JPS63165032A - プレス機械のスライド用クツシヨン・ノツクアウト兼用装置の空油圧ブ−スタ式駆動装置 - Google Patents

プレス機械のスライド用クツシヨン・ノツクアウト兼用装置の空油圧ブ−スタ式駆動装置

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JPS63165032A
JPS63165032A JP61314775A JP31477586A JPS63165032A JP S63165032 A JPS63165032 A JP S63165032A JP 61314775 A JP61314775 A JP 61314775A JP 31477586 A JP31477586 A JP 31477586A JP S63165032 A JPS63165032 A JP S63165032A
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    • B26F2210/00—Perforating, punching, cutting-out, stamping-out, severing by means other than cutting of specific products
    • B26F2210/08—Perforating, punching, cutting-out, stamping-out, severing by means other than cutting of specific products of ceramic green sheets, printed circuit boards and the like
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、プレス機械のスライドに取付けた油圧式クッ
ション・ノックアウト兼用装置の油圧作動室に圧油を空
油圧ブースタで給排する装置であって、上記油圧作動室
の内圧力によって、プレス加工時にはプリント基板等の
加工板をクッション作動しながら押さえつける一方、プ
レス加工後には加工板をノックアウトするために用いる
空油圧ブースタ式駆動装置に関する。
（前提となる基本構造〉 この種の空油圧ブースタ式駆動装置の基本的な構造は次
のようになっている。
例えば、第１図と第２図、又は第１０図もしくは第１１
図に示すように、大径の空圧シリンダ２のピストン８に
小径の油圧シリンダ３のプランジャ１７を連接して空油
圧ブースタ４を構成し、油圧シリンダ３のプランジャ室
３ａに弁室２２・弁座２３及び出口室２４を順に介して
圧油出入口２５を接続し、弁室２２に弁装置２７を設け
、この弁装置２７は、プレス機械のクッションシリンダ
のクッション作動圧により大面積で開弁させられて圧油
出入口２５からプランジャ室３ａへのクソシッン用圧油
の高速度での流入を許すとともに、ノックアウト操作用
作動器２８での小面積の開弁操作によりプランジャ室３
ａから圧油出入口２５へのノックアウト用圧油の流出を
許すように構成したものである。
この基本構造のものは、例えば第２図及び第６図に示す
ように用いられる。
プレス機械６０のスライド６１に取付けたクフジョン・
ノックアウト兼用装置６２は、スライド６１と一体に上
下駆動される。その下降駆動行程において、クランク軸
の回転位相が例えば３０″〜１３５°のときには、空油
圧ブースタ式駆動装置ｌでクッションシリンダ６３の油
圧作動室６４にクッション用圧力を予圧することにより
、（クンジョン予圧Ａ体ノンクアウト伝動板６５及びノ
ックアウトピン６６を介して加工仮押え板６７が孔あけ
ポンチ６８よりも下側に押下げられている。
クランク軸の回転位相が１３５°〜１１３０”のときに
は、まず、加工仮押え板６７が下金型６９上に載置した
加工板７０に接当する。すると、油圧作動室６４内の圧
油がクッション作動して、加工仮押え板６７が加工板７
０を傷めないように緩衝しなから押圧固定する。引き続
き、孔あけポンチ６８が下降し続けて加工仮押え板６７
よりも下側に進出し、加工板７０を孔あけする（クッシ
ョン作動Ｂ）。
スライド６１が下死点に達すると、加工板７０が孔あけ
ポンチ６８に刺し貫かれて摩擦固定されスライド６１の
上昇復帰行程においては、クランク軸の回転位相が１８
０°〜２７０°の範囲では、油圧作動室６４の内圧を低
圧に保って（低圧保持Ｃ）、加工板７０を孔あけポンチ
６８に摩擦固定したまま高い位置へ持ち上げる。
クランク軸の回転位相が２７００に達すると、空油圧ブ
ースタ式駆動装置ｌで油圧作動室６４＃に ノックアウト用圧力を供給することにより、ノックアウ
トピン６６を介して加工仮押え板６７が加工板７０を孔
あけポンチ６８から打ち落としてノックアウトする（ノ
ックアウト作動Ｄ）。
その後、クランク軸の回転位相が３１５′〜３０°の範
囲内では、油圧作動室６４が前記のクッション予圧力に
まで減圧され（減圧作動Ｅ）、孔あけ加工の１サイクル
が終了する。
上記のクツシロン・ノックアウト兼用装置６２の駆動時
には、空油圧ブースタ式駆動装ｙ１１は第７図から第９
図の模式図で示すように作動する。
前記クンシラン予圧状態Ａでは、第７図で示すように、
空圧シリンダ２の高圧作動室９と低圧作動室１０の両室
に圧縮空気が供給されるとともに、ノックアウト操作用
作動器２８の出力部５４が後退され、プランジャ室３ａ
及びクッションシリンダ６３の油圧作動室６４が低圧に
保たれる。この低圧のクッション予圧力によりノックア
ウト伝動板６５が押下げられている。
クッション作動状態Ｂでは、第８図に示すように、加工
反力Ｒによってノックアウト伝動板６５に負荷がかかる
と、油圧作動室６４内の圧油が弁体３０を大面積で押開
いてプランジャ室３ａ内に急速に流入し、ノックアウト
伝動板６５の上昇を許容してクッション作動を行いなが
らも前記加工板７０をずれ動かない程度に押圧固定する
。
ノックアウト作動状態りでは、第９図に示すように、空
圧シリンダ２の高圧作動室９のみに圧縮空気を供給して
プランジャ室３ａの内圧を高め、その後、ノックアウト
操作用作動器２８の出力部５４を進出させて弁体３０を
小面積で押開く、すると、プランジャ室３ａから油圧作
動室６４に小流量の高圧油が供給され、ノックアウト伝
動板６５が前記の加工板を低速かつ強力にノックアウト
する。
（従来の技術〉 上記基本構造において、弁装置２７及びノックアウト操
作用作動器２８を実用化するための構造として、従来で
は、第１０図、又は第１１図（実開昭５８−７６３４８
号公報）に示すものを本発明者が先に提案した。
第１Ｏ図の従来例１は、弁室２２に単一の弁体３０を挿
入し、弁室２２の弁座２３とは反対側の端壁３３と弁体
３０との間に閉弁ばね３１を架設し、この閉弁ばね３１
のばね力と弁室２２の内圧力との合力により弁体３０を
弁座２３に押圧する。
上記弁体３０にノックアウト操作用作動器２８の出力部
５４を開弁側に押圧駆動可能に対向させたものである。
第１１図の従来例２は、上記従来例１に次の改良を加え
たものである。
即ち、プランジャ室３ａと出口室２４とを連通するノッ
クアウト給油孔８０を弁体３０に形成し、ノックアウト
給油孔８０に小径のノックアウト弁体８１を挿入すると
ともに、ノックアウト給油孔８０とノックアウト弁体８
１との間に閉弁ばね８２を架設する。上記ノックアウト
弁体８１にノックアウト操作用作動器２８の出力部５４
を開弁側に押圧駆動可能に対向させたものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記従来例１　（第１０図参照）では次の問題がある。
（イ）、ノックアウト操作用作動器２８が大形になるこ
と。
ノックアウト作動時には、プランジャ室３ａ及び弁室２
２の内圧を予め高めた後、ノックアウト操作用作動器２
８の出力部５４で弁体３０を押開く。
このとき、弁室２２の内圧力によって弁体３０には弁座
径ｄ０の大面積に対応した大きな閉弁力が働いているの
で、ノックアウト操作力を強力にすることが必要となり
、ノックアウト操作用作動器２８が大形のものにならざ
るを得ない。
（ロ）、閉弁ばね３１の耐久性が低いこと。
クッション作動時やノックアウト作動時には、弁室２２
内を流れる圧油が閉弁ばね３１を振動させるので、閉弁
ばね３１が疲労して短時間で劣化する。
一方、従来例２（第１１図参照）では、ノックアウト操
作力がノックアウト弁体８１の弁座径ｄ、の小面積に対
応した小さなものですむので、ノックアウト操作用作動
８２Ｂを小形化して上記問題点（イ）を解決できる点で
優れる。しかし、問題点（ロ）が未解決のまま残されて
いるうえ次の問題がある。
（ハ）、弁装置２７の構造が複雑であること。
弁体３０・８１及び閉弁ばね３１・８２は２つずつもあ
るので、部品点数が多くて構造が複雑となる。
（ニ）、圧油洩れが起こりやすいこと。
弁の開閉部が２個所もあるので、異物のかみ込みによっ
て圧油洩れが起こりやすい。
本発明は、上記問題点（イ）〜（ニ）を全て解決して、
ノックアウト操作用作動器を小形化すること、閉弁ばね
の耐久性を向上すること、弁装置の構造を簡素なものに
すること、及び異物のかみ込みによる圧油洩れが起こり
にくいようにすることを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記目的を達成するために、前記の基本構造
において、弁装Ｗ１２７及びノックアウト操作用作動器
２日を次のように構成したものである。
例えば第１図と第２図又は第５図に示すように、前記弁
装置２７は、単一の弁体３０を閉弁ばね３１のばね力と
弁室２２の内圧力との合力で弁座２３に向う閉弁側へ押
圧するとともに、背圧シリンダ４０の内圧力で弁座２３
から遠ざかる開弁側へ押圧するように構成し、 弁室２２の弁座２３とは反対側の端壁３３に案内孔３５
を形成し、案内孔３５に弁体３０の弁軸３６を摺動自在
に案内嵌合させ、案内孔３５と弁体３０との間に上記の
閉弁ばね３１を架設し、背圧シリンダ４０は出口室２４
からみて弁室２２とは反対側に配置し、背圧シリンダ４
０の背圧ピストン４２を弁体３０に接続し、背圧シリン
ダ４０の背圧シリンダ室４１を弁室２２に連通させ、背
圧ピストン４２の背圧ピストン径ｄ１を弁座２３の弁座
径ｄ０よりも小径に形成し、 ノックアウト操作用作動器２８の出力部５４を背圧ピス
トン４２に開弁側へ押圧駆動可能に対向させて構成した
ことを特徴とするものである。
く作用〉 第１図はクッション予圧状態を示し、弁室２２の内圧と
出口室２４の内圧とが平衡状態となって、弁体３０が閉
弁ばね３１のばね力で閉弁側へ押圧されている。
プレス機械のクッションシリンダ６３（第２図参照）か
ら圧油出入口２５にクッション作動圧がかかると、出口
室２４の内圧が高まり、弁座径ｄ。
とピストンロッド径ｄ２の面積差に対応した太きな開弁
力が弁体３０に加わる。この開弁力が閉弁ばね３１のば
ね力に打ち勝って、第３図で示すように弁体３０を大面
積で開弁させる。このとき、クッション用圧油は、圧油
出入口２５から弁室２２の周縁部を通ってプランジャ室
３ａへ高速度で流れ、閉弁ばね３１を装着した空間には
ほとんど流れないので、圧油の流れによって閉弁ばね３
１が振動することは大幅に１ｍ制される。
上記クッション作動が終了すると、弁室２２の内圧と出
口室２４の内圧とが再び平衡状態となり、第１図で示す
ように、弁体３０が閉弁ばね３１のばね力で閉弁側へ押
圧される。
ノックアウト操作時には、まず、空油圧ブースタ４を介
してプランジャ室３ａの内圧をノックアウト用油圧力に
まで高める。すると、その油圧力が背圧シリンダ室４１
にも作用して、弁座径ｄ０と背圧ピストン径ｄ１との面
積差に対応した差圧力に閉弁ばね３１のばね力を加えた
閉弁力により弁体３０を弁座２３に押圧する。次いで、
ノックアウト員作用作動器２８を駆動してその出力部５
４で弁体３０を開弁側へ押圧して弁体３０をわずかに開
弁させる。すると、ノックアウト用圧油は、プランジャ
室３ａから弁室２２・出口室２４を経て圧油出入口２５
へ流出する。上記の場合、弁体３０を開弁させる押圧力
は、弁座径ｄ０と背圧ピストン径ｄ１との面積差に対応
した差圧力に閉弁ばね３１のばね力を加えただけの小さ
な力ですむ。
このため、ノックアウト操作用作動器２８は小出力のも
のですみ、小形のものにつくることができる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第１図から第４図はその一実施例を示し、第１図は第２
図の要部拡大図、第２図は空油圧ブースタ式駆動装置の
縦断面図、第３図はクッション作動状態を示す説明図、
第４図は第１図の部分拡大図である。
第２図中、１は空油圧ブースタ式駆動装置で、これは、
大径の空圧シリンダ２と小径の油圧シリンダ３とからな
る空油圧ブースタ４を有し、この空油圧ブースタ４に低
圧の空気圧を供給することよって高圧の油圧が発生され
る。この高圧油が、圧油給排手段５を介してプレス機械
６０のスライド６１のクッション・ノックアウト兼用装
置６２に対して供給・排出される。
まず、上記空油圧ブースタ４について説明すると、その
空圧シリンダ２は複動形に構成されている。即ち、軸心
が横向きのシリンダ本体７に空圧ピストン８が気密摺動
自在に挿入され、ピストン８の右側に高圧作動室９が、
左側に低圧作動室ｌＯが形成される。高圧作動室９が連
通管１１を介して高圧給排気口１２に連通され、低圧作
動室１０が低圧給排気口１３に連通される。
上記シリンダ本体７と圧油給排手段５との間に前記油圧
シリンダ３が複数のタイロッド１５を介して挟持固定さ
れる。油圧シリンダ３のプランジャ室３ａにプランジャ
１７が油密摺動自在に挿入され、このプランジャ１７が
前記ピストン８に連動連結されている。
また、シリンダ本体７の上部に作動油タンク１８が固定
される。その内部に貯溜した作動油が補給孔１９を通っ
てプランジャ室３ａへ供給可能とされている。
次に、前記の圧油給排手段５について説明すると、弁箱
２１の内部に順に形成した弁室２２・弁座２３及び出口
室２４を介して、油圧シリンダ３のプランジャ室３ａが
圧油出入口２５に接続される。この圧油出入口２５が油
圧管路２６を介してプレス機械６０のクッションシリン
ダ６３に連結される。上記弁室２２に弁装置２７が設け
られる。
この弁装置２７は、クッションシリンダ６３のクッショ
ン作動圧により大面積で開弁させられて圧油出入口２５
からプランジャ室３ａへのクッション用圧油の高速度で
の流入を許すとともに、ノックアウト操作用作動器２８
での小面積の開弁操作によりプランジャ室３ａから圧油
出入口２５へのノックアウト用圧油の流出を許容してい
る。
上記弁装置２７及びノックアウト操作用作動器２８につ
いて、第１図及び第３図と第４図でより詳しく説明する
。
弁装置２７は筒状に形成した単一の弁体３０と、これを
弁座２３に向けて押圧する閉弁ばね３１を有している。
弁室２２の周壁にガイド筒３２がねし止めされ、このガ
イド筒３２の弁座２３とは反対側の端壁３３に連通孔３
４及び案内孔３５が形成される。案内孔３５に弁体３０
の弁軸３６が摺動自在に案内嵌合される。また、案内孔
３５の底壁と弁体３０の筒孔３７の底壁との間に閉弁ば
ね３１が架設される。そして、この閉弁ばね３１のばね
力と弁室２２の内圧力との合力により、弁座２３に向う
閉弁側へ弁体３０が押圧される。
一方、弁体３０を弁座２３から遠ざかる開弁側へ押圧す
る背圧シリンダ４０が、出口室２４からみて弁室２２と
は反対側に配置される。即ち、弁箱２１の左側部に出口
室２４を縮径した背圧シリンダ室４１が形成され、この
背圧シリンダ室４１に背圧ピストン４２が挿入される。
上記背圧ピストン４２は、背圧シリンダ室４１に油密摺
動自在に挿入した筒状のピストン本体４３と、その筒孔
４３ａに摺動自在に内嵌したピストンロッド４４とから
なり、このピストンロッド４４が弁体３０に連接される
。
背圧シリンダ室４１は、ピストンロッド４４の連通孔４
４ａ及び弁体３０の筒孔３７を介して弁室２２及びプラ
ンジャ室３ａに連通されており、この背圧シリンダ４０
の内圧力によりピストン本体４３がピストンロッド４４
の肩部４４ｂを介して弁体３０を開弁側へ押圧する。
一方、クンシラン作動圧が出口室２４に加わると、第３
図に示すように、出口室２４の内圧力により上記ピスト
ン本体４３が背圧シリンダ室４１に置き残され、ピスト
ンロッド４４のみが弁体３０の開弁移動に同行する。
また、ノックアウト操作用作動器２日は流体圧作動シリ
ンダで構成される。
即ち、弁箱２１の左側にねじ止めしたシリンダ本体４６
に筒状のノックアウト用ピストン４７が気密摺動自在に
挿入される。このピストン４７の左側に流体圧作動室４
８が、右側にばね室４９が形成される。流体圧作動室４
８が給排気口５０に連通され、ばね室４９にストッパー
筒５１が挿入される。上記ノックアウト用ピストン４７
の筒孔４７ａにエア抜用ピストン５２が進退移動可能に
内嵌される。エア抜用ピストン５２の右側肩部５２ａと
弁箱２１との間に復帰ばね５３が架設される。上記エア
抜用ピストン５２から弁体３０に向けて出力部５４が突
設される。この出力部５４は、弁箱２１を油密摺動自在
に貫通するとともに、背圧ピストン４２のピストンロッ
ド４４に対して開弁側へ押圧駆動可能に対向される。
そして、流体圧作動室４８の内圧をノックアウト用設定
圧に切換えることにより、両ピストン４７・５２がノッ
クアウトストロークｌたけ進出し、出力部５４が背圧ピ
ストン４２のピストンロッド４４を介して弁体３０を小
面積で開弁させる。一方、作動室４８の内圧を上記の場
合よりもたかめてエア抜設定圧に切換えることにより、
両ピストン４７・５２が進出した後、ノックアウト用ピ
ストン４７からエア抜用ピストン５２が復帰ばね５３に
抗してさらに進出し、出力部５４が弁体３０を大面積で
開弁させる。５５は出口室２４に開口したエア抜孔であ
る。
なお、弁座２３の近傍では、第４図に示すように、出口
室２４の周肉壁２４ａと弁体３０との間に横向きに延び
る絞り隙間３８が形成されている。
そして、上記のようにノックアウト操作用作動器２８の
出力部５４により弁体３０を開弁してノックアウト操作
したときには、プランジャ室３ａ内の圧油が弁室２２か
ら上記絞り隙間３８を通って圧油出入口２５へ流出する
。これによづて、プレス１ｉｌｔｉ６０のクッションシ
リンダ６３が低速で作動して加工板７０を緩やかに打ち
落とすことができる。
第５図は他の実施例を示している。この場合、単一の背
圧ピストン４２が背圧シリンダ室４１に挿入される。ま
た、エア抜き孔５５はプランジャ室３ａに開口されてい
る。
〈発明の効果〉 本発明は、上記のように構成され作用することから次の
効果を奏する。
（イ）、ノックアウト操作時の開弁力は、弁座径ｄ。
と背圧ピストン径ｄ、との面積差に対応した差圧力に、
閉弁ばねのばね力を加えただけの小さな操作力ですむ。
このため、ノックアウト操作用作動器は、小出力のもの
でよく、小形化できる。
（ロ）、クッション作動時やノックアウト操作時に、閉
弁ばねを装着した空間には圧油がほとんど流れないので
、閉弁ばねは振動で疲労することがなくなり、耐久性が
向上する。
（ハ）、弁体及び閉弁ばねを各々１つに減らすことがで
きるので、部品点数が少なくなり、弁装置の構造が簡素
になる。
（ニ）、弁の開閉部が２個所から１個所になるので、異
物のかみ込む確率が半減して圧油洩れが起こりにくくな
り、信鎖性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第１図から第５図は本発明の実施例で、第１図から第４
図はその一実施例を示し、第１図は第２図の要部拡大図
、第２図は空油圧ブースタ式駆動装置の縦断面図、第３
図はクッション作動状態を示す説明図、第４図は第１図
の部分拡大図、第５図は他の実施例を示す第１図相当図
、第６図から第９図は基本構造を説明する図であって、
第６図はプレス加工の１サイクルを示す説明図、第７回
はクッション予圧状態の模式図、第８図はクッション作
動状態の模式図、第９図はノックアウト作動状態の模式
図、第１０図と第１１図はそれぞれ従来例１・２を示す
第１図相当図である。 ２・・・空圧シリンダ、３・・・油圧シリンダ、３ａ・
・・プランジャ室、４・・・空油圧ブースタ、８・・・
ピストン、１７・・・プランジャ、２２・・・弁室、２
３・・・弁座、２４・・・出口室、２４ａ・・・周肉壁
、２５・・・圧油出入口、２７・・・弁装置、２８・・
・ノックアウト操作用作動器、３０・・・弁体、３１・
・・閉弁ばね、３３・・・端壁、３５・・・案内孔、３
６・・・弁軸、３８・・・絞り隙間、４０・・・背圧シ
リンダ、４１・・・背圧シリンダ室、４２・・・背圧ピ
ストン、４３・・・ピストン本体、４４・・・ピストン
本体ド、４６・・・シリンダ本体、４７・・・ノックア
ウト用ピストン、４７ａ・・・筒孔、４８・・・流体圧
作動室、５２・・・エア抜き用ピストン、５４・・・出
力部、ｄｏ・・・弁座径、ｄｌ・・・背圧ピストン径、
ｌ・・・ノックアウトストローク。 特　許　出　願　人　　株式会社コスメソク−１−５／
′ 第１０図 第１１図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）、大径の空圧シリンダ２のピストン８に小径の油
    圧シリンダ３のプランジャ１７を連接して空油圧ブース
    タ４を構成し、油圧シリンダ３のプランジャ室３ａに弁
    室２２・弁座２３及び出口室２４を順に介して圧油出入
    口２５を接続し、弁室２２に弁装置２７を設け、この弁
    装置２７は、プレス機械のクッションシリンダのクッシ
    ョン作動圧により大面積で開弁させられて圧油出入口２
    ５からプランジャ室３ａへのクッション用圧油の高速度
    での流入を許すとともに、ノックアウト操作用作動器２
    ８での小面積の開弁操作によりプランジャ室３ａから圧
    油出入口２５へのノックアウト用圧油の流出を許すよう
    に構成したプレス機械のスライド用クッション・ノック
    アウト兼用装置の空油圧ブースタ式駆動装置において、 前記弁装置２７は、単一の弁体３０を閉弁ばね３１のば
    ね力と弁室２２の内圧力との合力で弁座２３に向う閉弁
    側へ押圧するとともに、背圧シリンダ４０の内圧力で弁
    座２３から遠ざかる開弁側へ押圧するように構成し、弁
    室２２の弁座２３とは反対側の端壁３３に案内孔３５を
    形成し、案内孔３５に弁体３０の弁軸３６を摺動自在に
    案内嵌合させ、案内孔３５と弁体３０との間に上記の閉
    弁ばね３１を架設し、 背圧シリンダ４０は出口室２４からみて弁室２２とは反
    対側に配置し、背圧シリンダ４０の背圧ピストン４２を
    弁体３０に接続し、背圧シリンダ４０の背圧シリンダ室
    ４１を弁室２２に連通させ、背圧ピストン４２の背圧ピ
    ストン径ｄ＿１を弁座２３の弁座径ｄ＿０よりも小径に
    形成し、 ノックアウト操作用作動器２８の出力部５４を背圧ピス
    トン４２に開弁側へ押圧駆動可能に対向させて構成した
    ことを特徴とするプレス機械のスライド用クッション・
    ノックアウト兼用装置の空油圧ブースタ式駆動装置
  2. （２）、前記背圧シリンダ４０の背圧ピストン４２は、
    背圧シリンダ室４１に油密摺動自在に挿入したピストン
    本体４３と、このピストン本体４３に摺動自在に内嵌し
    たピストンロッド４４とからなり、ピストンロッド４４
    を弁体３０に連接して、背圧シリンダ４０の内圧力によ
    りピストン本体４３がピストンロッド４４を介して弁体
    ３０を開弁側へ押圧する一方、プレス機械のクッション
    シリンダのクッション作動圧により、ピストン本体４３
    を背圧シリンダ室４１に置き残してピストンロッド４４
    だけを弁体３０の開弁移動に同行させるように構成した
    特許請求の範囲第１項記載のプレス機械のスライド用ク
    ッション・ノックアウト兼用装置の空油圧ブースタ式駆
    動装置
  3. （３）、前記出口室２４の周肉壁２４ａと弁体３０との
    間に絞り隙間３８を形成し、ノックアウト操作用作動器
    ２８により弁体３０を開弁操作したときに、プランジャ
    室３ａ内の圧油が上記絞り隙間３８を通って圧油出入口
    ２５へ流出するように構成した特許請求の範囲第１項又
    は第２項記載のプレス機械のスライド用クッション・ノ
    ックアウト兼用装置の空油圧ブースタ式駆動装置
  4. （４）、前記ノックアウト操作用作動器２８は流体圧作
    動シリンダからなり、シリンダ本体４６に筒状のノック
    アウト用ピストン４７をノックアウトストロークｌの範
    囲内で進退移動可能に挿入し、ノックアウト用ピストン
    ４７の筒孔４７ａにエア抜用ピストン５２を進退移動可
    能に内嵌し、エア抜用ピストン５２に出力部５４を連接
    し、流体圧作動室４８の内圧をノックアウト用設定圧に
    切換えることにより、両ピストン４７・５２がノックア
    ウトストロークｌだけ進出して出力部５４が弁体３０を
    小面積で開弁させる一方、流体圧作動室４８の内圧をエ
    ア抜設定圧に切換えて高めることにより、両ピストン４
    ７・５２が進出した後ノックアウト用ピストン４７から
    エア抜用ピストン５２が進出して、出力部５４が弁体３
    ０を大面積で開弁させるように構成した特許請求の範囲
    第１項、第２項、又は第３項記載のプレス機械のスライ
    ド用クッション・ノックアウト兼用装置の空油圧ブース
    タ式駆動装置
JP61314775A 1986-12-26 1986-12-26 プレス機械のスライド用クツシヨン・ノツクアウト兼用装置の空油圧ブ−スタ式駆動装置 Granted JPS63165032A (ja)

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