JPH0517916Y2 - - Google Patents

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JPH0517916Y2
JPH0517916Y2 JP8711687U JP8711687U JPH0517916Y2 JP H0517916 Y2 JPH0517916 Y2 JP H0517916Y2 JP 8711687 U JP8711687 U JP 8711687U JP 8711687 U JP8711687 U JP 8711687U JP H0517916 Y2 JPH0517916 Y2 JP H0517916Y2
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connector
electronic circuit
package
circuit package
locking
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、連結板に接続される電子回路パツケ
ージのコネクタロツク機構に関するものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、例えば
第2図に示すようなものがあつた。以下、その構
成を図を用いて説明する。
第2図は従来の電子回路パツケージと収容箱を
示す斜視図、第3図は電子回路パツケージと連結
板の斜視図、及び第4図は電子回路パツケージと
連結板の結合状態を示す斜視図である。
第2図において、収容箱1はその内部に複数の
電子回路パツケージ(以下、単にパツケージとい
う)2を収容し、種々の機能を有する電子機器ユ
ニツトを構成するものである。収容箱1の開口部
1−1に対向する側板1−2の内面には、印刷配
線板3が設けられており、その印刷配線板3上に
は、収容されるべきパツケージ2に対応して複数
のコネクタ4が設けられている。
パツケージ2は電子回路が形成された板状のも
ので、その端部にはコネクタ5が設けられてい
る。収容箱1に収められたパツケージ2のコネク
タ5は、収容箱1内のコネクタ4に嵌合して接続
されている。
前記パツケージ2をデバツグ及びメンテナンス
等のために機能確認する場合において、パツケー
ジ2を収容箱1の外部で動作させる必要がある。
そのためには、外部に引き出されたパツケージ2
のコネクタ5を、連結板6を介して収容箱1内の
コネクタ4に接続することが行なわれている。
連結板6の詳細は第3図に示されている。この
連結板6は、第1のコネクタ7、一対のガイド部
材8、延長基板9、及びその延長基板9に設けら
れた第2のコネクタ10を有している。一対のガ
イド部材8は第1のコネクタ7の上下に位置し、
パツケージ2の挿入用のガイドとなるものであ
る。延長基板9は連結板6の後部を形成し、第1
のコネクタと第2のコネクタ10を電気的に接続
する配線を有している。
上記構成の連結板6を用いてパツケージ2のコ
ネクタ5と収容箱1内のコネクタ4を接続するた
めには、先ず延長基板9を収容箱1内に挿入し、
第2のコネクタ10を所定のコネクタ4に接続す
る。次にパツケージ2をガイド部材8に沿つて挿
入し、コネクタ5を連結板6の第1のコネクタ7
に嵌合させて接続する。
このようにして電気的に接続されたパツケージ
2と連結板6の結合状態は、第6図に示されてい
る。この状態において、パツケージ2のコネクタ
5は、直接収容箱1内のコネクタ4に接続された
状態と電気的に同一となり、パツケージ2の機能
確認等を収容箱1の外部で行なうことができる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成のパツケージ2のコネ
クタ5では、機能確認時等において連結板6の第
1のコネクタ7との嵌合部に緩みを生じ易いとい
う問題があつた。即ち、パツケージ2のコネクタ
5と第1のコネクタ7の嵌合部は、パツケージ2
の自重及び振動や衝撃等により抜け易く、機能確
認作業等に支障を来してしまう。
特に最近は電気コネクタと光コネクタを併用す
る頻度が増大し、光コネクタのように雄コネクタ
と雌コネクタを反発させながら嵌合するコネクタ
の場合には、容易に抜けてしまうので、機能確認
をする作業者とは別の者が、常時コネクタを手で
押えていなければならない。
従つて、パツケージ2の機能確認に時間を要す
ると共に複数の作業者を必要とし、作業効率が悪
いという問題があつた。
本考案は、前記従来技術のもつていた問題点と
して、パツケージのコネクタが抜け易いために作
業効率が悪い点について解決した電子回路パツケ
ージのコネクタロツク機能を提供するものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、前記問題点を解決するために、電子
回路パツケージのコネクタに接続される第1のコ
ネクタと前記電子回路パツケージを収容する収容
箱のコネクタに接続される第2のコネクタとを有
し、前記電子回路パツケージと収容箱を電気的に
接続する連結板において、前記連結板に固定され
る固定部材と、前記固定部材に摺動自在に取付け
られ前記第1のコネクタに接続された前記電子回
路パツケージのコネクタを係止する係止部材とで
構成される電子回路パツケージのコネクタロツク
機構を設けたものである。
(作用) 本考案によれば、以上のように電子回路パツケ
ージのコネクタロツク機構を構成したので、連結
板に固定される固定部材は、係止部材を摺動自在
に支持し、係止部材を介して伝わる電子回路パツ
ケージのコネクタからの荷重を支える働きをす
る。また、前記固定部材に摺動自在に取付けられ
た係止部材は、第1のコネクタに接続された電子
回路パツケージのコネクタの端部背面を係止して
その働きを拘束し、コネクタの接続を保持する働
きをする。従つて、前記問題点を除去することが
できる。
(実施例) 第1図は本考案の第1の実施例を示す電子回路
パツケージのコネクタロツク機構の斜視図、第5
図は第1図のA部拡大斜視図、及び第6図a,
b,cは第1図のコネクタロツク機構の動作を示
すもので、下方から見た断面図である。
第1図及び第5図において、連結板11は、第
1のコネクタ12、上下一対のガイド部材13、
延長基板14、及びその延長基板14に設けられ
た第2のコネクタ15を有しており、前記ガイド
部材13には固定部材16が設けられている。こ
の固定部材16は、取付部17と支持部18から
成るもので、取付部17は上下のガイド部材12
に、これらを連結するように取付けられている。
支持部18は、その板面がガイド部材13の長さ
方向に対してほぼ垂直となるように取付部17に
固定されており、2個の円孔18−1を有してい
る。
前記支持部18には、係止部材19が摺動自在
に取付けられている。この係止部材19は、支持
部18の円孔18−1に対応して2個の長円形状
の摺動孔19−1を有しており、摺動孔19−1
を貫通して円孔18−1に螺着された段付ねじ2
0により、支持部18に摺接、支持されている。
それ故、係止部材19はその摺動孔19−1の長
径方向に摺動可能な構造となつている。
上記のように構成されたコネクタロツク機構に
よる電子回路パツケージ(以下、単にパツケージ
という)の係止は、第6図a,b,c,に示すよ
うに行なわれている。
先ず、図示しない収容箱に連結板11の延長基
板14を挿入し、収容箱内のコネクタと第2のコ
ネクタ15とを接続する。この状態において、第
6図aに示すように、係止部材19をガイド部材
13に対し外方向に位置させておき、パツケージ
21をガイド部材13に挿入する。
次に第6図bに示すように、ガイド部材13の
レール溝13−1に沿つて挿入されたパツケージ
21は、そのコネクタ22が連結11の第1のコ
ネクタ12に嵌合する。
コネクタ12,22が嵌合、接続された状態に
おいて、第6図Cに示す如く係止部材19を矢印
Bの方向に摺動させ、コネクタ22の端部背面を
係止する。係止部材19によりコネクタ22はそ
の動きを拘束され、確実にコネクタ12,22の
嵌合が保持される。また、パツケージ21を連結
板11から抜脱する際は、係止部材19を矢印B
とは逆方向に摺動させて係止を外せば、容易に抜
き出すことができる。
なお、光コネクタのように互いに反発しながら
嵌合するコネクタの場合には、コネクタ22から
係止部材19に作用する反発力によりその係止力
は強められ、強い振動や衝撃が加えられても係止
が緩むことはない。
本実施例においてパツケージ21のコネクタ2
2は、容易に摺動可能な係止部材19によりその
嵌合が確実に保持される。それ故、パツケージ2
1の機能確認作業等が容易になり、作業者数を減
らすことができるので、作業効率が向上するとい
う利点を有する。
第7図は本考案の第2の実施例を示すコネクタ
ロツク機構の斜視図である。
この実施例が第1の実施例と異なる点は、固定
部材23に上下方向に長径を有する2個の摺動孔
23−1を並列して設け、この固定部材23を上
部のガイド部材13のみに固定すると共に、円孔
24−1を有するL字形の係止部材24を上下方
向に摺動自在に設けたものである。係止部材24
の固定部材23への取付けは、例えばボルトとロ
ツクナツトにより行なうことができる。
このような構造にすれば、第1の実施例とほぼ
同様の作用、効果が得られると共に、連結板11
の横方向における係止部材24の突出量を減らす
ことができる。また、パツケージ21のコネクタ
22を係止するときには、係止部材24を摺動孔
23−1の下部に位置させるので、係止部材24
は自重により安定した状態であり、摺動等により
緩むおそれはない。
なお、本考案は図示の実施例に限定されず、
種々の変形が可能であり、例えば次にような変形
例が挙げられる。
(1) 第1図において、円孔18−1及び摺動孔1
9−1の形成を逆にすることも可能である。即
ち、支持部18に長円形の摺動孔19−1を形
成し、係止部材19に円孔18−1を形成して
もよい。同様に、第7図の摺動孔23−1及び
円孔24−1の形成を逆にすることも可能であ
る。
(2) 円孔18−1,24−1及び摺動孔19−
1,23−1の形成個数はそれぞれ2個に限定
されず、それより少なくても多くてもよい。ま
た、摺動孔19−1,23−1の形状は長円形
や長方形等とすることもできる。
(3) 第1図の固定部材16は、取付部17及び支
持部18を一体で形成した一体構造とすること
も可能である。
(4) 第1図及び第2図の係止部材19,24の先
端部には、コネクタ22の端部背面への押し込
みを容易に行なうために、テーパ部を形成して
もよい。
(5) 係止部材19,24による係止をより確実に
行なうために、係止部材19,24を係止方向
に付勢するスプリングを設けることもできる。
(6) 係止部材19,24の固定部材16,23へ
の取付けは、螺ねじにより行ない、係止の都度
その螺ねじを締めつけるようにしてもよい。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように本考案によれば、連
結板に固定部材と係止部材から成るコネクタロツ
ク機構を設けたので、摺動する係止部材により、
電子回路パツケージのコネクタを容易かつ確実に
係止、保持することができる。従つて、電子回路
パツケージの機能確認作業等が容易になると共
に、作業者数の削減も可能になるので、作業効率
が大幅に向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す電子回路
パツケージのコネクタロツク機構の斜視図、第2
図は従来の電子回路パツケージと収容箱の斜視
図、第3図は従来の電子回路パツケージと連結板
の斜視図、第4図は第3図の電子回路パツケージ
と連結板の結合状態図、第5図は第1図のA部拡
大斜視図、第6図a,b,cは第1図のコネクタ
ロツク機構の動作を示す断面図、第7図は本考案
の第2の実施例を示すコネクタロツク機構の斜視
図である。 11……連結板、12……第1のコネクタ、1
3……ガイド部材、14……延長基板、15……
第2のコネクタ、16,23……固定部材、17
……取付部、18……支持部、18−1,24−
1……円孔、19,24……係止部材、19−
1,23−1……摺動孔、20……段付ねじ、2
1……電子回路パツケージ、22……コネクタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電子回路パツケージのコネクタに接続される第
    1のコネクタと前記電子回路パツケージを収容す
    る収容箱のコネクタに接続される第2のコネクタ
    とを有し、前記電子回路パツケージと収容箱を電
    気的に接続する連結板において、 前記連結板に固定される固定部材と、 前記固定部材に摺動自在に取付けられ前記第1
    のコネクタに接続された前記電子回路パツケージ
    のコネクタを係止する係止部材とを、 設けたことを特徴とする電子回路パツケージの
    コネクタロツク機構。
JP8711687U 1987-06-04 1987-06-04 Expired - Lifetime JPH0517916Y2 (ja)

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JP8711687U JPH0517916Y2 (ja) 1987-06-04 1987-06-04

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JP8711687U JPH0517916Y2 (ja) 1987-06-04 1987-06-04

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JPS63195792U JPS63195792U (ja) 1988-12-16
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WO1992007453A1 (en) * 1990-10-17 1992-04-30 Fujitsu Limited Apparatus for connecting tentatively electronic circuit unit

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JPS63195792U (ja) 1988-12-16

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