JPH05176968A - 圧力噴霧ノズルを具備するスチームサウナ - Google Patents
圧力噴霧ノズルを具備するスチームサウナInfo
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- JPH05176968A JPH05176968A JP3346792A JP34679291A JPH05176968A JP H05176968 A JPH05176968 A JP H05176968A JP 3346792 A JP3346792 A JP 3346792A JP 34679291 A JP34679291 A JP 34679291A JP H05176968 A JPH05176968 A JP H05176968A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 均一粒径のムラのない温水ミストや冷水ミス
トを、浴室等を含めたサウナ室に流量調整自在に供給可
能なスチームサウナである。 【構成】 スチームサウナＡを、給水配管Ｓを通して給
水される水を加圧する加圧ポンプＰと、ポンプＰによっ
て加圧された水をミストに変換する圧力噴霧ノズルＮ
と、同ミストを空気と混合して湿り空気を作成する混合
ファンＦと、同湿り空気が噴出されるサウナ室ＳＲとを
具備するものとしている。従って、加圧ポンプＰと圧力
噴霧ノズルＮの協働によってミストを容易に発生すると
ができるとともに、混合ファンＦによって、発生ミスト
を、サウナ室ＳＲからの空気と強力に混合するので、均
一かつ細かい粒径のミストを含有する湿り空気をつくり
だすことができ、使用者は快適なスチームサウナ浴を楽
しむことができる。
トを、浴室等を含めたサウナ室に流量調整自在に供給可
能なスチームサウナである。 【構成】 スチームサウナＡを、給水配管Ｓを通して給
水される水を加圧する加圧ポンプＰと、ポンプＰによっ
て加圧された水をミストに変換する圧力噴霧ノズルＮ
と、同ミストを空気と混合して湿り空気を作成する混合
ファンＦと、同湿り空気が噴出されるサウナ室ＳＲとを
具備するものとしている。従って、加圧ポンプＰと圧力
噴霧ノズルＮの協働によってミストを容易に発生すると
ができるとともに、混合ファンＦによって、発生ミスト
を、サウナ室ＳＲからの空気と強力に混合するので、均
一かつ細かい粒径のミストを含有する湿り空気をつくり
だすことができ、使用者は快適なスチームサウナ浴を楽
しむことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、均一粒径のムラのない
温水ミストや冷水ミストを、浴室等を含めたサウナ室に
流量調整自在に供給可能なスチームサウナに関する。
温水ミストや冷水ミストを、浴室等を含めたサウナ室に
流量調整自在に供給可能なスチームサウナに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、スチームサウナにおけるスチーム
の発生方法として種々の方法が知られており、その一つ
として、図５に示すように、給湯機50で加熱した温水を
加圧ポンプ51で加圧した後、浴室等のサウナ室52内に設
けた噴霧ノズル53に給送し、同噴霧ノズル53よりミスト
状に温水を噴霧する方法がある。
の発生方法として種々の方法が知られており、その一つ
として、図５に示すように、給湯機50で加熱した温水を
加圧ポンプ51で加圧した後、浴室等のサウナ室52内に設
けた噴霧ノズル53に給送し、同噴霧ノズル53よりミスト
状に温水を噴霧する方法がある。
【０００３】かかるスチーム発生方法は、給水配管54に
加圧ポンプ51を取付けるだけで構成できるので、設備費
を比較的安価なものとすることができる。
加圧ポンプ51を取付けるだけで構成できるので、設備費
を比較的安価なものとすることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかるスチー
ム発生方法は、未だ、以下の解決すべき課題を有してい
た。
ム発生方法は、未だ、以下の解決すべき課題を有してい
た。
【０００５】即ち、給湯機59で加熱した温水を加圧ポン
プ51で加圧して噴霧ノズル53よりサウナ室52内にミスト
を噴霧するだけであるため、ミストの粒子ないし粒径が
不均一ないしムラがあり、そのため、使用者に不快感を
与えるおそれがある。
プ51で加圧して噴霧ノズル53よりサウナ室52内にミスト
を噴霧するだけであるため、ミストの粒子ないし粒径が
不均一ないしムラがあり、そのため、使用者に不快感を
与えるおそれがある。
【０００６】また、上記したミスト発生装置は何らミス
ト発生量の調整手段を有していないため、ミスト量を調
整することができず、その面でも、使用者の使用感を満
足させることができなかった。
ト発生量の調整手段を有していないため、ミスト量を調
整することができず、その面でも、使用者の使用感を満
足させることができなかった。
【０００７】本発明は、上記した課題を解決することが
できる新規な圧力噴霧ノズルを具備するスチームサウナ
を提供することを目的とする。
できる新規な圧力噴霧ノズルを具備するスチームサウナ
を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、給水配管を通
して給水される水を加圧する加圧ポンプと、同加圧ポン
プによって加圧された水をミストに変換する圧力噴霧ノ
ズルと、同ミストを空気と混合して湿り空気を作成する
混合ファンと、同湿り空気が噴出されるサウナ室とを具
備することを特徴とする圧力噴霧ノズルを具備するスチ
ームサウナに係るものである。
して給水される水を加圧する加圧ポンプと、同加圧ポン
プによって加圧された水をミストに変換する圧力噴霧ノ
ズルと、同ミストを空気と混合して湿り空気を作成する
混合ファンと、同湿り空気が噴出されるサウナ室とを具
備することを特徴とする圧力噴霧ノズルを具備するスチ
ームサウナに係るものである。
【０００９】本発明は、また、上記スチームサウナの構
成において、圧力噴霧ノズルから噴霧すべき水の一部を
分流する分流管と、同分流管に設け水の分流量を調整可
能な流量調整弁とを具備し、圧力噴霧ノズルから噴霧さ
れるミストの噴霧量を調整可能としたことにも特徴を有
する。
成において、圧力噴霧ノズルから噴霧すべき水の一部を
分流する分流管と、同分流管に設け水の分流量を調整可
能な流量調整弁とを具備し、圧力噴霧ノズルから噴霧さ
れるミストの噴霧量を調整可能としたことにも特徴を有
する。
【００１０】本発明は、また、上記スチームサウナの構
成において、分流管の終端を、給水配管であって加圧ポ
ンプの上流側をなす個所に連通連結して循環流路を形成
したことにも特徴を有する。
成において、分流管の終端を、給水配管であって加圧ポ
ンプの上流側をなす個所に連通連結して循環流路を形成
したことにも特徴を有する。
【００１１】本発明は、また、上記スチームサウナの構
成において、分流管であって流量調整弁と加圧ポンプと
の間をなす個所に、熱交換器を介設したことにも特徴を
有する。
成において、分流管であって流量調整弁と加圧ポンプと
の間をなす個所に、熱交換器を介設したことにも特徴を
有する。
【００１２】本発明は、また、上記スチームサウナの構
成において、分流管であって流量調整弁の下流側をなす
個所に貯水部を設け、水量スイッチの作動によって、貯
水部に水源から補給水を供給可能な構成としたことにも
特徴を有する。
成において、分流管であって流量調整弁の下流側をなす
個所に貯水部を設け、水量スイッチの作動によって、貯
水部に水源から補給水を供給可能な構成としたことにも
特徴を有する。
【００１３】本発明は、また、上記スチームサウナの構
成において、サウナ室の側壁の外側にミスト発生室を並
設し、同ミスト発生室をサウナ室と湿り空気送気口とサ
ウナ室空気排出口とで連通し、同ミスト発生室に圧力噴
霧ノズルと混合ファンとを設けたことにも特徴を有す
る。
成において、サウナ室の側壁の外側にミスト発生室を並
設し、同ミスト発生室をサウナ室と湿り空気送気口とサ
ウナ室空気排出口とで連通し、同ミスト発生室に圧力噴
霧ノズルと混合ファンとを設けたことにも特徴を有す
る。
【００１４】また、サウナ室に供給されるミストは、温
水ミスト、冷水ミスト、又は常温ミストのいずれとする
こともできる。
水ミスト、冷水ミスト、又は常温ミストのいずれとする
こともできる。
【００１５】
【作用】本発明では、給水配管を通して給水される水を
加圧ポンプで加圧し、同加圧水を圧力噴霧ノズルを通し
てミストに変換した後、同ミストを混合ファンによって
空気と混合して均一かつ細かい粒径のミストを含有する
湿り空気をつくり、同ミスト状の湿り空気を浴室等にサ
ウナ室に供給することができる。従って、使用者は快適
なスチームサウナ浴を楽しむことができる。
加圧ポンプで加圧し、同加圧水を圧力噴霧ノズルを通し
てミストに変換した後、同ミストを混合ファンによって
空気と混合して均一かつ細かい粒径のミストを含有する
湿り空気をつくり、同ミスト状の湿り空気を浴室等にサ
ウナ室に供給することができる。従って、使用者は快適
なスチームサウナ浴を楽しむことができる。
【００１６】また、本発明では、分流管に設けた流量調
整弁を制御して、圧力噴霧ノズルから分流管に流れる分
流量を調整することができ、これによって、圧力噴霧ノ
ズルから噴霧されるミスト量も容易にかつ正確に調整す
ることができる。従って、サウナ室に供給されるミスト
と空気の混合体である湿り空気中のミスト量も、使用者
に合わせて、自在に調整できることになる。
整弁を制御して、圧力噴霧ノズルから分流管に流れる分
流量を調整することができ、これによって、圧力噴霧ノ
ズルから噴霧されるミスト量も容易にかつ正確に調整す
ることができる。従って、サウナ室に供給されるミスト
と空気の混合体である湿り空気中のミスト量も、使用者
に合わせて、自在に調整できることになる。
【００１７】また、混合ファンの回転数制御によって、
空気の循環量も自在に調節できる。
空気の循環量も自在に調節できる。
【００１８】
【実施例】以下、本発明を添付図に示す実施例に基づい
て、詳説する。
て、詳説する。
【００１９】図１に本発明に係るスチームサウナＡを概
念的に示す。
念的に示す。
【００２０】図示するように、本実施例において、サウ
ナ室SRは、内部に浴槽BTを設置した浴室として示されて
おり、同サウナ室SRの側壁10の外側には、ミスト発生室
Ｍが並設されている。
ナ室SRは、内部に浴槽BTを設置した浴室として示されて
おり、同サウナ室SRの側壁10の外側には、ミスト発生室
Ｍが並設されている。
【００２１】かかるミスト発生室Ｍは、サウナ室SRの側
壁10の上方と下方にそれぞれ設けた湿り空気送気口Ｇと
サウナ室空気排出口Ｄとによって、サウナ室SRと連通し
ている。
壁10の上方と下方にそれぞれ設けた湿り空気送気口Ｇと
サウナ室空気排出口Ｄとによって、サウナ室SRと連通し
ている。
【００２２】また、ミスト発生室Ｍは、上記したサウナ
室SRの側壁10と対向する側壁11の中途に後述する圧力噴
霧ノズルＮを取付けるとともに、その天井壁12に後述す
る混合ファン(F) と取付けている。
室SRの側壁10と対向する側壁11の中途に後述する圧力噴
霧ノズルＮを取付けるとともに、その天井壁12に後述す
る混合ファン(F) と取付けている。
【００２３】さらに、ミスト発生室Ｍは、その底部に貯
水部Ｔを形成しており、同貯水部Ｔ内にはフロートスイ
ッチ等の水量スイッチWSが配設されている。
水部Ｔを形成しており、同貯水部Ｔ内にはフロートスイ
ッチ等の水量スイッチWSが配設されている。
【００２４】次に、圧力噴霧ノズルＮ周りの構成につい
て説明すると、下流側端を圧力噴霧ノズルＮ内の噴出流
路13 (図２参照) に連通連結した給水配管Ｓは、その中
途に加圧ポンプＰを取付けており、同加圧ポンプＰの作
動によって、水を加圧状態で、圧力噴霧ノズルＮに給送
することができる。
て説明すると、下流側端を圧力噴霧ノズルＮ内の噴出流
路13 (図２参照) に連通連結した給水配管Ｓは、その中
途に加圧ポンプＰを取付けており、同加圧ポンプＰの作
動によって、水を加圧状態で、圧力噴霧ノズルＮに給送
することができる。
【００２５】一方、圧力噴霧ノズルＮの戻り通路14 (図
２参照) には、分流管Ｒの上流端が連通連結されてお
り、同分流管Ｒの下流端は、貯水部Ｔの上方に位置して
いる。
２参照) には、分流管Ｒの上流端が連通連結されてお
り、同分流管Ｒの下流端は、貯水部Ｔの上方に位置して
いる。
【００２６】図２に示すように、圧力噴霧ノズルリター
ンノズルＮは、その内部に噴出流路13と戻り流路14とを
形成しており、給水配管Ｓを通して圧力噴霧ノズルＮに
供給されてきた湯水の一部が、霧化、即ち、ミスト化さ
れて、先端ノズル開口部15から噴出されるとともに、湯
水の残部が、図１に示すように、分流管Ｒを通して貯水
部Ｔに落下することになる。
ンノズルＮは、その内部に噴出流路13と戻り流路14とを
形成しており、給水配管Ｓを通して圧力噴霧ノズルＮに
供給されてきた湯水の一部が、霧化、即ち、ミスト化さ
れて、先端ノズル開口部15から噴出されるとともに、湯
水の残部が、図１に示すように、分流管Ｒを通して貯水
部Ｔに落下することになる。
【００２７】貯水部Ｔはその下部に流出口16を設けてお
り、同流出口16から導出した還流管17の先端は給湯機か
らなる熱交換器Ｈの水流入口18に接続されており、一
方、熱交換器Ｈの水流出口19は給水配管Ｓの上流側に連
通連結されている。
り、同流出口16から導出した還流管17の先端は給湯機か
らなる熱交換器Ｈの水流入口18に接続されており、一
方、熱交換器Ｈの水流出口19は給水配管Ｓの上流側に連
通連結されている。
【００２８】即ち、給水配管Ｓ→圧力噴霧ノズルＮ→分
流管Ｒ→貯水タンクＴ→還流管17→熱交換器Ｈ→給水配
管Ｓからなる循環流路Ｃを形成している。
流管Ｒ→貯水タンクＴ→還流管17→熱交換器Ｈ→給水配
管Ｓからなる循環流路Ｃを形成している。
【００２９】また、分流管Ｒの中途には、流量調整弁FC
が取付けられており、この流量調整弁FCを制御すること
により、圧力噴霧ノズルＮから分流管Ｒに分流される分
流量をを調節して、圧力噴霧ノズルＮからのミスト量を
増減・変化させることができる。
が取付けられており、この流量調整弁FCを制御すること
により、圧力噴霧ノズルＮから分流管Ｒに分流される分
流量をを調節して、圧力噴霧ノズルＮからのミスト量を
増減・変化させることができる。
【００３０】次に、図３に流量調整弁FCの構成を示す。
【００３１】即ち、図３において、流量調整弁FCの弁ケ
ーシング本体20は、２分割体20a,20b から構成され、か
つ、長尺筒状体を形成する弁ケーシング20は、その一側
分割体20a の上部に、同上部を水平に貫通する連絡流路
23a を設けている。
ーシング本体20は、２分割体20a,20b から構成され、か
つ、長尺筒状体を形成する弁ケーシング20は、その一側
分割体20a の上部に、同上部を水平に貫通する連絡流路
23a を設けている。
【００３２】そして、この連絡流路23a の一側開口23b
は、図１に示すように、分流管Ｒの下流側に連絡してお
り、その他側開口23c はプラグPLによって閉塞されてい
る。
は、図１に示すように、分流管Ｒの下流側に連絡してお
り、その他側開口23c はプラグPLによって閉塞されてい
る。
【００３３】一方、弁ケーシング20の上面には、図３に
示すように、ニップル23d が取付けられており、同ニッ
プル23d 内に設けた戻り流路23e は、連絡流路23a の中
途に、後述する弁座24を介して、連絡され、Ｌ字形状の
屈曲流路からなる流量調整流路23を形成している。
示すように、ニップル23d が取付けられており、同ニッ
プル23d 内に設けた戻り流路23e は、連絡流路23a の中
途に、後述する弁座24を介して、連絡され、Ｌ字形状の
屈曲流路からなる流量調整流路23を形成している。
【００３４】そして、かかる流量調整流路23の一側開口
22は、分流管Ｒの上流側、即ち、圧力噴霧ノズルＮ側に
連通連結している。
22は、分流管Ｒの上流側、即ち、圧力噴霧ノズルＮ側に
連通連結している。
【００３５】また、上記流量調整流路23の中途には弁座
24が設けられており、同弁座24の一側には、球状弁体25
が、同弁座24と接離自在に配設されている。
24が設けられており、同弁座24の一側には、球状弁体25
が、同弁座24と接離自在に配設されている。
【００３６】また、流量調整弁FCは、図３に示すよう
に、球状弁体25の弁座24と対向する側、即ち、弁ケーシ
ング20の下部には弁体駆動機構Ｋを具備しており、かか
る弁体進退機構Ｋは、以下の構成を有する。
に、球状弁体25の弁座24と対向する側、即ち、弁ケーシ
ング20の下部には弁体駆動機構Ｋを具備しており、かか
る弁体進退機構Ｋは、以下の構成を有する。
【００３７】球状弁体25は、上記した弁ケーシング20の
軸線上を進退する弁体進退杆27の先端に設けた円形凹溝
28内に嵌入されている。
軸線上を進退する弁体進退杆27の先端に設けた円形凹溝
28内に嵌入されている。
【００３８】一方、弁体進退杆27の基端部は、弁ケーシ
ング20の他側分割体20b 内に配設され、かつ、筒状ボビ
ン29にコイル30を巻回することによって構成したソレノ
イド31の中央に設けたガイドスリーブ26内に形成した長
孔32内に、進退自在に配設されている。
ング20の他側分割体20b 内に配設され、かつ、筒状ボビ
ン29にコイル30を巻回することによって構成したソレノ
イド31の中央に設けたガイドスリーブ26内に形成した長
孔32内に、進退自在に配設されている。
【００３９】そして、同ソレノイド31に電流を印加する
ことによって、弁体進退杆27を軸線に沿って進退させ、
弁体進退杆27の先端に嵌入した球状弁体25を、弁座24に
向けて接離することができ、戻り管Ｒを流れる戻り量を
調整することができる。
ことによって、弁体進退杆27を軸線に沿って進退させ、
弁体進退杆27の先端に嵌入した球状弁体25を、弁座24に
向けて接離することができ、戻り管Ｒを流れる戻り量を
調整することができる。
【００４０】さらに、図３及び図４に示すように、弁体
進退杆27は、その両側に、十分な幅と深さとを有する空
気流出用縦溝33を設けている。
進退杆27は、その両側に、十分な幅と深さとを有する空
気流出用縦溝33を設けている。
【００４１】そして、かかる空気流出縦溝33によって、
後述するように、弁体進退機構Ｋ内への空気の滞留を効
果的に防止することができる。
後述するように、弁体進退機構Ｋ内への空気の滞留を効
果的に防止することができる。
【００４２】また、図３に示すように、流量調整弁FC
は、弁体進退杆27の進退力の調整を行うための進退力調
整機構40を具備している。
は、弁体進退杆27の進退力の調整を行うための進退力調
整機構40を具備している。
【００４３】かかる進退力調整機構40は、弁ケーシング
20の後部端面に設けた筒状ナット34を設け、同ナット34
に螺杆35を螺着し、同螺杆35の先端をガイドスリーブ26
内に進退自在に挿入し、かつ、筒状ナット34の内部にお
いて、螺杆35の上端に形成したスプリング受け板36と弁
体進退杆27の下端に形成したスプリング受けプラグ37と
の間にスプリング38を介設し、さらに筒状ナット34の後
端34a を弁ケーシング20の他側分割体20b の底板にかし
めることによって固定連結している。
20の後部端面に設けた筒状ナット34を設け、同ナット34
に螺杆35を螺着し、同螺杆35の先端をガイドスリーブ26
内に進退自在に挿入し、かつ、筒状ナット34の内部にお
いて、螺杆35の上端に形成したスプリング受け板36と弁
体進退杆27の下端に形成したスプリング受けプラグ37と
の間にスプリング38を介設し、さらに筒状ナット34の後
端34a を弁ケーシング20の他側分割体20b の底板にかし
めることによって固定連結している。
【００４４】かかる構成によって、螺杆35を所望の手段
によって回転することによって弁ケーシング20の軸線方
向に進退し、同進退によって、弁体進退杆27の進退力、
即ち、弁座24から球状弁体25を離隔する力を調整するこ
とができる。
によって回転することによって弁ケーシング20の軸線方
向に進退し、同進退によって、弁体進退杆27の進退力、
即ち、弁座24から球状弁体25を離隔する力を調整するこ
とができる。
【００４５】さらに、図１に示すように、貯水タンクＴ
の上方には補給水配管41の吐出口42が位置しており、同
補給水配管41の上流端は、流量調整兼開閉弁43を介し
て、水道本管等の水源Ｑに接続されている。
の上方には補給水配管41の吐出口42が位置しており、同
補給水配管41の上流端は、流量調整兼開閉弁43を介し
て、水道本管等の水源Ｑに接続されている。
【００４６】(作動)次に、上記構成を有するスチームサ
ウナＡの作動について、図１を参照して説明する。
ウナＡの作動について、図１を参照して説明する。
【００４７】まず、適量の循環水をミスト発生室Ｍの下
部に設けた貯水部Ｔ内に貯溜する。
部に設けた貯水部Ｔ内に貯溜する。
【００４８】熱交換器Ｈと加圧ポンプＰの駆動によっ
て、貯水部Ｔ内の水が貯水部Ｔから熱交換器Ｈに給送さ
れた後、設定温度に加熱される。加熱水は加圧ポンプＰ
によって加圧された状態で圧力噴霧ノズルＮに給送さ
れ、ミストとして同圧力噴霧ノズルＮからミスト発生室
Ｍ内に噴出される。
て、貯水部Ｔ内の水が貯水部Ｔから熱交換器Ｈに給送さ
れた後、設定温度に加熱される。加熱水は加圧ポンプＰ
によって加圧された状態で圧力噴霧ノズルＮに給送さ
れ、ミストとして同圧力噴霧ノズルＮからミスト発生室
Ｍ内に噴出される。
【００４９】一方、この時点で駆動されている混合ファ
ンＦによって、ミストは、サウナ室SRからサウナ室空気
排出口Ｄからミスト発生室Ｍに流入しかつ上昇してきた
空気と混合され、その後、湿り空気送気口Ｇよりサウナ
室SR内に送出され、サウナ室SRを蒸気が充満した状態に
する。
ンＦによって、ミストは、サウナ室SRからサウナ室空気
排出口Ｄからミスト発生室Ｍに流入しかつ上昇してきた
空気と混合され、その後、湿り空気送気口Ｇよりサウナ
室SR内に送出され、サウナ室SRを蒸気が充満した状態に
する。
【００５０】上記スチーム発生動作において、本実施例
では、上述したように、混合ファンＦによって、ミスト
を、サウナ室SRからサウナ室空気排出口Ｄからミスト発
生室Ｍに流入しかつ上昇してきた空気と強力に混合する
ので、均一かつ細かい粒径のミストを含有する湿り空気
をつくりだすことができる。従って、使用者は快適なス
チームサウナ浴を楽しむことができる。
では、上述したように、混合ファンＦによって、ミスト
を、サウナ室SRからサウナ室空気排出口Ｄからミスト発
生室Ｍに流入しかつ上昇してきた空気と強力に混合する
ので、均一かつ細かい粒径のミストを含有する湿り空気
をつくりだすことができる。従って、使用者は快適なス
チームサウナ浴を楽しむことができる。
【００５１】また、本発明では、分流管Ｒに設けた流量
調整弁FCを制御して、圧力噴霧ノズルＮから分流管Ｒに
流れる分流量を調整することができる。
調整弁FCを制御して、圧力噴霧ノズルＮから分流管Ｒに
流れる分流量を調整することができる。
【００５２】即ち、いま、図１において、加圧ポンプＰ
より圧力噴霧ノズルＮへ供給される水供給量をＱT 、圧
力噴霧ノズルＮからのミストの噴霧量をＱN 、そして、
分流管Ｒを通る分流水量をＱR とすると、ミストの噴霧
量をＱN は、ＱN ＝ ＱT −ＱR となる。
より圧力噴霧ノズルＮへ供給される水供給量をＱT 、圧
力噴霧ノズルＮからのミストの噴霧量をＱN 、そして、
分流管Ｒを通る分流水量をＱR とすると、ミストの噴霧
量をＱN は、ＱN ＝ ＱT −ＱR となる。
【００５３】従って、図示しない操作部上の流量調整摘
みを操作して制御信号を制御装置に送り、同制御装置に
より流量調整弁駆動回路を通して所望の電流を流量調整
弁FCのソノノイド31に印加して、弁体進退管27及びそれ
に支持される球状弁体25を一体的に進退させることによ
って、流量調整を行い、分流管Ｒを通る分流水量ＱR を
精密に変化させることができる。
みを操作して制御信号を制御装置に送り、同制御装置に
より流量調整弁駆動回路を通して所望の電流を流量調整
弁FCのソノノイド31に印加して、弁体進退管27及びそれ
に支持される球状弁体25を一体的に進退させることによ
って、流量調整を行い、分流管Ｒを通る分流水量ＱR を
精密に変化させることができる。
【００５４】かかる流量調整によって、圧力噴霧ノズル
Ｎから噴出されるミストの噴霧量ＱN も、ＱN ＝ＱT −
ＱR によって自動的に変化することができる。
Ｎから噴出されるミストの噴霧量ＱN も、ＱN ＝ＱT −
ＱR によって自動的に変化することができる。
【００５５】このように、本実施例では、圧力噴霧ノズ
ルＮから噴霧されるミスト量も容易にかつ正確に調整す
ることができる。従って、サウナ室SRに供給されるミス
トと空気の混合体である湿り空気中のミスト量も、使用
者に合わせて、自在に調整できることになる。
ルＮから噴霧されるミスト量も容易にかつ正確に調整す
ることができる。従って、サウナ室SRに供給されるミス
トと空気の混合体である湿り空気中のミスト量も、使用
者に合わせて、自在に調整できることになる。
【００５６】なお、循環流路Ｃを循環される循環水の量
は、ミストとしてサウナ室SR内に空気とともに送給され
るので、漸次低減することになり、低減分を補給する必
要がある。
は、ミストとしてサウナ室SR内に空気とともに送給され
るので、漸次低減することになり、低減分を補給する必
要がある。
【００５７】そこで、本実施例では、貯水部Ｔに設けた
水量スイッチWSの作動によって循環水量の低下を容易か
つ正確に検出して、同検出値に基づいて流量調節兼開閉
弁43を作動して、所望量の補給水を貯水部Ｔに補給水配
管41を通して補給することができる。
水量スイッチWSの作動によって循環水量の低下を容易か
つ正確に検出して、同検出値に基づいて流量調節兼開閉
弁43を作動して、所望量の補給水を貯水部Ｔに補給水配
管41を通して補給することができる。
【００５８】また、サウナ室SRには、温水ミストを含有
する湿り空気のみならず、冷水ミストや常温ミストを含
有する湿り空気も供給できる。即ち、冷水ミストの場合
は、熱交換器Ｈに変えて冷却器を用いればよく、常温ミ
ストの場合は、熱交換器Ｈの作動を停止すればよい。
する湿り空気のみならず、冷水ミストや常温ミストを含
有する湿り空気も供給できる。即ち、冷水ミストの場合
は、熱交換器Ｈに変えて冷却器を用いればよく、常温ミ
ストの場合は、熱交換器Ｈの作動を停止すればよい。
【００５９】また、図５に本発明の他の実施例を示して
おり、本実施例は、流量調整弁FCを戻り管Ｒの中途に設
けるとともに、その上流側を排水管に接続したことを特
徴とする。
おり、本実施例は、流量調整弁FCを戻り管Ｒの中途に設
けるとともに、その上流側を排水管に接続したことを特
徴とする。
【００６０】かかる構成によっても、上記した実施例と
同様に、流量調整弁FCによる流量調整によって、加圧ポ
ンプＰの吐出圧を何ら変えることなくリターンノズルＮ
からのシャワー水の噴霧量ＱN を正確に調整することが
でき、シャワー水の噴霧量ＱN 如何にかかわらず、常
時、きれいな円錐状に噴出でき、使用者の使用感を向上
することができる。
同様に、流量調整弁FCによる流量調整によって、加圧ポ
ンプＰの吐出圧を何ら変えることなくリターンノズルＮ
からのシャワー水の噴霧量ＱN を正確に調整することが
でき、シャワー水の噴霧量ＱN 如何にかかわらず、常
時、きれいな円錐状に噴出でき、使用者の使用感を向上
することができる。
【００６１】
【効果】上記した構成により、本発明は、以下の効果を
奏する。
奏する。
【００６２】本発明では、スチームサウナを、給水配
管を通して給水される水を加圧する加圧ポンプと、同加
圧ポンプによって加圧された水をミストに変換する圧力
噴霧ノズルと、同ミストを空気と混合して湿り空気を作
成する混合ファンと、同湿り空気が噴出されるサウナ室
とを具備するものとしている。
管を通して給水される水を加圧する加圧ポンプと、同加
圧ポンプによって加圧された水をミストに変換する圧力
噴霧ノズルと、同ミストを空気と混合して湿り空気を作
成する混合ファンと、同湿り空気が噴出されるサウナ室
とを具備するものとしている。
【００６３】従って、加圧ポンプと圧力噴霧ノズルの協
働によってミストを容易に発生するとができるととも
に、混合ファンによって、発生ミストを、サウナ室から
の空気と強力に混合するので、均一かつ細かい粒径のミ
ストを含有する湿り空気をつくりだすことができ、使用
者は快適なスチームサウナ浴を楽しむことができる。
働によってミストを容易に発生するとができるととも
に、混合ファンによって、発生ミストを、サウナ室から
の空気と強力に混合するので、均一かつ細かい粒径のミ
ストを含有する湿り空気をつくりだすことができ、使用
者は快適なスチームサウナ浴を楽しむことができる。
【００６４】本発明では、また、上記スチームサウナ
の構成において、圧力噴霧ノズルから噴霧すべき水の一
部を分流する分流管と、同分流管に設け水の分流量を調
整可能な流量調整弁とを具備し、圧力噴霧ノズルから噴
霧されるミストの噴霧量を調整可能としたことにも特徴
を有する。
の構成において、圧力噴霧ノズルから噴霧すべき水の一
部を分流する分流管と、同分流管に設け水の分流量を調
整可能な流量調整弁とを具備し、圧力噴霧ノズルから噴
霧されるミストの噴霧量を調整可能としたことにも特徴
を有する。
【００６５】従って、圧力噴霧ノズルから噴霧されるミ
スト量を容易にかつ正確に調整することができ、ひいて
は、サウナ室に供給されるミストと空気の混合体である
湿り空気中のミスト量も、使用者に合わせて、自在に調
整できる。
スト量を容易にかつ正確に調整することができ、ひいて
は、サウナ室に供給されるミストと空気の混合体である
湿り空気中のミスト量も、使用者に合わせて、自在に調
整できる。
【００６６】また、温水ミストのみならず、冷水ミス
トや常温ミストを含んだ湿り空気もサウナ室内に供給で
き、浴室等のサウナ室の温度や絶対湿度を自由にコント
ロールすることができる。
トや常温ミストを含んだ湿り空気もサウナ室内に供給で
き、浴室等のサウナ室の温度や絶対湿度を自由にコント
ロールすることができる。
【図１】本発明に係る圧力噴霧ノズルを具備するスチー
ムサウナの概念的構成説明図である。
ムサウナの概念的構成説明図である。
【図２】圧力噴霧ノズルの断面側面図である。
【図３】流量調整弁の断面正面図である。
【図４】図３のI−I線による断面図である。
【図５】従来のスチームサウナの概念的構成説明図であ
る。
る。
Ａ スチームサウナ Ｃ 循環流路 Ｆ 混合ファン FC 流量調整弁 Ｈ 熱交換器 Ｎ 圧力噴霧ノズル Ｓ 給水配管 SR サウナ室 Ｐ 加圧ポンプ Ｒ 分流管
Claims (9)
- 【請求項１】 給水配管(S) を通して給水される水を加
圧する加圧ポンプ(P) と、同加圧ポンプ(P) によって加
圧された水をミストに変換する圧力噴霧ノズル(N) と、
同ミストを空気と混合して湿り空気を作成する混合ファ
ン(F) と、同湿り空気が噴出されるサウナ室(SR)とを具
備することを特徴とする圧力噴霧ノズルを具備するスチ
ームサウナ。 - 【請求項２】 圧力噴霧ノズル(N) から噴霧すべき水の
一部を分流する分流管(R) と、同分流管(R) に設け水の
分流量を調整可能な流量調整弁(FC)とを具備し、圧力噴
霧ノズル(N) から噴霧されるミストの噴霧量を調整可能
としたことを特徴とする請求項１記載の圧力噴霧ノズル
を具備するスチームサウナ。 - 【請求項３】 分流管(R) の終端を、給水配管(S) であ
って加圧ポンプ(P)の上流側をなす個所に連通連結して
循環流路(C) を形成したことを特徴とする請求項２記載
の圧力噴霧ノズルを具備するスチームサウナ。 - 【請求項４】 分流管(R) であって流量調整弁(FC)と加
圧ポンプ(P) との間をなす個所に、熱交換器(H) を介設
したことを特徴とする請求項３記載の圧力噴霧ノズルを
具備するスチームサウナ。 - 【請求項５】 分流管(R) であって流量調整弁(FC)の下
流側をなす個所に貯水部(T) を設け、水量スイッチ(WS)
の作動によって、貯水部(T) に水源(Q) から補給水を供
給可能な構成としたことを特徴とする請求項３記載の圧
力噴霧ノズルを具備するスチームサウナ。 - 【請求項６】 サウナ室(SR)の側壁(10)の外側にミスト
発生室(M) を並設し、同ミスト発生室(M) をサウナ室
(S) と湿り空気送気口(G) とサウナ室空気排出口(D) と
で連通し、同ミスト発生室(M) に圧力噴霧ノズル（N)と
混合ファン(F)とを設けたことを特徴とする請求項１記
載の圧力噴霧ノズルを具備するスチームサウナ。 - 【請求項７】 サウナ室(SR)に供給されるミストは温水
ミストであることを特徴とする請求項１記載の圧力噴霧
ノズルを具備するスチームサウナ。 - 【請求項８】 サウナ室(SR)に供給されるミストは冷水
ミストであることを特徴とする請求項１記載の圧力噴霧
ノズルを具備するスチームサウナ。 - 【請求項９】 サウナ室(SR)に供給されるミストは常温
水ミストであることを特徴とする請求項１記載の圧力噴
霧ノズルを具備するスチームサウナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3346792A JPH05176968A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 圧力噴霧ノズルを具備するスチームサウナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3346792A JPH05176968A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 圧力噴霧ノズルを具備するスチームサウナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05176968A true JPH05176968A (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=18385849
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3346792A Pending JPH05176968A (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 圧力噴霧ノズルを具備するスチームサウナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05176968A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006204419A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Hitachi Housetec Co Ltd | ミストサウナ機能付き給湯装置 |
| JP2007029183A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 血行促進装置 |
| JP2007151845A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Noritz Corp | ミスト装置及びミスト機能付き浴室乾燥機 |
| JP2012122671A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Sanki Eng Co Ltd | 水噴霧加湿装置 |
| JPWO2015046474A1 (ja) * | 2013-09-27 | 2017-03-09 | 株式会社ＬＯＤ＆Ｂｅ | 温泉ミスト吸引施設 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP3346792A patent/JPH05176968A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006204419A (ja) * | 2005-01-26 | 2006-08-10 | Hitachi Housetec Co Ltd | ミストサウナ機能付き給湯装置 |
| JP4593298B2 (ja) * | 2005-01-26 | 2010-12-08 | 株式会社ハウステック | ミストサウナ機能付き給湯装置 |
| JP2007029183A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Matsushita Electric Works Ltd | 血行促進装置 |
| JP4529830B2 (ja) * | 2005-07-22 | 2010-08-25 | パナソニック電工株式会社 | 足浴器 |
| JP2007151845A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Noritz Corp | ミスト装置及びミスト機能付き浴室乾燥機 |
| JP2012122671A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Sanki Eng Co Ltd | 水噴霧加湿装置 |
| JPWO2015046474A1 (ja) * | 2013-09-27 | 2017-03-09 | 株式会社ＬＯＤ＆Ｂｅ | 温泉ミスト吸引施設 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |