JPH05180178A - 横置形スクロール圧縮機 - Google Patents

横置形スクロール圧縮機

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Publication number
JPH05180178A
JPH05180178A JP88992A JP88992A JPH05180178A JP H05180178 A JPH05180178 A JP H05180178A JP 88992 A JP88992 A JP 88992A JP 88992 A JP88992 A JP 88992A JP H05180178 A JPH05180178 A JP H05180178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
shell
oil
scroll compressor
main shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP88992A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Osada
淳 長田
Masatoshi Urakawa
正利 浦川
Masayoshi Hara
正良 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH05180178A publication Critical patent/JPH05180178A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 横置形スクロール圧縮機において、シェルの
底部で油溜め内に沈澱する異物のオイルポンプの吸引に
よる圧縮機構の各摺動部への侵入を防ぐ。 【構成】 第2ハウジング21に連結された、油吸入用
の管体18の軸方向への開口部を閉鎖し、シェル1の底
部で垂直上方へ開口するような穴26を前記管体18に
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば空気調和機あ
るいは冷凍機等の機器に使用する横置形スクロール圧縮
機の給油装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、例えば、特開平2−15749
3号公報に示された従来の横置形スクロール圧縮機を示
す断面図であり、図において1は、その底部に油溜め2
を有する密閉容器としてのシェルで、シェル周壁を形成
する円筒体3及びこの円筒体3の開口部を閉塞する蓋体
4からなり、このうち円筒体3の周壁と底部が交差する
部位にはコーナー部5が設けられている。そして、この
シェル1内には圧縮機6が嵌合固定されている。7は、
モータ8によって回転する主軸で、前記シェル1内に設
けられており、内部には軸線方向に延在する第1の油通
路9および径方向に開口する第2の通路10が形成され
ている。11は径方向に開口する貫通孔12を有する筒
状のジョイントで、前記主軸7の下端部に前記第1の油
通路9に連通するように連結されており、下端部には下
方に開口する切欠き13が設けられている。14は例え
ばトロコイド形式のポンプからなる容積形のオイルポン
プで、前記ジョイント11の下端部に接続され、かつポ
ンプハウジング15内に回転自在に収納されており、ポ
ンプ駆動軸16の上端中央部には前記切欠き13に嵌合
する断面矩形状の突子17が設けられている。そして、
このオイルポンプ14は、圧縮機運転時に前記第1の油
通路9および前記第2の油通路10等を介して各軸受
(圧縮機構6の摺動部分)に強制給油するように構成さ
れている。このオイルポンプ14を収納するポンプハウ
ジング15は、前記モータ8のステータにねじ止めされ
前記主軸7の偏心位置でシェルの底部で軸方向へ開口す
る油吸入用の管体18が挿通する挿通孔19を有する有
底筒状の第1ハウジング20と、この第1ハウジング2
0内に収納保持されかつ前記管体18に連結され前記オ
イルポンプ14を回転自在に支承する第2ハウジング2
1と、この第2のハウジング21の周囲に設けられ、か
つ前記第1ハウジング20内に固定された有底筒状の第
3ハウジング22とによって構成されている。このう
ち、第2ハウジング21には前記第1ハウジング20の
偏平面23に当接する半球状の突子24が設けられ、第
2ハウジング21と第3ハウジング22との間にはスラ
スト力発生用のスプリング25が弾装されている。
【0003】次に動作について説明する。モータ8によ
って主軸7が回転すると、ジョイント11が同方向に回
転してオイルポンプ14が駆動することから欠く摺動部
分(各軸受)に強制給油が行われる。すなわち、図3に
矢印で示すように管体18から第2ハウジング21内に
吸引された油溜め2内の油は、ジョイント11および主
軸7内を順次通過して圧縮機構6の各摺動部分(軸受)
に強制給油されるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の横置形スクロー
ル圧縮機は、以上のように構成されているので、第2ハ
ウジング21に連結された油吸入用の管体18がシェル
1の底部で軸方向に開口しているので、オイルポンプ1
4の駆動時、シェル1の底部の油溜め2内に沈澱してい
る異物が油と共に図の矢印に示すようにシェルの底部に
沿って管体18に吸入されジョイント9および主軸7を
順次通過して圧縮機構6の各摺動部分(軸受)に強制給
油されるので、この異物が原因となって圧縮機構6の各
摺動部分(軸受)の傷付き、あるいは焼付が発生すると
いう問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、油吸入用の管体内への異物の混
入による圧縮機構の各摺動部分(軸受)の傷付きあるい
は、焼付の発生を防止して、信頼性の高い横置形スクロ
ール圧縮機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る横置形ス
クロール圧縮機は、第2ハウジングに連結された油吸入
用の管体の軸方向への開口部を閉鎖し、シェルの底部で
垂直上方へ開口するような26を前記管体に設けるもの
である。
【0007】
【作用】この発明における横置形スクロール圧縮機は、
第2ハウジングに連結された油吸入用の管体をシェルの
底部で垂直方向へ開口することにより、シェルの底部の
油を攪拌することなく吸入し、シェル底部に異物を沈澱
されたままで、油のみを吸入するので、圧縮機構の各摺
動部(軸受)への異物の侵入を防止することができる。
【0008】
【実施例】 実施例1.以下、この発明の一実施例について説明す
る。図1において第1ハウジング20に収納保持されオ
イルポンプ14を回転自在に支承する第2ハウジング2
1でその第2ハウジング21に連結され、上記第1ハウ
ジング20の挿通孔19を挿通する油吸入用の軸方向の
開口部を閉鎖した管体18がシェル1の底部で垂直上方
に穴26を設けている。
【0009】上記のように構成された実施例1における
横置形スクロール圧縮機においては、破線矢印に示すよ
うにオイルポンプ14の駆動時、油は、管体18の穴2
6を介して管体18から第2ハウジング21内に吸引さ
れ、ジョイント11および主軸6内を順次通過して、圧
縮機構6の各摺動部(軸受)に強制給油されるので、シ
ェル1の底部の油を攪拌することなく管体18より上部
の油のみ吸入し、シェル1の底部の異物は沈澱したまま
である。
【0010】なお、図示されていないが、上記管体18
のシェル1の底部で垂直上方に設けられた穴26をシェ
ル1の底分でかつ、軸方向のどの位置に設けても、上記
と同様の効果が得られる。
【0011】実施例2.上記実施例1では、軸方向の開
口分を閉鎖した管体18にシェル底部で垂直上方へ穴2
6を設けたものを示したが、図2に示すように管体18
の開口部が油溜め2内で垂直上方へ向くように、上記管
体16を曲げることによっても、上記実施例1と同様の
効果を持つ横置形スクロール圧縮機が提供できる。な
お、実施例2においても、図示されていないが、油溜め
2内で垂直上方へ曲げられた管体18の開口部は、軸方
向のどの位置にあっても構わない。
【0012】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば第2ハ
ウジングに連結された油吸入用の管体を、シェル底部で
垂直上方へ開口したのでオイルポンプの駆動時、シェル
の底部の油を攪拌することなく、管体より上部の油のみ
を吸入するので、圧縮機構の各摺動部(軸受)への異物
の侵入を防ぎ、傷付きおよび焼付の発生を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す横置形スクロール圧
縮機の断面図である。
【図2】この発明の実施例2における横置形スクロール
圧縮機の要部(管体の開口部付近)の構成を示す断面図
である。
【図3】従来の横置形スクロール圧縮機を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 シェル 2 油溜め 4 モータ 6 圧縮機構 7 主軸 11 ジョイント 14 オイルポンプ 18 管体 20 第1ハウジング 21 第2ハウジング 26 穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その底部に油溜めを有するシェルと、こ
    のシェル内に設けられモータによって回転する主軸と、
    この主軸に連結され液体を圧縮する圧縮機構と、前記主
    軸におよび各軸受に強制給油できるように連結した容積
    形のポンプを収納するハウジングを前記シェル内に設け
    た給油装置とを有しており、前記給油装置のハウジング
    が上記シェルの底部で軸方向に開口する油吸入用の管体
    が挿通する挿通孔を有する第1ハウジングと、第1ハウ
    ジングに対して前記主軸の軸線方向と径方向に調整自在
    となるように前記第1ハウジングに保持されており、前
    記ポンプを回転自在に支承し、かつ、油吸入用の前記管
    体が連結された第2ハウジングとから構成されている、
    横置形スクロール圧縮機において、前記第2ハウジング
    に連結された油吸入用の管体が、シェル底部で垂直上方
    へ開口していることを特徴とする横置形スクロール圧縮
    機。
JP88992A 1992-01-07 1992-01-07 横置形スクロール圧縮機 Pending JPH05180178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP88992A JPH05180178A (ja) 1992-01-07 1992-01-07 横置形スクロール圧縮機

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JP88992A JPH05180178A (ja) 1992-01-07 1992-01-07 横置形スクロール圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05180178A true JPH05180178A (ja) 1993-07-20

Family

ID=11486249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP88992A Pending JPH05180178A (ja) 1992-01-07 1992-01-07 横置形スクロール圧縮機

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JP (1) JPH05180178A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7094043B2 (en) * 2002-09-23 2006-08-22 Tecumseh Products Company Compressor having counterweight shield

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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