JPH0518017U - コンデンサ - Google Patents
コンデンサInfo
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- JPH0518017U JPH0518017U JP063992U JP6399291U JPH0518017U JP H0518017 U JPH0518017 U JP H0518017U JP 063992 U JP063992 U JP 063992U JP 6399291 U JP6399291 U JP 6399291U JP H0518017 U JPH0518017 U JP H0518017U
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Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電線の接続を容易とし、取付に別部材を必要と
せず、しかもコンデンサ本体の外形形状あるいは大きさ
の違いに対応可能とする。 【構成】一面が開口する箱状のケース2を備える。この
ケース2の収納部内にコンデンサ本体1を収める。ケー
ス2内に速結端子3を固定して取り付ける。速結端子3
に、コンデンサ本体1の端子11に接続される圧入溝を
形成する。また、電線4を弾性挟持する速結部を形成す
る。ケース2内部に照明器具の器具本体にケース2の開
口側を当接させた状態で取り付ける取付部25を形成す
る。ケース2の側面に、速結端子3の速結部に導くよう
にして電線4を挿入する挿入部21を形成する。
せず、しかもコンデンサ本体の外形形状あるいは大きさ
の違いに対応可能とする。 【構成】一面が開口する箱状のケース2を備える。この
ケース2の収納部内にコンデンサ本体1を収める。ケー
ス2内に速結端子3を固定して取り付ける。速結端子3
に、コンデンサ本体1の端子11に接続される圧入溝を
形成する。また、電線4を弾性挟持する速結部を形成す
る。ケース2内部に照明器具の器具本体にケース2の開
口側を当接させた状態で取り付ける取付部25を形成す
る。ケース2の側面に、速結端子3の速結部に導くよう
にして電線4を挿入する挿入部21を形成する。
Description
【0001】
本考案は、照明器具に力率改善用として用いられるコンデンサの構造に関する ものである。
【0002】
照明器具では、力率を改善するためにコンデンサを用いることがあり、この種 のコンデンサはその形状が大きいために、点灯回路が形成されたプリント基板に 実装するのではなく、照明器具の外殻を構成する器具本体などに直接に取り付け られる。
【0003】 ところで、このようなコンデンサとしては図8に示すものがある。このコンデ ンサは、コンデンサ本体1の一端面から電線を接続するための1対の端子11が 突設され、このコンデンサ本体1の下面に例えば器具本体5に取り付けるための 取付部12を一体に形成してある。 ここで、取付部12はコンデンサ本体1の端子11を斜め上方に向け、端子1 1に電線4をからげやすくするように支持している。この取付部12の前端部に ビス13とナット14を用いて器具本体5に固定する固定部15を形成してあり 、図9に示すように器具本体5に取り付けられ、電線4を端子11にからめて半 田付けする。ところで、このような構造である場合に、電線4の接続部を剥き出 しにすると、電源短絡などの問題を起こす恐れがあるので、端子11部分は保護 カバー16を用いて被覆してある。
【0004】 ところが、図8のコンデンサの構造であると、電線の接続作業が面倒である。 また、コンデンサ本体1の形状や大きさの違いに対応して数種の保護カバー16 を必要とするという問題がある。さらに、最近のように自動組立が必要になった 場合に、上述のような電線をからげて半田付けするという作業は自動化に適さな い。
【0005】 そこで、他のコンデンサとしては図10に示すものがある。このコンデンサは 、コンデンサ本体1の端子11が突設された部分を覆う速結端子部17を取り付 け、取付具18を用いて器具本体5に固定するようにしてある。 ここで、上記速結端子部17は、上記コンデンサ本体1が円柱状であるので、 有底筒状に形成してあり、開口部に周設された嵌合リブ19を、図11に示すよ うにコンデンサ本体1の端部に周設された凹溝20に嵌合して固定する構造にし てある。そして、速結端子部17の内部には、端子11と接触する速結端子3’ を収めており、この速結端子3’の電線4を弾性保持する部分に対応して電線4 を挿入する挿入部21’を形成してある。
【0006】 また、取付具18はねじ止めなどにより器具本体5に固定される構造になって おり、コンデンサ本体1の周面を両側から弾性保持する1対の円弧状の保持部1 8aを備え、保持部18aの上端の互いに離間する部分からコンデンサ本体1を 押し込んで取り付ける構造としてある。
【0007】
上述した図10のコンデンサの構造であると、電線4の接続を速結式で行え、 電線の接続作業が容易となる利点が得られる。しかし、このコンデンサでは、コ ンデンサ本体1の外形形状あるいは大きさが異なると、それに応じて速結端子部 17あるいは取付具18の形状や大きさを変える必要があるという欠点がある。 しかも、コンデンサの取付に際しては別個に取付具18を器具本体5に取り付け なければならない。
【0008】 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、電 線の接続が容易であり、取付に別部材を必要とせず、しかもコンデンサ本体の外 形形状あるいは大きさの違いに対応できるコンデンサを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】 本考案では、上記目的を達成するために、一面が開口する箱状のケースと、こ のケースに形成された収納部内に収められコンデンサ本体と、ケース内に固定し て取り付けられコンデンサ本体の端子に接続される第1の接続部が形成されると 共に電線を弾性挟持する第2の接続部が形成された速結端子とからなり、照明器 具の外殻部材にケースの開口側を当接させた状態で取付を行う取付部を上記ケー ス内部に形成すると共に、上記速結端子の第2の接続部に電線を導くようにして 電線を挿入する挿入部をケースの側面に形成してある。
【0010】
本考案は、上述のように電線を接続する部分を速結構造とすることにより、電 線の接続を容易に行えるようにし、またコンデンサ本体をケース内に収める構造 とし、ケースに電線接続部を形成することにより、コンデンサ本体側の形状や大 きさが異なる場合にも、同一のケースを用いてコンデンサを構成できるようにし 、さらにケースに照明器具の外殻部材に取り付ける取付部を形成することにより 、コンデンサの取付に別部材を必要としないようにしたものである。
【0011】
図1乃至図5に本考案の一実施例を示す。本実施例のコンデンサは、一端面か ら1対の端子が突設されたコンデンサ本体1と、このコンデンサ本体1を収める 上面が開口する箱状のケース2と、ケース2内に配置され電線4が速結式で接続 されると共に電線4とコンデンサ本体1の端子11とを接続する速結端子3とで 構成してある。
【0012】 上記速結端子3としては図3に示すものを用いてある。この速結端子3は、導 電性及び弾性を有する平板状の板材をコ字状に折曲して形成してある。そして、 一側片の下部にコンデンサ本体1の端子11を圧入する圧入溝31を形成し、他 側片の上部を内側に切り起こしてある。ここで、この切起し片32を形成した側 が電線4を速結式で弾性保持する速結部となる。つまり、切起しにより形成され た開口側から導入される電線4を、切起し片32の先端と中央片の下面との間に 弾性保持して接続が行われるのである。
【0013】 ケース2は、一端側に上記速結端子3を固定して取り付ける端子固定部22を 形成し、他端側にコンデンサ本体1を収める収納部23を形成してある。 上記端子固定部22の両側部には、上記速結端子3の両側片の下部を圧入する 1対の圧入凹部24を夫々形成し、2つの速結端子3を取り付けるようにしてあ る。
【0014】 そして、コンデンサ本体1を収納部23に収めた場合に端子11の間となる部 分からは取付部25を突設してあり、この取付部25のケース2の開口と面一と なった上面にねじを締めつけるねじ孔26を形成し、さらにこのねじ孔26の両 側から器具本体5に形成される穴内に挿入してねじ締め時に回り止めを施すスト ッパ片27を突設してある。
【0015】 上記ケース2の速結端子3を収める側の一端面には、電線4を挿入する円筒状 の挿入部21を2個形成してある。ここで、挿入部21はケース2の内部と連通 し、且つ内部の径を細くして電線4を確実に速結端子3の弾性保持部に導く構造 としてある。 本実施例のコンデンサの組立は次のようにして行う。まず、このケース2の収 納部23内にコンデンサ本体1を収める。この際にコンデンサ本体1の端子11 が端子固定部22の上面に位置する。この状態で速結端子3を上方から圧入凹部 24に圧入する。このとき、コンデンサ本体1の端子11が速結端子3の圧入溝 31内に嵌まり、図4(b)に示すように速結端子3とコンデンサ本体1の端子 11との接続が行われる。この状態で、速結端子3の切起し32部分が挿入部2 1に臨む状態となる。
【0016】 このようにして組み立てたコンデンサを器具本体5にねじ6を用いてねじ止め して取り付ける。この場合にはケース2の開口側が器具本体5に当接するように して図2(b)に示す状態に取り付ける。なお、ねじ止め以外の例えば弾性嵌合 による取付などの方法を採用してもよい。そして、その後に電線4を挿入部21 から挿入すると、電線4の接続が行える。
【0017】 本実施例の構造とすれば、速結式で簡単に電線4を接続することができる。ま た、コンデンサ本体1をケース2内に収める構造とし、ケース2に電線を接続す る接続部を設けることにより、ケース2の収納部23を最大の大きさのコンデン サ本体1を収めることがきるようにしておけば、コンデンサ本体1側の形状や大 きさが異なる場合にも、同一のケース2を用いてコンデンサを構成できる。図5 に小さいコンデンサ本体1を用いた場合を示す。さらに、ケース2は器具本体5 に取り付けると、コンデンサ本体1を完全に覆うことができるので、コンデンサ 本体1の保護外皮としての役割を果たし、このためコンデンサ本体1の保護外皮 を薄くしたり、あるいは無くすことにより、コンデンサ本体1のコストダウンを 期待できる。
【0018】 ところで、上述の場合には速結端子3とコンデンサ本体1の端子11とを圧接 させて接続していたが、コンデンサ本体1の端子11を速結端子3に速結するこ とも可能である。 この場合には、図6に示す速結端子3を用いればよい。この速結端子3は、中 央片の他端側を下方に切り起こし、電線4の弾性保持する部分と同様の構造とし たものである。この場合には図7に示すようにコンデンサ本体1の端子11をL 字状に折り曲げ、この端子11を上方から切起し片33と側片の内面との間に弾 入する。このようにすれば、速結端子3を端子固定部22に取り付けた後に所謂 速結式と同様の接続方法によりコンデンサ本体1を取り付けることができる。
【0019】
本考案は上述のように、一面が開口する箱状のケースと、このケースに形成さ れた収納部内に収められコンデンサ本体と、ケース内に固定して取り付けられコ ンデンサ本体の端子に接続される第1の接続部が形成されると共に電線を弾性挟 持する第2の接続部が形成された速結端子とからなり、照明器具の外殻部材にケ ースの開口側を当接させた状態で取付を行う取付部を上記ケース内部に形成する と共に、上記速結端子の第2の接続部に電線を導くようにして電線を挿入する挿 入部をケースの側面に形成したものであり、電線を接続する部分を速結構造とす ることにより、電線の接続を容易に行え、またコンデンサ本体をケース内に収め る構造とし、ケースに電線接続部を形成することにより、コンデンサ本体側の形 状や大きさが異なる場合にも、同一のケースを用いてコンデンサを構成でき、さ らにケースに照明器具の外殻部材に取り付ける取付部を形成することにより、コ ンデンサの取付に別部材を必要としない利点が得られる。
【図1】本考案の一実施例の構成を示す説明図である。
【図2】(a),(b)は同上の組立後の斜視図、及び
器具本体への取付状態を示す説明図である。
器具本体への取付状態を示す説明図である。
【図3】速結端子を示す斜視図である。
【図4】(a),(b)は速結端子とコンデンサ本体と
の接続状態を示す断面図、及び同上の要部の接続状態を
示す部分斜視図である。
の接続状態を示す断面図、及び同上の要部の接続状態を
示す部分斜視図である。
【図5】コンデンサ本体の形状が小さい場合における速
結端子とコンデンサ本体との接続状態を示す断面図であ
る。
結端子とコンデンサ本体との接続状態を示す断面図であ
る。
【図6】他の速結端子の構造を示す斜視図である。
【図7】同上を用いた速結端子とコンデンサ本体との接
続状態を示す断面図である。
続状態を示す断面図である。
【図8】従来例としてコンデンサの構造を示す斜視図で
ある。
ある。
【図9】同上の器具本体への取付及び電線の接続状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図10】他の従来例としてのコンデンサの斜視図であ
る。
る。
【図11】同上の端子部の構造を示す断面図である。
1 コンデンサ本体 2 ケース 3 速結端子 4 電線 5 器具本体 21 挿入部 22 端子固定部 23 収納部 25 取付部 31 圧入溝 32,33 切起し片
Claims (1)
- 【請求項1】 一面が開口する箱状のケースと、このケ
ースに形成された収納部内に収められコンデンサ本体
と、ケース内に固定して取り付けられコンデンサ本体の
端子に接続される第1の接続部が形成されると共に電線
を弾性挟持する第2の接続部が形成された速結端子とか
らなり、照明器具の外殻部材にケースの開口側を当接さ
せた状態で取付を行う取付部を上記ケース内部に形成す
ると共に、上記速結端子の第2の接続部に電線を導くよ
うにして電線を挿入する挿入部をケースの側面に形成し
て成ることを特徴とするコンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP063992U JPH0518017U (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP063992U JPH0518017U (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | コンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518017U true JPH0518017U (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=13245284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP063992U Withdrawn JPH0518017U (ja) | 1991-08-14 | 1991-08-14 | コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518017U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023195396A1 (ja) * | 2022-04-06 | 2023-10-12 | 株式会社村田製作所 | フィルムコンデンサ |
-
1991
- 1991-08-14 JP JP063992U patent/JPH0518017U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023195396A1 (ja) * | 2022-04-06 | 2023-10-12 | 株式会社村田製作所 | フィルムコンデンサ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951102 |