JPH0517978U - Ｐｇａピン矯正器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ピンを押して矯正するピン押し平板列１と、
それらを固定させる架３，台座６と、ＰＧＡを固定する
固定器４とを含んで構成される。 【効果】 大きく曲ったピンをすばやく矯正できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はＰＧＡピン矯正器、特に、大きく曲ったピンを既存のＰＧＡピン矯正 器にかけられる程度に簡易に矯正するＰＧＡピン矯正器に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、曲ったピを矯正するには、ピンセット等を用い１ピン々手で行うか、Ｐ ＧＡのピンの配列の通りに穴があけられ、ソケットよりもその穴の挿入口が大き く切られたものにＰＧＡのピンを押込むかして行われていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ＰＧＡのピンが少しでも曲るとソケット等に装着できなくなる。しかるに、Ｐ ＧＡのピンはＰＧＡの性格上細く、どうしても曲りやすい。したがって、曲った ピンを矯正しなければならない場面が少なからずある。従来の技術は、１ピン々 手で矯正していたのでは、どうしても誤差が大きく、時間もかかる。また、ＰＧ Ａピンの配列の通りに穴があけられたものを用いると、少々曲り方が大ききと逆 に大きく曲げしまう恐れがあるという欠点がある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案のＰＧＡピン矯正器は、ピンを押して矯正するための平板の列と、それ らを固定させる架と台座、そして、ＰＧＡを固定するための固定器を有している 。

【０００５】

【実施例】

次に、本考案について図面を参照して説明する。図１（ａ）〜（ｃ）は、本考 案の一実施例を示す正面図，上面図，側面図であり、図２（ａ）〜（ｃ）は図１ （ａ）〜（ｃ）に示すピン押し平板列の詳細を示す正面図，上面図，側面図であ る。

【０００６】 ２はＰＧＡ載せであり、ここにＰＧＡパッケージの端を載せ、さらに固定器４ を固定器調節ネジ５を回すことにより移動させてＰＧＡパッケージを固定する。 この時、ピン押し平板列１は、図１（ａ），図１（ｂ）中の左方に引出しておく 。ＰＧＡパッケージを固定したあと、ピン押し平板列１を、図１（ａ），図１（ ｂ）中の右方に押込む。すると平板７は、ＰＧＡパッケージの曲ったピンと基盤 の間に入る。そして、架３を図１（ａ），図１（ｃ）中の下方に押し下げること により、ピン押し平板列１も下方に押し下げられ、平板７が曲ったピンを押して 行き、矯正して行く。

【０００７】 この時、平板７が、真っ直ぐ下方に押し下げられるように、台座６と架３とは 真っ直ぐな穴と真っ直ぐな棒とで図１（ａ），図１（ｃ）中の上下方向にしか動 かない様にされている。この後、ＰＧＡをはずし、９０°回転させて再び載せ、 同じ手順を踏むことにより、全方向のピンの矯正ができる。

【０００８】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案によればＰＧＡパッケージのピンが大きく何本も 曲っても簡単に既存のＰＧＡピン矯正器にかけられる程度に矯正できるという効 果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】（ａ）〜（ｃ）は本考案の一実施例を示す正面
図，上面図，および側面図である。

【図２】（ａ）〜（ｃ）は図１（ａ）〜（ｃ）に示すＰ
ＧＡピン矯正器の一部品の正面図，上面図，および側面
図である。

【符号の説明】

１ ピン押し平板列 ２ ＰＧＡ載せ ３ 架 ４ 固定器 ５ 固定器調節ネジ ６ 台座 ７ 平板 ８ 平板列移動ガイド

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ＰＧＡパッケージのピンが大きく曲った
   とき、既存のＰＧＡピン矯正器にかけられるよう曲った
   ピンをおおまかに矯正するため、ピンを押して矯正する
   平板の列と、それらを固定させる架と台座と、ＰＧＡを
   固定する固定器を持つことを特徴とするＰＧＡピン矯正
   器。