JPH05177178A - 管内清掃用具 - Google Patents
管内清掃用具Info
- Publication number
- JPH05177178A JPH05177178A JP3346310A JP34631091A JPH05177178A JP H05177178 A JPH05177178 A JP H05177178A JP 3346310 A JP3346310 A JP 3346310A JP 34631091 A JP34631091 A JP 34631091A JP H05177178 A JPH05177178 A JP H05177178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- wall
- cleaning tool
- peripheral surface
- cleaning device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B9/00—Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto
- B08B9/02—Cleaning pipes or tubes or systems of pipes or tubes
- B08B9/027—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages
- B08B9/04—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes
- B08B9/053—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes moved along the pipes by a fluid, e.g. by fluid pressure or by suction
- B08B9/055—Cleaning the internal surfaces; Removal of blockages using cleaning devices introduced into and moved along the pipes moved along the pipes by a fluid, e.g. by fluid pressure or by suction the cleaning devices conforming to, or being conformable to, substantially the same cross-section of the pipes, e.g. pigs or moles
- B08B9/0553—Cylindrically shaped pigs
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 管内径に限定されずに大径の管であっても管
内壁を容易に清掃することを可能にすると共に、マンホ
ールから管内への挿入が容易で持ち運びに便利な管内清
掃用具を提供することを目的とする。 【構成】 パイプの管内壁に摺接しながら移動し、管内
壁に付着しているゴミ等を除去するゴムまたは可とう性
プラスチックから構成される管内清掃用具であって、一
端が封止された中空筒状の円胴部２の外周面に、前記管
内壁に摺接する膨張収縮可能なリング状のチューブ部材
３を一体的に取付けてなることを特徴とする。
内壁を容易に清掃することを可能にすると共に、マンホ
ールから管内への挿入が容易で持ち運びに便利な管内清
掃用具を提供することを目的とする。 【構成】 パイプの管内壁に摺接しながら移動し、管内
壁に付着しているゴミ等を除去するゴムまたは可とう性
プラスチックから構成される管内清掃用具であって、一
端が封止された中空筒状の円胴部２の外周面に、前記管
内壁に摺接する膨張収縮可能なリング状のチューブ部材
３を一体的に取付けてなることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、水道管等の管内壁を
清掃する管内清掃用具に係わり、更に詳しくは、管径の
大きな水道管等であっても清掃を容易に行うことが出来
る管内清掃用具に関するものである。
清掃する管内清掃用具に係わり、更に詳しくは、管径の
大きな水道管等であっても清掃を容易に行うことが出来
る管内清掃用具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、水道管等の管内壁を清掃する管内
清掃用具としては、例えば、図８に示すように、主とし
てプラスチックの発泡体から構成された弾丸状の清掃用
具１０が知られている。この清掃用具１０は、管内に挿
入されて後端面１１から押圧され、その外周面１２が管
内壁を擦りながら清掃するので、管内壁に清掃用具１０
の外周面１２が十分に接触するように、その外周面１２
の径は管内径よりも５〜１０mm程大きくなるように構成
されている。
清掃用具としては、例えば、図８に示すように、主とし
てプラスチックの発泡体から構成された弾丸状の清掃用
具１０が知られている。この清掃用具１０は、管内に挿
入されて後端面１１から押圧され、その外周面１２が管
内壁を擦りながら清掃するので、管内壁に清掃用具１０
の外周面１２が十分に接触するように、その外周面１２
の径は管内径よりも５〜１０mm程大きくなるように構成
されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上述
した構成よりなる管内清掃用具にあっては、その適用さ
れる内管の径が最大でも略１ｍ迄であり、それ以上の管
内径を有するパイプの清掃には使用することが出来ない
と言う問題があった。また、水道管のマンホールの大き
さが最大でも略６０cmであるので、それ以上大きな管内
径を有する水道管を清掃しようとすると、管内に清掃用
具を挿入するために配管を切断しなければならず、清掃
作業が極めて煩雑であると言う問題があった。
した構成よりなる管内清掃用具にあっては、その適用さ
れる内管の径が最大でも略１ｍ迄であり、それ以上の管
内径を有するパイプの清掃には使用することが出来ない
と言う問題があった。また、水道管のマンホールの大き
さが最大でも略６０cmであるので、それ以上大きな管内
径を有する水道管を清掃しようとすると、管内に清掃用
具を挿入するために配管を切断しなければならず、清掃
作業が極めて煩雑であると言う問題があった。
【０００４】また、内管の径が１ｍもある大きな水道管
等に適用される清掃用具にあっては、持ち運びが煩わし
いと言う問題があった。この発明はかかる従来の課題に
着目して案出されたもので、管内径に限定されずに大径
の管であっても管内壁を容易に清掃することを可能にす
ると共に、マンホールから管内への挿入が容易で持ち運
びに便利な管内清掃用具を提供することを目的とするも
のである。
等に適用される清掃用具にあっては、持ち運びが煩わし
いと言う問題があった。この発明はかかる従来の課題に
着目して案出されたもので、管内径に限定されずに大径
の管であっても管内壁を容易に清掃することを可能にす
ると共に、マンホールから管内への挿入が容易で持ち運
びに便利な管内清掃用具を提供することを目的とするも
のである。
【０００５】
【発明を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、パイプの管内壁に摺接しながら移動し、管
内壁に付着しているゴミ等を除去するゴムまたは可とう
性プラスチックから構成される管内清掃用具であって、
一端が封止された中空筒状の円胴部の外周面に、前記管
内壁に摺接する膨張収縮可能なリング状のチューブ部材
を一体的に取付けてなることを要旨とするものである。
成するため、パイプの管内壁に摺接しながら移動し、管
内壁に付着しているゴミ等を除去するゴムまたは可とう
性プラスチックから構成される管内清掃用具であって、
一端が封止された中空筒状の円胴部の外周面に、前記管
内壁に摺接する膨張収縮可能なリング状のチューブ部材
を一体的に取付けてなることを要旨とするものである。
【０００６】また、パイプの管内壁に摺接しながら移動
し、管内壁に付着しているゴミ等を除去するゴムまたは
可とう性プラスチックから構成される管内清掃用具であ
って、一端が封止された中空筒状の円胴部の外周面また
は内周面に、膨張収縮可能なリング状のチューブ部材を
一体的に取付けると共に、該円胴部の外周面に、前記管
内壁に摺接可能な清掃部を具備してなることを要旨とす
るものである。
し、管内壁に付着しているゴミ等を除去するゴムまたは
可とう性プラスチックから構成される管内清掃用具であ
って、一端が封止された中空筒状の円胴部の外周面また
は内周面に、膨張収縮可能なリング状のチューブ部材を
一体的に取付けると共に、該円胴部の外周面に、前記管
内壁に摺接可能な清掃部を具備してなることを要旨とす
るものである。
【０００７】
【作用】この発明は上記のように構成され、ゴムまたは
可とう性プラスチックからなる管内清掃用具であって、
一端が封止された中空筒状の円胴部の外周面に、管内壁
に摺接する膨張収縮可能なリング状のチューブ部材を一
体的に取付けてあるため、折り畳んだ状態で大きさに制
限があるマンホールから水道管等の管内に容易に挿入す
ることが出来、またチューブ部材を加圧して膨張させて
管内壁に圧着させ、一方から加えられる水等の流体圧で
清掃用具本体を移動させるのに伴って、チューブ部材が
管内壁と摺接しながら管内を移動することにより、管内
壁に付着したゴミ等を有効に除去することが出来る。
可とう性プラスチックからなる管内清掃用具であって、
一端が封止された中空筒状の円胴部の外周面に、管内壁
に摺接する膨張収縮可能なリング状のチューブ部材を一
体的に取付けてあるため、折り畳んだ状態で大きさに制
限があるマンホールから水道管等の管内に容易に挿入す
ることが出来、またチューブ部材を加圧して膨張させて
管内壁に圧着させ、一方から加えられる水等の流体圧で
清掃用具本体を移動させるのに伴って、チューブ部材が
管内壁と摺接しながら管内を移動することにより、管内
壁に付着したゴミ等を有効に除去することが出来る。
【０００８】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例
を説明する。図１は、この発明の管内清掃用具の第１実
施例を示す斜視図であり、図２は断面図を示している。
管内清掃用具の清掃用具本体１は、一端が封止された中
空筒状の円胴部２と、管内壁に摺接する膨張収縮可能な
リング状のチューブ部材３とから構成され、その円胴部
２の外周面に、チューブ部材３が一体的に取付けられて
いる。
を説明する。図１は、この発明の管内清掃用具の第１実
施例を示す斜視図であり、図２は断面図を示している。
管内清掃用具の清掃用具本体１は、一端が封止された中
空筒状の円胴部２と、管内壁に摺接する膨張収縮可能な
リング状のチューブ部材３とから構成され、その円胴部
２の外周面に、チューブ部材３が一体的に取付けられて
いる。
【０００９】前記円胴部２は、ゴムまたは可とう性プラ
スチックからなる止水壁層２ａと、この止水壁層２ａの
内面に配置されたナイロン等の補強繊維を織布状に構成
した補強層２ｂとから一体的に構成されている。この止
水壁層２ａは、水等の流体の通過を遮断可能（止水性
等）で、かつ水道配管等の管径よりも小さいマンホール
４（図５）から容易に出し入れ出来るように肉厚の薄い
ものがよく、前記補強層２ｂの厚みを加えた円胴部２の
肉厚は、２〜１０mm程度とすることが好ましい。
スチックからなる止水壁層２ａと、この止水壁層２ａの
内面に配置されたナイロン等の補強繊維を織布状に構成
した補強層２ｂとから一体的に構成されている。この止
水壁層２ａは、水等の流体の通過を遮断可能（止水性
等）で、かつ水道配管等の管径よりも小さいマンホール
４（図５）から容易に出し入れ出来るように肉厚の薄い
ものがよく、前記補強層２ｂの厚みを加えた円胴部２の
肉厚は、２〜１０mm程度とすることが好ましい。
【００１０】前記補強層２ｂは、清掃時に止水壁層２ａ
に圧力が加わった際に、止水壁層２ａが膨張して伸びる
のを防止するために設けられたものである。従って、止
水壁層２ａが清掃時に加圧されても、止水壁層２ａが膨
張して伸びないように構成されている場合には、補強層
２ｂは設けなくてもよい。前記チューブ部材３は、図３
に示すように、中空状の膨張収縮可能なチューブ層３ａ
の内面に、このチューブ層３ａを補強するための補強層
３ｂが配置されている。また、チューブ部材３の前記円
胴部２と接する部分には、このチューブ部材３内に空気
等の加圧された加圧流体を供給するための供給口３ｃが
設けられ、その先端が円胴部２の内側まで達するように
延び、その供給口３ｃの先端には、この供給口３ｃを封
止可能なバルブ３ｄが装着されている。
に圧力が加わった際に、止水壁層２ａが膨張して伸びる
のを防止するために設けられたものである。従って、止
水壁層２ａが清掃時に加圧されても、止水壁層２ａが膨
張して伸びないように構成されている場合には、補強層
２ｂは設けなくてもよい。前記チューブ部材３は、図３
に示すように、中空状の膨張収縮可能なチューブ層３ａ
の内面に、このチューブ層３ａを補強するための補強層
３ｂが配置されている。また、チューブ部材３の前記円
胴部２と接する部分には、このチューブ部材３内に空気
等の加圧された加圧流体を供給するための供給口３ｃが
設けられ、その先端が円胴部２の内側まで達するように
延び、その供給口３ｃの先端には、この供給口３ｃを封
止可能なバルブ３ｄが装着されている。
【００１１】前記チューブ層３ａは、前記止水壁層２ａ
同様に、水等の流体の通過を遮断可能（止水性等）で、
かつ耐摩耗性を有するゴムまたは可とう性プラスチック
から構成されているのが好ましい。前記補強層は、ナイ
ロン等の補強繊維を撚り合わせたコードｃを編組した中
空状の補強コード層３ｂ1 と、同様のコードｃを周方向
にのみ配置した環状の周方向コード層３ｂ2 とから構成
され、この周方向コード層３ｂ2 は、チューブ部材３の
内径の規定、即ち円胴部２の外径を規定するために、補
強コード層３ｂ1 の内側に全周にわたり設けられてい
る。
同様に、水等の流体の通過を遮断可能（止水性等）で、
かつ耐摩耗性を有するゴムまたは可とう性プラスチック
から構成されているのが好ましい。前記補強層は、ナイ
ロン等の補強繊維を撚り合わせたコードｃを編組した中
空状の補強コード層３ｂ1 と、同様のコードｃを周方向
にのみ配置した環状の周方向コード層３ｂ2 とから構成
され、この周方向コード層３ｂ2 は、チューブ部材３の
内径の規定、即ち円胴部２の外径を規定するために、補
強コード層３ｂ1 の内側に全周にわたり設けられてい
る。
【００１２】前記補強コード層３ｂ1 は、チューブ部材
３が管内壁に接触して付着したゴミ等を確実に除去出来
るのを助ける働きをするために設けられたものであり、
管内壁との圧着効果を高めるために、図４に示すよう
に、そのコードｃの周方向（ＭーＭ方向）に対する編組
み角度θは、略５５°以下がよく、好ましくは、２０〜
５０°がよい。
３が管内壁に接触して付着したゴミ等を確実に除去出来
るのを助ける働きをするために設けられたものであり、
管内壁との圧着効果を高めるために、図４に示すよう
に、そのコードｃの周方向（ＭーＭ方向）に対する編組
み角度θは、略５５°以下がよく、好ましくは、２０〜
５０°がよい。
【００１３】チューブ部材３を加圧すると、チューブ層
３ａと共に補強層３ｂも膨張するが、この時補強コード
層３ｂ1 のコードｃは、静止角度Ｅ、即ち周方向と径方
向の力がバランスよく安定した角度で、略５５°になろ
うとする。このためには、編組み角度θが略５５°以下
であることが必要である。２０〜５０°の範囲とするこ
とで、補強層３の膨張時における補強コード層３ｂ1 の
コードｃの編組み角度θが、前記静止角度に近づくので
ある。
３ａと共に補強層３ｂも膨張するが、この時補強コード
層３ｂ1 のコードｃは、静止角度Ｅ、即ち周方向と径方
向の力がバランスよく安定した角度で、略５５°になろ
うとする。このためには、編組み角度θが略５５°以下
であることが必要である。２０〜５０°の範囲とするこ
とで、補強層３の膨張時における補強コード層３ｂ1 の
コードｃの編組み角度θが、前記静止角度に近づくので
ある。
【００１４】前記円胴部２の外周面に設けられるチュー
ブ部材３の数は、１本でもよいが、２本以上とした方か
清掃効果が高く、折り畳み易さを考慮すると、２〜４本
が好ましい。当然のことながら、管内壁の清掃効果は多
少劣るが、前記チューブ部材３を水等の流体の通過を遮
断可能で、かつ耐摩耗性を有するゴムまたは可とう性プ
ラスチックのみから構成することも可能である。
ブ部材３の数は、１本でもよいが、２本以上とした方か
清掃効果が高く、折り畳み易さを考慮すると、２〜４本
が好ましい。当然のことながら、管内壁の清掃効果は多
少劣るが、前記チューブ部材３を水等の流体の通過を遮
断可能で、かつ耐摩耗性を有するゴムまたは可とう性プ
ラスチックのみから構成することも可能である。
【００１５】次に、上述した構成よりなる管内清掃用具
を用いた際の管内壁の清掃方法及び作用について、水道
管を例に取って説明する。図５は、水道管５に清掃用具
本体１を挿入した説明図であり、先ず、水道管５に設け
られているマンホール４から、折り畳まれた清掃用具本
体１を水道管５内に挿入する。この時、水道管５内は水
が抜かれた状態である。従って、マンホール４の径が略
６０cmに制限されている水道管５であっても、その水道
管５を切断することなく、水道管５内に清掃用具本体１
を容易に挿入することが出来る。
を用いた際の管内壁の清掃方法及び作用について、水道
管を例に取って説明する。図５は、水道管５に清掃用具
本体１を挿入した説明図であり、先ず、水道管５に設け
られているマンホール４から、折り畳まれた清掃用具本
体１を水道管５内に挿入する。この時、水道管５内は水
が抜かれた状態である。従って、マンホール４の径が略
６０cmに制限されている水道管５であっても、その水道
管５を切断することなく、水道管５内に清掃用具本体１
を容易に挿入することが出来る。
【００１６】次いで清掃用具本体１を拡げ、バルブ３ｄ
にホースを接続して、加圧された空気を外部からチュー
ブ部材３内に供給し、清掃用具本体１を図１に示す状態
にする。この時、チューブ部材３の外周面は、水道管５
の内壁５ａの全周にわたって接触した状態となる。係る
状態で、バルブ３ｄを閉じて装着されたホースを除去し
た後、マンホール４の蓋を閉じて図５の矢印方向から水
を供給する。すると、その水圧で清掃用具本体１の止水
壁層２ａが押圧され、清掃用具本体１が移動すると共に
チューブ部材３が水道管５の内壁５ａを擦りながら清掃
するのである。
にホースを接続して、加圧された空気を外部からチュー
ブ部材３内に供給し、清掃用具本体１を図１に示す状態
にする。この時、チューブ部材３の外周面は、水道管５
の内壁５ａの全周にわたって接触した状態となる。係る
状態で、バルブ３ｄを閉じて装着されたホースを除去し
た後、マンホール４の蓋を閉じて図５の矢印方向から水
を供給する。すると、その水圧で清掃用具本体１の止水
壁層２ａが押圧され、清掃用具本体１が移動すると共に
チューブ部材３が水道管５の内壁５ａを擦りながら清掃
するのである。
【００１７】従って、補強層３ｂの補強コード層３ｂ1
の圧着効果により、膨張したチューブ部材３の外周面が
内壁５ａに十分に圧着されて、水道管５内を移動しなが
ら内壁５ａに付着しているゴミ等を確実に除去すること
が出来るのである。また、現在実際に使用されている管
内径が２ｍ程まである水道管５であっても、十分に適用
することが出来るのである。
の圧着効果により、膨張したチューブ部材３の外周面が
内壁５ａに十分に圧着されて、水道管５内を移動しなが
ら内壁５ａに付着しているゴミ等を確実に除去すること
が出来るのである。また、現在実際に使用されている管
内径が２ｍ程まである水道管５であっても、十分に適用
することが出来るのである。
【００１８】図６は、この発明の第２実施例を示し、前
記第１実施例の清掃用具本体１の外周面に、水等の流体
の通過を遮断可能で、かつ耐摩耗性を有するゴムまたは
可とう性プラスチックからなる、管内壁に摺接可能な環
状突起状の清掃部６を一体的に設けたものである。従っ
て、第１実施例と同一構成要素は、同一符号を付して説
明は省略する。
記第１実施例の清掃用具本体１の外周面に、水等の流体
の通過を遮断可能で、かつ耐摩耗性を有するゴムまたは
可とう性プラスチックからなる、管内壁に摺接可能な環
状突起状の清掃部６を一体的に設けたものである。従っ
て、第１実施例と同一構成要素は、同一符号を付して説
明は省略する。
【００１９】第１実施例においては、チューブ部材３に
より内壁５ａを清掃していたが、この第２実施例では、
チューブ部材３は清掃時の清掃用具本体１の形状を形作
るために用いられる。清掃部６は、清掃用具本体１の外
周に１箇所以上設ければよく、必要に応じて複数設けら
れる。図７は、この発明の第３実施例を示し、前記第２
実施例の清掃用具本体１の外周面に設けたチューブ部材
３を内周面に設けると共に、清掃部６を鋸刃状にして清
掃用具本体１の外周面に、その周方向に沿って環状に設
けたものである。従って、第２実施例と同一構成要素
は、同一符号を付して説明は省略する。
より内壁５ａを清掃していたが、この第２実施例では、
チューブ部材３は清掃時の清掃用具本体１の形状を形作
るために用いられる。清掃部６は、清掃用具本体１の外
周に１箇所以上設ければよく、必要に応じて複数設けら
れる。図７は、この発明の第３実施例を示し、前記第２
実施例の清掃用具本体１の外周面に設けたチューブ部材
３を内周面に設けると共に、清掃部６を鋸刃状にして清
掃用具本体１の外周面に、その周方向に沿って環状に設
けたものである。従って、第２実施例と同一構成要素
は、同一符号を付して説明は省略する。
【００２０】清掃部６は鋸刃状の耐摩耗性を有するゴム
または可とう性プラスチックから構成されているが、そ
の形状は波状であってもよく、管内壁と摺接可能であれ
ば、特にその形状は問うものではない。以上のように、
上述した構成からなるこの発明の管内清掃用具は、大き
さに制限があるマンホール４から容易に水道管５等の管
内に挿入することが出来、またチューブ部材３を加圧し
て膨張させて管内壁に圧着させ、一方から加えられる水
等の流体圧で清掃用具１を移動させると共に、該チュー
ブ部材３を管内壁に摺接させながら移動させていくこと
により、管内壁に付着したゴミ等を有効に除去すること
が出来る。
または可とう性プラスチックから構成されているが、そ
の形状は波状であってもよく、管内壁と摺接可能であれ
ば、特にその形状は問うものではない。以上のように、
上述した構成からなるこの発明の管内清掃用具は、大き
さに制限があるマンホール４から容易に水道管５等の管
内に挿入することが出来、またチューブ部材３を加圧し
て膨張させて管内壁に圧着させ、一方から加えられる水
等の流体圧で清掃用具１を移動させると共に、該チュー
ブ部材３を管内壁に摺接させながら移動させていくこと
により、管内壁に付着したゴミ等を有効に除去すること
が出来る。
【００２１】
【発明の効果】この発明は上記のように、パイプの管内
壁に摺接しながら移動し、管内壁に付着しているゴミ等
を除去するゴムまたは可とう性プラスチックから構成さ
れる管内清掃用具であって、一端が封止された中空筒状
の円胴部の外周面に、前記管内壁に摺接する膨張収縮可
能なリング状のチューブ部材を一体的に取付けてなるた
め、折り畳みが可能で持ち運びが便利であり、また大き
さに制限があるマンホールから水道管等の管内に容易に
挿入することが出来ると共に、加圧膨張して管内壁に圧
着されたチューブ部材が管内壁を摺接しながら移動する
ため、管内壁に付着したゴミ等を有効に除去することが
出来る効果がある。
壁に摺接しながら移動し、管内壁に付着しているゴミ等
を除去するゴムまたは可とう性プラスチックから構成さ
れる管内清掃用具であって、一端が封止された中空筒状
の円胴部の外周面に、前記管内壁に摺接する膨張収縮可
能なリング状のチューブ部材を一体的に取付けてなるた
め、折り畳みが可能で持ち運びが便利であり、また大き
さに制限があるマンホールから水道管等の管内に容易に
挿入することが出来ると共に、加圧膨張して管内壁に圧
着されたチューブ部材が管内壁を摺接しながら移動する
ため、管内壁に付着したゴミ等を有効に除去することが
出来る効果がある。
【００２２】また、管内径に限定されずに大径の管であ
っても管内壁を容易に清掃することことが出来る効果が
ある。
っても管内壁を容易に清掃することことが出来る効果が
ある。
【図１】この発明の管内清掃用具の第１実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図２】図１の断面図である。
【図３】チューブ部材の拡大断面図である。
【図４】チューブ部材の補強層を構成する補強コード層
のコード編組み角度を説明する説明図である。
のコード編組み角度を説明する説明図である。
【図５】水道管に管内清掃用具を挿入した時の説明図で
ある。
ある。
【図６】この発明の第２実施例の断面図である。
【図７】この発明の第３実施例の断面図である。
【図８】従来例の管内清掃用具の斜視図である。
１ 清掃用具本体 ２ 円胴部 ２ｂ 補強層 ３ チューブ部材 ３ｂ 補強層 ６ 清掃部
Claims (2)
- 【請求項１】 パイプの管内壁に摺接しながら移動し、
管内壁に付着しているゴミ等を除去するゴムまたは可と
う性プラスチックから構成される管内清掃用具であっ
て、一端が封止された中空筒状の円胴部の外周面に、前
記管内壁に摺接する膨張収縮可能なリング状のチューブ
部材を一体的に取付けてなることを特徴とする管内清掃
用具。 - 【請求項２】 パイプの管内壁に摺接しながら移動し、
管内壁に付着しているゴミ等を除去するゴムまたは可と
う性プラスチックから構成される管内清掃用具であっ
て、一端が封止された中空筒状の円胴部の外周面または
内周面に、膨張収縮可能なリング状のチューブ部材を一
体的に取付けると共に、該円胴部の外周面に、前記管内
壁に摺接可能な清掃部を具備してなることを特徴とする
管内清掃用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3346310A JPH05177178A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 管内清掃用具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3346310A JPH05177178A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 管内清掃用具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05177178A true JPH05177178A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=18382539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3346310A Pending JPH05177178A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 管内清掃用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05177178A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1102018A1 (en) * | 1999-11-16 | 2001-05-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Piping cleaning method of air conditioner, compounds used therein, and piping cleaning apparatus |
| JP2011016110A (ja) * | 2009-07-10 | 2011-01-27 | Kurodite Kogyo Kk | 配管洗浄用袋体及び配管洗浄方法 |
| JP2011255459A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Bridgestone Corp | つかみ装置 |
| CN104075073A (zh) * | 2014-06-11 | 2014-10-01 | 朱伟 | 管内壁处理装置及其处理方法 |
| KR102154238B1 (ko) * | 2020-01-03 | 2020-09-09 | 브니엘 네이처 주식회사 | 가변형 피그볼 및 그 위치 추적 시스템 |
| CN117244123A (zh) * | 2023-11-14 | 2023-12-19 | 北京安吉贝玛健康科技有限公司 | 一种呼吸道清理装置 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP3346310A patent/JPH05177178A/ja active Pending
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| CN117244123A (zh) * | 2023-11-14 | 2023-12-19 | 北京安吉贝玛健康科技有限公司 | 一种呼吸道清理装置 |
| CN117244123B (zh) * | 2023-11-14 | 2024-02-06 | 北京安吉贝玛健康科技有限公司 | 一种呼吸道清理装置 |
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