JPH05177487A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JPH05177487A
JPH05177487A JP3355623A JP35562391A JPH05177487A JP H05177487 A JPH05177487 A JP H05177487A JP 3355623 A JP3355623 A JP 3355623A JP 35562391 A JP35562391 A JP 35562391A JP H05177487 A JPH05177487 A JP H05177487A
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JP
Japan
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drive device
drive
generating means
raceway
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP3355623A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Takei
誠治 武井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Thompson Co Ltd
Original Assignee
Nippon Thompson Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Thompson Co Ltd filed Critical Nippon Thompson Co Ltd
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Priority to US07/993,624 priority patent/US5357819A/en
Publication of JPH05177487A publication Critical patent/JPH05177487A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H19/00Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion
    • F16H19/001Gearings comprising essentially only toothed gears or friction members and not capable of conveying indefinitely-continuing rotary motion for conveying reciprocating or limited rotary motion
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q5/00Driving or feeding mechanisms; Control arrangements therefor
    • B23Q5/22Feeding members carrying tools or work
    • B23Q5/34Feeding other members supporting tools or work, e.g. saddles, tool-slides, through mechanical transmission
    • B23Q5/38Feeding other members supporting tools or work, e.g. saddles, tool-slides, through mechanical transmission feeding continuously
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18568Reciprocating or oscillating to or from alternating rotary
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20207Multiple controlling elements for single controlled element
    • Y10T74/20341Power elements as controlling elements
    • Y10T74/20354Planar surface with orthogonal movement only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Machine Tool Units (AREA)
  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型にしてコストも安く、かつ精度が高く、
しかも高速駆動が可能であって騒音を抑えた駆動装置を
提供すること。 【構成】 軌道台5により案内される摺動台7上にトル
ク発生手段26を設け、このトルク発生手段26の出力
軸26aに駆動ローラ28を取り付け、該駆動ローラ2
8が軌道台5に沿って転動するようになし、以て、上記
の効果を得た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ある物体(被駆動体)
を所望の方向において移動せしめるための駆動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の駆動装置を有するものと
して、図16に示すXYテーブルがある。
【0003】図16に示すように、当該XYテーブル
は、作業場の床や装置架台上などに固設されるXテーブ
ル131と、該Xテーブル131により移動せしめられ
るYテーブル132とで構成されている。なお、Xテー
ブル131及びYテーブル132は互いにほぼ同様の構
成である故、以下、Xテーブル131についてのみ詳述
し、Yテーブル132の説明は省略する。但し、Yテー
ブル132の構成部材に関し、Xテーブル131の構成
部材に対応するものについて同じ参照符合を付して示し
ている。なお、Xテーブル131の各構成部材を適当な
ブロック毎に分解して拡散させた状態を図17に示す。
【0004】図16に示すように、Xテーブル131
は、長手状かつ略矩形板状のベース135と、該ベース
135上に設けられて該ベース135と共に筐体を形成
する側板136とを有している。この側板136の一端
部にはモータ137が取り付けられている。また、図1
7に示すように、モータ137の出力軸137aにはプ
ーリ139が嵌着されている。また、ベース135上に
は他のプーリ140が配置されており、かつ、図示せぬ
ブラケットを介してベース135に取り付けられてい
る。これらプーリ139及び140には、無端状のベル
ト142が掛け回されている。そして、このベルト14
2に、被駆動体としての移動テーブル143が固着され
ている。
【0005】図示のように、移動テーブル143は所定
の厚みを有し、かつ側板136の幅内に収納される大き
さで構成されており、その左右両側部には側板136の
上端面よりも突出する2条のテーブル突部143aが平
行に設けられている。このテーブル突部143aは、移
動テーブル143と一体成形若しくは別体の何れで構成
してもよく、該テーブル突部の上面に前述したYテーブ
ル132が取り付けられる。なお、これらテーブル突部
143aの内側には、防塵等の作用をなすカバー145
が配設されている。
【0006】上記したモータ137と、プーリ139及
び140とによって、ベルト142を駆送する駆送手段
が構成されている。
【0007】一方、図17に示すように、上記のベルト
142の側方には、左右一対の直動転がり案内ユニット
147が互いに平行に配設されており、かつ、ベース1
35に取り付けられている。これら直動転がり案内ユニ
ット147は、移動テーブル143に加わる上下左右方
向(矢印Z及びY方向並びにそれぞれの反対方向)にお
ける荷重を受け、かつ移動テーブル143の案内をなす
案内手段として作用する。これらの直動転がり案内ユニ
ット147と、上述したベルト142及びその駆送手段
とによって、被駆動体である移動テーブル143を移動
せしめる駆動装置が構成されている。
【0008】直動転がり案内ユニット147は詳しく
は、左右側壁面の肩部に断面が円弧状のボール用軌道面
148aが軸方向に沿って形成された略角柱状の軌道台
148と、この軌道面148aに対向するように内周面
に断面円弧状のボール用軌道面150aが形成され、か
つ断面略コ字状に形成された摺動台150と、これらボ
ール用軌道面148a及び150a間の相互摺動方向に
おいて等間隔に配列され、かつ回転可能にボールを保持
する平板状の保持器(図示せず)とで構成されている。
なお、この直動転がり案内ユニット147は、転動体を
用いる構成のものであればボールに限らず、ころ等の他
の手段を用いるものでもよい。
【0009】次に、上記構成よりなるXYテーブルの動
作について説明する。なお、前述したようにXテーブル
131と、Yテーブル132とは、同じ構成であるので
Xテーブル131を中心として以下に説明する。
【0010】まず、Xテーブル131のモータ137に
電源電圧が供給されると、駆動源となるモータ137の
出力軸137aが回転してプーリ139に回転力が伝達
される。すると、プーリ139及び140に巻回された
ベルト142は所定方向に駆送され、このベルト142
の上面に固定された移動テーブル143も直動転がり案
内ユニット147に案内されて移動する。逆に、モータ
137の回転方向が反転すると、前記とは逆方向にベル
ト142が駆送され、これに伴って移動テーブル143
も移動する。また、移動テーブル143の移動制御は、
マイクロコンピュータ等よりなる制御回路により制御さ
れ、この制御回路への位置検出信号を出力する検出器
は、図16に示す側板136の内側で、ベース135の
上面に取り付けできるように構成されている。また、モ
ータ137の後部に取り付けたエンコーダによって検出
してもよい。
【0011】また、Yテーブル132については、Xテ
ーブル131が具備した移動テーブル143のテーブル
突部143aに取付け固定されているので、Xテーブル
131の移動テーブル143と同じ方向であるX方向に
移動する。そして、Yテーブル132の移動テーブル1
43も独立してY方向に直線移動可能に構成されている
ので、これらを図示せぬ制御回路によって制御すること
によりYテーブル132の移動テーブル143をX方向
及びY方向に移動させることができる。
【0012】図18に、第2の従来例としての駆動装置
を示す。この駆動装置は、図17に示した第1の従来例
としての駆動装置と同様にして、図16に示すXYテー
ブルに組み込むことが可能である。
【0013】図18に示すように、当該駆動装置におい
ては、直動転がり案内ユニット147が具備する軌道台
148と平行に設けられてその両端部にて軸受155を
介してベース135に取り付けられた長尺のボールねじ
156と、該ボールねじ156を回転せしめるモータ1
57と、ボールねじ156に係合し、かつ被駆動体であ
る移動テーブル143に対して固着されたスライドユニ
ット158とを有している。
【0014】なお、図18に示した駆動装置は、上記以
外の部分については図17に示した第1の従来例として
の駆動装置と同様に構成されている故、装置全体として
の説明は省略する。また、上記の説明において、該第1
の従来例が備える構成部材と同一のものについては同じ
参照符号を用いている。
【0015】かかる第2の従来例としての駆動装置にお
いては、モータ157によりボールねじ156が回転駆
動されれば、移動テーブル143がスライドユニット1
58と共に移動する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の駆動装置においては、被駆動体の案内をなす直動転が
り案内ユニット147に加え、ベルト142あるいはボ
ールねじ156などの長大な駆動力伝達部品と、駆動源
たるモータ137と、これらに関連するプーリや軸受な
どの周辺のいくつかの部品とを有している。よって、駆
動装置全体が大型であり、しかも部品点数が多くコスト
が高いという欠点がある。また、駆動源であるモータ1
37が発生する駆動力が長大な駆動力伝達部品などの多
数の部材を介して伝達されるので、被駆動体の移動及び
位置決めの精度を高めることが困難であるという欠点が
ある。更に、高速駆動が必ずしも容易ではないと共に、
相対的作動を行う部品の数が多いが故に比較的大きな騒
音が発生するという問題もある。
【0017】そこで、本発明は、上記従来技術の欠点に
鑑みてなされたもので、小型にしてコストも安く、かつ
精度が高く、しかも高速駆動が可能であって騒音を抑え
た駆動装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸方向に沿っ
て軌道面が形成された軌道台と、前記軌道面により案内
される摺動台と、前記摺動台に対して取り付けられたト
ルク発生手段と、前記トルク発生手段の出力軸によりト
ルクを付与されて前記軌道台に係合して転動する駆動ロ
ーラとにより構成したものである。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例としての駆動装置を添
付図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0020】まず、図1ないし図5に、本発明の第1実
施例としての駆動装置を示す。
【0021】図1及び図2において、この駆動装置1
は、工作機械(全体は図示しない)のベッド2、すなわ
ち架台上に互いに平行に2組設けられ、テーブル3を協
働して担持している。
【0022】駆動装置1は、ベッド2上に一列に並べて
固定された2本の直線状の軌道台5と、該軌道台5によ
り案内される摺動台としての2つのスライドユニット7
とを有している。なお、図3に示すように、各軌道台5
は、ベッド2に対して多数のボルト(六角穴つき)9に
より固定されている。詳しくは、特に図4及び図5から
明らかなように、軌道台5には、これをベッド2に固定
するためのボルト9の頭部よりも大きな径の座グリ部5
aと、ボルト9のねじ部よりも僅かに大径の挿通孔5b
とが同心的に形成されており、ボルト9は、該座グリ部
及び挿通孔にその全体が埋没するように挿通されてベッ
ド2に螺合される。
【0023】図3乃至図5に示すように、軌道台5は、
断面形状が略円弧状にして該軌道台5の軸方向に沿って
形成された軌道面5cを左右両側部に1条ずつ、合計2
条有する。また、軌道台5は、これをベッド2に固定す
るための平坦な取付面5dを底部に有している。スライ
ドユニット7はこの軌道台5上に跨架され、図4及び図
5に示すように上記の各軌道面5cに対応する2条の循
環路11を内部に有している。これらの循環路11内に
は、転動体としての多数のボール14が配列収容されて
いて、該各ボール14は、スライドユニット7の移動に
伴って軌道面5c上を転動し、循環するようになってい
る。図示するように、スライドユニット7は、ケーシン
グ16と、該ケーシング16の前後両端部に結合された
一対のエンドキャップ17及び18と、該エンドキャッ
プ各々の外面に取り付けられた2枚のシール19及び2
0とを有している。そして、上記の循環路11は、この
ケーシング16に夫々直線的にかつ互いに平行に形成さ
れた負荷軌道溝16a及びリターン路16bと、両エン
ドキャップ17、18に形成されて該負荷軌道溝及びリ
ターン路をこれらの両端部にて連通させる一対の半円状
の方向転換路17a、18aとから成る。なお、エンド
キャップ17には、上記のボール14の表面にグリース
を供給するためのグリースニップル22が取り付けられ
ている。また、図3及び図4に示すように、スライドユ
ニット7のケーシング16の上面側すなわち担持面には
多数のねじ孔16dが形成されており、図1及び図2に
示したテーブル3は、これらのねじ孔16dに螺合する
ボルト(六角穴つき)24によって該ケーシング16に
締結されている。
【0024】ところで、図1乃至図5に示すように、ス
ライドユニット7のケーシング16の上面中央部には、
トルク発生手段としてのモータ26が取り付けられてい
る。図5から明らかなように、このモータ26は、その
出力軸26aが軌道台5の取付面5dに対して垂直に、
この場合下向きであるように取り付けられている。この
ように、比較的重量が大きいモータ26をスライドユニ
ット7の上面側に配置したことにより、モータ26の重
量に基づいてスライドユニット7に加わるモーメントを
小さく抑えることが可能となり、スライドユニット7の
高精度な作動状態を確保する上で好ましい。なお、図1
に示すように、上記のようにモータ26がスライドユニ
ット7の上面、すなわちテーブル3を担持する担持面側
に設けられていることから、モータ26はテーブル3と
干渉せぬよう、該テーブル3に形成された貫通孔3aに
挿通されている。
【0025】図5に示すように、モータ26の出力軸2
6aはスライドユニット7のケーシング16に形成され
た貫通孔16eを通じて該ケーシング16の下側に突出
している。そして、この突出した部分に円筒状の駆動ロ
ーラ28が嵌着されている。なお、この駆動ローラ28
は図1にも示している。
【0026】一方、図1、図3及び図4にも示すよう
に、軌道台5の上部には、その具備した軌道面5cと平
行に、上記の駆動ローラ28が係合して転動すべき転動
面5eが形成されている。詳しくは、軌道台5の上部に
断面が矩形状の一条の溝が形成され、この溝の一方の内
側面がこの転動面5eとなっている。このように、溝の
内側面を転動面5eとして駆動ローラ28が転動する構
成の故、ボルト挿通用として軌道台5に形成された座グ
リ部5aに駆動ローラ28が接触することがなく、引っ
掛りのない円滑なる転動状態が得られる。
【0027】上述した転動面5eには常に所定量の油が
供給されており、よって、駆動ローラ28と該転動面5
eとの間には油膜(図示せず)が形成されている。故
に、スライドユニット7は、駆動ローラ28の回転によ
りこの油膜がせん断するときに生ずる抵抗力、すなわち
トラクションを以て推進せられる。なお、当該実施例に
おいては、このようにトラクションドライブ(トラクシ
ョン駆動)形式を採用しているが、駆動ローラ28及び
転動面5eの両者間に油膜を設けずに該両者を互いに直
接当接させる、いわゆるフリクションドライブ(摩擦駆
動)方式を採用してもよい。また、後述する他の実施例
としての各駆動装置においても、トラクションドライブ
方式及びフリクションドライブ方式のいずれを採用して
もよい。
【0028】上記した構成の駆動装置においては、図2
に示すようにテーブル3上に被加工物30が載置されて
固定された状態でモータ26が作動すると、駆動ローラ
28が転動面5e上を転動する。よって、テーブル3が
これを担持した各スライドユニット7と共に、矢印Lに
て示す如く往動若しくは復動し、それに伴って被加工物
30に対して切削加工などの所要の加工が行われる。
【0029】図6及び図7は、本発明の第2実施例とし
ての駆動装置の要部を示すものである。なお、この第2
実施例たる駆動装置は、以下に説明する要部以外は図1
乃至図5に示した第1実施例としての駆動装置と同様に
構成されている故、装置全体としての説明は省略する。
また、以下の説明において、該第1実施例としての駆動
装置の構成部材と同一または対応する部材については同
じ参照符号を付している。更に、これらのことは、後述
する他の実施例の説明に関しても同様である。
【0030】図6及び図7に示すように、当該駆動装置
においては、軌道台5上に複数、この場合、2つ並設さ
れた摺動台としてのスライドユニット各々が、略平板状
の結合部材32により互いに一体的に結合されている。
そして、モータ26はこの結合部材32の上面に取り付
けられ、該結合部材32に形成された貫通孔32aに該
モータ26の出力軸26aが挿通されている。
【0031】図8及び図9に、本発明の第3実施例とし
ての駆動装置の要部を示す。図示のように、当該駆動装
置においては、トルク発生手段としてのモータ26が、
スライドユニット7のケーシング16の上面側部に、そ
の出力軸26aが軌道台5の取付面5dに対して垂直で
あるように設けられている。そして、該出力軸26aの
先端に嵌着された駆動ローラ28は軌道台5の側面5f
に係合して該側面5fに沿って転動するようになされて
いる。なお、出力軸26aは、その先端部近傍におい
て、ボールベアリング若しくはオイルレスベアリングな
どから成る軸受34を介してスライドユニット7のケー
シング16により支えられている。このように、軌道台
5の側面5fを転動面として活用することによって、前
述の第1及び第2実施例としての駆動装置において転動
面5eを設けるべく軌道台5に形成される溝が不要とな
り、通常の軌道台をそのまま転用できるという効果が奏
される。
【0032】図10は、本発明の第4実施例としての駆
動装置の要部を示すものである。該図から明らかなよう
に、当該駆動装置においては、軌道台5上に並設された
2つのスライドユニット7同士を互いに一体的に結合せ
しめる平板状の結合部材32の上面側部に、図8及び図
9に示した第3実施例の駆動装置におけると同様にモー
タ26が配設され、該モータ26の出力軸に嵌着された
駆動ローラ28が軌道台5の側面5fに係合している。
【0033】図11乃至図13は、本発明の第5実施例
としての駆動装置の要部を示すものである。図示のよう
に、当該駆動装置においては、スライドユニット7に内
蔵された転動体が円筒状のころ36である。よって、こ
のころ36が転動するために軌道台5に形成された軌道
面5gは平坦な面となっている。そして、この軌道面5
gは軌道台5の両側に2条ずつ、合計4条形成されてい
る。
【0034】一方、ころ36が循環すべくスライドユニ
ット7に形成された循環路は、該スライドユニット7の
一側にのみ2条形成されている。そして、スライドユニ
ット7の他側上面には、モータ26が下向きに配設さ
れ、該モータ26の出力軸26aに嵌着された駆動ロー
ラ28はその上下両端にテーパ面28aを有し、このテ
ーパ面28aにて軌道台5の他側の軌道面5gに係合し
ている。なお、モータ26の出力軸26aは、駆動ロー
ラ28を挾む2つの位置にて、ボールベアリング若しく
はオイルレスベアリングなどから成る軸受34を介して
スライドユニット7のケーシング16により支えられて
いる。
【0035】すなわち、通常はすべてがころ36の転動
用として使用される軌道台5の4条の軌道面5gのう
ち、片側の2条のみをころ36の転動用とし、他の2条
の軌道面5gを駆動ローラ28の転動面として活用して
いるのである。このような構成によっても、駆動ローラ
28の転動面を特別に形成することなく、通常の軌道台
をそのまま使用することができる。但し、かかる構成
は、図11に示すように、2組の駆動装置1を平行にし
て使用する場合に適用されるものである。また、図13
に示すように、当該駆動装置においては、駆動ローラ2
8が2面のテーパ面28aを有してこれにより2条の軌
道面5gに係合しているので、大きな推力が得られる。
【0036】図14は、本発明の第6実施例としての駆
動装置の要部を示すものである。該図から明らかなよう
に、当該駆動装置においては、軌道台5上に並設された
2つのスライドユニット7同士を互いに一体的に結合せ
しめる平板状の結合部材32の上面側部に、図11乃至
図13に示した第5実施例の駆動装置におけると同様に
モータ26が配設され、該モータ26の出力軸に嵌着さ
れた駆動ローラ28が軌道台5の一側の軌道面5gに係
合している。
【0037】かかる構成においては、上記の第5実施例
のものにより奏される効果に加え、下記の効果が得られ
る。
【0038】すなわち、モータ26及び駆動ローラ28
が各スライドユニット7から外れた位置に配設されてい
ることから、スライドユニット7はその両側部にころ3
6の循環路を具備することができ、よって、図14に示
すように1組の駆動装置1のみにて使用することが可能
である。
【0039】なお、上記した第5及び第6実施例として
の駆動装置においては、軌道面5gを設けるべく軌道台
5に形成された凹部に駆動ローラ28の外周部が嵌入す
る形態となっているが、この逆に、駆動ローラ28側を
凹状態とし、軌道台5側を凸状態として、両者を係合さ
せる構成とすることも可能である。
【0040】図15に、本発明の第7実施例としての駆
動装置の要部を示す。図示のように、当該駆動装置にお
いては、軌道台5の一側面5hが平坦に形成されて該一
側面5hに係合する駆動ローラ28が円筒状に形成され
ている以外は図11乃至図14に示した第5及び第6実
施例の駆動装置と同様に構成されている。
【0041】なお、上記した各実施例においては、夫々
の駆動装置1がモータ26及び駆動ローラ28を1つず
つ具備しているが、その数については限定するものでは
ない。
【0042】また、本発明は、上記した第1乃至第7実
施例の構成に限らず、これら各実施例のいずれか2つず
つ以上の構成を互いに適宜組み合わせることなどによ
り、多岐に亘る構成を実現できることは言及するまでも
ない。
【0043】また、上記の各実施においては、スライド
ユニット7の移動に伴ってボール14及びころ36が該
スライドユニット内を循環するが、かかる構成に限ら
ず、他の構成のものに適用してもよいことは勿論であ
る。
【0044】更に、上記各実施においては、トルク発生
手段がモータ26である場合が示されているが、この
他、トルク発生手段としては、モータと減速機構を組み
合わせたものなど、種々のものが適用可能である。
【0045】そして、上記各実施例においては、駆動ロ
ーラ28がモータ26の出力軸26aに直接取り付けら
れているが、駆動ローラ28をケーシング16に取り付
けて、該駆動ローラ28とモータ26との間に減速機構
等を介装する構成としてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、摺
動台に対してコンパクトに取り付けられたトルク発生手
段により駆動が行われるので、駆動装置全体としての小
型化が達成されるという効果がある。また、上記の駆動
は、トルク発生手段の出力軸によりトルクを付与される
駆動ローラと軌道台との直接的係合のみによってなされ
るため、駆動力伝達部材が不要であり、コストの低減が
達成されるという効果がある。更に、このように駆動ロ
ーラと軌道台との間に駆動力伝達部材が介在しないこと
から、多数の駆動力伝達部材を経て駆動力の伝達をなす
従来装置に比して、構成部材の数及び製作精度により左
右される被駆動体の移動及び位置決めの精度が飛躍的に
向上するという効果がある。また、摺動台及びトルク発
生手段より成る可動部分の全重量も小さい故に高速での
駆動が容易であると共に、相対的作動を行う部品の数が
少ないので騒音のレベルを低く抑制出来るという効果も
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施例としての駆動装置
を工作機械のベッド上に取り付けた状態を示す平面図で
ある。
【図2】図2は、図1に関するA−A矢視図である。
【図3】図3は、図1及び図2に示した駆動装置の要部
の、一部断面を含む斜視図である。
【図4】図4は、図1及び図2に示した駆動装置の要部
の、一部断面を含む側面図である。
【図5】図5は、図1に関し、一部断面を含むB−B矢
視図である。
【図6】図6は、本発明の第2実施例としての駆動装置
を工作機械のベッド上に取り付けた状態を示す平面図で
ある。
【図7】図7は、図6に関するC−C断面図である。
【図8】図8は、本発明の第3実施例としての駆動装置
を工作機械のベッド上に取り付けた状態を示す平面図で
ある。
【図9】図9は、図8に関し、一部断面を含むD−D矢
視図である。
【図10】図10は、本発明の第4実施例としての駆動
装置を工作機械のベッド上に取り付けた状態を示す平面
図である。
【図11】図11は、本発明の第5実施例としての駆動
装置を工作機械のベッド上に取り付けた状態を示す平面
図である。
【図12】図12は、図11に示した駆動装置の要部
の、一部断面を含む斜視図である。
【図13】図13は、図11に関するE−E断面図であ
る。
【図14】図14は、本発明の第6実施例としての駆動
装置を工作機械のベッド上に取り付けた状態を示す平面
図である。
【図15】図15は、本発明の第7実施例としての駆動
装置の要部の縦断面図である。
【図16】図16は、従来の駆動装置を具備するXYテ
ーブルの斜視図である。
【図17】図17は、図16に示したXYテーブルが含
む駆動装置の、拡散分解斜視図である。
【図18】図18は、第2の従来例としての駆動装置
の、拡散分解斜視図である。
【符号の説明】
1 駆動装置 2 ベッド 3 テーブル 5 軌道台 5c、5g 軌道面 5d 取付面 5e 転動面 7 スライドユニット(摺動台) 14 ボール 26 モータ(トルク発生手段) 28 駆動ローラ 30 被加工物

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に沿って軌道面が形成された軌道
    台と、前記軌道面により案内される摺動台と、前記摺動
    台に対して取り付けられたトルク発生手段と、前記トル
    ク発生手段の出力軸によりトルクを付与されて前記軌道
    台に係合して転動する駆動ローラとから成ることを特徴
    とする駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記軌道台及び前記駆動ローラの間に油
    膜が形成されていることを特徴とする請求項1記載の駆
    動装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動ローラは前記軌道台に当接して
    いることを特徴とする請求項1記載の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記軌道台には前記軌道面と平行に、前
    記駆動ローラが転動すべき転動面が形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1記
    載の駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動ローラが、前記軌道面に係合し
    ていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちい
    ずれか1記載の駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動ローラが、前記軌道台の側面を
    転動することを特徴とする請求項1乃至請求項5のうち
    いずれか1記載の駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記摺動台は、所定物体を担持すべき担
    持面を前記軌道台とは反対側に有し、前記トルク発生手
    段が前記担持面側に設けられていることを特徴とする請
    求項1乃至請求項6のうちいずれか1記載の駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記摺動台が前記軌道台上に複数設けら
    れて前記摺動台各々が互いに一体的に結合され、前記ト
    ルク発生手段及び前記駆動ローラが前記摺動台間に配置
    されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のう
    ちいずれか1記載の駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記軌道台は、これを所定架台上に固定
    するための取付面を有し、前記トルク発生手段の出力軸
    が前記取付面に対して略垂直であるようになされている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のうちいずれか
    1記載の駆動装置。
  10. 【請求項10】 前記トルク発生手段はモータであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項9のうちいずれか1
    記載の駆動装置。
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