JPH0517761Y2 - - Google Patents

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JPH0517761Y2
JPH0517761Y2 JP3251687U JP3251687U JPH0517761Y2 JP H0517761 Y2 JPH0517761 Y2 JP H0517761Y2 JP 3251687 U JP3251687 U JP 3251687U JP 3251687 U JP3251687 U JP 3251687U JP H0517761 Y2 JPH0517761 Y2 JP H0517761Y2
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filament
terminals
terminal block
terminal
discharge lamp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、放電灯安定器に関する。
従来の技術 ラピツドスタート型の放電灯安定器の基本回路
は第6図に示すように、放電灯安定器40の出力
側に放電灯41の一方のフイラメント42及び他
方のフイラメント43にそれぞれフイラメントコ
イル44を接続するためのフイラメント端子4
7,48,49,50が配列されている。これら
のフイラメント端子47ないし50の内、フイラ
メント42側のフイラメント端子47は二次コイ
ルの出力線を共通線とし、他方のフイラメント4
3側のフイラメント端子50は放電灯安定器40
の入力側の電源線46を共通線としている。そし
て、これらのフイラメント端子47ないし50
は、電磁式の放電灯安定器においては合成樹脂製
のコイルボビンのフランジに露出状態で固定さ
れ、インバータ型の放電灯安定器においては回路
基板上に露出状態で固定されている。何れにせ
よ、これらのフイラメント端子47ないし50
は、電気的安全性を確保するために充分な間隔が
必要である。
具体的には、電気用品取締法で規定された充電
部の間隔は、製造者が接続する場合に、50V以下
では2mm以上、150V以上300V以下では4mm以
上、300V以上600V以下では6mm以上と定められ
ている。したがつて、FLR40×1灯用の場合、
フイラメント42の極間電位差及びフイラメント
43間の極間電位差は50V以下であるため、フイ
ラメント端子47,48の間隔及びフイラメント
端子49,50の間隔は同一フイラメントの端子
間隔であるので2mm以上に定められ、フイラメン
ト42,43間の電位差は放電灯安定器が電磁型
の場合で300V弱、インバータ型による場合でも
300V強であるため、フイラメント端子42,4
3間の間隔は異なるフイラメントの端子間隔で6
mm以上に定められている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、各フイラメント端子47ないし50は
電線とランプソケツトとを介してフイラメント4
2,43に接続されるが、この電線が引つ張られ
ることがあり、フイラメント端子47ないし50
の固定状態が不安定になることがある。
また、電気用品取締法によつてフイラメント端
子47ないし50の間隔を充分に保つ制約があ
り、さらに、フイラメント端子47ないし50に
電線を半田付けする場合の作業性を考慮しても充
分な端子間隔が必要である。したがつて、電磁型
の場合はコイルボビンが大きくなり、インバータ
型の場合は回路基板が大きくなり、放電灯安定器
の小型化を妨げる問題が有る。
問題点を解決するための手段 ラピツドスタート型の点灯回路が設けられた安
定器本体に前記点灯回路の出力側に接続された導
電部を形成し、放電灯の同一のフイラメントに接
続されるフイラメント加熱用の対のフイラメント
端子を近接させて保持した端子台を設け、この端
子台に前記フイラメント端子間を仕切るリブを形
成し、前記フイラメント端子を前記導電部に接続
して前記端子台を前記安定器本体に固定する。
作 用 したがつて、それぞれ同一のフイラメントに接
続される対のフイラメント端子は端子台に対して
機械的に結合され、しかも、対のフイラメント端
子は放電灯安定器の導電部をもつて安定器本体に
固定されるとともに、対のフイラメント端子が互
いに端子台を安定器本体に固定することになり、
したがつて、安定器本体に対する端子台の回転方
向の動きを確実に固定するとともに端子台に対す
るフイラメント端子の結合強度を向上し、さら
に、同一のフイラメントに接続される対のフイラ
メント端子間を仕切るリブを端子台に形成してこ
れらのフイラメント端子間を近接することによ
り、フイラメント端子への電線の接続を行い易く
するとともにフイラメント端子の配列スペースを
縮小し、これにより小型化を図る。
実施例 この考案の第一の実施例を第1図及び第2図に
基づいて説明する。1は絶縁性の基板1aにより
形成された安定器本体で、これには電磁型或いは
インバータ型の点灯回路2と、この点灯回路2の
入力側を電源3に接続する入力端子4と、点灯回
路2の出力側を放電灯5のフイラメント6,7に
接続する複数のフイラメント端子8,9,10,
11とが設けられている。一方のフイラメント6
に接続される対のフイラメント端子8,9は端子
台12を成形する時にこの端子台12にインサー
トされ、同様に他方のフイラメント7に接続され
る対のフイラメント端子10,11も他の端子台
13にインサートされている。合成樹脂製のこれ
らの端子台12,13はフイラメント端子8,
9,10,11の両側を挾持するリブ14を有し
ている。また、各フイラメント端子8,9,1
0,11に一体的に形成された接続片15は基板
1aに形成された導電部16を介して電子回路2
の出力側に接続されている。
なお、前述した電気用品取締法により定められ
た規格を満足させるために、放電灯5が40Wの場
合、フイラメント6の極間電位差及びフイラメン
ト7の極間電位差は50V以下であるので、フイラ
メント端子8,9を介して一方のフイラメント6
に接続される導電部16の間隔a、及びフイラメ
ント端子10,11を介してフイラメント7に接
続される導電部16の間隔aは2mm以上に定めら
れている(第2図参照)。これにともない、フイ
ラメント端子8,9の間隔及びフイラメント端子
10,11の間隔も2mm以上になるように端子台
12,13の中央のリブ14の厚さが定められて
いる。また、異なるフイラメント6,7間の電位
差は放電灯安定器が点灯回路2による場合でも
300V強であるので、導電部16のbの間隔は6
mm以上に定められ、これにともないフイラメント
端子9,10の間隔も6mm以上に定められてい
る。
このような構成において、上述したように、電
気用品取締法に定められた規格を満足しているた
め、充分な絶縁耐圧が保証され、温度上昇や焼損
事故を防止することができる。
また、複数のフイラメント端子8,9又は1
0,11は端子台12又は13に対して機械的に
結合され、しかも、複数のフイラメント端子8,
9又は10,11は点灯回路2の導電部16に半
田付け部をもつて固定され、かつ、フイラメント
端子8,9又は10,11は互いに端子台12又
は13を基板1aに固定することになり、したが
つて、基板1aに対する端子台12又は13の回
転方向の動きを確実に固定するとともに、端子台
12又は13に対するフイラメント端子8,9又
は10,11の結合強度を向上することができ
る。
さらに、対をなすフイラメント端子8,9又は
10,11を導電部16に対して半田付けした時
に、同時に端子台12又は13を基板1aに固定
することができるので、端子台12又は13の基
板1aへの取付構造及び取付作業を簡略化するこ
とができる。
さらに、同一のフイラメント6又は7に接続さ
れる対のフイラメント端子8,9又は10,11
はリブ14により仕切られて近接されているた
め、フイラメント端子8,9,10,11の配列
スペースを小さくして基板1aの幅を縮小し、こ
れにより安定器本体1の形状を小型化することも
できる。しかも、フイラメント端子8,9又は1
0,11の間は近接されているがリブ14により
仕切られているため、電線を半田付けする時に半
田が隣のフイラメント端子に接続するようなこと
がなく、半田付け作業を行い易くすることができ
る。
なお、第3図に示すように、それぞれ二つのフ
イラメント端子8,9又は10,11を保持する
端子台12,13を連結部17により一体的に結
合しても良い。
また、放電灯安定器は電磁型のものを用いた場
合には、コイルボビンの鍔に、端子台12,13
とフイラメント端子8,9,10,11が接続さ
れる導電部16とを設ける。
次いで、この考案の第二の実施例を第4図及び
第5図に基づいて説明する。前記実施例と同一部
分は同一符号を用い説明も省略する。基板1aに
は、二灯用の点灯回路19が形成され、また、こ
の点灯回路19の出力側に端子台12,13,2
0が設けられている。この端子台20にインサー
トされたはフイラメント端子21,22の接続片
15は導電部16に半田付けされている。端子台
12に保持されたフイラメント端子8,9は一本
目の放電灯5の一方のフイラメント6の両極に接
続され、端子台13に保持されたフイラメント端
子10,11は一本目の放電灯5の他方のフイラ
メント7と二本目の放電灯5の一方のフイラメン
ト6とに共通電極として接続され、フイラメント
端子21,22は二本目の放電灯5の他方のフイ
ラメント7に接続されている。
この実施例においても、同一のフイラメント6
又は7に極毎に接続される導電部16及びフイラ
メント端子の間隔と、異なるフイラメント6又は
7に接続される導電部16及びフイラメント端子
の間隔とは所定の絶縁耐圧が得られるように定め
られている。したがつて、作用については前記実
施例と同様である。
考案の効果 この考案は上述のように構成したので、同一の
フイラメントに接続される対のフイラメント端子
は端子台に対して機械的に結合され、しかも、対
のフイラメント端子は放電灯安定器の導電部をも
つて安定器本体に固定され、さらに、対のフイラ
メント端子は互いに端子台を安定器本体に固定す
ることになり、したがつて、安定器本体に対する
端子台の回転方向の動きを確実に固定するととも
に、端子台に対するフイラメント端子の結合強度
を向上することができ、さらに、複数のフイラメ
ント端子を安定器本体の導電部において放電灯安
定器の出力側に接続した時に端子台を安定器本体
に固定することができるので、端子台の安定器本
体への取付構造及び取付作業を簡略化することが
でき、さらに、同一のフイラメントに接続される
対のフイラメント端子間を仕切るリブを端子台に
形成してこれらのフイラメント端子間を近接する
ことにより、フイラメント端子への電線の接続を
行い易くするとともにフイラメント端子の配列ス
ペースを縮小し、これにより小型化を図ることが
できる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の第一の実施例を
示すもので、第1図は平面図、第2図は縦断側面
図、第3図は変形例を示す縦断側面図、第4図及
び第5図はこの考案の第二の実施例を示すもの
で、第4図は平面図、第5図は縦断側面図、第6
図は従来のラピツドスタート型の点灯回路図であ
る。 1……安定器本体、2……点灯回路、5……放
電灯、6,7……フイラメント、8〜11……フ
イラメント端子、12,13……端子台、16…
…導電部、19……点灯回路、20……端子台、
21,22……フイラメント端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラピツドスタート型の点灯回路が設けられた安
    定器本体に前記点灯回路の出力側に接続された導
    電部を形成し、放電灯の同一のフイラメントに接
    続されるフイラメント加熱用の対のフイラメント
    端子を近接させて保持した端子台を設け、この端
    子台に前記フイラメント端子間を仕切るリブを形
    成し、前記フイラメント端子を前記導電部に接続
    して前記端子台を前記安定器本体に固定したこと
    を特徴とする放電灯安定器。
JP3251687U 1987-03-05 1987-03-05 Expired - Lifetime JPH0517761Y2 (ja)

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JP3251687U JPH0517761Y2 (ja) 1987-03-05 1987-03-05

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JP3251687U JPH0517761Y2 (ja) 1987-03-05 1987-03-05

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JPS63139710U JPS63139710U (ja) 1988-09-14
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