JPH05179726A - トイレ消臭間仕切パネル - Google Patents

トイレ消臭間仕切パネル

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Publication number
JPH05179726A
JPH05179726A JP34730491A JP34730491A JPH05179726A JP H05179726 A JPH05179726 A JP H05179726A JP 34730491 A JP34730491 A JP 34730491A JP 34730491 A JP34730491 A JP 34730491A JP H05179726 A JPH05179726 A JP H05179726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
air
deodorizing
partition panel
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34730491A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Tsuchiya
勇 土谷
Hiroyuki Kotoya
裕之 琴谷
Hisako Kaneoka
久子 金岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Original Assignee
Takenaka Komuten Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Takenaka Komuten Co Ltd
Priority to JP34730491A priority Critical patent/JPH05179726A/ja
Publication of JPH05179726A publication Critical patent/JPH05179726A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トイレ室内を区画すると共にトイレ内の残存
臭気を迅速に消臭する。 【構成】 一対の化粧合板36を所定の間隔をあけて向
かい合わせ、横幅方向両端を角材40を介して互いに固
着する。化粧合板36の上端に長尺状の板42を嵌め込
み、下端部に中空の角材44を固着して内部を空気の連
通路46とした箱状のトイレ消臭間仕切パネル10とす
る。化粧合板36の一方の下端部近傍に矩形孔48を形
成し、フィルターパネル30を嵌め込む。フィルターパ
ネル30に角孔50を形成し、内側に消臭フィルター5
4を配設する。トイレ消臭間仕切パネル10の内部上側
に、プロペラファン58を設ける。トイレ内にトイレ消
臭間仕切パネル10を配設して個室32と個室34とに
区画する。個室32の空気は、消臭フィルター54、フ
ァン58を介して板42の排出孔60からトイレ内へと
排出される。臭気を伴った空気は、消臭フィルター54
を通過した際に吸着または分解され、排出孔60から排
出される空気は無臭となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トイレ室内を区画する
と共にトイレ室内の消臭を行う間仕切パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なトイレにおいては、室内の臭気
を逃がすために換気扇による強制換気が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すように、ビ
ル等のトイレ100では、換気用の吸気口102が天井
104に設けられており、トイレ100の床106付近
や、個室108内に停滞したアンモニア臭等の残存臭気
を迅速に排気することができない。このため、長期の間
にはこれらの臭気がトイレの壁面等を形成する建築仕上
材に付着して染み付く不具合がある。また、活性炭等の
脱臭剤を置くことも行われてはいるが、迅速に脱臭する
ことはできず、脱臭される範囲も脱臭剤近傍のみにとど
まる。
【0004】本発明は上記事実を考慮し、トイレ室内を
区画すると共にトイレ内の残存臭気を迅速に消臭するこ
とのできるトイレ消臭間仕切パネルを提供することが目
的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のトイレ消臭間仕
切パネルは、トイレ室内を区画する仕切り部材と、前記
仕切り部材内に設けられ一方が便器近傍に配設された空
気の連通路と、前記連通路の空気の流通経路上に設けら
れトイレ室内の臭気を消臭する消臭手段と、前記連通路
の空気の流通経路上に設けられ前記連通路の一方から吸
い込んだ空気を他方から排出させる換気手段と、を備え
たことを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明によれば、便器からの臭気は、換気手段
によって便器近傍の空気と共に連通路の一方から吸入さ
れ、連通路の空気の流通経路上に設けられた消臭手段に
よって臭気が消臭される。その後、連通路の他方からは
臭気の無い空気が排出される。特に、空気を吸入する連
通路の一方は、臭気の発生場所である便器近傍に配設さ
れ、便器近傍の空気は換気手段によって吸い込まれるた
め、臭気を迅速かつ効果的に採取して消臭することがで
きる。したがって、本発明のトイレ消臭間仕切パネルを
用いることによってトイレ内を区画すると共にトイレ内
を臭気の無い快適状態とすることができる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図4にしたがっ
て説明する。
【0008】図2に示すように、トイレ11には、一方
の壁面12側に所定の間隔で便器16が2個配設されて
おり、便器16の壁板12側とは反対側には、壁板12
と平行に隔壁18が配設されている。この隔壁18は、
壁板12に沿った方向の両端が壁板12と直角に接する
一対の壁板20、22にそれぞれ接しており、図3に示
すように下端及び上端がトイレ11の床面24及び天井
26から所定寸法離間されている。
【0009】図2に示すように、壁板12と隔壁18と
によって挟まれる空間部28には、2枚のトイレ消臭間
仕切パネル10が幅方向に連結されて配設されており、
これらトイレ消臭間仕切パネル10によって空間部28
は上部を除いて個室32と個室34とに区画されてい
る。なお、トイレ11の隔壁18を介して空間部28と
は反対側は、洗面所13とされており、手洗用の洗面設
備(図示省略)が配設されている。
【0010】図4に示すように、トイレ消臭間仕切パネ
ル10には、仕切り部材としての一対の化粧合板36が
所定の間隔をあけて向かい合わされている。これら一対
の化粧合板36の互いに向かい合った内面側には、横幅
方向両端に角材40が配設されており、これら角材40
と化粧合板36とは互いに接着剤等で固着されている。
【0011】図1に示すように、トイレ消臭間仕切パネ
ル10には、化粧合板36の上端に長尺状の板42が着
脱可能に嵌め込まれ、化粧合板36の下端部に中空の角
材44が固着されている。したがって、トイレ消臭間仕
切パネル10には、これら一対の化粧合板36、角材4
0、板42及び角材44によって箱状とされており、内
部が空気の連通路46とされている。
【0012】化粧合板36の一方には、下端部近傍に矩
形孔48が形成されており、この矩形孔48にはフィル
ターパネル30が着脱可能に嵌め込まれている。なお、
このフィルターパネル30は図示されないねじによって
化粧合板36に取り付けられている。
【0013】フィルターパネル30の下側略2/3には
角孔50が形成されており、この角孔50には、細幅の
板52が上下方向に所定の間隔で配設されている。これ
らの細幅の板52は、トイレ消臭間仕切パネル10外側
が下方に傾斜されており、長手方向両端部が角孔50の
内側面に固着されている。
【0014】フィルターパネル30には、トイレ消臭間
仕切パネル10内側に活性炭等の消臭手段としての消臭
フィルター54が配設されており、消臭フィルター54
を通過する際に空気中の臭気が消臭されるようになって
いる。この消臭フィルター54は板状とされており、そ
の大きさはフィルターパネル30の角孔50を覆う大き
さとされている。なお、消臭フィルター54は、フィル
ターパネル30の内側に設けられた一対の爪56によっ
て挟み込まれフィルターパネル30に着脱可能とされて
いる。
【0015】一方、トイレ消臭間仕切パネル10の内部
上側には、換気手段としてのプロペラファン58が取り
付けられている。プロペラファン58の電源供給用電線
(図示せず)は、トイレ消臭間仕切パネル10及び角材
44の内部に配設されており、先端のプラグ(図示せ
ず)が壁板12のコンセント(図示せず)に接続されて
いる。このプロペラファン58を作動させると、空気は
連通路46の下方から上方へ流れるようになっており、
上方へ流れた空気は、トイレ消臭間仕切パネル10の板
42に形成された排出孔60を介してフィルターパネル
30外方へ排出される。なお、プロペラファン58は常
に作動させていてもよく、オンオフスイッチをフィルタ
ーパネル30の角孔50上側に設けて、所望により作動
させる構成としてもよい。さらに、人体を感知する赤外
線検出センサーを接続して個室32、34内に使用者が
いるときにプロペラファン58を作動させる構成として
もよい。
【0016】図4に示すように、これら2枚のトイレ消
臭間仕切パネル10のうち壁板12側のトイレ消臭間仕
切パネル10は個室32側にフィルターパネル30が面
しており、隔壁18側のトイレ消臭間仕切パネル10は
個室24側にフィルターパネル30が面している。
【0017】次に、本実施例の作用を説明する。トイレ
消臭間仕切パネル10のプロペラファン58が作動する
と、個室32、34内及び個室32、34近傍の空気
は、矢印Aで示すように、フィルターパネル30の消臭
フィルター54へと流れ、ファン58を介し矢印Bで示
すように排出孔60からトイレ11内へと排出される。
個室32、34内及び個室32、34近傍の臭気を伴っ
た空気は、消臭フィルター54を通過した際に臭気が吸
着または分解され、排出孔60から排出される空気は無
臭となる。
【0018】本実施例によるトイレ消臭間仕切パネル1
0は、臭気の発生場所である個室単位に消臭を行うこと
ができ、悪臭の発生元である便器16近傍から空気が積
極的に吸入されるため、消臭効果が高く、迅速に消臭が
行われる。これによってトイレ11内は常に快適な状態
となる。
【0019】なお、トイレ消臭間仕切パネル10の消臭
フィルター54は、フィルターパネル30を外して交換
することができる。また、プロペラファン58は、化粧
合板36上端の板42を外すことによって点検すること
ができる。
【0020】このトイレ消臭間仕切パネル10には、ト
イレ11内の臭気を消臭する消臭手段及び換気手段とが
内蔵されているため、このトイレ消臭間仕切パネル10
が用いられたトイレ11は、脱臭剤等を別途置く必要が
ないため、室内の美観が損なわれない。
【0021】さらに、このトイレ消臭間仕切パネル10
は、消臭フィルター54、プロペラファン58とがユニ
ット化されているため、あらゆるトイレに対し水平展開
がはかれる。
【0022】なお、本実施例では、トイレ消臭間仕切パ
ネル10を個室32と個室34との間に配設するように
したが、本発明はこれに限らず、トイレ消臭間仕切パネ
ル10は個室32、34と洗面所13との間に配設して
もよい。
【0023】また、本実施例では、換気手段としてプロ
ペラファン58を用いる構成としたが、本発明はこれに
限らず、換気手段としてはクロスフローファン等の他の
種類の送風機を用いてもよい。
【0024】また、本実施例では、消臭手段として消臭
フィルター54に活性炭等を用いる構成としたが、本発
明はこれに限らず、空気中の臭気を吸収、分解、酸化等
して無臭化するものであれば消臭手段は活性炭以外のも
のであってもよい(例えば、オゾン発生器等)。
【0025】
【発明の効果】本発明のトイレ消臭間仕切パネルは上記
構成としたので、トイレ室内を区画すると共にトイレ内
の残存臭気を迅速に消臭することのできる優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るトイレ消臭間仕切パネ
ルの縦断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るトイレ消臭間仕切パネ
ルが適用されたトイレの平面図である。
【図3】本発明の一実施例に係るトイレ消臭間仕切パネ
ルの正面図である。
【図4】本発明の一実施例に係るトイレ消臭間仕切パネ
ルを示す図1の4−4線断図である。
【図5】従来例に係るトイレを示す断面図である。
【符号の説明】
10 トイレ消臭間仕切パネル 11 トイレ 36 化粧合板(仕切り部材) 38 化粧合板(仕切り部材) 46 連通路 54 消臭フィルター(消臭手段) 58 プロペラファン(換気手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレ室内を区画する仕切り部材と、前
    記仕切り部材内に設けられ一方が便器近傍に配設された
    空気の連通路と、前記連通路の空気の流通経路上に設け
    られトイレ室内の臭気を消臭する消臭手段と、前記連通
    路の空気の流通経路上に設けられ前記連通路の一方から
    吸い込んだ空気を他方から排出させる換気手段と、を備
    えたことを特徴とするトイレ消臭間仕切パネル。
JP34730491A 1991-12-27 1991-12-27 トイレ消臭間仕切パネル Pending JPH05179726A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34730491A JPH05179726A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 トイレ消臭間仕切パネル

Applications Claiming Priority (1)

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JP34730491A JPH05179726A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 トイレ消臭間仕切パネル

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JPH05179726A true JPH05179726A (ja) 1993-07-20

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ID=18389312

Family Applications (1)

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JP34730491A Pending JPH05179726A (ja) 1991-12-27 1991-12-27 トイレ消臭間仕切パネル

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JP (1) JPH05179726A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011190569A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Toyota Home Kk 建物の間仕切壁構造
JP2011251023A (ja) * 2010-06-03 2011-12-15 Minoru Kasei Kk 殺菌・消臭機能付き仮設トイレ
CN115288490A (zh) * 2022-09-28 2022-11-04 沧州佳宜洁环保科技有限公司 一种资源型低碳生态厕所

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