JPS6113243Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6113243Y2
JPS6113243Y2 JP5416479U JP5416479U JPS6113243Y2 JP S6113243 Y2 JPS6113243 Y2 JP S6113243Y2 JP 5416479 U JP5416479 U JP 5416479U JP 5416479 U JP5416479 U JP 5416479U JP S6113243 Y2 JPS6113243 Y2 JP S6113243Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detection head
head support
workpiece
spindle
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5416479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55156803U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5416479U priority Critical patent/JPS6113243Y2/ja
Publication of JPS55156803U publication Critical patent/JPS55156803U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6113243Y2 publication Critical patent/JPS6113243Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は数値制御旋盤の自動計測装置の改良に
関するものである。
従来、数値制御旋盤の主軸チヤツクに把持され
たワークを自動的に測定して、主軸台の熱変位や
工具摩耗等に伴なう加工誤差を自動的に補正する
ようにした自動計測装置として、種々のものが提
案されている。工具摩耗だけでなく主軸台の熱変
位をも考慮した計測を行なうには、ワークの内径
または外径の1点を測定するだけでは不充分であ
つて、内径または外径の各直径上の対向点を測定
する必要がある。
刃物台またはクロススライド等に取り付けられ
る従来の自動計測装置は、チヤツクワークあるい
はセンタで支持しないバーワークの場合には、ワ
ークの直径上の対向する2点を測定することがで
きるが、センタワークの場合には、長尺のワーク
及び心押し台が邪魔をして、検出ヘツドが主軸中
心線を越えて反対側に移動出来ないため、直径上
の片側だけの測定しか出来なかつた。ところが、
心押し台で支持して加工するワークは、チヤツク
ワークに比較して一般的に長尺物であり、主軸台
の熱変位がチヤツクワークに比較して大きく影響
するから、直径上の対向する2点を測定して、熱
変位の影響を補正する必要が特に大きい。
本考案の目的は、チヤツクワークだけでなく、
センタワークの直径上の対向する2点をも測定す
ることを可能にした、汎用性のある自動計測装置
を提供するにある。その為に本考案では、接触子
を有する検出ヘツドを、主軸中心線に対して横切
る方向に移動可能な検出ヘツド支持体に設け、該
検出ヘツド支持体を主軸中心線に対して横切る方
向に移動せしめる駆動手段を設けると共に、該駆
動手段を数値制御装置からの指令によつて作動し
て、接触子が主軸中心と同一高さにある測定位置
と、接触子が主軸中心よりも高くワークと干渉し
ない退避位置との間で、検出ヘツド支持体を移動
せしめることにより、心押し台で支持されている
ワークの直径上の対向する2点を測定することを
可能としている。
また本考案の自動計測装置では、プログラム上
の誤りや電気的な故障等によつて、接触子がワー
ク等に衝突して過大な力が加わり、接触子及び計
測装置全体が破損することを防止するようにした
安全装置を付加している。すなわち、検出ヘツド
支持体の先端に、検出ヘツドを測定方向に可動的
に取り付け、常時は検出ヘツドを測定位置に保持
する為の保持手段を設けると共に、設定値以上の
力が検出ヘツド先端の接触子に加わつた時に、前
記保持手段が解除されて、検出ヘツドがワーク等
から逃げるようにしている。
以下本考案の自動計測装置の実施例を、図面を
参照しながら詳細に説明する。第1図及び第2図
に示すように、主軸中心線に対して平行及び直角
方向に移動可能な摺動台1上に、ハウジング2が
載置され、ハウジング2には、主軸中心線と平行
な軸線を中心として回転割出し可能に、ドラム形
タレツト刃物台3が軸承されている。タレツト刃
物台3の外周には、外径工具用ホルダTo及び内
径工具用ホルダTiが取り付けられ、チヤツク4
に把握されたワークWを加工する。
ハウジング2の側面には、本考案の自動計測装
置のベース5がボルトによつて取り付けられ、ベ
ース5には、主軸中心線と平行な軸線を中心とし
て、枢軸6が軸受7A,7Bによつて回転可能に
軸承されている。ベース5の主軸と反対側の端面
には、ベーン型の油圧モータ8が取り付けられ、
該油圧モータ8の出力軸9は、キー10によつて
枢軸6に連結されている。
枢軸6は主軸側においてベース5から突出して
おり、その突出端に、アーム状の検出ヘツド支持
体11の一端がキー12によつて取り付けられて
いる。従つて、検出ヘツド支持体11は枢軸6と
共に、主軸中心線を横切る方向に枢動可能であ
る。検出ヘツド支持体11の側面には、角型のブ
ロツク13がボルト14によつて固定されてお
り、ベース5の前方突出部5Aにねじ込まれたス
トツプスクリユウ15の頭部に、ブロツク13が
当接することにより、検出ヘツド支持体11の下
方への枢動端(測定位置)を位置決めする。第1
図に2点鎖線で示す、検出ヘツド支持体11の上
方への枢動端(退避位置)は、油圧モータ8のベ
ーンの揺動端によつて決められる。本実施例にお
いては、検出ヘツド支持体11を主軸中心線に対
して直角に横切る方向に枢動させているが、主軸
中心線に対して傾斜して横切る方向に枢動させて
も良い。また、検出ヘツド支持体11を測定位置
と退避位置との間で、上下に移動させることもで
きる。
検出ヘツド支持体11先端部には、軸16が主
軸中心線と平行にキー17とナツト18により固
定されている。軸16には、センタワーク測定用
の検出ヘツド19(第2図)とチヤツクワーク測
定用の検出ヘツド20(第5図)が、ワークに応
じて選択的に取り付けられる。第2図から第4図
は、センタワーク測定用の検出ヘツド19を示す
ものであつて、軸16にホルダ21が回動可能に
挿着されている。軸16の先端部には、半径方向
にピン22が打ち込まれ、ホルダ21の主軸側端
面には半径方向にV溝23が形成されている。ホ
ルダ21と検出ヘツド支持体11の端面間には、
ばね24が挿入されていて、ホルダ21を常時主
軸側に押し付けており、図示の如くピン22がV
溝23にはまり込んだ状態では、第1図に示す検
出ヘツド11の下方への枢動端において、先端の
センサ25の中心軸線が垂直状態に位置決めされ
る。
ホルダ21にはアダプタ26がボルト止めさ
れ、アダプタ26にセンサ25が挿入されて、セ
ツトスクリユウ27によつて固定されている。セ
ンサ25の先端には、球型の接触子28が取り付
けられていて、第1図に実線で示す状態では、接
触子28の中心と主軸中心が同一高さに設定され
る。また第1図に2点鎖線で示すように、ワーク
Wの外径表面に接触子28が接触すると、ワーク
Wとセンサ25との間で電気的に閉回路が形成さ
れて、接触したことを検出する。プログラム上の
ミス等により、接触子28がワークWの表面に接
触した後、過度に摺動台1が移動して、接触子2
8に過大な力が加わると、ホルダ21は、ばね2
4がV溝23をピン22に押し付けている力に逆
らつて回動し、V溝23がピン22から外れ、接
触子28がワークWから逃げて、過大な力が接触
子28に加わつて破損するのが防止される。
第5図から第7図にチヤツクワーク測定用の検
出ヘツド20を示す。軸16の先端部には、アー
ム状のホルダ29のボス部29Aが回動可能に挿
着され、前記したセンタワーク用のホルダ21と
同様に、ボス部29Aの主軸側端面に形成された
半径方向のV溝30が、ばね24の押し付け力に
よりピン22にはまり込み、ホルダ29を垂直状
態に保持している。ホルダ29の先端部には、主
軸中心線と平行にアダプタ26がボルト止めさ
れ、アダプタ26にはセンタワーク用と同一構造
のセンサ25が、主軸中心線と平行に挿入され
て、セツトスクリユウ27によつて固定されてい
る。従つて、第1図に実線で示す検出ヘツド支持
体11の下方への枢動端において、ホルダ29は
第10図に示すように垂直状態に位置決めされ、
センサ25は主軸中心線と平行で、かつ接触子2
8の中心と主軸中心が同一高さに設定される。従
つて、このチヤツクワーク用の検出ヘツド20の
場合には、チヤツクワークの外径と内径の測定が
可能であり、前述したセンタワーク測定用の検出
ヘツド19と同様に、測定中接触子28に過大な
力が加わると、ホルダ29が回動して、センサ2
5の破損を防止するように構成されている。
本考案の自動計測装置の測定動作を、第8図か
ら第9図に従つて説明すると、測定動作に伴なつ
て、検出ヘツド支持体11を退避位置と測定位置
との間で枢動させるべく、油圧モータ8を制御す
るが、この制御は切削の為摺動台1の移動を制御
する数値制御装置からの指令によつて行なわれ
る。すなわち、タレツト刃物台3に装着された工
具による加工が行なわれている最中には、第8図
−イに示すように、検出ヘツド支持体11は加工
領域から遠く離れた退避位置に位置決めされてお
り、切粉やクーラント等がセンサ25にかからな
いようにしている。
ワークの加工が一応完了して、自動計測装置に
よる測定を行なう場合には、数値制御装置からの
指令(M2桁指令)により油圧モータ8が作動し
て、検出ヘツド支持体11が下方に枢動し、第8
図−ロに示す測定位置に位置決めされる。測定す
るワークがチヤツクワークの場合には、この状態
で摺動台1を移動させ、全ての測定を行なうこと
が出来る。
測定するワークがセンタワークの場合には、第
9図のプログラム例に示すように、M74がテープ
から数値制御装置に読み込まれると、数値制御装
置からの指令により油圧モータ8が作動して、検
出ヘツド支持体11が下方に枢動し、第8図−ロ
に示す測定位置に位置決めされる。続いて数値制
御装置からのZ方向の移動指令により、摺動台1
が主軸中心線と平行に主軸側へ移動し、接触子2
8が“12”の位置まで移動する。次に、接触子2
8がワークWに接触してから若干行き過ぎた位置
“13”まで移動するように、数値制御装置がX方
向の移動指令を摺動台1に与える。従つて、接触
子28は位置“13”に達する前にワークWの表面
に接触し、この接触信号が発せられた時の摺動台
1の位置を数値制御装置に記憶させる。この摺動
台1の位置の検出は、固定側に設けられたリニア
スケールと、摺動台1側に設けられたリニアスケ
ール検出部とにより行なわれる。
次に、検出ヘツド支持体11を上方に枢動させ
ても、ワークWと干渉しない位置“14”まで接触
子28を後退させる。次にM75がテープから数値
制御装置に読み込まれると、数値制御装置からの
指令により油圧モータ8が前とは逆に作動して、
検出ヘツド支持体11が上方に枢動する。続い
て、数値制御装置からのX方向移動指令により、
第8図−ハ及び第9図に示す位置“15”(下方に
検出ヘツド支持体11を枢動しても、センサ25
や接触子28がワークWに干渉しない位置)まで
摺動台1が移動し、次にM74がテープから数値制
御装置に読み込まれると、油圧モータ8が逆に作
動して検出ヘツド支持体11が下方に枢動し、第
8図−ニに示す測定位置に接触子28が位置決め
される。
続いて、接触子28がワークWに接触してから
若干行き過ぎた位置“16”まで移動するように、
数値制御装置がX方向の移動指令を摺動台1に与
える。従つて、接触子28は位置“16”に達する
前にワークWの表面に接触し、この接触信号が発
せられた時の摺動台1の位置を数値制御装置に記
憶させ、前に検出した位置との差を求めれば、こ
の値が求めるワークWの直径寸法になる。
次に位置“17”まで移動して、接触子28をワ
ークWから離す。読いてM75が読み込まれると、
油圧モータ8が作動して、第8図−ハの如く検出
ヘツド支持体11が上方に枢動し、次に、数値制
御装置からの指令により、位置“18”、位置
“19”へ順次移動して、一連の測定サイクルが完
了する。後は、この測定データに基ずいて、目標
寸法との差の分だけ再び切削を行ない、熱変位や
工具摩耗を補正した正確な加工を行なうことがで
きる。
以上述べた如く、本考案は実施例に示された構
成に限定されるものではなく、請求の範囲に記載
された本考案の技術思想を逸脱しない範囲内での
変更は予期されるところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の数値制御旋盤の自動計測装置
の一部断面を含む正面図であつて、第2図の−
断面図である。第2図は第1図の−断面
図、第3図は第2図のA矢視図、第4図は第2図
の−断面図、第5図はチヤツクワーク測定用
の検出ヘツドを示す横断面図、第6図は第5図の
−断面図、第7図は第5図の−断面図、
第8図−イから第8図−ニは、検出ヘツド支持体
の測定に伴なう枢動動作を示す説明図、第9図は
測定動作を示す説明図である。第10図はチヤツ
クワーク測定時の自動計測装置の正面図である。 図において、1……摺動台、2……ハウジン
グ、5……ベース、8……油圧モータ、11……
検出ヘツド支持体、19……検出ヘツド、20…
…検出ヘツド、25……センサ、28……接触
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸中心線に対して平行及び直角方向に移動可
    能な摺動台と、該摺動台の移動動作を制御する為
    の数値制御装置と、前記摺動台の上部に設けられ
    垂直平面内でで主軸中心線を横切る方向に揺動可
    能な検出ヘツド支持体と、該検出ヘツド支持体の
    先端に設けられ検出ヘツド支持体の揺動方向と直
    交する方向の水平面内でワークに接触して信号を
    発する単一の接触子を有する検出ヘツドと、前記
    数値制御装置の指令により作動し前記接触子が主
    軸中心と同一高さになる測定位置と主軸中心より
    も高くワークに干渉しない退避位置との間で前記
    検出ヘツド支持体を垂直平面内で主軸中心線を横
    切る方向に揺動せしめる為の動力駆動源とからな
    り、心押し台で支持されたセンターワークの直径
    上の対向点を前記測定位置と退避位置との揺動に
    より順次測定することを特徴とした数値制御旋盤
    の自動計測装置。
JP5416479U 1979-04-24 1979-04-24 Expired JPS6113243Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5416479U JPS6113243Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5416479U JPS6113243Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55156803U JPS55156803U (ja) 1980-11-11
JPS6113243Y2 true JPS6113243Y2 (ja) 1986-04-24

Family

ID=29288864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5416479U Expired JPS6113243Y2 (ja) 1979-04-24 1979-04-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6113243Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5527725B2 (ja) * 2010-04-19 2014-06-25 株式会社岡本工作機械製作所 円筒状工作物の芯出し装置
DE102012110673B4 (de) * 2012-11-07 2014-05-15 Fritz Studer Ag Werkzeugmaschine und Verfahren zur Vermessung eines Werkstücks

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55156803U (ja) 1980-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1223465A (en) Adjustable machining system and implement therefore
JP3302013B2 (ja) 多機能測定装置
KR20200023746A (ko) 하이브리드 5축 가공 및 측정 장치
JPH0543449B2 (ja)
JPS6232071B2 (ja)
JPS61146454A (ja) Nc制御機械の工作物の位置決め方法およびこの方法を実施するためのnc制御機械
JPS6113243Y2 (ja)
JPH10315008A (ja) 工作機械の工具刃先計測装置
US5970599A (en) Milling machine
JPS6314967Y2 (ja)
JPH05329702A (ja) 刃先位置検出装置
JPS59192457A (ja) 位置決め装置
JPH05337787A (ja) 工作機械のボーリング径補正装置
JP6779107B2 (ja) 工具欠損検出装置及びこれを備えた工作機械
JPH11333672A (ja) ワーク搬送装置
JPH0711841Y2 (ja) 送りモータの負荷監視による位置決め制御装置
CN220541959U (zh) 直角测量治具
JP2767852B2 (ja) 工具長設定機能を備えた研削機械
JPH081405A (ja) ロストモーション検出方法及び装置
KR102540537B1 (ko) 체인구동 공구 매거진용 위치결정장치
JPH01289606A (ja) 非接触オンライン計測装置およびこの装置を用いて切削する方法
CN218397637U (zh) 一种具有在线测量功能的磨削机床
CN220993802U (zh) 一种检刀装置及具有其的机床
CN215317312U (zh) 一种用于多个机加工工序的机械手装置
US3177743A (en) Axle lathe