JPH05178030A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPH05178030A JPH05178030A JP3346140A JP34614091A JPH05178030A JP H05178030 A JPH05178030 A JP H05178030A JP 3346140 A JP3346140 A JP 3346140A JP 34614091 A JP34614091 A JP 34614091A JP H05178030 A JPH05178030 A JP H05178030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kerf
- tire
- block
- width
- open
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1272—Width of the sipe
- B60C11/1281—Width of the sipe different within the same sipe, i.e. enlarged width portion at sipe bottom or along its length
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1204—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
- B60C2011/1213—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe sinusoidal or zigzag at the tread surface
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 タイヤ加硫後の脱型を困難にしたり、ブロッ
ク剛性を低下させるような問題を伴うことなくブロック
に配置したオープンカーフの両端部や屈曲部の底部に生
じるクラックを抑制するようにした空気入りタイヤを提
供することにある。 【構成】 トレッド面１に、タイヤ周方向に延びる複数
本の主溝２とタイヤ幅方向に延びる複数本の副溝３とで
ブロック４を形成し、このブロック４にタイヤ幅方向に
延びると共に屈曲部をもつカーフ５を設け、このカーフ
５の両端部を上記主溝２又は上記主溝２とショルダー端
縁に接続するオープンカーフにした空気入りタイヤにお
いて、上記カーフ５の両端部と上記屈曲部５ａとの底部
に、それぞれ上記カーフ５の溝幅よりも大きな幅をもつ
空隙部６を局部的に形成した空気入りタイヤ。
ク剛性を低下させるような問題を伴うことなくブロック
に配置したオープンカーフの両端部や屈曲部の底部に生
じるクラックを抑制するようにした空気入りタイヤを提
供することにある。 【構成】 トレッド面１に、タイヤ周方向に延びる複数
本の主溝２とタイヤ幅方向に延びる複数本の副溝３とで
ブロック４を形成し、このブロック４にタイヤ幅方向に
延びると共に屈曲部をもつカーフ５を設け、このカーフ
５の両端部を上記主溝２又は上記主溝２とショルダー端
縁に接続するオープンカーフにした空気入りタイヤにお
いて、上記カーフ５の両端部と上記屈曲部５ａとの底部
に、それぞれ上記カーフ５の溝幅よりも大きな幅をもつ
空隙部６を局部的に形成した空気入りタイヤ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロックに配置したカ
ーフの底部に生じるクラックを抑制するようにした空気
入りタイヤに関する。
ーフの底部に生じるクラックを抑制するようにした空気
入りタイヤに関する。
【０００２】
【従来の技術】主として氷上性能の向上を目的としてブ
ロックパターンを設けた空気入りタイヤでは、ブロック
にカーフの両端が主溝に接続するようにしたオープンカ
ーフを設けるものが多い。しかも、タイヤ横方向に対す
るエッジ効果やカーフ長を増すために、そのオープンカ
ーフを屈曲形状としたものもある。
ロックパターンを設けた空気入りタイヤでは、ブロック
にカーフの両端が主溝に接続するようにしたオープンカ
ーフを設けるものが多い。しかも、タイヤ横方向に対す
るエッジ効果やカーフ長を増すために、そのオープンカ
ーフを屈曲形状としたものもある。
【０００３】ところが、上述のようなオープンカーフを
設けたタイヤでは、このカーフの両端部や屈曲部の底部
にクラックを発生しやすいという問題があった。従来、
上記カーフのクラック防止対策として、カーフ底部の溝
幅を、長手方向の全体にわたって大きくしたものが提案
されている。しかし、このようにカーフ底部の溝幅が全
長にわたって広幅になっていると、タイヤの加硫成形後
の脱型抵抗を増大して型抜きを難しくし、またタイヤ自
体も本来のカーフの作用が低下するため、ブロック剛性
が低下し、耐摩耗性に不利になるという問題があった。
設けたタイヤでは、このカーフの両端部や屈曲部の底部
にクラックを発生しやすいという問題があった。従来、
上記カーフのクラック防止対策として、カーフ底部の溝
幅を、長手方向の全体にわたって大きくしたものが提案
されている。しかし、このようにカーフ底部の溝幅が全
長にわたって広幅になっていると、タイヤの加硫成形後
の脱型抵抗を増大して型抜きを難しくし、またタイヤ自
体も本来のカーフの作用が低下するため、ブロック剛性
が低下し、耐摩耗性に不利になるという問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、タイ
ヤ加硫後の脱型を困難にしたり、ブロック剛性を低下さ
せるような問題を伴うことなくブロックに配置したオー
プンカーフの両端部や屈曲部の底部に生じるクラックを
抑制するようにした空気入りタイヤを提供することにあ
る。
ヤ加硫後の脱型を困難にしたり、ブロック剛性を低下さ
せるような問題を伴うことなくブロックに配置したオー
プンカーフの両端部や屈曲部の底部に生じるクラックを
抑制するようにした空気入りタイヤを提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、トレッド面に、タイヤ周方向に延びる複数
本の主溝とタイヤ幅方向に延びる複数本の副溝とでブロ
ックを形成し、このブロックにタイヤ幅方向に延びると
共に屈曲部をもつカーフを設け、このカーフの両端部を
上記主溝又は上記主溝とショルダー端縁に接続するオー
プンカーフにした空気入りタイヤにおいて、上記カーフ
の両端部と上記屈曲部との底部に、それぞれ上記カーフ
の溝幅よりも大きな幅をもつ空隙部を局部的に形成した
ことを特徴とする。
の本発明は、トレッド面に、タイヤ周方向に延びる複数
本の主溝とタイヤ幅方向に延びる複数本の副溝とでブロ
ックを形成し、このブロックにタイヤ幅方向に延びると
共に屈曲部をもつカーフを設け、このカーフの両端部を
上記主溝又は上記主溝とショルダー端縁に接続するオー
プンカーフにした空気入りタイヤにおいて、上記カーフ
の両端部と上記屈曲部との底部に、それぞれ上記カーフ
の溝幅よりも大きな幅をもつ空隙部を局部的に形成した
ことを特徴とする。
【０００６】このように、屈曲形状にしたオープンカー
フの両端部と屈曲部との底部にカーフの溝幅より大きい
幅の拡大空隙部を形成したため、このオープンカーフの
両端部と屈曲部との底部に集中する応力を緩和し、クラ
ックの発生を少なくすることができる。また、これら空
隙部をカーフ底部に局部的に配置したので、タイヤ加硫
後の脱型時の抵抗を小さくし、またブロック剛性の低下
を招くこともない。
フの両端部と屈曲部との底部にカーフの溝幅より大きい
幅の拡大空隙部を形成したため、このオープンカーフの
両端部と屈曲部との底部に集中する応力を緩和し、クラ
ックの発生を少なくすることができる。また、これら空
隙部をカーフ底部に局部的に配置したので、タイヤ加硫
後の脱型時の抵抗を小さくし、またブロック剛性の低下
を招くこともない。
【０００７】以下に、図を参照して本発明のタイヤにつ
き詳しく説明する。図１は本発明の実施例からなる空気
入りタイヤのトレッドパターンである。トレッド１にタ
イヤ周方向に延びる複数の主溝２とタイヤ幅方向に延び
る多数の副溝３とが設けられ、これら主溝２と副溝３に
区分された多数のブロック４が形成されている。このブ
ロック４には、タイヤ幅方向に延びる複数本のカーフ５
がタイヤ周方向に等間隔に配置されている。このカーフ
５はタイヤ回転方向に突端を向けた「へ」の字状に屈曲
した屈曲部５ａを有し、その両端部５ｂをトレッド１中
央領域のカーフは主溝２に接続し、ショルダー端部のカ
ーフは内端を主溝２に外端をショルダー端縁に接続する
オープンカーフになっている。
き詳しく説明する。図１は本発明の実施例からなる空気
入りタイヤのトレッドパターンである。トレッド１にタ
イヤ周方向に延びる複数の主溝２とタイヤ幅方向に延び
る多数の副溝３とが設けられ、これら主溝２と副溝３に
区分された多数のブロック４が形成されている。このブ
ロック４には、タイヤ幅方向に延びる複数本のカーフ５
がタイヤ周方向に等間隔に配置されている。このカーフ
５はタイヤ回転方向に突端を向けた「へ」の字状に屈曲
した屈曲部５ａを有し、その両端部５ｂをトレッド１中
央領域のカーフは主溝２に接続し、ショルダー端部のカ
ーフは内端を主溝２に外端をショルダー端縁に接続する
オープンカーフになっている。
【０００８】図２及び図３に示すように、上記オープン
カーフであるカーフ５は、その両端部５ｂと屈曲部５ａ
の底部が球体や回転楕円体等の空隙部６になっている。
このような空隙部６を設けることによって、両端部５ｂ
や屈曲部５ａに集中する応力を緩和し、クラックの発生
を抑制するようになる。また、これら空隙部６をカーフ
５の底部に局部的に配置したので、ブロック剛性の低下
は少なく、耐摩耗性を有利にする。また、加硫後の脱型
抵抗を小さくする。
カーフであるカーフ５は、その両端部５ｂと屈曲部５ａ
の底部が球体や回転楕円体等の空隙部６になっている。
このような空隙部６を設けることによって、両端部５ｂ
や屈曲部５ａに集中する応力を緩和し、クラックの発生
を抑制するようになる。また、これら空隙部６をカーフ
５の底部に局部的に配置したので、ブロック剛性の低下
は少なく、耐摩耗性を有利にする。また、加硫後の脱型
抵抗を小さくする。
【０００９】上記空隙部６は、前述したように球体又は
回転楕円体の形状にすることが好ましく、回転楕円体で
ある場合は長軸方向をカーフ５の長手方向に一致するよ
うにするのがよい。このような球体又は回転楕円体から
なる空隙部６において、カーフ５の長手方向に直交する
面における直径Ｄ及びその中心Ｏがカーフ５の底面から
離間する距離ｈは（図３，図４参照）それぞれカーフの
溝幅をｔとするとき １．５ｔ≦Ｄ≦３．０ｔ −Ｄ／４≦ｈ≦Ｄ／４ とするのがよい。直径Ｄを１．５ｔ以上とし、また離間
距離ｈを−Ｄ／４以上とすることにより、カーフのクラ
ック防止を確実にする。直径Ｄが３．０ｔよりも大きく
なると脱型が困難になり、また距離ｈがＤ／４よりも大
きくなると、金型の耐久性に不利になる。
回転楕円体の形状にすることが好ましく、回転楕円体で
ある場合は長軸方向をカーフ５の長手方向に一致するよ
うにするのがよい。このような球体又は回転楕円体から
なる空隙部６において、カーフ５の長手方向に直交する
面における直径Ｄ及びその中心Ｏがカーフ５の底面から
離間する距離ｈは（図３，図４参照）それぞれカーフの
溝幅をｔとするとき １．５ｔ≦Ｄ≦３．０ｔ −Ｄ／４≦ｈ≦Ｄ／４ とするのがよい。直径Ｄを１．５ｔ以上とし、また離間
距離ｈを−Ｄ／４以上とすることにより、カーフのクラ
ック防止を確実にする。直径Ｄが３．０ｔよりも大きく
なると脱型が困難になり、また距離ｈがＤ／４よりも大
きくなると、金型の耐久性に不利になる。
【００１０】カーフ５の溝幅ｔは１．５mm以下にするの
が好ましい。また下限としては、金型のカーフ骨の強度
の関係から０．３mm程度が好ましい。また上記球体又は
回転楕円体がカーフ端部５ｂまたは屈曲点５ｂからカー
フ長手方向に延びる距離ａとしては、 Ｄ／２≦ａ≦３Ｄ／２ とするのがよい。
が好ましい。また下限としては、金型のカーフ骨の強度
の関係から０．３mm程度が好ましい。また上記球体又は
回転楕円体がカーフ端部５ｂまたは屈曲点５ｂからカー
フ長手方向に延びる距離ａとしては、 Ｄ／２≦ａ≦３Ｄ／２ とするのがよい。
【００１１】
【発明の効果】上述したように本発明は、屈曲形状にし
たオープンカーフの両端部と屈曲部との底部にカーフの
溝幅より大きい幅の拡大空隙部を形成したため、このオ
ープンカーフの両端部と屈曲部との底部に集中する応力
を緩和し、クラックの発生を少なくすることができる。
また、これら空隙部をカーフ底部に局部的に配置したの
で、タイヤ加硫後の脱型時の抵抗が小さくなる。またブ
ロック剛性の低下を招くこともない。
たオープンカーフの両端部と屈曲部との底部にカーフの
溝幅より大きい幅の拡大空隙部を形成したため、このオ
ープンカーフの両端部と屈曲部との底部に集中する応力
を緩和し、クラックの発生を少なくすることができる。
また、これら空隙部をカーフ底部に局部的に配置したの
で、タイヤ加硫後の脱型時の抵抗が小さくなる。またブ
ロック剛性の低下を招くこともない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明タイヤの実施例を示すトレッドパターン
の平面図である。
の平面図である。
【図２】図１のトレッドパターンのブロックの一部を拡
大して示す平面図である。
大して示す平面図である。
【図３】図２のＸ−Ｃ−Ｘ’の断面図である。
【図４】図３のＡ−Ａ断面図である。
１ トレッド ２ 主溝 ３ 副溝 ４ ブロック ５ カーフ ５ａ 屈曲部 ５ｂ 端部 ６ 空隙部
【手続補正書】
【提出日】平成４年２月２０日
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
Claims (1)
- 【請求項１】 トレッド面に、タイヤ周方向に延びる複
数本の主溝とタイヤ幅方向に延びる複数本の副溝とでブ
ロックを形成し、該ブロックにタイヤ幅方向に延びると
共に屈曲部をもつカーフを設け、該カーフの両端部を前
記主溝又は前記主溝とショルダー端縁に接続するオープ
ンカーフにした空気入りタイヤにおいて、前記カーフの
両端部と前記屈曲部との底部に、それぞれ前記カーフの
溝幅よりも大きな幅をもつ空隙部を局部的に形成した空
気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3346140A JPH05178030A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3346140A JPH05178030A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05178030A true JPH05178030A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=18381394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3346140A Pending JPH05178030A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05178030A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6003575A (en) * | 1996-08-05 | 1999-12-21 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tire including sipes |
| US6315018B1 (en) * | 1997-11-19 | 2001-11-13 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire having sipe structured by narrow groove portion and wide groove portion |
| JP5665844B2 (ja) * | 2010-03-12 | 2015-02-04 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
| JP2015227094A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP3346140A patent/JPH05178030A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6003575A (en) * | 1996-08-05 | 1999-12-21 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tire including sipes |
| US6315018B1 (en) * | 1997-11-19 | 2001-11-13 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire having sipe structured by narrow groove portion and wide groove portion |
| JP5665844B2 (ja) * | 2010-03-12 | 2015-02-04 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
| JP2015227094A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | 株式会社ブリヂストン | 空気入りタイヤ |
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