JP3721127B2 - 高速シリンダ装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はシリンダ装置に関し、特には双方向に高速で作動するシリンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常一般のシリンダ装置では、一方向作動型あるいは双方向作動型のいずれであっても、そのピストン作動時の排出側の作動流体はタンクに戻され、単に該ピストン作動の妨げにならないようにされているだけである。しかし、仮にこの排出側の作動流体を積極的に再度、ピストンの作動流体として利用するならば、ピストンは同期して移動されるものとなり、ピストン作動距離はその分長くなる。つまりは、ピストン全体の作動速度は速められる結果、1サイクル(1往復)にかかる時間は短縮されて、生産性は向上する。
【0003】
加えて、前記排出側の作動流体は、その再利用により、従来のシリンダ装置に必要な作動流体を大幅に減らすことができ、作動流体のポンプ容量を小さくすることができる。このことは、装置の設置スペース及び省エネルギーの点からも好ましいものとなる。
【0004】
本発明者はこのような知見に基づき、内周シリンダ部と外周シリンダ部を有する可動シリンダ部材を設けて、内周シリンダ部の排出する作動流体を利用することにより外周シリンダ部のピストンを作動させる高速で作動するシリンダ装置を見い出した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、双方向に高速で作動する生産性の高いシリンダ装置の構造を提案するものである。また、作業性が良く、装置の設置スペースを省き、エネルギーの省力化を図ることができるシリンダ装置の構造を提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この発明は、前側固定テーブル(12)と前側固定部材(13)と後側固定部材(14)と後側固定テーブル(15)が順に形成された機台(11)と、前記前側固定部材と後側固定部材との間に固定された固定ロッド(18)と、前記固定ロッドに挿通された可動シリンダ部材(20)とからなり、前記可動シリンダ部材は、その内周側の内周シリンダ部(21)と、該内周シリンダ部の外側の外周シリンダ部(31)とを有し、前記内周シリンダ部には前記固定ロッドに一体に固着された内周ピストン(22)が嵌挿され、かつ可動シリンダ部材を進退させる作動流体のための内周前側流入部(25)ならびに内周後側流入部(26)及び内周後側流出部(27)ならびに内周前側流出部(28)を有するとともに、前記外周シリンダ部には前記前側固定テーブルに対して進退する前側作動部材(33)及び前記後側固定テーブルに対して進退する後側作動部材(34)を一体に有する外周ピストン(32)が嵌挿され、かつ該外周ピストンを進退させる作動流体のための前記内周後側流出部と連通する外周後側流入部(35)及び前記内周前側流出部と連通する外周前側流入部(36)とを有することを特徴とする高速シリンダ装置に係る。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下添付の図面に従って、好適な実施例とともにこの発明を詳細に説明する。
図1はこの発明の一実施例に係る高速シリンダ装置の前進状態を表す概略縦断面図、図2はその後退状態を表す概略縦断面図、図3は可動シリンダ部材の横断面図、図4はこの発明のシリンダ装置を作動させる油圧回路図、図5はこの発明のシリンダ装置における可動シリンダ部材と外側ピストンの移動距離と時間との関係を表すグラフ、図6は従来のシリンダ装置におけるピストンの移動距離と時間との関係を表すグラフである。
【0008】
図1及び図2に示すように、この発明の高速シリンダ装置10は、機台11と固定ロッド18と可動シリンダ部材20とからなる。
機台11には、図示のように、前(ここでは下)から順に前側固定テーブル12、前側固定部材13、後側固定部材14、後側固定テーブル15とが形成されている。対向配置される前側固定テーブル12及び後側固定テーブル15は、この発明の高速シリンダ装置10によって加工作業がなされるところであって、この実施例では金属プレス加工をするための固定側金型16,17が取り付けられている。なお、図示の例では、図の下側が前部、上側が後部である縦型となっているが、この例に限定されずに、横型に配置されるものであってもよい。
【0009】
固定ロッド18は、前記機台11の前側固定部材13と後側固定部材14との間に固定されている。この固定ロッド18は後述するように内周ピストン22を固定するものであって、通常複数本(この例では4本。図3参照)立設されている。
【0010】
可動シリンダ部材20は、図3に示すように、内周側に内周シリンダ部21を有し、該内周シリンダ部21の外側に外周シリンダ部31が形成されている。
内周シリンダ部21には、前記した固定ロッド18に一体に固着された内周ピストン22が嵌挿されている。内周シリンダ部21には、可動シリンダ部材20を進退させる作動流体(ここでは圧油)のための内周前側流入部25ならびに内周後側流入部26及び内周後側流出部27ならびに内周前側流出部28が形成されている。
【0011】
一方、外周シリンダ部31には、前記した機台11の前側固定テーブル12に対して進退する前側作動部材33及び後側固定テーブル15に対して進退する後側作動部材34を一体に有する外周ピストン32が嵌挿されている。図の符号33Rは前側作動部材33のロッド部、符号34Rは前側作動部材34のロッドを表す。外周シリンダ部31には、外周ピストン32を進退させる作動流体のための前記内周後側流出部27と連通する外周後側流入部35及び前記内周前側流出部28と連通する外周前側流入部36とが形成されている。
【0012】
なお、外周シリンダ部31に関し、この実施例では、作動流体のための流出部を独立して設けていないが、図4の回路図から理解されるように、外周後側流入部35と外周前側流入部36が、切換弁55及び56を設けることによってそれぞれ流出部を兼ねるものとなっている。もちろん、専用の流出部を設けることを妨げるものではない。
【0013】
次に、この高速シリンダ装置10の作動を説明する。
図4は実施例のシリンダ装置10を作動するための油圧回路図であって(なお、作動流体は圧油に限定されない)、符号41,42,43は前進側回路、符号44,45,46は後退側回路を表す。図4の符号50はポンプ、51は切換弁で、51Aはその前進側スイッチ、51Bは同じくその後退側スイッチ、53,54及び57は逆止弁、55は(前進側)切換弁、56は(後退側)切換弁、61,62,63はそれぞれアンロード部である。
【0014】
まず、図1の前進状態について説明する。この場合には、図4の回路図の前進側回路41,42,43が作動状態となる。すなわち、切換弁51の前進側スイッチ51Aがオン、切換弁(前進側)55がオン、切換弁(後退側)56がオフとされる。そして、ポンプ50からの圧油は回路41を経て可動シリンダ部材20の内周前側流入部25より内周シリンダ部21の前側部分に流入される。内周シリンダ部21に嵌挿されている内周ピストン22は固定ロッド18に一体に固着され、該固定ロッド18の端部はそれぞれ前記前側固定部材13及び後側固定部材14に固着されている。したがって、圧油が内周シリンダ部21の前側部分に流入すると、可動シリンダ部材20自体が図1の矢印符号F1のように前方へ移動する。
【0015】
可動シリンダ部材20の前方F1への移動に伴って、内周ピストン22の後部に位置する油は内周後側流出部27から切換弁55がオンされた回路42を経て可動シリンダ部材20の外周シリンダ部31の外周後側流入部35に流入する。そして、これによって、外周ピストン32を図1の矢印符号F2のように前進させる。
【0016】
外周ピストン32の前進に伴って、外周シリンダ部31の外周ピストン32の前部に位置する油は外周前側流入部(このときは流出部となる)36から外部に排出され、切換弁56はオフになっているので、アンロード回路62を経て回路43からタンクに戻される。
【0017】
また、図2の後退状態について説明すると、この場合には、図4の回路図の切換弁51の後退側スイッチ51Bがオン、切換弁(前進側)55がオフ、切換弁(後退側)56がオンとされ、後退側回路44,45,46が作動状態となる。すなわち、ポンプ50からの圧油は切換弁51の後退側スイッチ51Bのオンにより回路44を経て可動シリンダ部材20の内周後側流入部26より内周シリンダ部21の後側部分に流入される。内周シリンダ部21に嵌挿されている内周ピストン22は前記のように固定ロッド18に一体に固着され、該固定ロッド18の端部はそれぞれ前記前側固定部材13及び後側固定部材14に固着されている。したがって、圧油が内周シリンダ部21の後側部分に流入すると、可動シリンダ部材20自体は図2の矢印符号R1のように後方へ移動する。
【0018】
可動シリンダ部材20の後方R1への移動に伴って、内周ピストン22の前部に位置する油は内周前側流出部28から切換弁56がオンされた回路45を経て可動シリンダ部材20の外周シリンダ部31の外周前側流入部36に流入する。これによって、外周ピストン32を図2の矢印符号R2のように後退させる。
【0019】
外周ピストン32の後退に伴って、外周シリンダ部31の外周ピストン32の後部に位置する油は外周後側流入部(このときは流出部となる)35から外部に排出され、切換弁55はオフになっているので、アンロード回路63を経て回路46からタンクに戻される。
【0020】
上のように、この発明の高速シリンダ装置10にあっては、内周シリンダ部21による可動シリンダ部材20自体の前進移動F1と外周シリンダ部31による外周ピストン32の前進移動F2との和(F1+F2)が、前側作動部材33の前側固定テーブル12に対する前進移動となる。これにより、前側作動部材33に設けられた可動側金型37と前側固定テーブル12の固定側金型16とにより被加工材M1がプレス加工される(図1)。
【0021】
一方、後退時では、内周シリンダ部21による可動シリンダ部材20自体の後退移動R1と外周シリンダ部31による外周ピストン32の後退移動R2との和(R1+R2)が、後側作動部材34の後側固定テーブル15に対する後退作動となる。これにより、後側作動部材34に設けられた可動側金型38と後側固定テーブル15の固定側金型17とにより被加工材M2がプレス加工される(図2)。
【0022】
図5は、上述した可動シリンダ部材20自体の移動と外周ピストン32の移動を時間とともに表した図である。この実施例では、各ピストンによる前進又は後退の移動速度は150mm/秒で、加圧時の移動速度は50mm/秒である。
【0023】
図からもわかるように、可動シリンダ部材20自体の前進移動F1に伴い外周ピストン32はわずかに遅れて前進移動F2を開始し、その後低速の加圧状態となって被加工材M1をプレス加工する。被加工材M1のプレス加工時において可動シリンダ20自体は停止しておりこの間に内周シリンダ部21の圧油の切換が行われる。そして、被加工材M1のプレス加工が完了すると直ちに内周シリンダ部21に対して後退用の圧油が注入されて可動シリンダ部材20は後退移動R1を開始する。可動シリンダ部材20の後退とともに、外周シリンダ部31の圧油の切換が行われ外周ピストン32は可動シリンダ部材20自体の後退移動R1より遅れて後退移動F2を開始し、その後低速の加圧状態となって被加工材M2をプレス加工する。ここで、1サイクルが完了し、被加工材M1とM2の2ケの加工生産がなされる。
【0024】
なお、被加工材M2のプレス加工時において可動シリンダ20自体は停止しておりこの間に内周シリンダ部21の圧油の切換が行われ、被加工材M2のプレス加工が完了すると直ちに内周シリンダ部21に対して前進用の圧油が注入されて可動シリンダ部材20は前進移動F1を開始する。
【0025】
このように、この発明の高速シリンダ装置10にあっては、内周シリンダ部21及び外周シリンダ部への作動流体の前進と後退の切換が外周ピストン32の移動中又は可動シリンダ部材20自体の移動中に効率よく行うことができるので、大幅な時間短縮が可能となる。ちなみに、この例では、1サイクル3秒で2個の被加工材M1,M2の加工生産が可能である。
【0026】
図6は、これに対して、従来のシリンダ装置によって、同一条件で加工を行う状態を表すグラフである。この従来装置Jのピストンによる前進又は後退の移動速度は同様に150mm/秒で、加圧時の移動速度は50mm/秒である。同図からわかるように、従来装置にあっては、進退の速度は単一のピストンの速度である、また、前進と後退の切換のための時間(約1/4秒)が必要である。この従来装置では、1個の被加工材Mを加工生産するために約4秒の時間が必要である。1サイクル3秒で2個の被加工材M1,M2の加工生産が可能な本発明装置と比較すると、2.6倍以上の時間を要することになる。
【0027】
【発明の効果】
以上図示し説明したように、この発明の高速シリンダ装置にあっては、可動シリンダ部材が前進するときには連動して外周ピストンが独立して前進し、可動シリンダ部材が後退するときには連動して外周ピストンが独立して後退するものであるから、外周ピストンに設けられた作動部材は、ほぼ同一時間内に、可動シリンダ部材の移動距離に外周ピストンの移動距離を加えた距離を移動することができ、単一のピストンで同じ距離を移動する場合に比して、短時間で高速で移動することができる。
【0028】
加えて、この発明の高速シリンダ装置にあっては、双方向に作動するものであるから生産性を大幅に高めることができる。
【0029】
また、この発明装置にあっては、可動シリンダ部材が前側及び後側固定部材の間に固定された固定ロッドに固着された内周ピストンによって移動され、外周シリンダ部に前側及び後側作動部材が設けられるものであるから、各作動部材は通常のシリンダ装置と同様に各固定テーブルとの間に制約を受けることなく広い作業スペースをとることができ、被加工材の出し入れあるいは金型交換などの作業性が良い。
【0030】
さらに、この発明装置にあっては、装置の設置スペースを省き、エネルギーの省力化を図ることができるなど、実際上極めて有利なシリンダ装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る高速シリンダ装置の前進状態を表す概略縦断面図である。
【図2】その後退状態を表す概略縦断面図である。
【図3】可動シリンダ部材の横断面図である。
【図4】この発明のシリンダ装置を作動させる油圧回路図である。
【図5】この発明のシリンダ装置における可動シリンダ部材と外側ピストンの移動距離と時間との関係を表すグラフである。
【図6】従来のシリンダ装置におけるピストンの移動距離と時間との関係を表すグラフである。
【符号の説明】
10 高速シリンダ装置
11 機台
12 前側固定テーブル
13 前側固定部材
14 後側固定部材
15 後側固定テーブル
20 可動シリンダ部材
21 内周シリンダ部
22 内周ピストン
25 内周前側流入部
26 内周後側流入部
27 内周後側流出部
28 内周前側流出部
31 外周シリンダ部
32 外周ピストン
33 前側作動部材
34 後側作動部材
35 外周後側流入部
36 外周前側流入部
41,42,43 前進側回路
44,45,46 後退側回路
55,56 切換弁
【発明の属する技術分野】
この発明はシリンダ装置に関し、特には双方向に高速で作動するシリンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常一般のシリンダ装置では、一方向作動型あるいは双方向作動型のいずれであっても、そのピストン作動時の排出側の作動流体はタンクに戻され、単に該ピストン作動の妨げにならないようにされているだけである。しかし、仮にこの排出側の作動流体を積極的に再度、ピストンの作動流体として利用するならば、ピストンは同期して移動されるものとなり、ピストン作動距離はその分長くなる。つまりは、ピストン全体の作動速度は速められる結果、1サイクル(1往復)にかかる時間は短縮されて、生産性は向上する。
【0003】
加えて、前記排出側の作動流体は、その再利用により、従来のシリンダ装置に必要な作動流体を大幅に減らすことができ、作動流体のポンプ容量を小さくすることができる。このことは、装置の設置スペース及び省エネルギーの点からも好ましいものとなる。
【0004】
本発明者はこのような知見に基づき、内周シリンダ部と外周シリンダ部を有する可動シリンダ部材を設けて、内周シリンダ部の排出する作動流体を利用することにより外周シリンダ部のピストンを作動させる高速で作動するシリンダ装置を見い出した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、双方向に高速で作動する生産性の高いシリンダ装置の構造を提案するものである。また、作業性が良く、装置の設置スペースを省き、エネルギーの省力化を図ることができるシリンダ装置の構造を提案することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この発明は、前側固定テーブル(12)と前側固定部材(13)と後側固定部材(14)と後側固定テーブル(15)が順に形成された機台(11)と、前記前側固定部材と後側固定部材との間に固定された固定ロッド(18)と、前記固定ロッドに挿通された可動シリンダ部材(20)とからなり、前記可動シリンダ部材は、その内周側の内周シリンダ部(21)と、該内周シリンダ部の外側の外周シリンダ部(31)とを有し、前記内周シリンダ部には前記固定ロッドに一体に固着された内周ピストン(22)が嵌挿され、かつ可動シリンダ部材を進退させる作動流体のための内周前側流入部(25)ならびに内周後側流入部(26)及び内周後側流出部(27)ならびに内周前側流出部(28)を有するとともに、前記外周シリンダ部には前記前側固定テーブルに対して進退する前側作動部材(33)及び前記後側固定テーブルに対して進退する後側作動部材(34)を一体に有する外周ピストン(32)が嵌挿され、かつ該外周ピストンを進退させる作動流体のための前記内周後側流出部と連通する外周後側流入部(35)及び前記内周前側流出部と連通する外周前側流入部(36)とを有することを特徴とする高速シリンダ装置に係る。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下添付の図面に従って、好適な実施例とともにこの発明を詳細に説明する。
図1はこの発明の一実施例に係る高速シリンダ装置の前進状態を表す概略縦断面図、図2はその後退状態を表す概略縦断面図、図3は可動シリンダ部材の横断面図、図4はこの発明のシリンダ装置を作動させる油圧回路図、図5はこの発明のシリンダ装置における可動シリンダ部材と外側ピストンの移動距離と時間との関係を表すグラフ、図6は従来のシリンダ装置におけるピストンの移動距離と時間との関係を表すグラフである。
【0008】
図1及び図2に示すように、この発明の高速シリンダ装置10は、機台11と固定ロッド18と可動シリンダ部材20とからなる。
機台11には、図示のように、前(ここでは下)から順に前側固定テーブル12、前側固定部材13、後側固定部材14、後側固定テーブル15とが形成されている。対向配置される前側固定テーブル12及び後側固定テーブル15は、この発明の高速シリンダ装置10によって加工作業がなされるところであって、この実施例では金属プレス加工をするための固定側金型16,17が取り付けられている。なお、図示の例では、図の下側が前部、上側が後部である縦型となっているが、この例に限定されずに、横型に配置されるものであってもよい。
【0009】
固定ロッド18は、前記機台11の前側固定部材13と後側固定部材14との間に固定されている。この固定ロッド18は後述するように内周ピストン22を固定するものであって、通常複数本(この例では4本。図3参照)立設されている。
【0010】
可動シリンダ部材20は、図3に示すように、内周側に内周シリンダ部21を有し、該内周シリンダ部21の外側に外周シリンダ部31が形成されている。
内周シリンダ部21には、前記した固定ロッド18に一体に固着された内周ピストン22が嵌挿されている。内周シリンダ部21には、可動シリンダ部材20を進退させる作動流体(ここでは圧油)のための内周前側流入部25ならびに内周後側流入部26及び内周後側流出部27ならびに内周前側流出部28が形成されている。
【0011】
一方、外周シリンダ部31には、前記した機台11の前側固定テーブル12に対して進退する前側作動部材33及び後側固定テーブル15に対して進退する後側作動部材34を一体に有する外周ピストン32が嵌挿されている。図の符号33Rは前側作動部材33のロッド部、符号34Rは前側作動部材34のロッドを表す。外周シリンダ部31には、外周ピストン32を進退させる作動流体のための前記内周後側流出部27と連通する外周後側流入部35及び前記内周前側流出部28と連通する外周前側流入部36とが形成されている。
【0012】
なお、外周シリンダ部31に関し、この実施例では、作動流体のための流出部を独立して設けていないが、図4の回路図から理解されるように、外周後側流入部35と外周前側流入部36が、切換弁55及び56を設けることによってそれぞれ流出部を兼ねるものとなっている。もちろん、専用の流出部を設けることを妨げるものではない。
【0013】
次に、この高速シリンダ装置10の作動を説明する。
図4は実施例のシリンダ装置10を作動するための油圧回路図であって(なお、作動流体は圧油に限定されない)、符号41,42,43は前進側回路、符号44,45,46は後退側回路を表す。図4の符号50はポンプ、51は切換弁で、51Aはその前進側スイッチ、51Bは同じくその後退側スイッチ、53,54及び57は逆止弁、55は(前進側)切換弁、56は(後退側)切換弁、61,62,63はそれぞれアンロード部である。
【0014】
まず、図1の前進状態について説明する。この場合には、図4の回路図の前進側回路41,42,43が作動状態となる。すなわち、切換弁51の前進側スイッチ51Aがオン、切換弁(前進側)55がオン、切換弁(後退側)56がオフとされる。そして、ポンプ50からの圧油は回路41を経て可動シリンダ部材20の内周前側流入部25より内周シリンダ部21の前側部分に流入される。内周シリンダ部21に嵌挿されている内周ピストン22は固定ロッド18に一体に固着され、該固定ロッド18の端部はそれぞれ前記前側固定部材13及び後側固定部材14に固着されている。したがって、圧油が内周シリンダ部21の前側部分に流入すると、可動シリンダ部材20自体が図1の矢印符号F1のように前方へ移動する。
【0015】
可動シリンダ部材20の前方F1への移動に伴って、内周ピストン22の後部に位置する油は内周後側流出部27から切換弁55がオンされた回路42を経て可動シリンダ部材20の外周シリンダ部31の外周後側流入部35に流入する。そして、これによって、外周ピストン32を図1の矢印符号F2のように前進させる。
【0016】
外周ピストン32の前進に伴って、外周シリンダ部31の外周ピストン32の前部に位置する油は外周前側流入部(このときは流出部となる)36から外部に排出され、切換弁56はオフになっているので、アンロード回路62を経て回路43からタンクに戻される。
【0017】
また、図2の後退状態について説明すると、この場合には、図4の回路図の切換弁51の後退側スイッチ51Bがオン、切換弁(前進側)55がオフ、切換弁(後退側)56がオンとされ、後退側回路44,45,46が作動状態となる。すなわち、ポンプ50からの圧油は切換弁51の後退側スイッチ51Bのオンにより回路44を経て可動シリンダ部材20の内周後側流入部26より内周シリンダ部21の後側部分に流入される。内周シリンダ部21に嵌挿されている内周ピストン22は前記のように固定ロッド18に一体に固着され、該固定ロッド18の端部はそれぞれ前記前側固定部材13及び後側固定部材14に固着されている。したがって、圧油が内周シリンダ部21の後側部分に流入すると、可動シリンダ部材20自体は図2の矢印符号R1のように後方へ移動する。
【0018】
可動シリンダ部材20の後方R1への移動に伴って、内周ピストン22の前部に位置する油は内周前側流出部28から切換弁56がオンされた回路45を経て可動シリンダ部材20の外周シリンダ部31の外周前側流入部36に流入する。これによって、外周ピストン32を図2の矢印符号R2のように後退させる。
【0019】
外周ピストン32の後退に伴って、外周シリンダ部31の外周ピストン32の後部に位置する油は外周後側流入部(このときは流出部となる)35から外部に排出され、切換弁55はオフになっているので、アンロード回路63を経て回路46からタンクに戻される。
【0020】
上のように、この発明の高速シリンダ装置10にあっては、内周シリンダ部21による可動シリンダ部材20自体の前進移動F1と外周シリンダ部31による外周ピストン32の前進移動F2との和(F1+F2)が、前側作動部材33の前側固定テーブル12に対する前進移動となる。これにより、前側作動部材33に設けられた可動側金型37と前側固定テーブル12の固定側金型16とにより被加工材M1がプレス加工される(図1)。
【0021】
一方、後退時では、内周シリンダ部21による可動シリンダ部材20自体の後退移動R1と外周シリンダ部31による外周ピストン32の後退移動R2との和(R1+R2)が、後側作動部材34の後側固定テーブル15に対する後退作動となる。これにより、後側作動部材34に設けられた可動側金型38と後側固定テーブル15の固定側金型17とにより被加工材M2がプレス加工される(図2)。
【0022】
図5は、上述した可動シリンダ部材20自体の移動と外周ピストン32の移動を時間とともに表した図である。この実施例では、各ピストンによる前進又は後退の移動速度は150mm/秒で、加圧時の移動速度は50mm/秒である。
【0023】
図からもわかるように、可動シリンダ部材20自体の前進移動F1に伴い外周ピストン32はわずかに遅れて前進移動F2を開始し、その後低速の加圧状態となって被加工材M1をプレス加工する。被加工材M1のプレス加工時において可動シリンダ20自体は停止しておりこの間に内周シリンダ部21の圧油の切換が行われる。そして、被加工材M1のプレス加工が完了すると直ちに内周シリンダ部21に対して後退用の圧油が注入されて可動シリンダ部材20は後退移動R1を開始する。可動シリンダ部材20の後退とともに、外周シリンダ部31の圧油の切換が行われ外周ピストン32は可動シリンダ部材20自体の後退移動R1より遅れて後退移動F2を開始し、その後低速の加圧状態となって被加工材M2をプレス加工する。ここで、1サイクルが完了し、被加工材M1とM2の2ケの加工生産がなされる。
【0024】
なお、被加工材M2のプレス加工時において可動シリンダ20自体は停止しておりこの間に内周シリンダ部21の圧油の切換が行われ、被加工材M2のプレス加工が完了すると直ちに内周シリンダ部21に対して前進用の圧油が注入されて可動シリンダ部材20は前進移動F1を開始する。
【0025】
このように、この発明の高速シリンダ装置10にあっては、内周シリンダ部21及び外周シリンダ部への作動流体の前進と後退の切換が外周ピストン32の移動中又は可動シリンダ部材20自体の移動中に効率よく行うことができるので、大幅な時間短縮が可能となる。ちなみに、この例では、1サイクル3秒で2個の被加工材M1,M2の加工生産が可能である。
【0026】
図6は、これに対して、従来のシリンダ装置によって、同一条件で加工を行う状態を表すグラフである。この従来装置Jのピストンによる前進又は後退の移動速度は同様に150mm/秒で、加圧時の移動速度は50mm/秒である。同図からわかるように、従来装置にあっては、進退の速度は単一のピストンの速度である、また、前進と後退の切換のための時間(約1/4秒)が必要である。この従来装置では、1個の被加工材Mを加工生産するために約4秒の時間が必要である。1サイクル3秒で2個の被加工材M1,M2の加工生産が可能な本発明装置と比較すると、2.6倍以上の時間を要することになる。
【0027】
【発明の効果】
以上図示し説明したように、この発明の高速シリンダ装置にあっては、可動シリンダ部材が前進するときには連動して外周ピストンが独立して前進し、可動シリンダ部材が後退するときには連動して外周ピストンが独立して後退するものであるから、外周ピストンに設けられた作動部材は、ほぼ同一時間内に、可動シリンダ部材の移動距離に外周ピストンの移動距離を加えた距離を移動することができ、単一のピストンで同じ距離を移動する場合に比して、短時間で高速で移動することができる。
【0028】
加えて、この発明の高速シリンダ装置にあっては、双方向に作動するものであるから生産性を大幅に高めることができる。
【0029】
また、この発明装置にあっては、可動シリンダ部材が前側及び後側固定部材の間に固定された固定ロッドに固着された内周ピストンによって移動され、外周シリンダ部に前側及び後側作動部材が設けられるものであるから、各作動部材は通常のシリンダ装置と同様に各固定テーブルとの間に制約を受けることなく広い作業スペースをとることができ、被加工材の出し入れあるいは金型交換などの作業性が良い。
【0030】
さらに、この発明装置にあっては、装置の設置スペースを省き、エネルギーの省力化を図ることができるなど、実際上極めて有利なシリンダ装置を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る高速シリンダ装置の前進状態を表す概略縦断面図である。
【図2】その後退状態を表す概略縦断面図である。
【図3】可動シリンダ部材の横断面図である。
【図4】この発明のシリンダ装置を作動させる油圧回路図である。
【図5】この発明のシリンダ装置における可動シリンダ部材と外側ピストンの移動距離と時間との関係を表すグラフである。
【図6】従来のシリンダ装置におけるピストンの移動距離と時間との関係を表すグラフである。
【符号の説明】
10 高速シリンダ装置
11 機台
12 前側固定テーブル
13 前側固定部材
14 後側固定部材
15 後側固定テーブル
20 可動シリンダ部材
21 内周シリンダ部
22 内周ピストン
25 内周前側流入部
26 内周後側流入部
27 内周後側流出部
28 内周前側流出部
31 外周シリンダ部
32 外周ピストン
33 前側作動部材
34 後側作動部材
35 外周後側流入部
36 外周前側流入部
41,42,43 前進側回路
44,45,46 後退側回路
55,56 切換弁
Claims (1)
- 前側固定テーブル(12)と前側固定部材(13)と後側固定部材(14)と後側固定テーブル(15)が順に形成された機台(11)と、前記前側固定部材と後側固定部材との間に固定された固定ロッド(18)と、前記固定ロッドに挿通された可動シリンダ部材(20)とからなり、
前記可動シリンダ部材は、その内周側の内周シリンダ部(21)と、該内周シリンダ部の外側の外周シリンダ部(31)とを有し、
前記内周シリンダ部には前記固定ロッドに一体に固着された内周ピストン(22)が嵌挿され、かつ可動シリンダ部材を進退させる作動流体のための内周前側流入部(25)ならびに内周後側流入部(26)及び内周後側流出部(27)ならびに内周前側流出部(28)を有するとともに、
前記外周シリンダ部には前記前側固定テーブルに対して進退する前側作動部材(33)及び前記後側固定テーブルに対して進退する後側作動部材(34)を一体に有する外周ピストン(32)が嵌挿され、かつ該外周ピストンを進退させる作動流体のための前記内周後側流出部と連通する外周後側流入部(35)及び前記内周前側流出部と連通する外周前側流入部(36)とを有する
ことを特徴とする高速シリンダ装置。
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