JPH05180208A - ボルトおよび玄関ポーチの屋根の取り付け方法 - Google Patents

ボルトおよび玄関ポーチの屋根の取り付け方法

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JPH05180208A
JPH05180208A JP6471091A JP6471091A JPH05180208A JP H05180208 A JPH05180208 A JP H05180208A JP 6471091 A JP6471091 A JP 6471091A JP 6471091 A JP6471091 A JP 6471091A JP H05180208 A JPH05180208 A JP H05180208A
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JP
Japan
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bolt
roof
nut
nuts
welded
Prior art date
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Application number
JP6471091A
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English (en)
Inventor
Mitsuharu Oba
光晴 大場
Yasuto Kitamoto
康人 北本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 長尺ボルト6の脚63の中間部にナット62
を溶接したボルト。 【効果】 脚63の長い長尺ボルト6であるから、狭く
て深い所にある雌ネジ孔にもボルトを通すことが容易に
できる。しかも、この雌ネジ孔にボルトを螺入すると、
脚63の中間部に溶接されているナット62の所で止ま
り、それ以上螺入することができない。従って、一方の
板体に雌ネジ孔を設け、他方の板体に設けられた通孔を
通してボルトを雌ネジ孔に螺入すると、ナット62と雌
ネジとで板体と板体とが固定できる。このうような特徴
があるボルトであるから、狭くて深い所にある板体と板
体とを容易に接続でき、特殊なボルトや治具を必要せ
ず、便利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボルトに関する。特に、
住宅ユニット等の複雑な構造をしている組立製品を組み
立てるときに便利なボルトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板体と板体とを接続する方法は種
々あるが、ボルトやナットを使用して板体と板体とを接
続する方法は簡便であるので、多く使用されている。
【0003】しかし、接続する板体には種々な形状なも
のがあって、ボルトやナットで簡単に接続できるものば
かりでない。特に住宅ユニットのような複雑な構造をし
ている組立製品の場合には、かかる場合が多い。
【0004】例えば、実公昭55−13489号公報に
記載されているように、2個のC型軽量型鋼の背と背を
合わせて、ボルトとナットとで接続する場合、この公報
に記載あるように、背と背を合わせたC型軽量型鋼の開
口部からボルトとナットを入れて、開口部内のボルトや
ナットを回転させて2個のC型軽量型鋼を接続してい
た。
【0005】しかし、このように、C型軽量型鋼の開口
部内のボルトやナットを回転させることは、開口部の入
口が狭いから極めて作業し難いものである。従って、か
かる場合には、ラチェットにパイプ状の補助具を取り付
け、この補助具の先をボルトやナットに嵌合させ、ボル
トやナットを回転させて、取り付けていた。
【0006】又、特開昭50−147113号公報記載
の住宅ユニットの角型型鋼からなる柱と柱を接続すると
きのように、 更に、深い所にボルトやナットを取り付
けるときには、ラチェットに補助具を取り付けただけで
は、このボルトやナットを回転させてることができない
ので、かかる場合には、この公報に記載あるように、特
殊な治具を使用して、ボルトやナットを回転させて、接
続していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】モンキー、スパナ、ラ
チェット等が入り難い場所のボルトやナットを回転させ
るには、上記のように、特殊な治具が必要であるから、
ボルトやナットでかかる場所の板体と板体を接続するこ
とは煩瑣であった。
【0008】又、上記C型軽量型鋼の場合、パイプ状の
補助具を使用しても入り難い程、入口が狭かったり、深
かったりすると、ボルトやナットを回転させることが困
難である。
【0009】又、上記柱と柱とを接続する場合のよう
に、特殊な治具を使用してボルトやナットを回転させる
場合には、この特殊な治具の直線部分が長いため、この
先端をボルトやナットに嵌め難く、板体と板体との接続
に難渋していた。
【0010】従って、本発明の目的は上記のような問題
を解決し、深い所でもボルトやナットが簡単に取り付け
できるボルトを提案することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題を解決
し、上記目的を達成するためになしたもので、長尺ボル
トの脚の中間部にナットが溶接されているものである。
【0012】
【作用】本発明においては、脚の長い長尺ボルトである
から、深い所にある雌ネジ孔にも、ボルトを通すことが
容易にできる。しかも、この雌ネジ孔にボルトを螺入す
ると、中間部に溶接されているナットの所で止まり、そ
れ以上、ボルトを螺入することができない。従って、一
方の板体に通孔を設け、他方の板体にネジを穿設して雌
ネジを設けるか、ナットを溶接して雌ネジを設けて、一
方の通孔を通して他方の板体の雌ネジにボルトを螺入す
ることにより一方の板体と他方の板体とを接続すること
ができる。その際、ボルトの中間部に溶接されているナ
ットと他方の板体に設けられた雌ネジとで板体と板体と
が固定される。
【0013】このように、深い所にある雌ネジ孔にボル
トを通し、この上方にあるボルトの頭を回転させて、こ
の雌ネジとボルトの脚に溶接されているナットとで、板
体と板体とを強固に締め付け、固定することができる。
【0014】
【実施例】次に、図面を参照しながら、本発明の実施例
を説明する。図1〜6に示す実施例では、組立住宅にお
ける玄関ポーチの屋根の取り付けに本発明ボルトを使用
した例を挙げて説明する。
【0015】図1は本発明のボルトを示す斜視図、図2
は住宅ユニットの骨格を示す斜視図、図3は住宅ユニッ
トを据え付けている状態を示す斜視図、図4は玄関ポー
チの屋根を据え付けている状態を示す斜視図、図5は玄
関ポーチの屋根の取り付け状態を示す説明図、図6は玄
関ポーチのボルト部分を示す断面図である。
【0016】図において、1は住宅ユニットであり、こ
の住宅ユニット1の骨格は、図2にあるように、四角軽
量型鋼からなる4本の柱11と、C型軽量型鋼からなる
4本の床梁12と、C型軽量型鋼からなる4本の天井梁
13とが箱型に組み立てられたもので、C型軽量型鋼か
らなる間柱14が天井梁13と床梁12との間に差し渡
されて、取り付けられている。この間柱14は厚み4.
5mmの鋼板をC型に曲げたもので、フランジの幅が6
5mm、ウェッブの幅が90mmである。
【0017】2は外壁であり、この外壁2は、図6にそ
の一部が示されるように、外壁材21の裏面に角柱から
なるフレーム23が取り付けられ、外壁材21の表面に
アルミニウム板からなる表面材22が取り付けられてい
る。そして、この外壁2のフレーム23はC型軽量型鋼
からなる間柱14の表面にリベットで取り付けられてい
る。
【0018】3は内壁であり、この内壁3は、図6にそ
の一部が示されるように、内壁材31の裏面に木桟32
を取り付けたものである。33は内壁3を取り付ける木
片であり、この木片33はC型軽量型鋼からなる間柱1
4の開口部の所々に取り付けられている。そして、この
木片33に、内壁3の木桟32を釘打ちして取付けるこ
とにより、内壁3が間柱14に取り付けられている。
【0019】4は玄関を取り付ける開口部である。5は
玄関ポーチの屋根であり、この玄関ポーチの屋根5は開
口部4の上部に取り付けられる。
【0020】この玄関ポーチの屋根5は屋根プレート5
1と軒天井53とパラペット52と取付金具55とから
なる。この取付金具55にはガイドピン56とナット7
が溶接されている。
【0021】6はボルトであり、このボルト6は、図1
に示すように、脚63の長さが80mmのM10のボル
トであり、このボルト6の頭61から60mmの所の脚
63の中間部にナット62が溶接されている。
【0022】次に、この住宅の玄関ポーチの屋根の取り
付け状況を説明する。工場で、柱11、床梁12、天井
梁13を箱型に組み立て、間柱14を取り付けて、図2
に示す住宅ユニット1の骨格を完成させ、これに床材、
外壁2、内壁3、天井材等を取り付けて、住宅ユニット
1を完成させる。
【0023】この際、玄関を取り付ける開口部4には外
壁2および内壁3が取り付けてない。このようにして工
場で完成させた住宅ユニット1を施工現場に運搬し、図
3に示すように、住宅ユニット1を吊り上げて、複数個
据え付ける。
【0024】次に、この住宅ユニット1に玄関や、住宅
ユニットの間の繋ぎの部分や内装を取り付けて、住宅を
完成させるのであるが、この工事の中の玄関ポーチの屋
根5の取り付け方法について、説明する。
【0025】先ず、工場で完成させた玄関ポーチの屋根
5のアイボルト54にワイヤーを通し、このワイヤーを
利用して、この玄関ポーチの屋根5を吊り上げ、玄関ポ
ーチの屋根5の取付金具55に設けられたガイドピン5
6を、住宅ユニット1の間柱14に設けられた通孔に通
し、位置決めする。玄関ポーチの屋根5をこの状態に保
持して、取付金具55に溶接されているナット7に間柱
14の裏側である開口部からボルト6を螺入し、玄関ポ
ーチの屋根5を取り付ける。
【0026】このように、ボルト6は間柱14の開口部
から取り付けるが、この間柱14の開口部には、図6に
示すように、木片33が所々取り付けられ、この木片3
3の半分の部分(図6では右半分の部分)には工場で予
め内壁3が取り付けられているから、開口部の幅は残り
の部分(幅45mm)であり、この内壁3と間柱14と
の距離が120mmあり、しかも、C型軽量型鋼である
間柱14のフランジの幅が65mmもあるから、従来
は、この狭い入口の奥深い場所に、ボルトを挿入して、
玄関ポーチの屋根5の取付金具55に設けられたナット
7にボルトに螺入することに苦労していたが、本発明の
ボルト6を使用すると、頭61がC型軽量型鋼の開口部
の外側にあるので、このボルト6の頭61を回転させる
ことにより、簡単にボルト6を螺入することができ、ボ
ルト6の脚63の中間部に溶接られたナット62と玄関
ポーチの取付金具55に溶接されたナット7との間にあ
る取付金具55と間柱14とを強固に締めて接続でき
る。
【0027】このようにして、玄関ポーチの屋根5を住
宅ユニット1に取り付けた後、アイボルト54に通して
いるワイヤーを取り外し、このアイボルト54も取り外
し、このアイボルト54の外した所にプラスチックネジ
56を螺入して、周辺にコーキング材を塗布し、雨水が
漏れなくすると、この玄関ポーチの屋根5の取り付けは
終了する。
【0028】その後、玄関の開口部に玄関ドアーを取り
付け、内側の木片33に内壁を取り付けるとこの玄関周
辺の施工が完成する。
【0029】
【発明の効果】本発明では長尺ボルトの頭を回転し、ボ
ルトを板体に設けられた雌ネジ孔に螺入することによ
り、脚の中間部に溶接されたナットと雌ネジとで、板体
と板体とが固定でき、従って、板体と板体とが接続でき
るので、入口の狭い、しかも、深い所にも利用でき、極
めて便利である。
【0030】又、本発明では従来使用されているボルト
の脚にナットを溶接するというように、従来の製品がそ
のまま使用でき、特殊なボルトや治具を必要としないの
で、極めて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のボルトを示す斜視図である。
【図2】図2は住宅ユニットの骨格を示す斜視図であ
る。
【図3】図3は住宅ユニットを据え付けている状態を示
す斜視図である。
【図4】図4は玄関ポーチの屋根を据え付けている状態
を示す斜視図である。
【図5】図5は玄関ポーチの屋根の取り付け状態を示す
説明図である。
【図6】図6は玄関ポーチの屋根を取り付けたボルトの
部分を示す断面図である。
【符号の説明】
1 住宅ユニット 2 外壁 3 内壁 5 玄関ポーチの屋根 55 取り付け金具 6 ボルト 61 ボルトの頭 62 ボルトの脚に取り付けられたナット 63 ボルトの脚 7 取り付け金具に取り付けられたナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺ボルトの脚の中間部にナットが溶接
    されていることを特徴とするボルト。
  2. 【請求項2】 C型型鋼からなる柱に玄関ポーチの屋根
    を取り付ける方法において、玄関ポーチの屋根の取付金
    具にナットを設け、C型型鋼のウェッブに通孔を設け、
    C型型鋼の開口部から請求項1のボルトを、通孔を通し
    玄関ポーチに設けられたナットに螺入することを特徴と
    する玄関ポーチの屋根の取り付け方法。
JP6471091A 1991-03-28 1991-03-28 ボルトおよび玄関ポーチの屋根の取り付け方法 Pending JPH05180208A (ja)

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