JPH05178420A - 棚設備 - Google Patents

棚設備

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JPH05178420A
JPH05178420A JP3343718A JP34371891A JPH05178420A JP H05178420 A JPH05178420 A JP H05178420A JP 3343718 A JP3343718 A JP 3343718A JP 34371891 A JP34371891 A JP 34371891A JP H05178420 A JPH05178420 A JP H05178420A
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JP3343718A
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Inventor
Kiyoshi Shimizu
清 清水
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 レール20に支持され走行自在なガーダー24を
設け、ガーダー24に吊下げ状に支持され作業スペースS
内で移動自在な出し入れ装置26を、上部フレーム28と、
上部フレーム28から垂設したポスト29と、ポスト29の下
部間を連結する下部フレーム30と、ポスト29間に昇降な
らびに横方向出退自在に配設した出し入れ具35と、上部
フレーム28の下部から少なくとも一方のポスト29の側面
に亘って配設され、厚さ方向を左右方向にした平枠体36
により構成した棚設備。 【効果】 出し入れ装置は、前後方向への移動時の振れ
を平枠体の補強効果により防止でき、クレーン形式であ
りながら、他の装置との間での荷の受け渡しは常に迅速
にかつ安全に行え、長期間に亘って安定して使用でき
る。出し入れ装置の上部などに対する保守点検は、平枠
体を梯子として容易に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば移動棚設備や
自動倉庫設備など、上下方向ならびに左右方向に複数の
区画収納空間を有する棚間に作業スペースを形成した棚
設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の設備としては、たとえば
特公平2−19044 号公報に見られる移動棚設備が提供さ
れている。この従来構成では、支持構造物などにより区
画されたスペース内に、前後方向に往復移動自在な複数
の移動棚を配設しており、これら移動棚の前面前方に作
業スペースを形成可能としている。そして移動棚の上方
で支持構造物側に左右方向のレールを前後一対に配設す
るとともに、これらレールにガイドされて走行自在なア
ームを設けている。さらにアームに吊下げ状にガイドさ
れて移動自在でかつ昇降自在なフォーク部が設けられて
いる。
【0003】この従来構成によると、移動棚群の移動に
より目的とする移動棚の前面前方に作業スペースを形成
し得、そしてアームの走行により作業スペース内でフォ
ーク部を移動し得るとともに、フォーク部の作動により
目的とする箇所に対して荷の入出庫を行える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の構成に
よると、フォーク部は吊下げ状であることから、荷を支
持した状態で作業スペースから移動棚群の外側に出たの
ち、この移動棚群の移動方向に沿って移動する際、その
移動開始時や移動停止時に、慣性や惰性に基づいてフォ
ーク部が振子状に振れることになり、したがって荷を他
の装置に卸すとき、振れにより他の装置に衝突して危険
であり、また振れが納まったのち荷卸しを行う場合には
荷捌き作業を迅速に行えない。特にフォーク部が上下方
向に長く、かつ重量大な荷をフォーク部の下部で支持し
て移動するときに振れは大きい。
【0005】さらに振れが繰り返して発生することか
ら、その蓄積疲労によりフォーク部の強度上において問
題が生じる。またフォーク部の上部の保守点検などは容
易に行えない。
【0006】本発明の目的とするところは、荷を支持し
た出し入れ装置が前後方向に移動する際の振れを減少し
得、しかも振れ防止構造を利用して保守点検なども容易
に行える棚設備を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の棚設備は、上下方向ならびに左右方向に複数
の区画収納空間を有する棚間に作業スペースを形成した
棚設備において、前記棚群の端部外方に一対のレールを
配設し、これらレールに支持されて走行自在なガーダー
を設け、このガーダーに吊下げ状に支持されて前記作業
スペース内で左右方向に移動自在な出し入れ装置を設
け、この出し入れ装置は、前記ガーダーに支持される上
部フレームと、この上部フレームの左右両端部からそれ
ぞれ垂設したポストと、これらポストの下部間を連結す
る下部フレームと、両ポスト間に昇降自在ならびに横方
向出退自在に配設した出し入れ具と、前記上部フレーム
の下部から少なくとも一方のポストの側面に亘って配設
され、かつ厚さ方向を左右方向にした平枠体とにより構
成している。
【0008】
【作用】かかる本発明の構成において荷の入庫は、まず
出し入れ装置を前後方向に移動させ、作業スペースの端
部外方に位置させる。そして出し入れ装置の作動により
他の装置から荷を受け取る。この状態で出し入れ装置を
作業スペース内で移動させ、目的とする区画収納空間の
前方に対向させ停止させたのち、出し入れ装置を動作さ
せることにより、目的とする区画収納空間に対して荷の
入庫を行える。
【0009】また荷の出庫は、前述と同様にして作業ス
ペースの端部外方に位置させた空の出し入れ装置を、こ
の作業スペース内で移動させて目的とする区画収納空間
の前方に対向させ停止させたのち、出し入れ装置を動作
させることにより、目的とする区画収納空間から荷を取
り出し得る。そして荷を支持して作業スペースから出て
きた出し入れ装置の作動により荷を他の装置に渡すこと
になる。
【0010】このような運転時において出し入れ装置
は、特に作業スペースの端部外方での前後方向への移動
時に振れようとするが、このとき平枠体の補強効果によ
り振れは防止される。また出し入れ装置の上部の各部駆
動装置などに対する保守点検は、平枠体の構成部材を掴
み部や足掛け部として、すなわち平枠体を梯子として登
ることで行える。
【0011】
【実施例】以下に本発明における棚設備の一実施例であ
る移動棚設備を、図1〜図5に基づいて説明する。
【0012】1は前後一対の固定棚で、これら固定棚1
間に、固定棚間方向である前後方向で往復移動自在な複
数の移動棚2を配設している。各棚1,2は、上下方向
ならびに左右方向に複数の区画収納空間3を有する。各
移動棚2は、左右両端の側下部フレーム4にそれぞれ前
後方向で二個のつば付き車輪5を有し、また内側に位置
する左右一対の中間下部フレーム6は前後方向で二分割
され、各分割フレームにそれぞれ前後一対のつば無し車
輪7を有する。
【0013】そして移動棚2は、床側に敷設したレール
8,9上に車輪5,7を介して載置するとともに、それ
ぞれ搭載したモータ(走行駆動装置)10をつば無し車輪
7に連動連結することで、前後方向である一定経路11上
において各別に往復移動自在となる。ここで固定棚1の
設置間隔は、前記区画収納空間3の奥行寸法(前後寸
法)よりも少し長い寸法の作業スペースSを形成すべく
設定してある。
【0014】前記中間下部フレーム6は門型レール状で
あって、その前後端部には、移動制御信号を伝達するた
めの送受信器の一例である光電スイッチ12や、この光電
スイッチ12の投受光のための反射板13が取り付けられ
る。なお固定棚1の対応位置にも、光電スイッチ12また
は反射板13が取り付けられている。
【0015】前記棚1,2群の左右方向の一外方には荷
捌き場15が形成され、この荷捌き場15には前後方向、す
なわち一定経路11に沿った方向で往復移動自在な荷受け
台車16が設けられる。この荷受け台車16は自走形式であ
って、前記レール8,9に沿って床側に敷設したレール
17に車輪18を介して支持案内され、そして上部は荷支持
部19に形成される。なお荷受け台車16は2台が配置さ
れ、それぞれ固定棚1の端部外方をホームポジションH
としているが、これはいずれかの1台であってもよい。
【0016】両固定棚1の上部には、それぞれ左右方向
のクレーンレール20が固定部材21を介して配設され、こ
れらクレーンレール20の長さ方向における一端20A側は
前記荷捌き場15の上方へ延び、そして支柱22Aにより床
面側に支持されている。またクレーンレール20の長さ方
向における他端20B側は前記固定棚1の他端面より設定
距離Lだけ外方へ延び、そして支柱22Bにより床面側に
支持されている。両クレーンレール20に輪体23を介して
支持案内されるガーダー24は、搭載した走行駆動装置25
の正逆駆動により、棚1,2群と荷捌き場15との上方間
に亘って左右方向に走行自在となる。
【0017】前記ガーダー24のガイド部24aに吊下げ状
に支持案内されて前後方向に移動自在な出し入れ装置26
が設けられる。この出し入れ装置26の本体は、ガイド部
24aに輪体27を介して支持案内される上部フレーム28
と、この上部フレーム28の左右両端部からそれぞれ垂設
したポスト29と、これらポスト29の下部間を連結する下
部フレーム30とにより、前後面が開放の枠組み状に形成
されている。そして前後方向での長さは前記作業スペー
スSの長さよりも少し短く設定してあり、以て出し入れ
装置26は作業スペースS内で左右方向に移動自在とな
る。
【0018】前記出し入れ装置26の上部フレーム28に
は、前記輪体27の一部に連動する横行動装置31が搭載さ
れている。両ポスト29間には、前記上部フレーム28に配
置された昇降動装置32の作動により昇降自在なキャリッ
ジ33が設けられ、そしてキャリッジ33には、出退動装置
34の作動により前後方向(横方向)に出退自在な出し入
れ具35が設けられる。
【0019】さらに前記上部フレーム28の下部からポス
ト29の側面に亘って平枠体36が配設されている。ここで
平枠体36は、たとえば一方のポスト29に対して前方に配
設するとともに他方のポスト29に対して後方に配設する
というように、前後に振分て配設してある。そして平枠
体36は、上部フレーム28の前後方向の端部から垂設した
縦部材37と、この縦部材37とポスト29との間を連結する
上下で複数の横部材38と、横部材38間において縦部材37
とポスト29との間を連結する斜部材39とにより構成さ
れ、以て厚さ方向を左右方向として配設される。この構
成により平枠体36は、垂設されたポスト29の補強を行う
とともに、横部材38を利用して梯子の役目を兼用する。
【0020】前記クレーンレール20に支持案内されるガ
ーダー24が一端20A側へ走行することにより、出し入れ
装置26の全部を荷捌き場15に位置させて荷受け台車16と
の間で荷40の受け渡しを可能とし、またガーダー24が他
端20B側へ走行することにより、上部フレーム28の一部
や他方のポスト29などを設置空間41に突入させ、以て左
右方向においてガーダー24よりも短尺の出し入れ具35
を、棚1,2の他端に位置する区画収納空間3に対向し
得る。
【0021】前記ガイド部24aの案内による出し入れ装
置26の前後方向の移動は、この出し入れ装置26が作業ス
ペースS内に位置しているときにはインターロック(阻
止)される。そして出し入れ装置26が荷捌き場15に出た
ときには、その出し入れ具35が荷40を支持しているとき
は前後方向の移動はインターロック(阻止)され、また
荷40を支持していないときには前後方向の移動は行え
る。これは、光電管装置や荷重計により荷40の有無を検
出し、荷40が有ることを検出したときに横行動装置31へ
の電源や作動信号を切ることなどで可能になる。
【0022】前記クレーンレール20の長さ方向における
他端20B側が設定距離Lだけ外方へ延びることにより前
記棚1,2の他端面の外方にデッドスペースが形成さ
れ、このデッドスペースを設置空間41として床面側に、
各移動棚2の制御装置42がそれぞれ配設してある。ここ
で制御装置42は、対応する移動棚2に分岐ケーブル43を
介して接続しており、その際に制御装置42ならびに分岐
ケーブル43は、移動棚2がどちらの位置に移動したとき
も移動範囲内に納まるように配置かつ形成してある。
【0023】さらに隣接した制御装置42間は床面上に貼
り付けた(または床側に埋設した)副ケーブル44により
相互に接続している。そして設置空間41内には、一方の
固定棚1に対向して集中制御装置45が配設され、この集
中制御装置45は隣接した制御装置42に、前記副ケーブル
44と同様に配設した主ケーブル46により接続している。
各ケーブル43,44,46は、信号の授受や給電などを行う
ものである。
【0024】なお前記荷受け台車16の移動は従来の自走
台車制御方式により、前記ガーダー24の走行と出し入れ
装置26の移動とは従来の天井クレーン制御方式により、
前記キャリッジ32の昇降と出し入れ具33の出退とは従来
の自動倉庫のクレーン制御方式により、それぞれ好適に
制御される。
【0025】次に上記実施例の作用を説明する。前記荷
受け台車16上の荷40を入庫するに、まずクレーンレール
20の一端20A側の支持案内によりガーダー24を荷捌き場
15の上方に走行させ、空の出し入れ装置26を荷捌き場15
内に位置させる。そして目的とする区画収納空間3の前
方に作業スペースSが生じるように移動棚2群を移動さ
せる。この移動棚2群の移動は、集中制御装置45からの
指示信号を、主ケーブル46や副ケーブル44を介して目的
とする制御装置42に与え、この制御装置42からの指示信
号を、分岐ケーブル43を介して移動棚2側に与えること
で行える。すなわち指示信号に基づいて、モータ10によ
りつば無し車輪7を強制回転させることになり、移動
は、車輪5,7を介してレール8,9に支持させた状態
で一定経路11上で行われる。その際に光電スイッチ12か
らの投光が反射板13で反射されるなどして移動制御信号
の授受が行われ、以て移動棚2は衝突などすることなく
移動制御される。
【0026】このように作業スペースSを形成した状態
で、横行動装置31の作動により空の出し入れ装置26を、
ガイド部24aの支持案内により前後方向に移動させ作業
スペースSの端部外方に位置させる。次いでレール17の
支持案内により荷受け台車16をホームポジションHから
出し入れ装置26に向けて移動させ、この出し入れ装置26
に接近した位置で停止させる。この状態で、前記キャリ
ッジ33の昇降動と出し入れ具35の出退動との組み合わせ
動作を行い、以て荷受け台車16上の荷40を出し入れ装置
26が受け取り得る。
【0027】このように作業スペースSの端部外方に位
置させた出し入れ装置26に荷40を受け取らせた状態で、
走行駆動装置25によりガーダー24を走行させ、出し入れ
装置26を作業スペースS内で移動させる。そして出し入
れ装置26を目的とする区画収納空間3の前方に対向させ
て停止させる。この状態で前述したようにキャリッジ33
の昇降動と出し入れ具35の出退動との組み合わせ動作を
行い、以て目的とする区画収納空間3に対して荷40の入
庫を行える。
【0028】また荷40の出庫は、前述と同様にして作業
スペースSの端部外方に位置させた空の出し入れ装置26
を、この作業スペースS内で移動させて目的とする区画
収納空間3の前方に対向させ停止させたのち、出し入れ
装置26を作動させることにより、目的とする区画収納空
間3から荷40を取り出す。そして荷40を支持した出し入
れ装置26を作業スペースS内で移動させて荷捌き場15に
停止させる。
【0029】このようにして荷捌き場15に出てきた出し
入れ装置26は、この荷捌き場15内を前後方向に移動する
ことが阻止されており、したがって荷捌き場15に出てき
た位置で停止状となる。次いで、この出し入れ装置26に
対して荷受け台車16が接近移動して停止し、この出し入
れ装置26の作動により荷受け台車16上へ荷40を渡し得、
以て出庫を行える。
【0030】なお出し入れ装置26による棚1,2に対す
る入出庫作業中などに荷受け台車16はホームポジション
H側に移動される。そしてホームポジションHに停止し
た状態において、たとえばフォークリフト車により荷受
け台車16に対して荷40の受け渡しが行われる。
【0031】このような運転時において出し入れ装置26
は、特に作業スペースSの端部外方である荷捌き場15内
での前後方向への移動時に振れようとするが、このとき
平枠体36の補強効果により振れは防止される。また出し
入れ装置26の上部の各部駆動装置、すなわち走行駆動装
置25や昇降動装置32などに対する保守点検は、平枠体36
の構成部材である横部材38を掴み部や足掛け部として、
すなわち平枠体36を梯子として登ることで行える。
【0032】上記実施例では、平枠体36を、たとえば一
方のポスト29に対して前方に配設するとともに他方のポ
スト29に対して後方に配設するというように、前後に振
分て配設しているが、これはいずれか一方にのみ配設し
た構成であってもよく、また両ポスト29ともに前後それ
ぞれに配設した構成、すなわち合計4枚の平枠体36を配
設した構成であってもよい。
【0033】上記実施例では、固定棚1と移動棚2とを
配設した形式を示したが、これは全てを移動棚2とし、
端部の移動棚2と壁などの他物との間にスペースSを形
成する構成でもよい。この場合にクレーンレール20は壁
などの他物に支持される。さらに上記実施例では天井ク
レーン形式を示しているが、これはガーダー24の部分を
門型とした床クレーン形式であつてもよい。
【0034】図6は本発明の別の実施例を示す。すなわ
ちクレーンレール20を前記一定経路11に沿って配設して
おり、これによりガーダー24を一定経路11に沿って走行
させることで、出し入れ装置26を荷捌き場15で移動し
得、またガイド部24aの案内により出し入れ装置26を作
業スペースSで移動し得る。この形式の場合、荷40を支
持して荷捌き場15に出てきた出し入れ装置26は、ガーダ
ー24の走行駆動装置25が制御されることで一定経路11に
沿った方向での移動が阻止される。
【0035】上記実施例では棚設備として移動棚設備を
示したが、これは自動倉庫用棚設備であつてもよい。す
なわち作業スペースSを中にして一対の固定棚を配設し
た自動倉庫用棚を複数並設し、そして自動倉庫用棚群の
外方間で出し入れ装置26を前後方向に移動自在とした構
成であってもよい。
【0036】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、作業スペー
ス内で出し入れ装置を移動させることと、出し入れ装置
を作動させることとにより、目的とする区画収納空間に
対する荷の入出庫を自動的に行うことができる。
【0037】このような運転時において出し入れ装置
は、特に作業スペースの端部外方での前後方向への移動
時に振れようとするが、このとき平枠体の補強効果によ
り振れを防止でき、したがってクレーン形式で荷の入出
庫を行うものでありながら、他の装置との間での荷の受
け渡しは常に迅速にかつ安全に行うことができ、さらに
出し入れ装置は長期間に亘って安定して使用できる。
【0038】また出し入れ装置の上部の各部駆動装置な
どに対する保守点検は、平枠体の構成部材を掴み部や足
掛け部として、すなわち平枠体を梯子として登ることで
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、移動棚設備の斜視図
である。
【図2】同出し入れ装置部分の側面図である。
【図3】同出し入れ装置部分の正面図である。
【図4】同移動棚設備の平面図である。
【図5】同移動棚設備の側面図である。
【図6】本発明の別の実施例を示し、移動棚設備の斜視
図である。
【符号の説明】
1 固定棚 2 移動棚 3 区画収納空間 11 一定経路 15 荷捌き場 16 荷受け台車 20 クレーンレール 24 ガーダー 24a ガイド部 26 出し入れ装置 28 上部フレーム 29 ポスト 30 下部フレーム 33 キャリッジ 35 出し入れ具 36 平枠体 37 縦部材 38 横部材 39 斜部材 S 作業スペース H ホームポジション

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向ならびに左右方向に複数の区画
    収納空間を有する棚間に作業スペースを形成した棚設備
    において、前記棚群の端部外方に一対のレールを配設
    し、これらレールに支持されて走行自在なガーダーを設
    け、このガーダーに吊下げ状に支持されて前記作業スペ
    ース内で左右方向に移動自在な出し入れ装置を設け、こ
    の出し入れ装置は、前記ガーダーに支持される上部フレ
    ームと、この上部フレームの左右両端部からそれぞれ垂
    設したポストと、これらポストの下部間を連結する下部
    フレームと、両ポスト間に昇降自在ならびに横方向出退
    自在に配設した出し入れ具と、前記上部フレームの下部
    から少なくとも一方のポストの側面に亘って配設され、
    かつ厚さ方向を左右方向にした平枠体とにより構成した
    ことを特徴とする棚設備。
JP3343718A 1991-04-26 1991-12-26 棚設備 Pending JPH05178420A (ja)

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JP3343718A JPH05178420A (ja) 1991-12-26 1991-12-26 棚設備
GB9208649A GB2257966B (en) 1991-04-26 1992-04-22 Rack arrangement
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SG5395A SG5395G (en) 1991-04-26 1995-01-16 Rack arrangement

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