JPH05178592A - フォークリフトのクランプ装置 - Google Patents
フォークリフトのクランプ装置Info
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- JPH05178592A JPH05178592A JP34101691A JP34101691A JPH05178592A JP H05178592 A JPH05178592 A JP H05178592A JP 34101691 A JP34101691 A JP 34101691A JP 34101691 A JP34101691 A JP 34101691A JP H05178592 A JPH05178592 A JP H05178592A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】異形物を確実に保持できるようにしその運搬作
業を簡単かつ安全に行えるようにしたクランプ装置を提
供する。 【構成】本体フレーム１に左右一対の伸縮アーム３Ｌ、
３Ｒを左右方向へ伸縮自在に配設し、各伸縮アーム３
Ｌ、３Ｒの下方端内側にその両端が内側方向に突出する
スタビライザ５Ｌ、５Ｒの中央部を垂直面内で揺動自在
に枢着し、各スタビライザ５Ｌ、５Ｒの両端に両端が内
側方向に突出するフィンガ部材６Ｌ、６Ｒの中央部を水
平面内で揺動自在に枢着する。異形物Ａをフィンガ部材
６Ｌ、６Ｒで挟持する際に、スタビライザ５Ｌ、５Ｒが
垂直面内で揺動するとともにフィンガ部材６Ｌ、６Ｒが
水平面内で揺動することにより、各フィンガ部材６Ｌ、
６Ｒの両端が凹凸状となった異形物Ａの表面形状に合致
して当接し、各当接部が均等に分散した当接力で異形物
Ａを保持する。
業を簡単かつ安全に行えるようにしたクランプ装置を提
供する。 【構成】本体フレーム１に左右一対の伸縮アーム３Ｌ、
３Ｒを左右方向へ伸縮自在に配設し、各伸縮アーム３
Ｌ、３Ｒの下方端内側にその両端が内側方向に突出する
スタビライザ５Ｌ、５Ｒの中央部を垂直面内で揺動自在
に枢着し、各スタビライザ５Ｌ、５Ｒの両端に両端が内
側方向に突出するフィンガ部材６Ｌ、６Ｒの中央部を水
平面内で揺動自在に枢着する。異形物Ａをフィンガ部材
６Ｌ、６Ｒで挟持する際に、スタビライザ５Ｌ、５Ｒが
垂直面内で揺動するとともにフィンガ部材６Ｌ、６Ｒが
水平面内で揺動することにより、各フィンガ部材６Ｌ、
６Ｒの両端が凹凸状となった異形物Ａの表面形状に合致
して当接し、各当接部が均等に分散した当接力で異形物
Ａを保持する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フォークリフトのアタ
ッチメントとして異形物の取扱いに利用されるクランプ
装置に関する。
ッチメントとして異形物の取扱いに利用されるクランプ
装置に関する。
【０００２】
【従来技術】従来、例えば石材や彫刻など人力のみでは
取扱いが困難な大きな異形物を取り扱う場合、一般に次
のような方法で対処している。第一には、図４に示すよ
うにチェーン７で異形物Ａの周囲を縛り、そのチェーン
７を介してクレーン７０で吊上げる。第二に、フォーク
リフトのフォークを利用する場合には、図５に示すよう
に車両前方側に取付けられた左右一対のフォーク８で異
形物Ａを下方からすくい上げるようにして持上げ運搬す
る。そして第三に、フォークリフトに取付けたクランプ
装置を利用する場合には、図６に示すように、左右方向
へ伸縮動自在な一対のクランプ板９で異形物Ａを挟持し
持上げて搬送する。
取扱いが困難な大きな異形物を取り扱う場合、一般に次
のような方法で対処している。第一には、図４に示すよ
うにチェーン７で異形物Ａの周囲を縛り、そのチェーン
７を介してクレーン７０で吊上げる。第二に、フォーク
リフトのフォークを利用する場合には、図５に示すよう
に車両前方側に取付けられた左右一対のフォーク８で異
形物Ａを下方からすくい上げるようにして持上げ運搬す
る。そして第三に、フォークリフトに取付けたクランプ
装置を利用する場合には、図６に示すように、左右方向
へ伸縮動自在な一対のクランプ板９で異形物Ａを挟持し
持上げて搬送する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記第一の
方法による場合には、チェーン７で異形物Ａの周囲を縛
る作業を人手を介して行う必要があるため作業能率が悪
く、しかも搬送中に異形物Ａの揺れが発生し危険を伴う
という問題がある。また、第二の方法による場合には、
フォーク８の角部８ａのみで異形物Ａを支承するため当
接圧が高くなって異形物Ａが破損しやすくなり、かつ異
形物Ａの安定性が悪いという問題がある。また、第三の
方法による場合には、平面状のクランプ板９で異形物Ａ
を挟持するため充分な保持力が得られず、異形物Ａが滑
落してしまうという問題がある。
方法による場合には、チェーン７で異形物Ａの周囲を縛
る作業を人手を介して行う必要があるため作業能率が悪
く、しかも搬送中に異形物Ａの揺れが発生し危険を伴う
という問題がある。また、第二の方法による場合には、
フォーク８の角部８ａのみで異形物Ａを支承するため当
接圧が高くなって異形物Ａが破損しやすくなり、かつ異
形物Ａの安定性が悪いという問題がある。また、第三の
方法による場合には、平面状のクランプ板９で異形物Ａ
を挟持するため充分な保持力が得られず、異形物Ａが滑
落してしまうという問題がある。
【０００４】本発明は上記問題に鑑み案出されたもので
あり、異形物を確実に保持できるようにし運搬作業を簡
単かつ安全に行えるようにすることを解決すべき課題と
するものである。
あり、異形物を確実に保持できるようにし運搬作業を簡
単かつ安全に行えるようにすることを解決すべき課題と
するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、本体フレームと、該本体フレームに左右方向
へ伸縮自在に配設された一対の伸縮アームと、各伸縮ア
ームの下方端内側に垂直面内で揺動自在にその中央部が
枢着され両端が内側方向に突出したスタビライザと、該
スタビライザの少なくとも一端に水平面内で揺動自在に
その中央部が枢着され両端が内側方向に突出したフィン
ガ部材とを備えた新規な構成を採用している。
するため、本体フレームと、該本体フレームに左右方向
へ伸縮自在に配設された一対の伸縮アームと、各伸縮ア
ームの下方端内側に垂直面内で揺動自在にその中央部が
枢着され両端が内側方向に突出したスタビライザと、該
スタビライザの少なくとも一端に水平面内で揺動自在に
その中央部が枢着され両端が内側方向に突出したフィン
ガ部材とを備えた新規な構成を採用している。
【０００６】
【作用】本発明のクランプ装置により異形物を保持する
場合には、異形物の両側に一対の伸縮アームを配置しこ
れを縮動させると、左右一対のスタビライザ及びフィン
ガ部材が異形物に接近する。そして、各フィンガ部材の
両端、あるいはスタビライザの一端に枢着されたフィン
ガ部材の両端とスタビライザの他端との内の少なくとも
一つが凹凸状となった異形物の表面に当接すると、スタ
ビライザが垂直面内で揺動するとともにフィンガ部材が
水平面内で揺動することにより、各フィンガ部材の両
端、あるいはフィンガ部材の両端とスタビライザの他端
とが全て異形物の表面に当接する。これにより、異形物
の凹凸状となった表面形状に合致して、各当接部が均等
に分散した当接力で異形物を保持する。したがって、確
実に異形物を保持することが可能となり、異形物の保持
運搬作業を簡単かつ安全に行うことができる。
場合には、異形物の両側に一対の伸縮アームを配置しこ
れを縮動させると、左右一対のスタビライザ及びフィン
ガ部材が異形物に接近する。そして、各フィンガ部材の
両端、あるいはスタビライザの一端に枢着されたフィン
ガ部材の両端とスタビライザの他端との内の少なくとも
一つが凹凸状となった異形物の表面に当接すると、スタ
ビライザが垂直面内で揺動するとともにフィンガ部材が
水平面内で揺動することにより、各フィンガ部材の両
端、あるいはフィンガ部材の両端とスタビライザの他端
とが全て異形物の表面に当接する。これにより、異形物
の凹凸状となった表面形状に合致して、各当接部が均等
に分散した当接力で異形物を保持する。したがって、確
実に異形物を保持することが可能となり、異形物の保持
運搬作業を簡単かつ安全に行うことができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図１は本実施例に係るクランプ装置の正面図であ
り、図２はそのクランプ装置の側面図であり、図３はそ
のクランプ装置の要部の斜視図である。図において、１
は本体フレームであって、この本体フレーム１は、フォ
ークリフトの前方側に立設された一対のマスト１０にロ
ーラ１１を介して昇降自在に配設されたリフトブラケッ
ト１２に着脱自在に装着されている。本体フレーム１の
前方側には、左右一対の伸縮アーム３Ｌ、３Ｒを保持す
るホルダ２が固着されている。このホルダ２は、両端が
開口して上下２段に形成されたレールガイド２１を有
し、このレールガイド２１に各伸縮アーム３Ｌ、３Ｒの
レール３１Ｌ、３１Ｒが左右両側からそれぞれ嵌挿され
ている。ホルダ２の上面と各伸縮アーム３Ｌ、３Ｒの上
端にはそれぞれシリンダブラケット２２、３２Ｌ、３２
Ｒが設けられており、これらには各伸縮アーム３Ｌ、３
Ｒを左右方向へ伸縮させる左右一対のアームシリンダ４
Ｌ、４Ｒが両端をピン２３、３３により支承されて配設
されている。このアームシリンダ４Ｌ、４Ｒは、フォー
クリフト本体側に装備された図示しない油圧装置と油圧
配管４０により接続されている。そして、各伸縮アーム
３Ｌ、３Ｒの下方端内側にはアームブラケット３４Ｌ、
３４Ｒが設けられており、このアームブラケット３４
Ｌ、３４Ｒにはピン３５を介してスタビライザ５Ｌ、５
Ｒがそれぞれ枢着されている。各スタビライザ５Ｌ、５
Ｒは、垂直面内で揺動自在にその中央部が枢着されてお
り、上下両端が内側方向に湾曲し突出している。そし
て、各スタビライザ５Ｌ、５Ｒの上下両端外側部とこれ
に対応する伸縮アーム３Ｌ、３Ｒの内側部には、それぞ
れシリンダブラケット３６、５３が形成されており、こ
れらには上下一対のシリンダ５５がピン３７、５４を介
して左右両側にそれぞれ配設されている。上下一対のシ
リンダ５５は同期調圧されているとともに、シリンダ５
５どうしを結ぶ配管５６の断面積は小さくされ、シリン
ダ５５内の油量変化速度が遅くなるようになされてい
る。また、各スタビライザ５Ｌ、５Ｒの上下先端内側部
にはクラブアーム５７が設けられており、このクラブア
ーム５７にはフィンガ部材６Ｌ、６Ｒがピン５８を介し
てそれぞれ枢着されている。各フィンガ部材６Ｌ、６Ｒ
は、水平面内で揺動自在にその中央部を枢着されてお
り、左右両端が内側方向に湾曲し突出している。
る。図１は本実施例に係るクランプ装置の正面図であ
り、図２はそのクランプ装置の側面図であり、図３はそ
のクランプ装置の要部の斜視図である。図において、１
は本体フレームであって、この本体フレーム１は、フォ
ークリフトの前方側に立設された一対のマスト１０にロ
ーラ１１を介して昇降自在に配設されたリフトブラケッ
ト１２に着脱自在に装着されている。本体フレーム１の
前方側には、左右一対の伸縮アーム３Ｌ、３Ｒを保持す
るホルダ２が固着されている。このホルダ２は、両端が
開口して上下２段に形成されたレールガイド２１を有
し、このレールガイド２１に各伸縮アーム３Ｌ、３Ｒの
レール３１Ｌ、３１Ｒが左右両側からそれぞれ嵌挿され
ている。ホルダ２の上面と各伸縮アーム３Ｌ、３Ｒの上
端にはそれぞれシリンダブラケット２２、３２Ｌ、３２
Ｒが設けられており、これらには各伸縮アーム３Ｌ、３
Ｒを左右方向へ伸縮させる左右一対のアームシリンダ４
Ｌ、４Ｒが両端をピン２３、３３により支承されて配設
されている。このアームシリンダ４Ｌ、４Ｒは、フォー
クリフト本体側に装備された図示しない油圧装置と油圧
配管４０により接続されている。そして、各伸縮アーム
３Ｌ、３Ｒの下方端内側にはアームブラケット３４Ｌ、
３４Ｒが設けられており、このアームブラケット３４
Ｌ、３４Ｒにはピン３５を介してスタビライザ５Ｌ、５
Ｒがそれぞれ枢着されている。各スタビライザ５Ｌ、５
Ｒは、垂直面内で揺動自在にその中央部が枢着されてお
り、上下両端が内側方向に湾曲し突出している。そし
て、各スタビライザ５Ｌ、５Ｒの上下両端外側部とこれ
に対応する伸縮アーム３Ｌ、３Ｒの内側部には、それぞ
れシリンダブラケット３６、５３が形成されており、こ
れらには上下一対のシリンダ５５がピン３７、５４を介
して左右両側にそれぞれ配設されている。上下一対のシ
リンダ５５は同期調圧されているとともに、シリンダ５
５どうしを結ぶ配管５６の断面積は小さくされ、シリン
ダ５５内の油量変化速度が遅くなるようになされてい
る。また、各スタビライザ５Ｌ、５Ｒの上下先端内側部
にはクラブアーム５７が設けられており、このクラブア
ーム５７にはフィンガ部材６Ｌ、６Ｒがピン５８を介し
てそれぞれ枢着されている。各フィンガ部材６Ｌ、６Ｒ
は、水平面内で揺動自在にその中央部を枢着されてお
り、左右両端が内側方向に湾曲し突出している。
【０００８】以上のように構成された本実施例のクラン
プ装置は、フォークリフトのリフトブラケットに本体フ
レーム１が着脱自在に装着されて使用に供される。そし
て、石材などの異形物Ａを保持運搬する場合には、異形
物Ａの両側にフィンガ部材６Ｌ、６Ｒが位置するように
フォークリフトを移動させ、アームシリンダ４Ｌ、４Ｒ
を作動させて伸縮アーム３Ｌ、３Ｒを縮動させる。これ
により、左右一対のスタビライザ５Ｌ、５Ｒ及び各フィ
ンガ部材６Ｌ、６Ｒが異形物Ａに接近し、凹凸状となっ
た異形物Ａの表面に各フィンガ部材６Ｌ、６Ｒの両端の
内の少なくとも一つが最初に当接する。そしてさらに伸
縮アーム３Ｌ、３Ｒが縮動すると、スタビライザ５Ｌ、
５Ｒが上下一対のシリンダ５５を介して垂直面内で揺動
するとともに各フィンガ部材６Ｌ、６Ｒが水平面内で揺
動することにより、各フィンガ部材６Ｌ、６Ｒの両端が
全て異形物Ａの表面に当接する。このとき各当接部は、
異形物Ａの凹凸状となった表面形状に合致して均等の当
接力で当接し異形物Ａを保持している。この状態で、リ
フトブラケットの昇動によりクランプ装置を昇動させ、
フォークリフトを走行させることにより異形物Ａを所望
位置へ運搬する。運搬中には、シリンダ５５どうしを結
ぶ配管５６の断面積が小さくシリンダ５５内の油量変化
速度が遅いため、異形物Ａに揺れが生じてもスタビライ
ザ５Ｌ、５Ｒが敏感に揺動しないので、異形物Ａが滑落
する恐れは少ない。そして、所望位置へ到着した後、リ
フトブラケットとともにクランプ装置を降動させ、アー
ムシリンダ４Ｌ、４Ｒによって伸縮アーム３Ｌ、３Ｒを
伸動させることにより、異形物Ａをその場所に載置し作
業を完了する。
プ装置は、フォークリフトのリフトブラケットに本体フ
レーム１が着脱自在に装着されて使用に供される。そし
て、石材などの異形物Ａを保持運搬する場合には、異形
物Ａの両側にフィンガ部材６Ｌ、６Ｒが位置するように
フォークリフトを移動させ、アームシリンダ４Ｌ、４Ｒ
を作動させて伸縮アーム３Ｌ、３Ｒを縮動させる。これ
により、左右一対のスタビライザ５Ｌ、５Ｒ及び各フィ
ンガ部材６Ｌ、６Ｒが異形物Ａに接近し、凹凸状となっ
た異形物Ａの表面に各フィンガ部材６Ｌ、６Ｒの両端の
内の少なくとも一つが最初に当接する。そしてさらに伸
縮アーム３Ｌ、３Ｒが縮動すると、スタビライザ５Ｌ、
５Ｒが上下一対のシリンダ５５を介して垂直面内で揺動
するとともに各フィンガ部材６Ｌ、６Ｒが水平面内で揺
動することにより、各フィンガ部材６Ｌ、６Ｒの両端が
全て異形物Ａの表面に当接する。このとき各当接部は、
異形物Ａの凹凸状となった表面形状に合致して均等の当
接力で当接し異形物Ａを保持している。この状態で、リ
フトブラケットの昇動によりクランプ装置を昇動させ、
フォークリフトを走行させることにより異形物Ａを所望
位置へ運搬する。運搬中には、シリンダ５５どうしを結
ぶ配管５６の断面積が小さくシリンダ５５内の油量変化
速度が遅いため、異形物Ａに揺れが生じてもスタビライ
ザ５Ｌ、５Ｒが敏感に揺動しないので、異形物Ａが滑落
する恐れは少ない。そして、所望位置へ到着した後、リ
フトブラケットとともにクランプ装置を降動させ、アー
ムシリンダ４Ｌ、４Ｒによって伸縮アーム３Ｌ、３Ｒを
伸動させることにより、異形物Ａをその場所に載置し作
業を完了する。
【０００９】以上のように本実施例のクランプ装置によ
れば、スタビライザ５Ｌ、５Ｒが垂直面内で揺動自在
に、かつ各フィンガ部材６Ｌ、６Ｒが水平面内で揺動自
在に設けられているため、凹凸状となった異形物Ａの表
面形状に対応して各フィンガ部材６Ｌ、６Ｒの両端が均
等に分散した当接力で当接し異形物Ａを保持するので、
確実に異形物Ａを保持することができ、異形物Ａの保持
運搬作業を簡単かつ安全に行うことができる。
れば、スタビライザ５Ｌ、５Ｒが垂直面内で揺動自在
に、かつ各フィンガ部材６Ｌ、６Ｒが水平面内で揺動自
在に設けられているため、凹凸状となった異形物Ａの表
面形状に対応して各フィンガ部材６Ｌ、６Ｒの両端が均
等に分散した当接力で当接し異形物Ａを保持するので、
確実に異形物Ａを保持することができ、異形物Ａの保持
運搬作業を簡単かつ安全に行うことができる。
【００１０】また、本実施例のスタビライザ５Ｌ、５Ｒ
は、同期調圧された一対のシリンダ５５により上下方向
に揺動し、しかもそれらを結ぶ配管５６の断面積が小さ
くされているため、運搬中に異形物Ａの揺れが生じても
異形物Ａが滑落する恐れを少なくすることができる。な
お、上記実施例では、各スタビライザ５Ｌ、５Ｒの上下
両端にフィンガ部材６Ｌ、６Ｒを取付けて、異形物Ａの
片側を各フィンガ部材６Ｌ、６Ｒ両端の合計４箇所で当
接保持するように構成されているが、各スタビライザ５
Ｌ、５Ｒの上下両端のいずれか一方にのみフィンガ部材
６Ｌ、６Ｒを取付けて、各スタビライザ５Ｌ、５Ｒの他
方端とフィンガ部材６Ｌ、６Ｒの両端との合計３箇所で
異形物Ａの片側を当接保持するように構成してもよい。
は、同期調圧された一対のシリンダ５５により上下方向
に揺動し、しかもそれらを結ぶ配管５６の断面積が小さ
くされているため、運搬中に異形物Ａの揺れが生じても
異形物Ａが滑落する恐れを少なくすることができる。な
お、上記実施例では、各スタビライザ５Ｌ、５Ｒの上下
両端にフィンガ部材６Ｌ、６Ｒを取付けて、異形物Ａの
片側を各フィンガ部材６Ｌ、６Ｒ両端の合計４箇所で当
接保持するように構成されているが、各スタビライザ５
Ｌ、５Ｒの上下両端のいずれか一方にのみフィンガ部材
６Ｌ、６Ｒを取付けて、各スタビライザ５Ｌ、５Ｒの他
方端とフィンガ部材６Ｌ、６Ｒの両端との合計３箇所で
異形物Ａの片側を当接保持するように構成してもよい。
【００１１】
【発明の効果】本発明のクランプ装置によれば、本体フ
レームと、該本体フレームに左右方向へ伸縮自在に配設
された一対の伸縮アームと、各伸縮アームの下方端内側
に垂直面内で揺動自在にその中央部が枢着され両端が内
側方向に突出したスタビライザと、該スタビライザの少
なくとも一端に水平面内で揺動自在にその中央部が枢着
され両端が内側方向に突出したフィンガ部材とを有する
構成であるため、異形物の凹凸状となった表面の複数箇
所を均等に分散した当接力で保持するので、異形物を確
実に保持することができ、運搬作業を簡単かつ安全に行
うことができる。
レームと、該本体フレームに左右方向へ伸縮自在に配設
された一対の伸縮アームと、各伸縮アームの下方端内側
に垂直面内で揺動自在にその中央部が枢着され両端が内
側方向に突出したスタビライザと、該スタビライザの少
なくとも一端に水平面内で揺動自在にその中央部が枢着
され両端が内側方向に突出したフィンガ部材とを有する
構成であるため、異形物の凹凸状となった表面の複数箇
所を均等に分散した当接力で保持するので、異形物を確
実に保持することができ、運搬作業を簡単かつ安全に行
うことができる。
【図１】実施例に係るクランプ装置の正面図である。
【図２】実施例に係るクランプ装置の側面図である。
【図３】実施例に係るクランプ装置の要部の分解斜視図
である。
である。
【図４】第一の従来例を示す説明図である。
【図５】第二の従来例を示す説明図である。
【図６】第三の従来例を示す説明図である。
１…本体フレーム ２…ホルダ ３Ｌ、３Ｒ…伸縮
アーム ４Ｌ、４Ｒ…アームシリンダ ５Ｌ、５Ｒ…スタビラ
イザ ６Ｌ、６Ｒ…フィンガ部材 Ａ…異形物
アーム ４Ｌ、４Ｒ…アームシリンダ ５Ｌ、５Ｒ…スタビラ
イザ ６Ｌ、６Ｒ…フィンガ部材 Ａ…異形物
Claims (1)
- 【請求項１】 本体フレームと、該本体フレームに左右
方向へ伸縮自在に配設された一対の伸縮アームと、各伸
縮アームの下方端内側に垂直面内で揺動自在にその中央
部が枢着され両端が内側方向に突出したスタビライザ
と、該スタビライザの少なくとも一端に水平面内で揺動
自在にその中央部が枢着され両端が内側方向に突出した
フィンガ部材とを備えていることを特徴とするフォーク
リフトのクランプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34101691A JP2616326B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | フォークリフトのクランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34101691A JP2616326B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | フォークリフトのクランプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05178592A true JPH05178592A (ja) | 1993-07-20 |
| JP2616326B2 JP2616326B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=18342438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34101691A Expired - Lifetime JP2616326B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | フォークリフトのクランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2616326B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102385993B1 (ko) * | 2020-11-30 | 2022-04-13 | (주)부마씨이 | 탄성면을 구비한 클램프 및 이를 이용한 승강장치 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP34101691A patent/JP2616326B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102385993B1 (ko) * | 2020-11-30 | 2022-04-13 | (주)부마씨이 | 탄성면을 구비한 클램프 및 이를 이용한 승강장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2616326B2 (ja) | 1997-06-04 |
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