JPH05177392A - シリンダ式加工装置 - Google Patents
シリンダ式加工装置Info
- Publication number
- JPH05177392A JPH05177392A JP3358729A JP35872991A JPH05177392A JP H05177392 A JPH05177392 A JP H05177392A JP 3358729 A JP3358729 A JP 3358729A JP 35872991 A JP35872991 A JP 35872991A JP H05177392 A JPH05177392 A JP H05177392A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- cylinder
- reciprocated
- inner cylinder
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B15/00—Fluid-actuated devices for displacing a member from one position to another; Gearing associated therewith
- F15B15/08—Characterised by the construction of the motor unit
- F15B15/14—Characterised by the construction of the motor unit of the straight-cylinder type
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D22/00—Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
- B21D22/20—Deep-drawing
- B21D22/28—Deep-drawing of cylindrical articles using consecutive dies
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D24/00—Special deep-drawing arrangements in, or in connection with, presses
- B21D24/10—Devices controlling or operating blank holders independently, or in conjunction with dies
- B21D24/14—Devices controlling or operating blank holders independently, or in conjunction with dies pneumatically or hydraulically
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Actuator (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 単一の装置で、複数の動作を順に行い、ま
た、簡単な機構で偏心荷重を生じさせない高い加工精度
を得る。 【構成】 アウターシリンダ２０に第一、第二ピストン
２１，２５が嵌挿され、第一ピストン２１の第一作動部
材２３は流出入部２４，２９からの流体で往復動され、
第二ピストンの第二作動部材２７は流体流路２８からの
流体で第一ピストンの作動軸方向に往復動される。イン
ナーシリンダ３０には第三ピストン３１と第四ピストン
３５が嵌挿され、第三ピストンの第三作動部材３３は流
出入部３４，３９からの流体で往復動され、第四ピスト
ンの第四作動部材３７は流体流路３８からの流体で第三
ピストンの作動軸方向に往復動される。
た、簡単な機構で偏心荷重を生じさせない高い加工精度
を得る。 【構成】 アウターシリンダ２０に第一、第二ピストン
２１，２５が嵌挿され、第一ピストン２１の第一作動部
材２３は流出入部２４，２９からの流体で往復動され、
第二ピストンの第二作動部材２７は流体流路２８からの
流体で第一ピストンの作動軸方向に往復動される。イン
ナーシリンダ３０には第三ピストン３１と第四ピストン
３５が嵌挿され、第三ピストンの第三作動部材３３は流
出入部３４，３９からの流体で往復動され、第四ピスト
ンの第四作動部材３７は流体流路３８からの流体で第三
ピストンの作動軸方向に往復動される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はシリンダ式加工装置に
関し、特にはシリンダ本体にアウターシリンダとインナ
ーシリンダとを有する多段シリンダ式加工装置に関す
る。
関し、特にはシリンダ本体にアウターシリンダとインナ
ーシリンダとを有する多段シリンダ式加工装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】シリンダ装置においては、単一のシリン
ダピストンを往復動させるのが一般であり、特別なもの
としては、主たるシリンダピストンに従たるシリンダ装
置を設けたいわゆる多段式のシリンダ装置が知られてい
る。しかるに、シリンダ装置を各種加工装置のアクチュ
エータとして用いて、連続する動作を順番に行う場合
は、通常、複数のシリンダ装置を並設して作動させなけ
ればならなかった。
ダピストンを往復動させるのが一般であり、特別なもの
としては、主たるシリンダピストンに従たるシリンダ装
置を設けたいわゆる多段式のシリンダ装置が知られてい
る。しかるに、シリンダ装置を各種加工装置のアクチュ
エータとして用いて、連続する動作を順番に行う場合
は、通常、複数のシリンダ装置を並設して作動させなけ
ればならなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、単一の装
置で、複数の動作を順に行なうことができるシリンダ式
加工装置を提案するものである。また、この発明は簡単
な機構で偏心荷重を生じさせない高い加工精度を得るこ
とができるシリンダ式加工装置を提案するものである。
置で、複数の動作を順に行なうことができるシリンダ式
加工装置を提案するものである。また、この発明は簡単
な機構で偏心荷重を生じさせない高い加工精度を得るこ
とができるシリンダ式加工装置を提案するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
アウターシリンダの内側にインナーシリンダを有するシ
リンダ本体を備え、前記アウターシリンダには第一ピス
トンおよび第二ピストンが嵌挿されており、前記第一ピ
ストンは、そのピストンロッド前部に第一作動部材を有
し、前記アウターシリンダに設けた流出入部から流出入
する作動流体によって往復動され、前記第二ピストン
は、そのピストンロッド前部に第二作動部材を有し、前
記第一ピストンを貫通して設けられた流体流路から流出
入する作動流体によって前記第一ピストンの作動軸方向
に往復動されるとともに、前記インナーシリンダには第
三ピストンおよび第四ピストンが嵌挿されており、前記
第三ピストンは、そのピストンロッド前部に第三作動部
材を有し、前記インナーシリンダに設けた流出入部から
流出入する作動流体によって往復動され、前記第四ピス
トンは、そのピストンロッド前部に第四作動部材を有
し、前記第三ピストンを貫通して設けられた流体流路か
ら流出入する作動流体によって前記第三ピストンの作動
軸方向に往復動されることを特徴とするシリンダ式加工
装置に係る。
アウターシリンダの内側にインナーシリンダを有するシ
リンダ本体を備え、前記アウターシリンダには第一ピス
トンおよび第二ピストンが嵌挿されており、前記第一ピ
ストンは、そのピストンロッド前部に第一作動部材を有
し、前記アウターシリンダに設けた流出入部から流出入
する作動流体によって往復動され、前記第二ピストン
は、そのピストンロッド前部に第二作動部材を有し、前
記第一ピストンを貫通して設けられた流体流路から流出
入する作動流体によって前記第一ピストンの作動軸方向
に往復動されるとともに、前記インナーシリンダには第
三ピストンおよび第四ピストンが嵌挿されており、前記
第三ピストンは、そのピストンロッド前部に第三作動部
材を有し、前記インナーシリンダに設けた流出入部から
流出入する作動流体によって往復動され、前記第四ピス
トンは、そのピストンロッド前部に第四作動部材を有
し、前記第三ピストンを貫通して設けられた流体流路か
ら流出入する作動流体によって前記第三ピストンの作動
軸方向に往復動されることを特徴とするシリンダ式加工
装置に係る。
【０００５】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を実施例と
ともに説明する。図１はこの発明のシリンダ加工装置を
プレス装置として用いた例を示すその全体縦断面図、図
２は被加工材へのプレス工程を示す縦断面図、図３は同
じく被加工材へのプレス工程を示す縦断面図、図４はさ
らに同じく被加工材へのプレス工程を示す縦断面図、図
５は加工品の突出し工程を示す縦断面図、図６は加工品
の取出工程を示す断面図である。
ともに説明する。図１はこの発明のシリンダ加工装置を
プレス装置として用いた例を示すその全体縦断面図、図
２は被加工材へのプレス工程を示す縦断面図、図３は同
じく被加工材へのプレス工程を示す縦断面図、図４はさ
らに同じく被加工材へのプレス工程を示す縦断面図、図
５は加工品の突出し工程を示す縦断面図、図６は加工品
の取出工程を示す断面図である。
【０００６】図１ないし図６にこの発明のシリンダ加工
装置をプレス装置１０として用いた例を示す。この実施
例のプレス装置１０のシリンダ本体１１は、断面輪状の
アウターシリンダ２０と該アウターシリンダ２０の内側
に形成された断面円形状のインナーシリンダ３０とを有
している。そして、アウターシリンダ２０には第一ピス
トン２１および第二ピストン２５が嵌挿され、インナー
シリンダ３０には第三ピストン３１および第四ピストン
３５が嵌挿されている。
装置をプレス装置１０として用いた例を示す。この実施
例のプレス装置１０のシリンダ本体１１は、断面輪状の
アウターシリンダ２０と該アウターシリンダ２０の内側
に形成された断面円形状のインナーシリンダ３０とを有
している。そして、アウターシリンダ２０には第一ピス
トン２１および第二ピストン２５が嵌挿され、インナー
シリンダ３０には第三ピストン３１および第四ピストン
３５が嵌挿されている。
【０００７】アウターシリンダ２０内の第一ピストン２
１は、そのピストンロッド２２前部に第一作動部材であ
る第一絞りパンチ２３を有し、前記シリンダ本体２１に
設けられた流出入部２４，２９から流出入する油圧油に
よって往復動される。
１は、そのピストンロッド２２前部に第一作動部材であ
る第一絞りパンチ２３を有し、前記シリンダ本体２１に
設けられた流出入部２４，２９から流出入する油圧油に
よって往復動される。
【０００８】第二ピストン２５は、そのピストンロッド
２６前部に第二作動部材であるダイクッション用のプレ
ッシャパッド２７を有し、前記第一ピストン２１を貫通
して設けられた流体流路２８から流出入する油圧油によ
って前記第一ピストン２１の作動軸方向に往復動され
る。
２６前部に第二作動部材であるダイクッション用のプレ
ッシャパッド２７を有し、前記第一ピストン２１を貫通
して設けられた流体流路２８から流出入する油圧油によ
って前記第一ピストン２１の作動軸方向に往復動され
る。
【０００９】図において符号１２はアウターシリンダ２
０の第一チャンバー、１３は同じく第二チャンバー、１
４は同じく第三チャンバー、５０は下部ノックアウト、
５１はノックアウトシリンダ、５２はノックアウトピス
トン、５３はノックアウトピストンロッド、５４はノッ
クアウトシリンダ注油口を示す。
０の第一チャンバー、１３は同じく第二チャンバー、１
４は同じく第三チャンバー、５０は下部ノックアウト、
５１はノックアウトシリンダ、５２はノックアウトピス
トン、５３はノックアウトピストンロッド、５４はノッ
クアウトシリンダ注油口を示す。
【００１０】一方、インナーシリンダ３０に嵌挿された
第三ピストン３１は、ピストンロッド３２前部に第三作
動部材である第三絞りパンチ３３を有し、前記インナー
シリンダ３０に設けた流出入部３４，３９から流出入す
る油圧油によって往復動される。
第三ピストン３１は、ピストンロッド３２前部に第三作
動部材である第三絞りパンチ３３を有し、前記インナー
シリンダ３０に設けた流出入部３４，３９から流出入す
る油圧油によって往復動される。
【００１１】第四ピストン３５は、そのピストンロッド
３６前部に第四作動部材である第二絞りパンチ３７を有
し、前記第三ピストン３１を貫通して設けられた流体流
路３８から流出入する油圧油によって前記第三ピストン
３１の作動軸方向に往復動される。図中の符号１５はイ
ンナーシリンダ３０の第一チャンバー、１６は同じく第
二チャンバー、１７はインナーシリンダ３０の第三チャ
ンバーである。
３６前部に第四作動部材である第二絞りパンチ３７を有
し、前記第三ピストン３１を貫通して設けられた流体流
路３８から流出入する油圧油によって前記第三ピストン
３１の作動軸方向に往復動される。図中の符号１５はイ
ンナーシリンダ３０の第一チャンバー、１６は同じく第
二チャンバー、１７はインナーシリンダ３０の第三チャ
ンバーである。
【００１２】この例に示すプレス装置１０においては、
第一ピストン２１と第二ピストン２５が嵌挿されたアウ
ターシリンダ２０は断面輪状に形成されていると同時
に、田第三ピストン３１と第四ピストン３５を有するイ
ンナーシリンダ３０が円形状に形成されているので、各
作動部材２３，２７，３３，３７と連結するそれぞれの
ピストンロッド２２，２６，３２，３６も図のように複
数本設けられる。このようなプレス装置にあっては、偏
心荷重を生じやすい型構造に対してもその型の外周部を
加圧するような位置に各ピストンロッドを配置すること
よって偏心荷重を克服することができる利点がある。
第一ピストン２１と第二ピストン２５が嵌挿されたアウ
ターシリンダ２０は断面輪状に形成されていると同時
に、田第三ピストン３１と第四ピストン３５を有するイ
ンナーシリンダ３０が円形状に形成されているので、各
作動部材２３，２７，３３，３７と連結するそれぞれの
ピストンロッド２２，２６，３２，３６も図のように複
数本設けられる。このようなプレス装置にあっては、偏
心荷重を生じやすい型構造に対してもその型の外周部を
加圧するような位置に各ピストンロッドを配置すること
よって偏心荷重を克服することができる利点がある。
【００１３】次に、図１ないし図５に従って、このプレ
ス装置１０の作動とともに、この発明装置をさらに詳し
く説明する。まず、図１は第二ピストン２５を前進して
プレッシャパッド２７を被加工材Ｗに圧接する状態を示
すものである。
ス装置１０の作動とともに、この発明装置をさらに詳し
く説明する。まず、図１は第二ピストン２５を前進して
プレッシャパッド２７を被加工材Ｗに圧接する状態を示
すものである。
【００１４】ここでは、あらかじめ流体流路２８，３８
を介してアウターシリンダ２０の第二チャンバー１３お
よびインナーシリンダ３０の第二チャンバー１６に油圧
油が適宜量注入されバルブが閉じられるとともに、下部
ノックアウトピストン５２をノックアウト５０が被加工
材Ｗの下側に当接する位置まで上昇させておく。
を介してアウターシリンダ２０の第二チャンバー１３お
よびインナーシリンダ３０の第二チャンバー１６に油圧
油が適宜量注入されバルブが閉じられるとともに、下部
ノックアウトピストン５２をノックアウト５０が被加工
材Ｗの下側に当接する位置まで上昇させておく。
【００１５】図２に示されるように、第一絞り工程が開
始される。まず、下部ノックアウトシリンダ５１の圧力
が開放されて、ノックアウトピストン５２が下方に押し
下げられる。
始される。まず、下部ノックアウトシリンダ５１の圧力
が開放されて、ノックアウトピストン５２が下方に押し
下げられる。
【００１６】第一ピストン２１を前進させるために、流
出入口２４より油圧油が第一チャンバー１２に注入され
ると同時に、第二チャンバー１３内の油圧油が流体流路
２８より所定の圧力を維持（背圧調整）しながら徐々に
排出される。
出入口２４より油圧油が第一チャンバー１２に注入され
ると同時に、第二チャンバー１３内の油圧油が流体流路
２８より所定の圧力を維持（背圧調整）しながら徐々に
排出される。
【００１７】第二チャンバー１３内の油を背圧調整しな
がら排出するのは、ダイクッション効果を出すためであ
る。
がら排出するのは、ダイクッション効果を出すためであ
る。
【００１８】第一ピストン２１の前進とともに、第一作
動部材である第一絞りパンチ２３が押圧され前進し、そ
の先端が第二絞りダイス４２に当接することにより第一
絞り工程が終了する。
動部材である第一絞りパンチ２３が押圧され前進し、そ
の先端が第二絞りダイス４２に当接することにより第一
絞り工程が終了する。
【００１９】次に、インナーシリンダ３０の流出入部３
４から第三チャンバー１５に油圧油が注入され、第三ピ
ストン３１を作動させる。
４から第三チャンバー１５に油圧油が注入され、第三ピ
ストン３１を作動させる。
【００２０】その時、前記流体流路３８はバルブなどに
よって閉鎖されているため、前記第四チャンバー１６内
に予め導入されていた油圧油が、一種の剛体として介在
し、第三ピストン３１と第四ピストン３５とを一体に作
動させる。
よって閉鎖されているため、前記第四チャンバー１６内
に予め導入されていた油圧油が、一種の剛体として介在
し、第三ピストン３１と第四ピストン３５とを一体に作
動させる。
【００２１】そして、図３に示されるように、第四ピス
トン３５の先端の第二絞りパンチ３７が前記第二絞りダ
イス４２内壁に沿って下降し、被加工材Ｗを介して第三
絞りダイス４３上端に当接して第二絞り工程が終了す
る。
トン３５の先端の第二絞りパンチ３７が前記第二絞りダ
イス４２内壁に沿って下降し、被加工材Ｗを介して第三
絞りダイス４３上端に当接して第二絞り工程が終了す
る。
【００２２】続いて、図４に示されるように、インナー
シリンダ３０の流体流路３８を開放し、第二チャンバー
１６内部の油圧油が徐々に排出される。それにより第三
ピストン３１が下降し、第三絞りパンチ３３が被加工材
Ｗを介して前記ノックアウト５０に当接し、もって被加
工材Ｗが所定形状にプレス加工され、下部ノックアウト
５０は後退する。
シリンダ３０の流体流路３８を開放し、第二チャンバー
１６内部の油圧油が徐々に排出される。それにより第三
ピストン３１が下降し、第三絞りパンチ３３が被加工材
Ｗを介して前記ノックアウト５０に当接し、もって被加
工材Ｗが所定形状にプレス加工され、下部ノックアウト
５０は後退する。
【００２３】図５は、プレス加工後の加工品の突き出し
状態を示すものである。この状態では、前記下部ノック
アウトシリンダ５１内に油圧油を注入し、ノックアウト
５０を上昇させるとともに、流出入部２９，３９からア
ウターシリンダ２０の第三チャンバー１４およびインナ
ーシリンダ３０の第三チャンバー１７に油圧油を注入す
る。
状態を示すものである。この状態では、前記下部ノック
アウトシリンダ５１内に油圧油を注入し、ノックアウト
５０を上昇させるとともに、流出入部２９，３９からア
ウターシリンダ２０の第三チャンバー１４およびインナ
ーシリンダ３０の第三チャンバー１７に油圧油を注入す
る。
【００２４】その際、前記アウターシリンダ２０の第二
チャンバー１３に連通する流体流路２８および前記イン
ナーシリンダ３０の第二チャンバー１６に連通する流体
流路３８のバルブを閉じ油圧油を一種の剛体として介在
させることにより、前記第一ピストン２１，第二ピスト
ン２５，第三ピストン３１，第四ピストン３５を一体に
後退させる。
チャンバー１３に連通する流体流路２８および前記イン
ナーシリンダ３０の第二チャンバー１６に連通する流体
流路３８のバルブを閉じ油圧油を一種の剛体として介在
させることにより、前記第一ピストン２１，第二ピスト
ン２５，第三ピストン３１，第四ピストン３５を一体に
後退させる。
【００２５】第一ピストン２１および第三ピストン３１
の後退とともに、第一チャンバー１２，１５内の油圧油
は流出入口２４，３４より流出する。
の後退とともに、第一チャンバー１２，１５内の油圧油
は流出入口２４，３４より流出する。
【００２６】図６は、加工品をポンチより取り出す状態
を示すものである。ここでは、前記第一絞りパンチ２３
および第二絞りパンチ３３が所定の位置まで上昇したと
ころで、インナーシリンダ３０の第三チャンバー１７に
連通する流出入口３９に接続する油圧流路のバルブが閉
じられるとと同時に、流体流路３８より第二チャンバー
１６へ油が注入される。
を示すものである。ここでは、前記第一絞りパンチ２３
および第二絞りパンチ３３が所定の位置まで上昇したと
ころで、インナーシリンダ３０の第三チャンバー１７に
連通する流出入口３９に接続する油圧流路のバルブが閉
じられるとと同時に、流体流路３８より第二チャンバー
１６へ油が注入される。
【００２７】この第二チャンバー１６内への油の注入に
よって、第一チャンバー１５内の油圧油は流出入口３４
より流出し、第三チャンバー１７は前記のようにその回
路のバルブが閉じられ一定圧力に維持されているもので
あるから、第三ピストン３１のみが上昇し、図のよう
に、成形された被加工材Ｗを前記ノックアウト５０上に
残し加工が終了する。
よって、第一チャンバー１５内の油圧油は流出入口３４
より流出し、第三チャンバー１７は前記のようにその回
路のバルブが閉じられ一定圧力に維持されているもので
あるから、第三ピストン３１のみが上昇し、図のよう
に、成形された被加工材Ｗを前記ノックアウト５０上に
残し加工が終了する。
【００２８】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
よれば、単一の装置で複数の動作を順に行なうことがで
きるので、単に装置の設置スペースの減少のみならず、
被加工材の移送あるいはエネルギーの有効利用等におい
て、大幅な工程の合理化ならびに省力化が可能となる。
よれば、単一の装置で複数の動作を順に行なうことがで
きるので、単に装置の設置スペースの減少のみならず、
被加工材の移送あるいはエネルギーの有効利用等におい
て、大幅な工程の合理化ならびに省力化が可能となる。
【００２９】また、この発明装置では、ピストンロッド
を複数設けた機構とすることによって、偏心荷重を生じ
させない高い加工精度を得ることができるなど、特にプ
レス加工等の分野においてこの発明のシリンダ加工装置
は多大な有利性を備えるものである。
を複数設けた機構とすることによって、偏心荷重を生じ
させない高い加工精度を得ることができるなど、特にプ
レス加工等の分野においてこの発明のシリンダ加工装置
は多大な有利性を備えるものである。
【図１】この発明のシリンダ加工装置をプレス装置とし
て用いた例を示すその全体縦断面図である。
て用いた例を示すその全体縦断面図である。
【図２】被加工材へのプレス工程を示す縦断面図であ
る。
る。
【図３】同じく被加工材へのプレス工程を示す縦断面図
である。
である。
【図４】さらに同じく被加工材へのプレス工程を示す縦
断面図である。
断面図である。
【図５】加工品の突出し工程を示す縦断面図である。
【図６】加工品の取出工程を示す断面図である。
【符号の説明】 １０ プレス装置 １１ シリンダ本体 ２０ アウターシリンダ ２１ 第一ピストン ２２ ピストンロッド ２３ 第一作動部材 ２４ 流出入部 ２５ 第二ピストン ２６ ピストンロッド ２７ 第二作動部材 ２８ 流体流路 ２９ 流出入部 ３０ インナーシリンダ ３１ 第三ピストン ３２ ピストンロッド ３３ 第三作動部材 ３４ 流出入部 ３５ 第四ピストン ３６ ピストンロッド ３７ 第四作動部材 ３８ 流体流路 ３９ 流出入部 Ｗ 被加工材
Claims (1)
- 【請求項１】 アウターシリンダの内側にインナーシリ
ンダを有するシリンダ本体を備え、 前記アウターシリンダには第一ピストンおよび第二ピス
トンが嵌挿されており、 前記第一ピストンは、そのピストンロッド前部に第一作
動部材を有し、前記アウターシリンダに設けた流出入部
から流出入する作動流体によって往復動され、 前記第二ピストンは、そのピストンロッド前部に第二作
動部材を有し、前記第一ピストンを貫通して設けられた
流体流路から流出入する作動流体によって前記第一ピス
トンの作動軸方向に往復動されるとともに、 前記インナーシリンダには第三ピストンおよび第四ピス
トンが嵌挿されており、 前記第三ピストンは、そのピストンロッド前部に第三作
動部材を有し、前記インナーシリンダに設けた流出入部
から流出入する作動流体によって往復動され、 前記第四ピストンは、そのピストンロッド前部に第四作
動部材を有し、前記第三ピストンを貫通して設けられた
流体流路から流出入する作動流体によって前記第三ピス
トンの作動軸方向に往復動されることを特徴とするシリ
ンダ式加工装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35872991A JP3288062B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | シリンダ式加工装置 |
| US07/985,659 US5247872A (en) | 1991-12-27 | 1992-12-07 | Multi-stage hydraulic actuator |
| EP92121398A EP0551624B1 (en) | 1991-12-27 | 1992-12-16 | Multi-stage hydraulic actuator |
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