JPH0517894A - 新規アゾール化合物、及び該化合物を含有する錫、鉛または錫−鉛合金めつき浴 - Google Patents

新規アゾール化合物、及び該化合物を含有する錫、鉛または錫−鉛合金めつき浴

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JPH0517894A
JPH0517894A JP17005091A JP17005091A JPH0517894A JP H0517894 A JPH0517894 A JP H0517894A JP 17005091 A JP17005091 A JP 17005091A JP 17005091 A JP17005091 A JP 17005091A JP H0517894 A JPH0517894 A JP H0517894A
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Tetsuji Nishikawa
哲治 西川
Keiji Ori
圭二 小里
Seiji Masaki
征史 正木
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Daiwa Kasei Kenkyusho KK
Ishihara Chemical Co Ltd
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Daiwa Kasei Kenkyusho KK
Ishihara Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は一般式 【化1】 〔式中、R1は、水素、C1-3アルキル、C1-3アルコキ
シ、ハロゲン原子、C1-3アルキルチオ、−NO2、−C
N又は−NR45(R4及びR5は、同一又は異なって各
々C1-3アルキルを示す)を示し、R2及びR3は一方が
水素で他方がメチルを示し、XはO、S又はNHを示
し、YはS、O又は 【化2】 (R2及びR3は上記に同じ、kは0〜30の整数、lは
0〜30の整数であってk+l≧1である。)を示す。
mは0〜30の整数、nは0〜30の整数であってm+
n≧1である。〕で表わされるアゾール化合物、及び該
化合物を含有する錫、鉛または錫−鉛合金めっき浴を提
供するものである。 【効果】 本発明めっき浴によれば、広い電流密度範囲
において、光沢が良好で、均一性に優れためっき皮膜を
形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規アゾール化合物、
及び該化合物を含有する錫、鉛または錫−鉛合金めっき
浴に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】錫めっきや錫−鉛合金めっ
きにおいては、添加剤のないめっき液からは樹脂状めっ
きや粉末状めっきが形成され、実用的なめっき皮膜は得
られない。従来、錫や錫−鉛合金めっき浴の添加剤とし
ては、ゼラチン、にかわ、ペプトン等の天然物;チオ尿
素化合物;アンモニウム塩やイミダゾリニウム塩等の陽
イオン性界面活性剤;ポリオキシアルキレンスチレン化
フェニルエーテル、ポリオキシアルキレンナフチルエー
テル、ポリオキシアルキレンアルキルアミン、ポリオキ
シアルキレンエチレンジアミン等の非イオン性界面活性
剤等が用いられている。
【0003】しかしながら、これらの添加剤を含有する
めっき浴は、限られた電流密度範囲においてのみ均一な
電着皮膜を形成できるだけであり、つき回り性にも劣っ
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記した従
来技術の課題に鑑みて、鋭意研究を重ねてきた。その結
果、文献未記載の新規なアゾール化合物の合成に成功す
るとともに、該化合物を含有する錫、鉛または錫−鉛合
金めっき浴によれば、広い電流密度範囲においてめっき
皮膜の外観、均一電着性、つき回り性等が大きく改善さ
れることを見出した。
【0005】即ち本発明は、一般式
【0006】
【化3】
【0007】〔式中、R1は、水素、C1-3アルキル、C
1-3アルコキシ、ハロゲン原子、C1-3アルキルチオ、−
NO2、−CN又は−NR45(R4及びR5は、同一又
は異なって各々C1-3アルキルを示す)を示し、R2及び
3は一方が水素で他方がメチルを示し、XはO、S又
はNHを示し、YはS、O又は
【0008】
【化4】
【0009】(R2及びR3は上記に同じ、kは0〜3
0の整数、lは0〜30の整数であってk+l≧1であ
る。)を示す。mは0〜30の整数、nは0〜30の整
数であってm+n≧1である。〕で表わされるアゾール
化合物、及び該アゾール化合物を含有することを特徴と
する錫、鉛または錫−鉛合金めっき浴に係る。
【0010】本発明のめっき浴に添加する化合物は、一
般式
【0011】
【化5】
【0012】〔式中、R1、R2、R3、X、Y、m及び
nは前記に同じ〕で表わされる新規なアゾール化合物で
ある。
【0013】ここで、C1-3アルキル、C1-3アルコキ
シ、及びC1-3アルキルチオの各基におけるC1-3アルキ
ルは、直鎖状又は分枝鎖状のものであり、例えばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピルを挙げることがで
きる。
【0014】ハロゲン原子としてはフッ素、塩素、臭素
等を示すことができる。
【0015】基−NR45としては、ジメチルアミノ、
ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ等を示すことができ
る。
【0016】上記一般式(I)のアゾール化合物の具体
例を以下に示す。
【0017】 化合物番号 化 合 物 名 a 2−(2−ヒドロキシエチル)チオベンゾチアゾール b 2−(2−ヒドロキシエチルオキシエチル)チオベンゾチアゾー ル c ポリオキシエチレン(EO4.5)ベンゾチアゾール−2−イル チオエーテル d ポリオキシエチレン(EO13)ベンゾチアゾール−2−イルチ オエーテル e ポリオキシエチレン(EO15)6−ニトロベンゾチアゾール− 2−イルチオエーテル f ポリオキシエチレン(EO12)6−エトキシベンゾチアゾール −2−イルチオエーテル g ポリオキシエチレン(EO12)6−メチルベンゾオキサゾール −2−イルチオエーテル h N,N−ポリオキシエチレン(EO10)2−ベンゾチアゾリル アミン i ポリオキシエチレン(EO10)ベンゾイミダゾール−2−イル チオエーテル j ポリオキシエチレン(EO12)ベンゾイミダゾール−2−イル エーテル k ポリオキシプロピレン(PO8)ポリオキシエチレン(EO12 )ベンゾチアゾール−2−イルチオエーテル l ポリオキシエチレン(EO9)ベンゾチアゾール−2−イルチオ エーテル m ポリオキシエチレン(EO10)ポリオキシプロピレン(PO2 )6−クロロベンゾチアゾール−2−イルチオエーテル n ポリオキシエチレン(EO12)6−メチルチオベンゾチアゾー ル−2−イルチオエーテル o ポリオキシエチレン(EO15)6−シアノベンゾチアゾール− 2−イルチオエーテル p ポリオキシエチレン(EO15)6−ジメチルアミノベンゾチア ゾール−2−イルチオエーテル 上記一般式(I)のアゾール化合物は、例えば、式(I
I)
【0018】
【化6】
【0019】(式中、R1、X及びYは前記に同じ)に
て示される化合物と式(III)
【0020】
【化7】
【0021】(式中、R2、R3は前記に同じ、Zはハロ
ゲン、メシルまたはトシルを示す。n及びmは前記に同
じ。)にて示される化合物を塩基の存在下に反応させる
ことにより得られる。
【0022】反応は一般に水、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、t−ブタノール、THF、ジオ
キサン、DMF等の溶媒の存在下に室温又は加熱下に
0.5〜48時間程度行われる。
【0023】反応に使用する塩基としては、例えば、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメトキサ
イド、カリウムエトキサイド、水素化ナトリウム等が挙
げられる。
【0024】塩基は式(II)の化合物に対して通常1.
1〜1.3当量用いられる。
【0025】反応後の処理は通常の方法、例えば溶媒抽
出、水洗、溶媒留去等により行った。
【0026】また、本発明の化合物(I)は、前記式
(II)にて示される化合物と式(IV)
【0027】
【化8】
【0028】(式中R4は水素又はメチルを示す)にて
示される化合物を触媒量の塩基性物質の存在下に常圧又
は加圧下、約100〜200℃の温度にて1〜50時間
反応させることにより得られる。
【0029】反応に使用する塩基性物質としては、例え
ば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ナトリウムメ
トキサイド、カリウムエトキサイド等が挙げられる。
【0030】塩基性物質は、式(II)の化合物に対して
通常0.001〜0.05当量用いられる。
【0031】また、置換基として−OH,−SH又はN
2を有するベンゾチアゾール、ベンゾオキサゾール又
はベンゾイミダゾールを過剰のエチレンオキサイド及び
/又はプロピレンオキサイドと反応させることによって
も得られる。反応条件は、該−OH,−SH又は−NH
2基とエチレンオキサイド又はプロピレンオキサイドと
の反応についての常法に従えばよい。
【0032】一般式(I)の化合物の詳細な製造方法
は、後記する実施例において、具体的に示す。
【0033】本発明のめっき浴では、上記一般式(I)
の化合物を0.01〜200g/l程度配合することが
適当である。このような配合量とすることによって、広
い電流密度範囲において均一な電着皮膜が形成され、光
沢めっき皮膜を形成し得る電流密度範囲も拡大される。
【0034】本発明では、一般式(I)の化合物を添加
するめっき浴としては、2価の錫及び/又は鉛塩を必須
成分とする公知の錫、鉛または錫−鉛合金めっき浴のい
ずれも使用できる。
【0035】この様なめっき浴としては、例えば、ホウ
フッ化浴、ケイフッ化浴、スルファミン酸浴、硫酸浴、
有機スルホン酸浴等が挙げられる。
【0036】本発明のめっき浴には、更に通常用いられ
るノニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、両性
界面活性剤、アニオン系界面活性剤等を0.1〜200
g/l程度併用してもよい。かかるノニオン系界面活性
剤としては、ポリアルキレングリコール、高級アルコー
ル、フェノール、アルキルフェノール、ナフトール、ア
ルキルナフトール、ビスフェノール類、スチレン化フェ
ノール、脂肪酸、脂肪族アミン、アルキレンジアミン、
脂肪酸アミド、スルホンアミド、りん酸、多価アルコー
ル、グルコシド等のポリオキシアルキレン付加物等が挙
げられる。
【0037】カチオン系界面活性剤の例としては、塩の
形で表わして、例えば、ラウリルトリメチルアンモニウ
ム塩、セチルトルメチルアンモニウム塩、ステアリルト
リメチルアンモニウム塩、ラウリルジメチルエチルアン
モニウム塩、オクタデセニルジメチル−エチルアンモニ
ウム塩、ラウリルジメチルアンモニウムベタイン、ステ
アリルジメチルアンモニウムベタイン、ジメチル−ベン
ジルラウリルアンモニウム塩、セチルジメチルベンジル
アンモニウム塩、オクタデシルジメチルベンジルアンモ
ニウム塩、トリメチルベンジルアンモニウム塩、トルエ
チルベンジルアンモニウム塩、ヘキサデシルピリジニウ
ム塩、ラウリルピリジニウム塩、ドデシルピコリニウム
塩、ラウリルイミダゾリニウム塩、オレイルイミダゾリ
ニウム塩、ステアリルアミンアセテート、ラウリルアミ
ンアセテート、オクタデシルアミンアセテート等が挙げ
られる。
【0038】両性界面活性剤としては、各種の型のもの
が使用でき、例えば、ベタイン、スルホベタイン、アミ
ノカルボン酸等が挙げられ、またエチレンオキサイド及
び/又はプロピレンオキサイドとアルキルアミン又はジ
アミンとの縮合生成物の硫酸化又はスルホン酸化付加物
も使用できる。
【0039】アニオン系界面活性剤の例としてはアルキ
ル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸
塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩等が挙げられる。ア
ルキル硫酸塩としては、ラウリル硫酸ナトリウム、オレ
イル硫酸ナトリウム等が挙げられる。ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル硫酸塩としては、ポリオキシエチレ
ン(EO12)ノニルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオ
キシエチレン(EO15)ドデシルエーテル硫酸ナトリ
ウム等が挙げられる。
【0040】また、本発明のめっき浴では、更に1−ナ
フトアルデヒド、o−クロルベンズアルデヒド等の芳香
族アルデヒド、アセトアルデヒド、クロトンアルデヒド
等の脂肪族アルデヒド、ベンザルアセトン等のケトン誘
導体、メタクリル酸等の不飽和カルボン酸等の公知のめ
っき浴において用いられる添加剤を適宜用いることがで
きる。
【0041】また、本発明のめっき浴は、この種の浴に
使用されている周知のカテコール、ハイドロキノン等の
酸化防止剤、その他の添加剤を含有できる。
【0042】本発明の錫、鉛または錫−鉛合金めっき浴
は、使用するめっき浴の基本浴の種類に応じて、通常の
めっき条件と同様のめっき温度、電流密度とすればよ
く、バレルめっき、ラックめっき、高速連続めっき、ス
ルホールめっき等に適用できる。高速度めっきに用いる
場合には、通常50〜60℃程度に昇温して用いられ
る。
【0043】
【発明の効果】本発明のアゾール化合物を含有する錫、
鉛または錫−鉛合金めっき浴は、広い電流密度範囲にお
いて、均質で緻密であり、良好な外観のめっき皮膜を形
成できる。
【0044】
【実施例】以下に、実施例を示して、本発明をより詳細
に説明する。
【0045】
【実施例1】水酸化ナトリウム2.72g及び水30ml
に2−メルカプトベンゾチアゾール10gを加え、つい
でエタノール20mlを加えた。均一溶液になった後、1
0℃にて2−クロロエタノール4.82g及びエタノー
ル10mlの溶液を撹拌下に滴下した。滴下後室温にて2
4時間反応させた。反応終了後、水中投入し、常法に従
って後処理操作を行った後2−(2−ヒドロキシエチ
ル)チオベンゾチアゾール11.6gを得た。各種機器
分析によりその生成を確認した。
【0046】元素分析値:C99NOS2として 計算値(%) C 51.18:H 4.27;N
6.63 実測値(%) C 52.44:H 4.30;N
6.491 H−NMRスペクトル(CDCl3;δppm) 3.48(t,2H)、4.00(t,d,2H)、
7.00〜7.90(m,4H)
【0047】
【実施例2】水酸化ナトリウム2.2g及び水30ml
に、2−メルカプトベンゾチアゾール8.0gを加え、
ついでエタノール20mlを加えた。均一溶液になった
後、10℃にて2−クロロエトキシエタノール6.0g
及びエタノール30mlの溶液を撹拌下に滴下した。滴下
後50℃にて24時間反応させた。反応終了後、水中投
入し、塩化メチレン抽出した。この塩化メチレン抽出液
を3N水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し、水洗し乾燥し
た後、溶媒を留去して、2−(2−ヒドロキシエチルオ
キシエチル)チオベンゾチアゾール11.6gを得た。
各種機器分析によりその生成を確認した。
【0048】元素分析値:C1113NO22として 計算値(%) C 51.76:H 5.10;N
5.49 実測値(%) C 52.31:H 5.22;N
5.351 H−NMRスペクトル(CDCl3;δppm) 3.5〜4.0(m,8H)、7.15〜7.95
(m,4H)
【0049】
【実施例3】水酸化ナトリウム0.9g及び水8mlに、
2−メルカプトベンゾチアゾール3.3gを加え、つい
でポリエチレングリコール(EO4.5)モノトシレー
ト7.0gを滴下し、撹拌下に70℃にて5時間反応し
た。反応終了後常法に従って処理して、ポリオキシエチ
レン(EO4.5)ベンゾチアゾール−2−イルチオエ
ーテル5.5gを得た。各種機器分析によりその生成を
確認した。
【0050】元素分析値:C1623NO4.52として 計算値(%) C 52.60:H 6.30;N
3.84 実測値(%) C 50.5 :H 6.0 ;N
3.31 H−NMRスペクトル(CDCl3;δppm) 3.65(br.s,16H)、7.2〜8.0(m,
4H)
【0051】
【実施例4】オートクレーブに2−メルカプトベンゾチ
アゾール30g及び粉末水酸化ナトリウム0.2gを加
え、150℃にてエチレンオキシド103gを少量ずつ
加えた。オートクレーブの内圧が常圧に戻った時点を反
応終了時点とし、粘稠な液状内容物を取り出し、ポリオ
キシエチレン(EO13)ベンゾチアゾール−2−イル
チオエーテル130.5gを得た。各種機器分析により
その生成を確認した。
【0052】元素分析値:C3357NO132として 計算値(%) C 53.62:H 7.76;N
1.83 実測値(%) C 54.17:H 7.55;N
1.94 IR 1110〜1100cm-1(−CH2−O−CH
2−)1 H−NMRスペクトル(CDCl3;δppm) 3.65(s,50H)、7.2〜8.0(m,4H)
【0053】
【実施例5】実施例4と同様の操作にて、6−ニトロ−
2−メルカプトベンゾチアゾール及びエチレンオキシド
から、ポリオキシエチレン(EO15)6−ニトロベン
ゾチアゾール−2−イルチオエーテルを得た。各種機器
分析によりその生成を確認した。
【0054】元素分析値:C37642172として 計算値(%) C 50.92:H 7.34;N
3.21 実測値(%) C 50.06:H 7.17;N
3.29 IR 1110〜1100cm-1(−CH2OCH2−)
【0055】
【実施例6】実施例4と同様にして、6−エトキシ−2
−メルカプトベンゾチアゾール及びエチレンオキシドか
ら、ポリオキシエチレン(EO12)6−エトキシベン
ゾチアゾール−2−イルチオエーテルを得た。各種機器
分析によりその生成を確認した。
【0056】元素分析値:C3357NO132として 計算値(%) C 53.59:H 7.71;N
1.89 実測値(%) C 54.18:H 7.84;N
1.86 IR 1110〜1100cm-1(−CH2OCH2−)
【0057】
【実施例7】実施例4と同様にして、6−メチル−2−
メルカプトベンゾオキサゾール及びエチレンオキシドか
ら、ポリオキシエチレン(EO12)6−メチルベンゾ
オキサゾール−2−イルチオエーテルを得た。各種機器
分析によりその生成を確認した。
【0058】元素分析値:C3255NO13Sとして 計算値(%) C 55.41:H 7.94;N
2.02 実測値(%) C 56.15:H 8.09;N
1.94 IR 1110〜1100cm-1(−CH2OCH2−)
【0059】
【実施例8】実施例4と同様にして、2−アミノベンゾ
チアゾール及びエチレンオキシドからN,N−ポリオキ
シエチレン(EO10)2−ベンゾチアゾリルアミンを
得た。各種機器分析によりその生成を確認した。
【0060】元素分析値:C2746210Sとして 計算値(%) C 54.92:H 7.80;N
4.75 実測値(%) C 54.75:H 7.42;N
5.02 IR 1110〜1100cm-1(−CH2OCH2−)
【0061】
【実施例9】実施例4と同様にして、2−メルカプトベ
ンゾイミダゾール及びエチレンオキシドからポリオキシ
エチレン(EO10)ベンゾイミダゾール−2−イルチ
オエーテルを得た。各種機器分析によりその生成を確認
した。
【0062】元素分析値:C2746210Sとして 計算値(%) C 54.92:H 7.80;N
4.75 実測値(%) C 54.13:H 7.63;N
4.80 IR 1110〜1100cm-1(−CH2OCH2−)
【0063】
【実施例10】実施例4と同様にして、2−ヒドロキシ
ベンゾイミダゾール及びエチレンオキシドからポリオキ
シエチレン(EO12)ベンゾイミダゾール−2−イル
エーテルを得た。各種機器分析によりその生成を確認し
た。
【0064】元素分析値:C3154213として 計算値(%) C 56.19:H 8.16;N
4.23 実測値(%) C 57.10:H 8.35;N
4.68 IR 1110〜1100cm-1(−CH2OCH2−)
【0065】
【実施例11】実施例4と同様にして、まず2−メルカ
プトベンゾチアゾール及びプロピレンオキシドを反応さ
せた後、エチレンオキシドと反応させてポリオキシプロ
ピレン(PO8)ポリオキシエチレン(EO12)ベン
ゾチアゾール−2−イルチオエーテルを得た。各種機器
分析によりその生成を確認した。
【0066】元素分析値:C55101NO21Sとして 計算値(%) C 56.95:H 8.71;N
1.21 実測値(%) C 56.22:H 8.53;N
1.18 IR 1110〜1100cm-1(−CH2OCH2−,−
C(CH3)H−O−−CH2−)
【0067】
【実施例12】実施例4と同様にして、2−メルカプト
ベンゾチアゾール及びエチレンオキシドからポリオキシ
エチレン(EO9)ベンゾチアゾール−2−イルチオエ
ーテルを得た。各種機器分析によりその生成を確認し
た。
【0068】元素分析値:C2541NO92として 計算値(%) C 53.29:H 7.28;N
2.49 実測値(%) C 54.83:H 7.61;N
2.24 IR 1110〜1100cm-1(−CH2OCH2−)
【0069】
【実施例13】実施例11と同様にして、6−クロロ−
2−メルカプトベンゾチアゾール及びエチレンオキシド
を反応させた後、プロピレンオキシドと反応させてポリ
オキシエチレン(EO10)ポリオキシプロピレン(P
O2)6−クロロベンゾチアゾール−2−イルチオエー
テルを得た。各種機器分析によりその生成を確認した。
【0070】元素分析値:C3356NO122Clとし
て 計算値(%) C 52.28:H 7.39;N
1.85 実測値(%) C 50.72:H 7.03;N
2.12 IR 1110〜1100cm-1(−CH2OCH2−,−
C(CH3)H−O−−CH2−)
【0071】
【実施例14】実施例4と同様にして、6−メチルチオ
−2−メルカプトベンゾチアゾール及びエチレンオキシ
ドから、ポリオキシエチレン(EO12)6−メチルチ
オベンゾチアゾール−2−イルチオエーテルを得た。各
種機器分析によりその生成を確認した。
【0072】元素分析値:C3255NO123として 計算値(%) C 51.82:H 7.42;N
1.89 実測値(%) C 52.76:H 7.68;N
2.05 IR 1110〜1100cm-1(−CH2OCH2−)
【0073】
【実施例15】実施例4と同様にして、6−シアノ−2
−メルカプトベンゾチアゾール及びエチレンオキシドか
らポリオキシエチレン(EO15)6−シアノベンゾチ
アゾール−2−イルチオエーテルを得た。各種機器分析
によりその生成を確認した。
【0074】元素分析値:C38642152として 計算値(%) C 53.52:H 7.51;N
3.29 実測値(%) C 52.48:H 7.91;N
3.17 IR 1110〜1100cm-1(−CH2OCH2−)
【0075】
【実施例16】実施例4と同様にして、6−ジメチルア
ミノ−2−メルカプトベンゾチアゾール及びエチレンオ
キシドからポリオキシエチレン(EO15)6−ジメチ
ルアミノベンゾチアゾール−2−イルチオエーテルを得
た。各種機器分析によりその生成を確認した。
【0076】元素分析値:C39702152として 計算値(%) C 53.79:H 8.05;N
3.22 実測値(%) C 52.89:H 8.05;N
3.32 IR 1110〜1100cm-1(−CH2OCH2−)
【0077】
【実施例17】下記の組成を有する本発明めっき浴1〜
9及び比較めっき1〜2の各々について、ハルセル試験
によりめっき皮膜の状態を観察した。アゾール化合物に
ついては、前記した化合物番号で示す。ハルセル試験
は、陽極板として、錫又は電着物組成に対応する錫−鉛
合金を使用し、陰極板として銅板を使用して、浴温18
℃にて行なった。
【0078】 ・本発明浴1 2価の錫(メタンスルホン酸第一錫として使用) 20g/l 遊離メタンスルホン酸 100g/l (d)化合物 52g/l 水 残 部 ハルセル条件 2A 5分 ・本発明浴2 2価の錫(メタンスルホン酸第一錫として使用) 12g/l 鉛(メタンスルホン酸鉛として使用) 8g/l 遊離メタンスルホン酸 200g/l (e)化合物 1g/l ポリオキシエチレン(EO12)2,4,6− トリスチレン化フェノールエーテル 7g/l 水 残 部 ハルセル条件 2A 5分 ・本発明浴3 2価の錫(メタンスルホン酸第一錫として使用) 18g/l 鉛(エタンスルホン酸鉛として使用) 12g/l 遊離メタンスルホン酸 150g/l (a)化合物 1g/l ポリオキシエチレン(EO12)ノニルフェノールエーテル 7g/l 水 残 部 ハルセル条件 3A 3分 ・本発明浴4 2価の錫(2−ヒドロキシプロパンスルホン酸第一錫として使用)12g/l 鉛(2−ヒドロキシプロパンスルホン酸鉛として使用) 8g/l 遊離2−ヒドロキシプロパンスルホン酸 100g/l (f)化合物 7g/l 水 残 部 ハルセル条件 2A 5分 ・本発明浴5 2価の錫(ホウフッ化第一錫として使用) 15g/l 鉛(ホウフッ化鉛として使用) 10g/l 遊離ホウフッ化水素酸 200g/l (g)化合物 10g/l 水 残 部 ハルセル条件 2A 5分 ・本発明浴6 2価の錫(フェノールスルホン酸第一錫として使用) 20g/l 鉛(フェノールスルホン酸鉛として使用) 10g/l 遊離フェノールスルホン酸 100g/l (h)化合物 10g/l 水 残 部 ハルセル条件 3A 3分 ・本発明浴7 2価の錫(酢酸第一錫として使用) 15g/l 鉛(酢酸鉛として使用) 6g/l クエン酸 70g/l (j)化合物 7g/l 水 残 部 ハルセル条件 2A 5分 ・本発明浴8 2価の錫(硫酸第一錫として使用) 20g/l 硫酸 100g/l (k)化合物 10g/l 水 残 部 ハルセル条件 2A 5分 ・本発明浴9 スルファミン酸錫 40g/l スルファミン酸鉛 20g/l スルファミン酸 100g/l (p)化合物 10g/l 水 残 部 ハルセル条件 3A 3分 ・比較浴1 本発明浴1において、(d)化合物をポリオキシエチレ
ン(EO13)ノニルフェニルエーテルに代えた。
【0079】・比較浴2 本発明浴2において、(e)化合物を添加しない。
【0080】・比較浴3 本発明浴3において、(a)化合物を添加しない。
【0081】・比較浴4 本発明浴4において、(f)化合物をポリオキシエチレ
ン(EO10)ナフチルエーテルに代えた。
【0082】・比較浴5 本発明浴5において、(g)化合物をポリオキシエチレ
ン(EO12)多核フェニルエーテルに代えた。
【0083】・比較浴6 本発明浴6において、(h)化合物をポリオキシエチレ
ン(EO15)ラウリルアミンに代えた。
【0084】・比較浴7 本発明浴7において、(j)化合物をポリオキシエチレ
ン(EO12)イソオクチルフェニルエーテルに代え
た。
【0085】・比較浴8 本発明浴8において、(k)化合物をポリオキシプロピ
レン(PO12)ポリオキシエチレン(EO12)4−
スチレン化フェニルエーテルに代えた。
【0086】・比較浴9 本発明浴9において、(p)化合物をポリオキシエチレ
ン(EO12)ノニルフェニルエーテルに代えた。
【0087】ハルセル試験の結果を下記第1表に示す。
尚、評価基準は、つき回り性については比較例を△とし
て、それと同等な場合を△、比較例より良好な場合を○
とした。一方外観については次の基準で評価した。
【0088】 ○:無光沢又はヤケの部分がハルセルパネルの20%以
下 △:無光沢又はヤケの部分がハルセルパネルの40%以
下 ×:無光沢又はヤケの部分がハルセルパネルの50%以
【0089】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 277/68 7019−4C C25D 3/30 8414−4K 3/34 8414−4K (72)発明者 正木 征史 兵庫県神戸市長田区西山町4丁目16番5号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 〔式中、R1は、水素、C1-3アルキル、C1-3アルコキ
    シ、ハロゲン原子、C1-3アルキルチオ、−NO2、−C
    N又は−NR45(R4及びR5は、同一又は異なって各
    々C1-3アルキルを示す)を示し、R2及びR3は一方が
    水素で他方がメチルを示し、XはO、S又はNHを示
    し、YはS、O又は 【化2】 (R2及びR3は上記に同じ、kは0〜30の整数、lは
    0〜30の整数であってk+l≧1である。)を示す。
    mは0〜30の整数、nは0〜30の整数であってm+
    n≧1である。〕で表わされるアゾール化合物。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のアゾール化合物を含有す
    ることを特徴とする錫、鉛または錫−鉛合金めっき浴。
JP03170050A 1991-07-10 1991-07-10 新規アゾール化合物、及び該化合物を含有する錫、鉛または錫−鉛合金めっき浴 Expired - Lifetime JP3108783B2 (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2732018A1 (fr) * 1995-03-20 1996-09-27 Bp Chemicals Snc Ethoxylat d'un derive du benzimidazole, preparation et utilisation comme agent anti-corrosion dans un fluide aqueux
JP2004536803A (ja) * 2001-05-12 2004-12-09 クラリアント・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング アルコキシル化されたメルカプトベンズチアゾールに基づくエーテルカルボン酸及びそれを腐蝕防止剤として使用する方法
US7108801B2 (en) 2001-01-23 2006-09-19 Southwest Reasearch Institute Methods and blends for controlling rheology and transition temperature of liquid crystals
JP2009185358A (ja) * 2008-02-07 2009-08-20 Ishihara Chem Co Ltd スズ及びスズ合金メッキ浴、当該メッキ皮膜を形成した電子部品
US8567127B2 (en) 2006-04-28 2013-10-29 Toyoda Gosei Co., Ltd. Glass run
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