JPH05178260A - 自動二輪車の後ホーク - Google Patents
自動二輪車の後ホークInfo
- Publication number
- JPH05178260A JPH05178260A JP35686191A JP35686191A JPH05178260A JP H05178260 A JPH05178260 A JP H05178260A JP 35686191 A JP35686191 A JP 35686191A JP 35686191 A JP35686191 A JP 35686191A JP H05178260 A JPH05178260 A JP H05178260A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hawk
- center
- cast
- ribs
- light alloy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Axle Suspensions And Sidecars For Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホークボデーを鋳造するもので、上下型を左
右のスライド型を用いて鋳造でき、鋳造コストが安く、
軽量にできる自動二輪車の後ホークを得ること。 【構成】 後ホーク前部のホークボデー1を軽合金で鋳
造するもので、ホークボデー1の前部左右と後部中央に
下側から肉抜きして中空部6,7に形成し、中空部6,
7に適宜リブ8,9を突設し、リブ8,9の中央部を低
く湾曲させたことにある。そして、ホークボデー1前端
左右にスライドピンで軸孔10を形成し、左右の軸孔1
0の中間部を下側から肉抜きして、断面逆U字状に形成
したこと。
右のスライド型を用いて鋳造でき、鋳造コストが安く、
軽量にできる自動二輪車の後ホークを得ること。 【構成】 後ホーク前部のホークボデー1を軽合金で鋳
造するもので、ホークボデー1の前部左右と後部中央に
下側から肉抜きして中空部6,7に形成し、中空部6,
7に適宜リブ8,9を突設し、リブ8,9の中央部を低
く湾曲させたことにある。そして、ホークボデー1前端
左右にスライドピンで軸孔10を形成し、左右の軸孔1
0の中間部を下側から肉抜きして、断面逆U字状に形成
したこと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、後輪を懸架する自動
二輪車の後ホークに関する。
二輪車の後ホークに関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車は、車両重量を軽量化するた
めに、後ホークを軽合金で作っている。その場合、後ホ
ーク前部のホークボデーを軽合金で鋳造し、ホークボデ
ーの左右後部に、軽合金のパイプ材の左右のホークを溶
着するようにしたものがある。ホークボデーを鋳造する
場合に、軽量化のために中空にするように中子を用いる
などしている。又、後ホーク全体を軽合金で鋳造するも
のもある。例えば、実開平1−108891号公報参
照。
めに、後ホークを軽合金で作っている。その場合、後ホ
ーク前部のホークボデーを軽合金で鋳造し、ホークボデ
ーの左右後部に、軽合金のパイプ材の左右のホークを溶
着するようにしたものがある。ホークボデーを鋳造する
場合に、軽量化のために中空にするように中子を用いる
などしている。又、後ホーク全体を軽合金で鋳造するも
のもある。例えば、実開平1−108891号公報参
照。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】後ホーク又は、後ホー
ク前部のホークボデーを軽合金で鋳造する場合、中子を
用いれば、形状や肉厚さを自由に設定することができる
が、鋳造時に中子設置などの手間がかかり、中子落しな
どの作業が必要で、鋳造コストが高くなる不都合があ
る。
ク前部のホークボデーを軽合金で鋳造する場合、中子を
用いれば、形状や肉厚さを自由に設定することができる
が、鋳造時に中子設置などの手間がかかり、中子落しな
どの作業が必要で、鋳造コストが高くなる不都合があ
る。
【0004】かかる点に鑑み、この発明は、ホークボデ
ーを鋳造するもので、上下型を左右のスライド型を用い
て鋳造でき、鋳造コストが安く、軽量にできる自動二輪
車の後ホークを得ることを目的とする。
ーを鋳造するもので、上下型を左右のスライド型を用い
て鋳造でき、鋳造コストが安く、軽量にできる自動二輪
車の後ホークを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の自動二輪車の後ホークは、後ホーク前部
のホークボデーを軽合金で鋳造するもので、ホークボデ
ーの前部左右と後部中央に下側から肉抜きして中空部に
形成し、中空部に適宜リブを突設し、リブの中央部を低
く湾曲させたことにある。そして、ホークボデー前端左
右にスライドピンで軸孔を形成し、左右の軸孔の中間部
を下側から肉抜きして、断面逆U字状に形成したことに
ある。
に、この発明の自動二輪車の後ホークは、後ホーク前部
のホークボデーを軽合金で鋳造するもので、ホークボデ
ーの前部左右と後部中央に下側から肉抜きして中空部に
形成し、中空部に適宜リブを突設し、リブの中央部を低
く湾曲させたことにある。そして、ホークボデー前端左
右にスライドピンで軸孔を形成し、左右の軸孔の中間部
を下側から肉抜きして、断面逆U字状に形成したことに
ある。
【0006】
【作用】ホークボデーの前部左右と後部中央は、下側か
ら肉抜きして中空にでき、中空部にリブを突設して剛性
を保ちながら、リブの中央部を低く湾曲させて、軽量化
することができる。そして、ホークボデーの前端左右の
軸孔をスライドピンで形成し、その中間部を下側から肉
抜きして、断面逆U字状に形成できて、ホークボデーを
上下の金型と左右のスライド型で、安価に鋳造すること
ができる。
ら肉抜きして中空にでき、中空部にリブを突設して剛性
を保ちながら、リブの中央部を低く湾曲させて、軽量化
することができる。そして、ホークボデーの前端左右の
軸孔をスライドピンで形成し、その中間部を下側から肉
抜きして、断面逆U字状に形成できて、ホークボデーを
上下の金型と左右のスライド型で、安価に鋳造すること
ができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図7によっ
て説明する。後ホークは、前部のホークボデー1を軽合
金で鋳造し、ホークボデー1の後部左右に、軽合金でパ
イプ材でできた左右のホーク2の前部を溶着する。そし
て、左右のホーク2の後端には、車軸金具3を挿入溶着
し、両側の車軸金具3に、後輪を回転自在に支承した車
軸の両端を締着するようにしてある。
て説明する。後ホークは、前部のホークボデー1を軽合
金で鋳造し、ホークボデー1の後部左右に、軽合金でパ
イプ材でできた左右のホーク2の前部を溶着する。そし
て、左右のホーク2の後端には、車軸金具3を挿入溶着
し、両側の車軸金具3に、後輪を回転自在に支承した車
軸の両端を締着するようにしてある。
【0008】ホークボデー1は、中央にクッショクユニ
ットが通る大きい孔4を形成して、平面が略四角形にし
てあって、上側に、クッションユニットのリンクを連結
するボス5を突設する。ホークボデー1の前部左右と後
部中央には、下側から肉抜きして中空部6,7を形成
し、中空部6,7にリブ8,9を形成する。リブ8,9
は、両端を高く中央を低く湾曲形成する。中空部6,7
及びリブ8,9は、鋳造の下型の形状で形成できる。
ットが通る大きい孔4を形成して、平面が略四角形にし
てあって、上側に、クッションユニットのリンクを連結
するボス5を突設する。ホークボデー1の前部左右と後
部中央には、下側から肉抜きして中空部6,7を形成
し、中空部6,7にリブ8,9を形成する。リブ8,9
は、両端を高く中央を低く湾曲形成する。中空部6,7
及びリブ8,9は、鋳造の下型の形状で形成できる。
【0009】ホークボデー1の前端左右には、ホークボ
デー1をフレームに軸着する軸孔10をスライドピンで
形成するようにし、左右の軸孔10の中間部11は、下
側から肉抜きして、断面逆U字状に形成する。又、ホー
クボデー1の後部左右は、左右のホーク2の溶着形状に
合せて、側面横U字状12に、側面からスライド型で肉
抜きする。
デー1をフレームに軸着する軸孔10をスライドピンで
形成するようにし、左右の軸孔10の中間部11は、下
側から肉抜きして、断面逆U字状に形成する。又、ホー
クボデー1の後部左右は、左右のホーク2の溶着形状に
合せて、側面横U字状12に、側面からスライド型で肉
抜きする。
【0010】ホークボデー1は、上下の鋳造型と、左右
のスライド型及びピンを用いて成形できる。そして、リ
ブ8,9は、両側を高く中央部を低く湾曲させることに
よって、強度を保ちながら軽量にできる。軸孔10は、
スライドピンで形成することによって、切削加工で仕上
げるが、削り屑の発生量を少くできる。
のスライド型及びピンを用いて成形できる。そして、リ
ブ8,9は、両側を高く中央部を低く湾曲させることに
よって、強度を保ちながら軽量にできる。軸孔10は、
スライドピンで形成することによって、切削加工で仕上
げるが、削り屑の発生量を少くできる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、軽合金で鋳造するホークボデーを
上下型と左右のスライド型を用いて、中子型を用いずに
成形でき、生産性がよく、鋳造コストを安価にできる。
そして、リブの高さも中央部を低く湾曲させたことによ
って、強度を保ちながら軽量化することができる。又、
軸孔などの仕上げ代も少く、切削加工の削り屑の発生量
も少くすることができる。
ように構成したので、軽合金で鋳造するホークボデーを
上下型と左右のスライド型を用いて、中子型を用いずに
成形でき、生産性がよく、鋳造コストを安価にできる。
そして、リブの高さも中央部を低く湾曲させたことによ
って、強度を保ちながら軽量化することができる。又、
軸孔などの仕上げ代も少く、切削加工の削り屑の発生量
も少くすることができる。
【図1】本発明の実施例を示すホークボデーの底面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施例を示すホークボデーの側面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の実施例を示す図1のA−A矢視断面図
である。
である。
【図4】本発明の実施例を示す図1のB−B矢視断面図
である。
である。
【図5】本発明の実施例を示す図1のC−C矢視断面図
である。
である。
【図6】本発明の実施例を示す図1のD−D矢視断面図
である。
である。
【図7】本発明の実施例を示す後ホーク全体の平面図で
ある。
ある。
1 ホークボデー 6 中空部 7 中空部 8 リブ 9 リブ 10 軸孔 11 中間部
Claims (2)
- 【請求項1】 後ホーク前部のホークボデーを軽合金で
鋳造するもので、ホークボデーの前部左右と後部中央に
下側から肉抜きして中空部に形成し、中空部に適宜リブ
を突設し、リブの中央部を低く湾曲させたことを特徴と
する自動二輪車の後ホーク。 - 【請求項2】 後ホーク前部のホークボデーを軽合金で
鋳造するもので、ホークボデー前端左右にスライドピン
で軸孔を形成し、左右の軸孔の中間部を下側から肉抜き
して、断面逆U字状に形成したことを特徴とする自動二
輪車の後ホーク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35686191A JPH05178260A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 自動二輪車の後ホーク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35686191A JPH05178260A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 自動二輪車の後ホーク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05178260A true JPH05178260A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=18451132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35686191A Pending JPH05178260A (ja) | 1991-12-26 | 1991-12-26 | 自動二輪車の後ホーク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05178260A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100912572B1 (ko) * | 2006-09-20 | 2009-08-19 | 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 | 자동이륜차 |
JP2011105213A (ja) * | 2009-11-19 | 2011-06-02 | Suzuki Motor Corp | 自動二輪車の中空鋳造部品及びその製造方法 |
JP2017030706A (ja) * | 2015-08-06 | 2017-02-09 | 川崎重工業株式会社 | スイングアームの後輪懸架装置取付構造 |
US10625812B2 (en) * | 2017-01-30 | 2020-04-21 | Suzuki Motor Corporation | Swing arm |
CN112776929A (zh) * | 2019-11-06 | 2021-05-11 | 印度商宜诺摩托克普有限公司 | 车辆摆臂 |
-
1991
- 1991-12-26 JP JP35686191A patent/JPH05178260A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100912572B1 (ko) * | 2006-09-20 | 2009-08-19 | 혼다 기켄 고교 가부시키가이샤 | 자동이륜차 |
JP2011105213A (ja) * | 2009-11-19 | 2011-06-02 | Suzuki Motor Corp | 自動二輪車の中空鋳造部品及びその製造方法 |
JP2017030706A (ja) * | 2015-08-06 | 2017-02-09 | 川崎重工業株式会社 | スイングアームの後輪懸架装置取付構造 |
US10625812B2 (en) * | 2017-01-30 | 2020-04-21 | Suzuki Motor Corporation | Swing arm |
CN112776929A (zh) * | 2019-11-06 | 2021-05-11 | 印度商宜诺摩托克普有限公司 | 车辆摆臂 |
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