
と当接されうる検測位置にZ軸位置決めするとと
もにX軸は開いた位置に位置決めしておき、シリ
ンダ11の前室に圧力空気を送る。ピストンロツ
ド12が前進して歯車10が旋回され刃検アーム
9が旋回カバー17を伴つてチヤツクの前面に旋
回され検測位置に位置決めされる。タレツト3,
4をX軸制御してそれぞれの工具刃先がタツチセ
ンサ14,15に当接し信号を出力した瞬間の位
置を制御装置が読み取るとともにタレツト3,4
を停止させる。検測した位置が読み取られるとシ
リンダ11への圧力空気を除きばね18によりピ
ストンロツド12は戻され刃検アーム9は待機位
置に旋回され旋回カバー17が閉じる。このよう
にして適宜検測を繰り返し、その読み取り値が最
初の確認値、途中の検測値とを比較して熱変位、
工具摩耗の状態を知るものである。
効 果 以上詳述したように本考案は主軸台のチヤツク
側で主軸中心を通る工具切り込み線上で主軸を跨
ぎコ字形左右対称な刃検アームを枢支し密封収納
形のカバーに収納し、アーム通過窓の旋回カバー
をアームと連結したので、従来切粉や切削水に対
する保護カバーが取り付けに苦労したが壁面より
少し離して取り付けるだけで極めて容易になり、
カバー自体も単純形の板状にできる。またツーリ
ングの干渉が避けられる。さらに左右対称形のア
ーム形状を主軸に対して対称位置に設けて熱変位
を相殺できる構造となし刃先検出精度の安定化と
信頼度が向上しうる。さらにカバーの窓開閉の旋
回カバーをアームと連結して単独の駆動装置を使
用しないのでコスト安となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は刃検アーム取り付け状態を示す正面
図、第2図は第1図のA−A線視図、第3図は検
測状態図である。 2……主軸、3,4……タレツト、5,6……
ブラケツト、9……刃検アーム、10……歯車、
11……シリンダ、14,15……タツチセン
サ、16……側面カバー、17……旋回カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸台のチヤツク側X軸方向主軸の両側対称位
    置で主軸中心を通る軸心を中心として所定角度旋
    回可能にその両端において枢支された主軸を跨ぐ
    コ字形左右対称の刃検アームと、該刃検アームの
    中央位置に設けられ刃物台の検測位置の工具刃先
    に接触して刃先位置を検出するタツチセンサと、
    主軸台のチヤツク側で前記刃検アームの外側に設
    けられ刃検アームが旋回時に通過する窓を前面に
    穿設し該窓を開閉する旋回カバーを前記刃検アー
    ムと一体に旋回可能に連結した側面カバーと、前
    記刃検アームを該側面カバー内の待機位置と主軸
    前面の検測位置とに旋回させる駆動手段とを備え
    てなることを特徴とする旋盤の工具刃先検出装
    置。
JP1986013946U 1986-01-31 1986-01-31 Expired - Lifetime JPH0518042Y2 (ja)

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JP1986013946U JPH0518042Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JPS62127749U JPS62127749U (ja) 1987-08-13
JPH0518042Y2 true JPH0518042Y2 (ja) 1993-05-13

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ID=30803479

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0632273Y2 (ja) * 1988-05-25 1994-08-24 日立精機株式会社 退避可能な工具破損検知装置
JPH0810497Y2 (ja) * 1992-04-02 1996-03-29 大昭和精機株式会社 電気装置内蔵工具ホルダーの電路接続装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60190554U (ja) * 1984-05-29 1985-12-17 村田機械株式会社 旋盤における工具の刃先検定装置

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Publication number Publication date
JPS62127749U (ja) 1987-08-13

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