JPH0220337B2 - - Google Patents
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- JPH0220337B2 JPH0220337B2 JP61314775A JP31477586A JPH0220337B2 JP H0220337 B2 JPH0220337 B2 JP H0220337B2 JP 61314775 A JP61314775 A JP 61314775A JP 31477586 A JP31477586 A JP 31477586A JP H0220337 B2 JPH0220337 B2 JP H0220337B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B1/00—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen
- B30B1/32—Presses, using a press ram, characterised by the features of the drive therefor, pressure being transmitted directly, or through simple thrust or tension members only, to the press ram or platen by plungers under fluid pressure
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F15—FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F15B3/00—Intensifiers or fluid-pressure converters, e.g. pressure exchangers; Conveying pressure from one fluid system to another, without contact between the fluids
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D45/00—Ejecting or stripping-off devices arranged in machines or tools dealt with in this subclass
- B21D45/003—Ejecting or stripping-off devices arranged in machines or tools dealt with in this subclass in punching machines or punching tools
- B21D45/006—Stripping-off devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D7/00—Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
- B26D7/18—Means for removing cut-out material or waste
- B26D7/1818—Means for removing cut-out material or waste by pushing out
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26F—PERFORATING; PUNCHING; CUTTING-OUT; STAMPING-OUT; SEVERING BY MEANS OTHER THAN CUTTING
- B26F2210/00—Perforating, punching, cutting-out, stamping-out, severing by means other than cutting of specific products
- B26F2210/08—Perforating, punching, cutting-out, stamping-out, severing by means other than cutting of specific products of ceramic green sheets, printed circuit boards and the like
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0011—Working of insulating substrates or insulating layers
- H05K3/0044—Mechanical working of the substrate, e.g. drilling or punching
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Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、プレス機械のスライドに取付けた油
圧式クツシヨン・ノツクアウト兼用装置の油圧作
動室に圧油を空油圧ブースタで給排する装置であ
つて、上記油圧作動室の内圧力によつて、プレス
加工時にはプリント基板等の加工板をクツシヨン
作動しながら押さえつける一方、プレス加工後に
は加工板をノツクアウトするために用いる空油圧
ブースタ式駆動装置に関する。
圧式クツシヨン・ノツクアウト兼用装置の油圧作
動室に圧油を空油圧ブースタで給排する装置であ
つて、上記油圧作動室の内圧力によつて、プレス
加工時にはプリント基板等の加工板をクツシヨン
作動しながら押さえつける一方、プレス加工後に
は加工板をノツクアウトするために用いる空油圧
ブースタ式駆動装置に関する。
〈前提となる基本構造〉
この種に空油圧ブースタ式駆動装置の基本的な
構造は次のようになつている。
構造は次のようになつている。
例えば、第1図と第2図、又は第10図もしく
は第11図に示すように、大径の空圧シリンダ2
のピストン8に小径の油圧シリンダ3のプランジ
ヤ17を連接して空油圧ブースタ4を構成し、油
圧シリンダ3のプランジヤ室3aに弁室22・弁
座23及び出口室24を順に介して圧油出入口2
5を接続し、弁室22に弁装置27を設け、この
弁装置27は、プレス機械のクツシヨンシリンダ
のクツシヨン作動圧により大面積で開弁させられ
て圧油出入口25からプランジヤ室3aへのクツ
シヨン用圧油の高速度での流入を許すとともに、
ノツクアウト操作用作動器28での小面積の開弁
操作によりプランジヤ室3aから圧油出入口25
へのノツクアウト用圧油の流出を許すように構成
したものである。
は第11図に示すように、大径の空圧シリンダ2
のピストン8に小径の油圧シリンダ3のプランジ
ヤ17を連接して空油圧ブースタ4を構成し、油
圧シリンダ3のプランジヤ室3aに弁室22・弁
座23及び出口室24を順に介して圧油出入口2
5を接続し、弁室22に弁装置27を設け、この
弁装置27は、プレス機械のクツシヨンシリンダ
のクツシヨン作動圧により大面積で開弁させられ
て圧油出入口25からプランジヤ室3aへのクツ
シヨン用圧油の高速度での流入を許すとともに、
ノツクアウト操作用作動器28での小面積の開弁
操作によりプランジヤ室3aから圧油出入口25
へのノツクアウト用圧油の流出を許すように構成
したものである。
この基本構造のものは、例えば第2図及び第6
図に示すように用いられる。
図に示すように用いられる。
プレス機械60のスライド61に取付けたクツ
シヨン・ノツクアウト兼用装置62は、スライド
61と一体に上下駆動される。その下降駆動行程
において、クランク軸の回転位相が例えば30゜〜
135゜のときには、空油圧ブースタ式駆動装置1で
クツシヨンシリンダ63の油圧作動室64にクツ
シン用圧力を予圧することにより(クンシヨン予
圧A)、ノツクアウト伝動板65及びノツクアウ
トピン66を介して加工板押え板67が孔あけポ
ンチ68よりも下側に押下げられている。
シヨン・ノツクアウト兼用装置62は、スライド
61と一体に上下駆動される。その下降駆動行程
において、クランク軸の回転位相が例えば30゜〜
135゜のときには、空油圧ブースタ式駆動装置1で
クツシヨンシリンダ63の油圧作動室64にクツ
シン用圧力を予圧することにより(クンシヨン予
圧A)、ノツクアウト伝動板65及びノツクアウ
トピン66を介して加工板押え板67が孔あけポ
ンチ68よりも下側に押下げられている。
クランク軸の回転位相が135゜〜180゜のときに
は、まず、加工板押え板67が下金型69上に載
置した加工板70に接当する。すると、油圧作動
室64内の圧油がクツシヨン作動して、加工板押
え板67が加工板70を傷めないように緩衝しな
がら押圧固定する。引き続き、孔あけポンチ68
が下降し続けて加工板押え板67よりも下側に進
出し、加工板70を孔あけする(クツシヨン作動
B)。
は、まず、加工板押え板67が下金型69上に載
置した加工板70に接当する。すると、油圧作動
室64内の圧油がクツシヨン作動して、加工板押
え板67が加工板70を傷めないように緩衝しな
がら押圧固定する。引き続き、孔あけポンチ68
が下降し続けて加工板押え板67よりも下側に進
出し、加工板70を孔あけする(クツシヨン作動
B)。
スライド61が下死点に達すると、加工板70
が孔あけポンチ68に刺し貫かれて摩擦固定され
る。
が孔あけポンチ68に刺し貫かれて摩擦固定され
る。
スライド61の上昇復帰行程においては、クラ
ンク軸の回転位相が180゜〜270゜の範囲では、油圧
作動室64の内圧を低圧に保つて(低圧保持C)、
加工板70を孔あけポンチ68に摩擦固定したま
ま高い位置へ持ち上げる。
ンク軸の回転位相が180゜〜270゜の範囲では、油圧
作動室64の内圧を低圧に保つて(低圧保持C)、
加工板70を孔あけポンチ68に摩擦固定したま
ま高い位置へ持ち上げる。
クランク軸の回転位相が270゜に達すると、空油
圧ブースタ式駆動装置1で油圧作動室64にノツ
クアウト用圧力を供給することにより、ノツクア
ウトピン66を介して加工板押え板37が加工板
70を孔あけポンチ68から打ち落としてノツク
アウトする(ノツクアウト作動D)。
圧ブースタ式駆動装置1で油圧作動室64にノツ
クアウト用圧力を供給することにより、ノツクア
ウトピン66を介して加工板押え板37が加工板
70を孔あけポンチ68から打ち落としてノツク
アウトする(ノツクアウト作動D)。
その後、クランク軸の回転位相が315゜〜30゜の
範囲内では、油圧作動室64が前記のクツシヨン
予圧力にまで減圧され(減圧作動E)、孔あけ加
工の1サイクルが終了する。
範囲内では、油圧作動室64が前記のクツシヨン
予圧力にまで減圧され(減圧作動E)、孔あけ加
工の1サイクルが終了する。
上記のクツシヨン・ノツクアウト兼用装置62
に駆動時には、空油圧ブースタ式駆動装置1は第
7図から第9図の模式図で示すように作動する。
に駆動時には、空油圧ブースタ式駆動装置1は第
7図から第9図の模式図で示すように作動する。
前記クツシヨン予圧状態Aでは、第7図で示す
ように空圧シリンダ2の高圧作動室9と低圧作動
室10の両室に圧縮空気が供給されるとともに、
ノツクアウト操作用作動器28の出力部54が後
退され、プランジヤ室3a及びクツシヨンシリン
ダ63の油圧作動室64が低圧に保たれる。この
低圧のクツシヨン予圧力によりノツクアウト伝動
板65が押下げられている。
ように空圧シリンダ2の高圧作動室9と低圧作動
室10の両室に圧縮空気が供給されるとともに、
ノツクアウト操作用作動器28の出力部54が後
退され、プランジヤ室3a及びクツシヨンシリン
ダ63の油圧作動室64が低圧に保たれる。この
低圧のクツシヨン予圧力によりノツクアウト伝動
板65が押下げられている。
クツシヨン作動状態Bでは、第8図に示すよう
に、加工反力Rによつてノツクアウト伝動板65
に負荷がかかると、油圧作動室64内の圧油が弁
体30を大面積で押開いてプランジヤ室3a内に
急速に流入し、ノツクアウト伝動板65の上昇を
許容してクツシヨン作動を行いながらも前記加工
板70をずれ動かない程度に押圧固定する。
に、加工反力Rによつてノツクアウト伝動板65
に負荷がかかると、油圧作動室64内の圧油が弁
体30を大面積で押開いてプランジヤ室3a内に
急速に流入し、ノツクアウト伝動板65の上昇を
許容してクツシヨン作動を行いながらも前記加工
板70をずれ動かない程度に押圧固定する。
ノツクアウト作動状態Dでは、第9図に示すよ
うに、空圧シリンダ2の高圧作動室9のみに圧縮
空気を供給してプランジヤ室3aの内圧を高め、
その後、ノツクアウト操作用作動器28の出力部
54を進出させて弁体30を小面積で押開く。す
ると、プランジヤ室3aから油圧作動室64に小
流量の高圧油が供給され、ノツクアウト伝動板6
5が前記加工板を低速かつ強力にノツクアウトす
る。
うに、空圧シリンダ2の高圧作動室9のみに圧縮
空気を供給してプランジヤ室3aの内圧を高め、
その後、ノツクアウト操作用作動器28の出力部
54を進出させて弁体30を小面積で押開く。す
ると、プランジヤ室3aから油圧作動室64に小
流量の高圧油が供給され、ノツクアウト伝動板6
5が前記加工板を低速かつ強力にノツクアウトす
る。
〈従来の技術〉
上記基本構造において、弁装置27及びノツク
アウト操作用作動器28を実用化するための構造
として、従来では、第10図、又は第11図(実
開昭58―76348号公報)に示すものを本発明者が
先に提案した。
アウト操作用作動器28を実用化するための構造
として、従来では、第10図、又は第11図(実
開昭58―76348号公報)に示すものを本発明者が
先に提案した。
第10図の従来例1は、弁室22に単一の弁体
30を挿入し、弁室22の弁座23とは反対側の
端壁33と弁体30との間に閉弁ばね31を架設
し、この閉弁ばね31のばね力と弁室22の内圧
力との合力により弁体30を弁座23に押圧す
る。上記弁体30にノツクアウト操作用作動器2
8の出力部54を開弁側に押圧駆動可能に対向さ
せたものである。
30を挿入し、弁室22の弁座23とは反対側の
端壁33と弁体30との間に閉弁ばね31を架設
し、この閉弁ばね31のばね力と弁室22の内圧
力との合力により弁体30を弁座23に押圧す
る。上記弁体30にノツクアウト操作用作動器2
8の出力部54を開弁側に押圧駆動可能に対向さ
せたものである。
第11図の従来例2は、上記従来例1に次の改
良を加えたものである。
良を加えたものである。
即ち、プランジヤ室3aと出口室24とを連通
するノツクアウト給油孔80を弁体30に形成
し、ノツクアウト給油孔80に小径のノツクアウ
ト弁体81を挿入するとともに、ノツクアウト給
油孔80とノツクアウト弁体81との間に閉弁ば
ね82を架設する。上記ノツクアウト弁体81に
ノツクアウト操作用作動器28の出力部54を開
弁側に押圧駆動可能に対向させたものである。
するノツクアウト給油孔80を弁体30に形成
し、ノツクアウト給油孔80に小径のノツクアウ
ト弁体81を挿入するとともに、ノツクアウト給
油孔80とノツクアウト弁体81との間に閉弁ば
ね82を架設する。上記ノツクアウト弁体81に
ノツクアウト操作用作動器28の出力部54を開
弁側に押圧駆動可能に対向させたものである。
〈発明が解決しよううとする問題点〉
上記従来例1(第10図参照)では次の問題が
ある。
ある。
(イ) ノツクアウト操作用作動器28が大形になる
こと。
こと。
ノツクアウト作動時には、プランジヤ室3a
及び弁室22の内圧を予め高めた後、ノツクア
ウト操作用作動器28の出力部54で弁体30
を押開く。
及び弁室22の内圧を予め高めた後、ノツクア
ウト操作用作動器28の出力部54で弁体30
を押開く。
このとき、弁室22の内圧力によつて弁体3
0には弁座径d0の大面積に対応した大きな閉弁
力が働いているので、ノツクアウト操作力を強
力にすることが必要となり、ノツクアウト操作
用作動器28が大形のものにならざるを得な
い。
0には弁座径d0の大面積に対応した大きな閉弁
力が働いているので、ノツクアウト操作力を強
力にすることが必要となり、ノツクアウト操作
用作動器28が大形のものにならざるを得な
い。
(ロ) 閉弁ばね31の耐久性が低いこと。
クツシヨン作動時やノツクアウト作動時に
は、弁室22内を流れる圧油が閉弁ばね31を
振動させるので、閉弁ばね31が疲労して短時
間で劣化する。
は、弁室22内を流れる圧油が閉弁ばね31を
振動させるので、閉弁ばね31が疲労して短時
間で劣化する。
一方、従来例2(第11図参照)では、ノツ
クアウト操作力がノツクアウト弁体81の弁座
径d3の小面積に対応した小さなものですむの
で、ノツクアウト操作用作動器28を小形化し
て上記問題点(イ)を解決できる点で優れる。しか
し、問題点(ロ)が未解決のまま残されているうえ
次の問題がある。
クアウト操作力がノツクアウト弁体81の弁座
径d3の小面積に対応した小さなものですむの
で、ノツクアウト操作用作動器28を小形化し
て上記問題点(イ)を解決できる点で優れる。しか
し、問題点(ロ)が未解決のまま残されているうえ
次の問題がある。
(ハ) 弁装置27の構造が複雑であること。
弁体30,81及び閉弁ばね31,82は2
つずつもあるので、部品点数が多くて構造が複
雑となる。
つずつもあるので、部品点数が多くて構造が複
雑となる。
(ニ) 圧油洩れが起こりやすいこと。
弁の開閉部が2個所もあるので、異物のかみ
込みによつて圧油洩れが起こりやすい。
込みによつて圧油洩れが起こりやすい。
本発明は、上記問題点(イ)〜(ニ)を全て解決して、
ノツクアウト操作用作動器を小形化すること、閉
弁ばねの耐久性を向上すること、弁装置の構造を
簡素なものにすること、及び異物のかみ込みによ
る圧油洩れが起こりにくいようにすることを目的
とする。
ノツクアウト操作用作動器を小形化すること、閉
弁ばねの耐久性を向上すること、弁装置の構造を
簡素なものにすること、及び異物のかみ込みによ
る圧油洩れが起こりにくいようにすることを目的
とする。
〈問題点を解決するための手段〉
本発明は、上記目的を達成するために、前記の
基本構造において、弁装置27及びノツクアウト
操作用作動器28を次のように構成したものであ
る。
基本構造において、弁装置27及びノツクアウト
操作用作動器28を次のように構成したものであ
る。
例えば第1図と第2図又は第5図に示すよう
に、前記弁装置27は、単一の弁体30を閉弁ば
ね31のばね力と弁室22の内圧力との合力で弁
座23に向う閉弁側へ押圧するとともに、背圧シ
リンダ40の内圧力で弁座23から遠ざかる開弁
側へ押圧するように構成し、 弁室22の弁座23とは反対側の端壁33に案
内孔35を形成し、案内孔35に弁体30の弁軸
36を摺動自在に案内嵌合させ、案内孔35と弁
体30との間に上記の閉弁ばね31を架設し、 背圧シリンダ40は出口室24からみて弁室2
2とは反対側に配置し、背圧シリンダ40の背圧
ピストン42を弁体30に接続し、背圧シリンダ
40の背圧シリンダ室41を弁室22に連通さ
せ、背圧ピストン42の背圧ピストン径d1を弁座
23の弁座径d0よりも小径に形成し、 ノツクアウト操作用作動器28の出力部54を
背圧ピストン42に開弁側へ押圧駆動可能に対向
させて構成したことを特徴とするものである。
に、前記弁装置27は、単一の弁体30を閉弁ば
ね31のばね力と弁室22の内圧力との合力で弁
座23に向う閉弁側へ押圧するとともに、背圧シ
リンダ40の内圧力で弁座23から遠ざかる開弁
側へ押圧するように構成し、 弁室22の弁座23とは反対側の端壁33に案
内孔35を形成し、案内孔35に弁体30の弁軸
36を摺動自在に案内嵌合させ、案内孔35と弁
体30との間に上記の閉弁ばね31を架設し、 背圧シリンダ40は出口室24からみて弁室2
2とは反対側に配置し、背圧シリンダ40の背圧
ピストン42を弁体30に接続し、背圧シリンダ
40の背圧シリンダ室41を弁室22に連通さ
せ、背圧ピストン42の背圧ピストン径d1を弁座
23の弁座径d0よりも小径に形成し、 ノツクアウト操作用作動器28の出力部54を
背圧ピストン42に開弁側へ押圧駆動可能に対向
させて構成したことを特徴とするものである。
〈作用〉
第1図はクツシヨン予圧状態を示し、弁室22
の内圧と出口室24の内圧とが平衡状態となつ
て、弁体30が閉弁ばね31のばね力で閉弁側へ
押圧されている。
の内圧と出口室24の内圧とが平衡状態となつ
て、弁体30が閉弁ばね31のばね力で閉弁側へ
押圧されている。
プレス機械のクツシヨンシリンダ63(第2図
参照)から圧油出入口25にクツヨン作動圧がか
かると、出口室24の内圧が高まり、弁座径d0と
ピストンロツド径d2の面積差に対応した大きな開
弁力が弁体30に加わる。この開弁力が閉弁ばね
31のばね力に打ち勝つて、第3図で示すように
弁体30を大面積で開弁させる。このとき、クツ
シヨン用圧油は、圧油出入口25から弁室22の
周縁部を通つてプランジヤ室3aへ高速度で流
れ、閉弁ばね31を装着した空間にはほとんど流
れないので、圧油の流れによつて閉弁ばね31が
振動することは大幅に抑制される。
参照)から圧油出入口25にクツヨン作動圧がか
かると、出口室24の内圧が高まり、弁座径d0と
ピストンロツド径d2の面積差に対応した大きな開
弁力が弁体30に加わる。この開弁力が閉弁ばね
31のばね力に打ち勝つて、第3図で示すように
弁体30を大面積で開弁させる。このとき、クツ
シヨン用圧油は、圧油出入口25から弁室22の
周縁部を通つてプランジヤ室3aへ高速度で流
れ、閉弁ばね31を装着した空間にはほとんど流
れないので、圧油の流れによつて閉弁ばね31が
振動することは大幅に抑制される。
上記クツシヨン作動が終了すると、弁室22の
内圧と出口室24の内圧とが再び平衡状態とな
り、第1図に示すように、弁体30が閉弁ばね3
1のばね力で閉弁側へ押圧される。
内圧と出口室24の内圧とが再び平衡状態とな
り、第1図に示すように、弁体30が閉弁ばね3
1のばね力で閉弁側へ押圧される。
ノツクアウト操作時には、まず、空油圧ブース
タ4を介してプランジヤ室3aの内圧をノツクア
ウト用油圧力にまで高める。すると、その油圧力
が背圧シリンダ室41にも作用して、弁座径d0と
背圧ピストン径d1との面積差に対応した差圧力に
閉弁ばね31のばね力を加えた閉弁力により弁体
30を弁座23に押圧する。次いで、ノツクアウ
ト操作用作動器28を駆動してその出力部54で
弁体30を開弁側へ押圧して弁体30をわずかに
開弁させる。すると、ノツクアウト用圧油は、プ
ランジヤ室3aから弁室22・出口室24を経て
圧油出入口25へ流出する。上記の場合、弁体3
0を開弁させる押圧力は、弁座径d0と背圧ピスト
ン径d1との面積差に対応した差圧力に閉弁ばね3
1のばね力を加えただけの小さな力ですむ。この
ため、ノツクアウト操作用作動器28は小出力の
ものですみ、小形のものにつくることができる。
タ4を介してプランジヤ室3aの内圧をノツクア
ウト用油圧力にまで高める。すると、その油圧力
が背圧シリンダ室41にも作用して、弁座径d0と
背圧ピストン径d1との面積差に対応した差圧力に
閉弁ばね31のばね力を加えた閉弁力により弁体
30を弁座23に押圧する。次いで、ノツクアウ
ト操作用作動器28を駆動してその出力部54で
弁体30を開弁側へ押圧して弁体30をわずかに
開弁させる。すると、ノツクアウト用圧油は、プ
ランジヤ室3aから弁室22・出口室24を経て
圧油出入口25へ流出する。上記の場合、弁体3
0を開弁させる押圧力は、弁座径d0と背圧ピスト
ン径d1との面積差に対応した差圧力に閉弁ばね3
1のばね力を加えただけの小さな力ですむ。この
ため、ノツクアウト操作用作動器28は小出力の
ものですみ、小形のものにつくることができる。
〈実施例〉
以下、本発明の実施例図面により説明する。第
1図から第4図はその一実施例を示し、第1図は
第2図の要部拡大図、第2図は空油圧ブースタ式
駆動装置の縦断面図、第3図はクツシヨン作動状
態を示す説明図、第4図は第1図の部分拡大図で
ある。
1図から第4図はその一実施例を示し、第1図は
第2図の要部拡大図、第2図は空油圧ブースタ式
駆動装置の縦断面図、第3図はクツシヨン作動状
態を示す説明図、第4図は第1図の部分拡大図で
ある。
第2図中、1は空油圧ブースタ式駆動装置で、
これは、大径の空圧シリンダ2と小径の油圧シリ
ンダ3とからなる空油圧ブースタ4を有し、この
空油圧ブースタ4に低圧の空気圧を供給すること
よつて高圧の油圧が発生される。この高圧油が、
圧油給排手段5を介してプレス機械60のスライ
ド61のクツシヨンノツククアウト兼用装置62
に対して供給・排出される。
これは、大径の空圧シリンダ2と小径の油圧シリ
ンダ3とからなる空油圧ブースタ4を有し、この
空油圧ブースタ4に低圧の空気圧を供給すること
よつて高圧の油圧が発生される。この高圧油が、
圧油給排手段5を介してプレス機械60のスライ
ド61のクツシヨンノツククアウト兼用装置62
に対して供給・排出される。
まず、上記空油圧ブースタ4について説明する
と、その空圧シリンダ2は複動形に構成されてい
る。即ち、軸心が横向きのシリンダ本体7に空圧
ピストン8が気密摺動自在に挿入され、ピストン
8の右側に高圧作動室9が、左側に低圧作動室1
0が形成される。高圧作動室9が連通管11を介
して高圧給排気口12に連通され、低圧作動室1
0が低圧給排気口13に連通される。
と、その空圧シリンダ2は複動形に構成されてい
る。即ち、軸心が横向きのシリンダ本体7に空圧
ピストン8が気密摺動自在に挿入され、ピストン
8の右側に高圧作動室9が、左側に低圧作動室1
0が形成される。高圧作動室9が連通管11を介
して高圧給排気口12に連通され、低圧作動室1
0が低圧給排気口13に連通される。
上記シリンダ本体7と圧油給排手段5との間に
前記油圧シリンダ3が複数のタイロツド15を介
して挟持固定される。油圧シリンダ3のプランジ
ヤ室3aにプランジヤ17が油密摺動自在に挿入
され、このプランジヤ17が前記ピストン8に連
動連結されている。
前記油圧シリンダ3が複数のタイロツド15を介
して挟持固定される。油圧シリンダ3のプランジ
ヤ室3aにプランジヤ17が油密摺動自在に挿入
され、このプランジヤ17が前記ピストン8に連
動連結されている。
また、シリンダ本体7の上部に作動油タンク1
8が固定される。その内部に貯溜した作動油が補
給孔19を通つてプランジヤ室3aへ供給可能と
されている。
8が固定される。その内部に貯溜した作動油が補
給孔19を通つてプランジヤ室3aへ供給可能と
されている。
次に、前記の圧油給排手段5について説明する
と、弁箱21の内部に順に形成した弁室22・弁
座23及び出口室24を介して、油圧シリンダ3
のプランジヤ室3aが圧油出入口25に接続され
る。この圧油出入口25が油圧管路26を介して
プレス機械60のクツシヨン63に連結される。
上記弁室22に弁装置27が設けられる。この弁
装置27は、クツシヨンシリンダ63のクツシヨ
ン作動圧により大面積で開弁させられて圧油出入
口25からプランジヤ室3aへのクツシヨン用圧
油の高速度での流入を許すとともに、ノツクアウ
ト操作用作動器28での小面積の開弁操作により
プランジヤ室3aから圧油出入口25へのノツク
アウト用圧油の流出を許容している。
と、弁箱21の内部に順に形成した弁室22・弁
座23及び出口室24を介して、油圧シリンダ3
のプランジヤ室3aが圧油出入口25に接続され
る。この圧油出入口25が油圧管路26を介して
プレス機械60のクツシヨン63に連結される。
上記弁室22に弁装置27が設けられる。この弁
装置27は、クツシヨンシリンダ63のクツシヨ
ン作動圧により大面積で開弁させられて圧油出入
口25からプランジヤ室3aへのクツシヨン用圧
油の高速度での流入を許すとともに、ノツクアウ
ト操作用作動器28での小面積の開弁操作により
プランジヤ室3aから圧油出入口25へのノツク
アウト用圧油の流出を許容している。
上記弁装置27及びノツクアウト操作用作動器
28について、第1図及び第3図と第4図でより
詳しく説明する。
28について、第1図及び第3図と第4図でより
詳しく説明する。
弁装置27は筒状に形成した単一の弁体30
と、これを弁座23に向けて押圧する閉弁ばね3
1を有している。弁室22の周壁にガイド筒32
がねじ止めされ、このガイド筒32の弁座23と
は反対側の端壁33に連通孔34及び案内孔35
が形成される。案内孔35に弁体30の弁軸36
が摺動自在に案内嵌合される。また、案内孔35
の底壁と弁体30の筒孔37の底壁との間に閉弁
ばね31が架設される。そして、この閉弁ばね3
1のばね力と弁室22の内圧力との合力により、
弁座23に向う閉弁側へ弁体30が押圧される。
と、これを弁座23に向けて押圧する閉弁ばね3
1を有している。弁室22の周壁にガイド筒32
がねじ止めされ、このガイド筒32の弁座23と
は反対側の端壁33に連通孔34及び案内孔35
が形成される。案内孔35に弁体30の弁軸36
が摺動自在に案内嵌合される。また、案内孔35
の底壁と弁体30の筒孔37の底壁との間に閉弁
ばね31が架設される。そして、この閉弁ばね3
1のばね力と弁室22の内圧力との合力により、
弁座23に向う閉弁側へ弁体30が押圧される。
一方、弁体30を弁座23から遠ざかる開弁側
へ押圧する背圧シリンダ40が、出口室24から
みて弁室22と反対側に配置される。即ち、弁箱
21の左側部に出口室24を縮径した背圧シリン
ダ室41が形成され、この背圧シリンダ室41に
背圧ピストン42が挿入される。上記背圧ピスト
ン42は、背圧シリンダ室41に油密摺動自在に
挿入した筒状のピストン本体43と、その筒孔4
3aに摺動自在に内嵌したピストンロツド44と
からなり、このピストンロツド44が弁体30に
連接される。
へ押圧する背圧シリンダ40が、出口室24から
みて弁室22と反対側に配置される。即ち、弁箱
21の左側部に出口室24を縮径した背圧シリン
ダ室41が形成され、この背圧シリンダ室41に
背圧ピストン42が挿入される。上記背圧ピスト
ン42は、背圧シリンダ室41に油密摺動自在に
挿入した筒状のピストン本体43と、その筒孔4
3aに摺動自在に内嵌したピストンロツド44と
からなり、このピストンロツド44が弁体30に
連接される。
背圧シリンダ室41は、ピストンロツド44の
連通孔44a及び弁体30の筒孔37を介して弁
室22及びプランジヤ室3aに連通されており、
この背圧シリンダ40の内圧力によりピストン本
体43がピストンロツド44の肩部44bを介し
て弁体30を開弁側へ押圧する。
連通孔44a及び弁体30の筒孔37を介して弁
室22及びプランジヤ室3aに連通されており、
この背圧シリンダ40の内圧力によりピストン本
体43がピストンロツド44の肩部44bを介し
て弁体30を開弁側へ押圧する。
一方、クツシヨン作動圧が出口室24に加わる
と、第3図に示すように、出口室24の内圧力に
より上記ピストン本体43が背圧シリンダ室41
に置き残され、ピストンロツド44のみが弁体3
0の開弁移動に同行する。
と、第3図に示すように、出口室24の内圧力に
より上記ピストン本体43が背圧シリンダ室41
に置き残され、ピストンロツド44のみが弁体3
0の開弁移動に同行する。
また、ノツクアウト操作用作動器28は流体圧
作動シリンダで構成される。
作動シリンダで構成される。
即ち、弁箱21の左側にねじ止めしたシリンダ
本体46に筒状のノツクアウト用ピストン47が
気密摺動自在に挿入される。このピストン47の
左側に流体圧作動室48が、右側にばね室49が
形成される。流体圧作動室48が給排気口50に
連通され、ばね室49にストツパー筒51が挿入
される。上記ノツクアウト用ピストン47の筒孔
47aにエア抜用ピストン52が進退移動可能に
内嵌される。エア抜用ピストン52の右側肩部5
2aと弁箱21との間に復帰ばね53が架設され
る。上記エア抜用ピストン52から弁体30に向
けて出力部54が突設される。この出力部54
は、弁箱21を油密摺動自在に貫通するととも
に、背圧ピストン42のピストンロツド44に対
して開弁側へ押圧駆動可能に対向される。
本体46に筒状のノツクアウト用ピストン47が
気密摺動自在に挿入される。このピストン47の
左側に流体圧作動室48が、右側にばね室49が
形成される。流体圧作動室48が給排気口50に
連通され、ばね室49にストツパー筒51が挿入
される。上記ノツクアウト用ピストン47の筒孔
47aにエア抜用ピストン52が進退移動可能に
内嵌される。エア抜用ピストン52の右側肩部5
2aと弁箱21との間に復帰ばね53が架設され
る。上記エア抜用ピストン52から弁体30に向
けて出力部54が突設される。この出力部54
は、弁箱21を油密摺動自在に貫通するととも
に、背圧ピストン42のピストンロツド44に対
して開弁側へ押圧駆動可能に対向される。
そして、流体圧作動室48の内圧をノツクアウ
ト用設定圧に切換えることにより、両ビストン4
7・52がノツクアウトストロークlだけ進出
し、出力部54が背圧ピストン42のピストンロ
ツド44を介して弁体30を小面積で開弁させ
る。一方、作動室48の内圧を上記の場合よりも
たかめてエア抜設定圧に切換えることにより、両
ピストン47,52が進出した後、ノツクアウト
用ピストン47からエア抜用ピストン52が復帰
ばね53に抗してさらに進出し、出力部54が弁
体30を大面積で開弁させる。55は出口室24
に開口したエア抜孔である。
ト用設定圧に切換えることにより、両ビストン4
7・52がノツクアウトストロークlだけ進出
し、出力部54が背圧ピストン42のピストンロ
ツド44を介して弁体30を小面積で開弁させ
る。一方、作動室48の内圧を上記の場合よりも
たかめてエア抜設定圧に切換えることにより、両
ピストン47,52が進出した後、ノツクアウト
用ピストン47からエア抜用ピストン52が復帰
ばね53に抗してさらに進出し、出力部54が弁
体30を大面積で開弁させる。55は出口室24
に開口したエア抜孔である。
なお、弁座23の近傍では、第4図に示すよう
に、出口室24の周肉壁24aと弁体30との間
に横向きに延びる絞り隙間38が形成されてい
る。
に、出口室24の周肉壁24aと弁体30との間
に横向きに延びる絞り隙間38が形成されてい
る。
そして、上記のようにノツクアウト操作用作動
器28の出力部54により弁体30を開弁してノ
ツクアウト操作したときには、プランジヤ室3a
内の圧油が弁室22から上記絞り隙間38を通つ
て圧油出入口25へ流出する。これによつて、プ
レス機械60のクツシヨンシリンダ63が低速で
作動して加工板70を緩やかに打ち落すことがで
きる。
器28の出力部54により弁体30を開弁してノ
ツクアウト操作したときには、プランジヤ室3a
内の圧油が弁室22から上記絞り隙間38を通つ
て圧油出入口25へ流出する。これによつて、プ
レス機械60のクツシヨンシリンダ63が低速で
作動して加工板70を緩やかに打ち落すことがで
きる。
第5図は他の実施例を示している。この場合、
単一の背圧ピストン42が背圧シリンダ室41に
挿入される。また、エア抜き孔55はプランジヤ
室3aに開口されている。
単一の背圧ピストン42が背圧シリンダ室41に
挿入される。また、エア抜き孔55はプランジヤ
室3aに開口されている。
〈発明の効果〉
本発明は、上記のように構成され作用すること
から次の効果を奏する。
から次の効果を奏する。
(イ) ノツクアウト操作時の開弁力は、弁座径d0と
背圧ピストン径d1との面積差に対応した差圧力
に、閉ばねのばね力を加えただけの小さな操作
力ですむ。このため、ノツクアウト操作用作動
器は、小出力のものでよく、小形化できる。
背圧ピストン径d1との面積差に対応した差圧力
に、閉ばねのばね力を加えただけの小さな操作
力ですむ。このため、ノツクアウト操作用作動
器は、小出力のものでよく、小形化できる。
(ロ) クツシヨン作動時やノツクアウト操作時に、
閉弁ばねを装着した空間には圧油がほとんど流
れないので、閉弁ばねは振動で疲労することが
なくなり、耐久性が向上する。
閉弁ばねを装着した空間には圧油がほとんど流
れないので、閉弁ばねは振動で疲労することが
なくなり、耐久性が向上する。
(ハ) 弁体及び閉弁ばねを各々1つに減らすことが
できるので、部品点数が少なくなり、弁装置の
構造が簡素になる。
できるので、部品点数が少なくなり、弁装置の
構造が簡素になる。
(ニ) 弁の開閉部が2個所から1個所になるので、
異物のかみ込む確率が半減して圧油洩れが起こ
りにくくなり、信頼性が向上する。
異物のかみ込む確率が半減して圧油洩れが起こ
りにくくなり、信頼性が向上する。
第1図から第5図は本発明の実施例で、第1図
から第4図はその一実施例を示し、第1図は第2
図の要部拡大図、第2図は空油圧ブースタ式駆動
装置の縦断面図、第3図はクツシヨン作動状態を
示す説明図、第4図は第1図の部分拡大図、第5
図は他の実施例を示す第1図相当図、第6図から
第9図は基本構造を説明する図であつて、第6図
はプレス加工の1サイクルを示す説明図、第7図
はクツシヨン予圧状態の模式図、第8図はクツシ
ヨン作動状態の模式図、第9図はノツクアウト作
動状態の模式図、第10図と第11図はそれぞれ
従来例1・2を示す第1図相当図である。 2……空圧シリンダ、3……油圧シリンダ、3
a……プランジヤ室、4……空油圧ブースタ、8
……ピストン、17……プランジヤ、22……弁
室、23……弁座、24……出口室、24a……
周肉壁、25……圧油出入口、27……弁装置、
28……ノツクアウト操作用作動器、30……弁
体、31……閉弁ばね、33……端壁、35……
案内孔、36……弁軸、38……絞り隙間、40
……背圧シリンダ、41……背圧シリンダ室、4
2……背圧ピストン、43……ピストン本体、4
4……ピストンロツド、46……シリンダ本体、
47……ノツクアウト用ピストン、47a……筒
孔、48……流体圧作動室、52……エア抜き用
ピストン、54……出力部、d0……弁座径、d1…
…背圧ピストン径、l……ノツクアウトストロー
ク。
から第4図はその一実施例を示し、第1図は第2
図の要部拡大図、第2図は空油圧ブースタ式駆動
装置の縦断面図、第3図はクツシヨン作動状態を
示す説明図、第4図は第1図の部分拡大図、第5
図は他の実施例を示す第1図相当図、第6図から
第9図は基本構造を説明する図であつて、第6図
はプレス加工の1サイクルを示す説明図、第7図
はクツシヨン予圧状態の模式図、第8図はクツシ
ヨン作動状態の模式図、第9図はノツクアウト作
動状態の模式図、第10図と第11図はそれぞれ
従来例1・2を示す第1図相当図である。 2……空圧シリンダ、3……油圧シリンダ、3
a……プランジヤ室、4……空油圧ブースタ、8
……ピストン、17……プランジヤ、22……弁
室、23……弁座、24……出口室、24a……
周肉壁、25……圧油出入口、27……弁装置、
28……ノツクアウト操作用作動器、30……弁
体、31……閉弁ばね、33……端壁、35……
案内孔、36……弁軸、38……絞り隙間、40
……背圧シリンダ、41……背圧シリンダ室、4
2……背圧ピストン、43……ピストン本体、4
4……ピストンロツド、46……シリンダ本体、
47……ノツクアウト用ピストン、47a……筒
孔、48……流体圧作動室、52……エア抜き用
ピストン、54……出力部、d0……弁座径、d1…
…背圧ピストン径、l……ノツクアウトストロー
ク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 大径の空圧シリンダ2のピストン8に小径の
油圧シリンダ3のプランジヤ17を連接して空油
圧ブースタ4を構成し、油圧シリンダ3のプラン
ジヤ室3aに弁室22・弁座23及び出口室24
を順に介して圧油出入口25を接続し、弁室22
に弁装置27を設け、この弁装置27はプレス機
械のクツシヨンシリンダのクツシヨン作動圧によ
り大面積で開弁させられて圧油出入口25からプ
ランジヤ室3aへのクツシヨン用圧油の高速度で
の流入を許すとともに、ノツクアウト操作用作動
器28での小面積の開弁操作によりプランジヤ室
3aから圧油出入口25へのノツクアウト用圧油
の流出を許すように構成したプレス機械のスライ
ド用クツシヨン・ノツクアウト兼用装置の空油圧
ブースタ式駆動装置において、 前記弁装置27は、単一の弁体30を閉弁ばね
31のばね力と弁室22の内圧力との合力で弁座
23に向う閉弁側へ押圧するとともに、背圧シリ
ンダ40の内圧力で弁座23から遠ざかる開弁側
へ押圧するように構成し、 弁室22の弁座23とは反対側の端壁33に案
内孔35を形成し、案内孔35に弁体30の弁軸
36を摺動自在に案内嵌合させ、案内孔35と弁
体30との間に上記の閉弁ばね31を架設し、 背圧シリンダ40は出口室24からみて弁室2
2とは反対側に配置し、背圧シリンダ40の背圧
ピストン42を弁体30に接続し、背圧シリンダ
40の背圧シンダ室41を弁室22に連通させ、
背圧ピストン42の背圧ピストン径d1を弁座23
の弁座径d0よりも小径に形成し、 ノツクアウト操作用作動器28の出力部54を
背圧ピストン42に開弁側へ押圧駆動可能に対向
させて構成したことを特徴とするプレス機械のス
ライド用クツシヨン・ノツクアウト兼用装置の空
油圧ブースタ式駆動装置。 2 前記背圧シリンダ40の背圧ピストン42
は、背圧シリンダ室41に油密摺動自在に挿入し
たピストン本体43と、このピストン本体43に
摺動自在に内嵌したピストンロツド44とからな
り、ピストンロツド44を弁体30に連接して、
背圧シリンダ40の内圧力によりピストン本体4
3がピストンロツド44を介して弁体30を開弁
側へ押圧する一方、プレス機械のクツシヨンシリ
ンダのクツシヨン作動圧により、ピストン本体4
3を背圧シリンダ室41に置き残してピストンロ
ツド44だけを弁体30の開弁移動に同行させる
ように構成した特許請求の範囲第1項記載のプレ
ス機械のスライド用クツシヨン・ノツクアウト兼
用装置の空油圧ブースタ式駆動装置。 3 前記出口室24の周肉壁24aと弁体30と
の間に絞り隙間38を形成し、ノツクアウト操作
用作動器28により弁体30を開弁操作したとき
に、プランジヤ室3a内の圧油が上記絞り隙間3
8を通つて圧油出入口25へ流出するように構成
した特許請求の範囲第1項又は第2項記載のプレ
ス機械のスライド用クツシヨン・ノツクアウト兼
用装置の空油圧ブースタ式駆動装置。 4 前記ノツクアウト操作用作動器28は流体圧
作動シリンダからなり、シリンダ本体46に筒状
のノツクアウト用ピストン47をノツクアウトス
トロークlの範囲内で進退移動可能に挿入し、ノ
ツクアウト用ピストン47の筒孔77aにエア抜
用ピストン52を進退移動可能に内嵌し、エア抜
用ピストン52に出力部54を連接し、流体圧作
動室48の内圧をノツクアウト用設定圧に切換え
ることにより、両ピストン47,52がノツクア
ウトストロークlだけ進出して出力部54が弁体
30を小面積で開弁させる一方、流体圧作動室4
8の内圧をエア抜設定圧に切換えて高めることに
より、両ピストン47,52が進出した後ノツク
アウト用ピストン47からエア抜用ピストン52
が進出して、出力部54が弁体30を大面積で開
弁させるように構成した特許請求の範囲第1項、
第2項、又は第3項記載のプレス機械のスライド
用クツシヨン・ノツクアウト兼用装置の空油圧ブ
ースタ式駆動装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61314775A JPS63165032A (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | プレス機械のスライド用クツシヨン・ノツクアウト兼用装置の空油圧ブ−スタ式駆動装置 |
KR1019870014503A KR950010069B1 (ko) | 1986-12-26 | 1987-12-18 | 프레스기계의 슬라이드용 쿠션·녹아우트겸용 장치의 공유압 부우스터식 구동장치 |
DE87311408T DE3785434T2 (de) | 1986-12-26 | 1987-12-23 | Druckverstärker für eine Presse. |
EP87311408A EP0273721B1 (en) | 1986-12-26 | 1987-12-23 | A booster type driving device for a press-machine |
US07/137,814 US4899572A (en) | 1986-12-26 | 1987-12-24 | Pneumatic-hydraulic booster type driving device for the cushion-knockout mechanism associated with the slide of a press-machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61314775A JPS63165032A (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | プレス機械のスライド用クツシヨン・ノツクアウト兼用装置の空油圧ブ−スタ式駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63165032A JPS63165032A (ja) | 1988-07-08 |
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